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Yamareco

記録ID: 1027363
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
オセアニア

Great Walk : Routeburn Track / New Zealand(ルートバーン・トラック)

2016年12月15日(木) 〜 2016年12月17日(土)
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
14:07
距離
34.6km
登り
2,034m
下り
1,969m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

3日目
山行
4:41
休憩
0:15
合計
4:56
14:55
14:55
17
15:12
15:13
66
16:19
16:19
15
16:34
16:34
32
17:06
17:06
1
17:07
ゴール地点
天候 1日目:雨のち雪
2日目:曇り時々晴れ
3日目:曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス
◆トラックネット Tracknet
・テアナウ周辺のグレートウォーク登山口およびテアナウ・クィーンズタウン間のシャトルバスのオンライン予約が可能。
http://tracknet.net/timetables-prices/

拠点となるテアナウの街までは、KeplerTrackの計画書を参照のこと。
http://www.yamareco.com/modules/yr_plan/detail-249681.html
コース状況/
危険箇所等
最新情報はDOCにて事前のチケット入手時に確認する。
行程中は各小屋のレンジャーの指示に従う。

※山行開始日の2日前にチケットを受け取ろうとDOCビジターセンターに行ったところ、天気が雪予報で状況が悪いから明日改めて来るようにと、チケットを受け取れませんでした。翌日、再訪したところ予報は変わらずでしたが問題なく受け取れました。
先月、ケプラートラックでは降雪でトラック閉鎖もあったみたいなので最新情報はDOCで確認してから出発するのが良いようです。
その他周辺情報 ※下記のヤマノートも参考になるかと思います。
ニュージーランド南島クイーンズタウン、テ・アナウを拠点とした時の食糧、アウトドア用品の調達事情
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1848
ニュージーランドの宿泊施設について(街中・グレートウォークの場合)
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1852
ニュージーランドでの携帯電話の利用について
http://www.yamareco.com/modules/yamanote/detail.php?nid=1856
登山口へのシャトルバス。荷台が後ろに着くタイプが多い。tracknet経由で予約したけど運行はInfo&Track。
2016年12月15日 08:32撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/15 8:32
登山口へのシャトルバス。荷台が後ろに着くタイプが多い。tracknet経由で予約したけど運行はInfo&Track。
RouteburnShelter。整備されている。トイレも綺麗。
2016年12月15日 09:45撮影 by  iPhone SE, Apple
12/15 9:45
RouteburnShelter。整備されている。トイレも綺麗。
小雨模様の中、出発。
2016年12月15日 09:56撮影 by  iPhone SE, Apple
12/15 9:56
小雨模様の中、出発。
雨脚は強くなり雷鳴も響く。橋を使えるとはいえ渡渉はちょっと心配。
2016年12月15日 11:14撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/15 11:14
雨脚は強くなり雷鳴も響く。橋を使えるとはいえ渡渉はちょっと心配。
初日は樹林帯の道。
2016年12月15日 12:01撮影 by  iPhone SE, Apple
12/15 12:01
初日は樹林帯の道。
RouteburnFallsHutに到着。この日一番乗りのようだ。
2016年12月15日 12:35撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/15 12:35
RouteburnFallsHutに到着。この日一番乗りのようだ。
掲示された天気予報。この小屋で標高1000mくらい。ここが森林限界で、明日は森林限界を超えた峠越えとなる。。天気予報は大事。
2016年12月15日 12:36撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/15 12:36
掲示された天気予報。この小屋で標高1000mくらい。ここが森林限界で、明日は森林限界を超えた峠越えとなる。。天気予報は大事。
自分が使う寝床に名前と予約番号を記入する台帳。今回は選び放題。
2016年12月15日 12:38撮影 by  iPhone SE, Apple
12/15 12:38
自分が使う寝床に名前と予約番号を記入する台帳。今回は選び放題。
今回の小屋はかなり綺麗。
2016年12月15日 12:48撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/15 12:48
今回の小屋はかなり綺麗。
台所。夏場はコンロが設置され自由に使える(着火装置がないコンロもあるのでライターの持参要)。水はフィルターは無いので気になる場合は煮沸が必要だけど、ここは直飲みした。
2016年12月15日 13:01撮影 by  iPhone SE, Apple
12/15 13:01
台所。夏場はコンロが設置され自由に使える(着火装置がないコンロもあるのでライターの持参要)。水はフィルターは無いので気になる場合は煮沸が必要だけど、ここは直飲みした。
レンジャー(小屋番)による連絡会とビジターセンターで発券してもらったチケット回収が7時30分からあるらしい。
2016年12月15日 14:07撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
12/15 14:07
レンジャー(小屋番)による連絡会とビジターセンターで発券してもらったチケット回収が7時30分からあるらしい。
ハットトーク。雨&雪の一日だったので、暖炉前は服やら靴がたくさん吊るされた。
2016年12月15日 19:38撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/15 19:38
ハットトーク。雨&雪の一日だったので、暖炉前は服やら靴がたくさん吊るされた。
雪が止んだので小屋を抜け出す。白く染まっていた。
2016年12月15日 20:54撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/15 20:54
雪が止んだので小屋を抜け出す。白く染まっていた。
小屋裏にあるルートバーンフォールズ。
2016年12月15日 20:57撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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12/15 20:57
小屋裏にあるルートバーンフォールズ。
各国の言葉でお祝いの言葉が垂れ幕で飾られていた。
2016年12月16日 08:04撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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12/16 8:04
各国の言葉でお祝いの言葉が垂れ幕で飾られていた。
二日目。朝8時30分にレンジャーが掲示板を更新。前日予想よりは好転し、峠越えも問題ないとのこと。出発!
2016年12月16日 08:48撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/16 8:48
二日目。朝8時30分にレンジャーが掲示板を更新。前日予想よりは好転し、峠越えも問題ないとのこと。出発!
目指すHarrisSaddleはこの先。雪山だ。ちょっとだけ青空が見えるのが嬉しい。
2016年12月16日 08:57撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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12/16 8:57
目指すHarrisSaddleはこの先。雪山だ。ちょっとだけ青空が見えるのが嬉しい。
歩き出して30分で、周囲を雪山に囲まれる。再び曇り空へ。。
2016年12月16日 09:21撮影 by  RICOH THETA S , RICOH
12/16 9:21
歩き出して30分で、周囲を雪山に囲まれる。再び曇り空へ。。
小屋からは300mほど上昇が続くので、次第に雪の量は増えていく。。
2016年12月16日 09:21撮影 by  iPhone SE, Apple
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12/16 9:21
小屋からは300mほど上昇が続くので、次第に雪の量は増えていく。。
1日でよく積ったと思う。夏山に来たと思ったのに。。。
2016年12月16日 09:33撮影 by  iPhone SE, Apple
12/16 9:33
1日でよく積ったと思う。夏山に来たと思ったのに。。。
凍結がないので歩きやすい。キュッキュと新雪を踏む音がする。
2016年12月16日 09:42撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/16 9:42
凍結がないので歩きやすい。キュッキュと新雪を踏む音がする。
今日歩いて来たルート。奥が前日登って来たルートバーンの谷間。
2016年12月16日 09:42撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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12/16 9:42
今日歩いて来たルート。奥が前日登って来たルートバーンの谷間。
予約制で40人ほどしか泊まれない山小屋(2軒)で挟まれた区間なので、ちょっと歩くと他のハイカーの人影は消える。
2016年12月16日 09:58撮影 by  RICOH THETA S , RICOH
12/16 9:58
予約制で40人ほどしか泊まれない山小屋(2軒)で挟まれた区間なので、ちょっと歩くと他のハイカーの人影は消える。
氷柱って、1日でこれくらい成長するものなのだろうか。
2016年12月16日 10:12撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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12/16 10:12
氷柱って、1日でこれくらい成長するものなのだろうか。
ちょっと青空が見えると嬉しい。
2016年12月16日 10:13撮影 by  RICOH THETA S , RICOH
12/16 10:13
ちょっと青空が見えると嬉しい。
池の側を通過する。夏、強い日差しの中を歩いたら気持ち良さそうな場所だ。
2016年12月16日 10:14撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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12/16 10:14
池の側を通過する。夏、強い日差しの中を歩いたら気持ち良さそうな場所だ。
台地になっているところでは特に雪が多く、吹き溜まりでは膝下くらいまで積っていた。
2016年12月16日 10:26撮影 by  RICOH THETA S , RICOH
12/16 10:26
台地になっているところでは特に雪が多く、吹き溜まりでは膝下くらいまで積っていた。
HarrisSaddle。インディペンデント・ウォーク用とガイドウォーク用に別々に用意されている。裏手にはトイレもある。
2016年12月16日 10:36撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/16 10:36
HarrisSaddle。インディペンデント・ウォーク用とガイドウォーク用に別々に用意されている。裏手にはトイレもある。
インディペンデント・ウォークの内部。何も無い。
2016年12月16日 10:40撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/16 10:40
インディペンデント・ウォークの内部。何も無い。
峠越えの後もトラバースしながら樹林帯を超えた道が続く。
2016年12月16日 11:11撮影 by  iPhone SE, Apple
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12/16 11:11
峠越えの後もトラバースしながら樹林帯を超えた道が続く。
展望は良く無い。
2016年12月16日 12:43撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/16 12:43
展望は良く無い。
LakeMackenzieHutのある谷間。
2016年12月16日 12:47撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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12/16 12:47
LakeMackenzieHutのある谷間。
マッケンジー湖が下に見える。ここを一気に下る。
2016年12月16日 12:52撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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12/16 12:52
マッケンジー湖が下に見える。ここを一気に下る。
再び樹林帯の中へ。展望が効かないなら、こっちの方がいいな。
2016年12月16日 13:29撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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12/16 13:29
再び樹林帯の中へ。展望が効かないなら、こっちの方がいいな。
樹林帯に入ってから程なく、LakeMackenzieHutに到着する。
2016年12月16日 13:35撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/16 13:35
樹林帯に入ってから程なく、LakeMackenzieHutに到着する。
1階がキッチンで、2階がベットルームとなっている。この他に独立したベットルーム専用棟がある。
2016年12月16日 13:49撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/16 13:49
1階がキッチンで、2階がベットルームとなっている。この他に独立したベットルーム専用棟がある。
ちょっと天気が良くなって来たので、あたりを散策する。
2016年12月16日 15:38撮影 by  iPhone SE, Apple
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12/16 15:38
ちょっと天気が良くなって来たので、あたりを散策する。
マッケンジー湖の脇にあるサイドウォークを歩く。
2016年12月16日 15:47撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/16 15:47
マッケンジー湖の脇にあるサイドウォークを歩く。
この旅で一番の眺め。
正面がEmilyPass(1607m)、右側はEmily Peak(1815m)。この向こう側は、初日に通過したルートがある。
2016年12月16日 16:19撮影 by  iPhone SE, Apple
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12/16 16:19
この旅で一番の眺め。
正面がEmilyPass(1607m)、右側はEmily Peak(1815m)。この向こう側は、初日に通過したルートがある。
最終日。樹林帯をひたすら歩く
2016年12月17日 08:47撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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12/17 8:47
最終日。樹林帯をひたすら歩く
EarlandFalls(174m)
2016年12月17日 09:34撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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12/17 9:34
EarlandFalls(174m)
激しい水しぶきがかかる。
2016年12月17日 09:35撮影 by  RICOH THETA S , RICOH
12/17 9:35
激しい水しぶきがかかる。
LakeHowdenHutを通過する。ここからは再び登り返し。
2016年12月17日 10:40撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/17 10:40
LakeHowdenHutを通過する。ここからは再び登り返し。
KeySummiTrackから
2016年12月17日 11:01撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
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12/17 11:01
KeySummiTrackから
ゴール。
2016年12月17日 13:05撮影 by  NIKON 1 AW1, NIKON CORPORATION
12/17 13:05
ゴール。
下山後は肉。うまいっす。
2016年12月17日 17:38撮影 by  iPhone 6 Plus, Apple
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12/17 17:38
下山後は肉。うまいっす。

装備

個人装備
バックパック スリーピングバック アルミシート レインウェア ダウンジャケット 着替え グローブ サンダル クッカー・コッヘル・カトラリー ウォーターフィルタ ウォーターキャリア 緊急セット 携帯電話&携帯用品 サングラス 食料 燃料 その他消耗品 ストック
備考 ・サンダルは必携。小屋内で活躍する。
・マッチも必携。小屋では着火機能の無いコンロが多い。
・NZで調達したメリノのシャツは臭わない。長期山行では非常に有り難い。
・90Lビニールバック。飛行機の預け入れ時には、ザックが傷付くのを防止するためパッキングに使う。雨天時にはインナーバックとしても使った。
・撥水性のあるウインドブレーカ。
レインウエアも持参し大雨では使用したが、小雨が降ったり止んだりを繰り返すことが多く、気温も高いので、蒸すレインウェアよりもウインドブレーカ(軽量)を着て行動することが多い。山小屋滞在時の防寒着、フード付きであればサンドフライ対策としても役に立つ。
・沢用のネオプレンソックス。
一般登山ではあまり使っている人は少ないと思うけど、浸水しても歩きやすいし、長期山行で乾きやすいのは軽量化にも有効。
・ガスストーブ。
ケプラー・ミルフォード・ルートバーンの山小屋泊では、持参しているのは少数派。行動時に温かいものを食べたい場合は便利。今回はクイーンズタウンでガス缶(230g)を調達。3本のグレートウォークで、主にスープ類・乾麺の調理に使用。最後まで使えた(使用後のガス穴あけも持参していたが、まだ使えるのでYHAのフリーフードコーナーで放出)。

感想

ルートバーントラック。
ケプラートラック、ミルフォードトラックに続けて3本目のグレートウォーク。森林限界を越えた縦走とフィヨルドの渓谷美が魅力のRouteburnTrack。32km(サイドウォークは含まず)を2泊3日で歩いた。

スタート地点のRouteburnShelterにはクイーンズタウンからシャトルバスで1時間45分ほど。最寄りの街はグレノーキーだけど、シャトルバスはクイーンズタウン始発なので、どちらの街に泊まってもRouteburnShelterへの到着時間は変わらない。
今回は、街の規模が大きく宿泊施設の確保や食糧を含む装備品の調達がしやすいクイーンズタウン泊とした。途中休憩で立ち寄ったグレノーキーの街は、美しい田舎町といった感じ。事前の準備が十分なら、こちらでの宿泊でも良かったかもしれない。

<1日目>
RouteburnShelterからRouteburnFallsHutまで8.8km 4時間。RouteburnTrackはRouteburnという川に沿ったトラック。初日は標高1000mまで500mほどの登りとなり、樹林帯が続く。
午前10時。雨の中を歩き始める。風は弱く、強弱はあるけど雨脚は強い。雷鳴も聞こえる。ケプラートラック、ミルフォードトラックと歩いてきたけど天候は一番悪い。黙々と歩く。RouteburnFlatsHutとの分岐を越えたあたりから高度を稼ぎ始めると、みぞれ混じりとになる。12時30分頃、RouteburnFallsHutに到着する。
小屋は新しくとても綺麗。クリスマス装飾もされて華やか。晴れていれば展望も良さそう。晴れた週末に1泊2日で上がってくると幸せな週末が過ごせそうだ。しかし、今日は寒い。雪で地面が白くなる。持参した昼飯のラーメンと食後のホットワインが最高に美味かった。


<2日間>
RouteburnFallsHutからLakeMackenzieHutまで11.3km 6時間
本格的な登山980mの山小屋から1515mのピークを踏んで890mの山小屋に降りる森林限界を越えた縦走路。
計画時は朝7時に行動開始としていたが、予想以上の積雪だったので朝8時30分にレンジャー(小屋番)さんによる最新の気象情報が発表されるのを待って出発した(→気温も上がり、峠越えは問題無いとのこと)。
RouteburnFallsHutから先は森林限界を超えたアルペン的な山岳景観。積雪は3~4cmくらい。吹き溜まりでは膝下まで。ここまでの積雪は想定していなかったが、天候は雨がパラつく程度。風もほとんど無く路面凍結もなく歩きやすい。白い雪を纏った峰々に囲まれ素晴らしい世界となっていた。
HarrisSaddleからConicalHillへのサイドウォークは落石のおそれがあるので閉鎖中だったので、HarrisSaddleで休憩のあとは、LakeMackenzieHutに向けて峠を下る。
森林限界を越えたままだけど雲で展望はないトラバースがしばらく続いた後、一気に下り樹林帯の中にあるLakeMackenzieHutに着く。LakeMackenzieHutでは、マッケンジー湖畔を歩くサイドウォークを散策する。このサイドウォーク中が一番天気が良かったかもしれない。


<3日間>
LakeMackenzieからTheDivideまで12km 5.5時間
山腹を巻きながらRouteburnTrackのゴールとなるTheDivideを目指す。またサイドウォークのKeySummitにも登る。この日のルートも大半がトラバース道。緩やかに高度を下げて歩きやすい。天候は曇り。樹林の隙間からは上層も下層も白く展望は望めない。途中、見応えがあったのは174mの落差を持つ滝Earlandfalls。滝壺の前を通過するが、柵的なものはない。
ゴールのTheDivideまで半分ほど距離にあるLakeHowdenHutを通過する頃に青空が見え始める!雲は多いけど、青空はやはり嬉しい。LakeHowdenHutで標高は683mまで降りてきていて、KeySummitは標高918mの登り返しだけど、それまでのダラダラペースから一転ハイペースで登り返す。
KeySummitは日帰りで訪れるハイカーも多くサイドウォークに入ると多くのハイカーとすれ違う。森林限界を越えるがKeySummitの上空は青空が見えるものの左右に広がる山脈には曇が掛かっていた。昼食をとりながらしRouteburn側を眺めて過ごすが状況は変わらなかった。残念・・・。
KeySummitから先はひたすら下る。14時台のシャトルバスに乗ることができて無事にテアナウに戻ることが出来た(当初予定していたバスよりも早い時間に乗ることができた)。

RouteburnTrackでは、スカッと晴れは無かったけど、雪化粧をした峰は迫力があり、見応えがあった。

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