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Yamareco

記録ID: 1028969
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雪山ハイキング
塩見・赤石・聖

冬の茶臼岳!暴風により撤退

2016年12月18日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
19.5km
登り
1,994m
下り
1,987m

コースタイム

日帰り
山行
11:47
休憩
1:29
合計
13:16
4:02
0
スタート地点
4:02
4:02
34
4:36
4:36
35
5:11
5:11
60
6:11
6:11
85
7:36
7:36
154
10:10
10:39
42
11:21
11:48
24
茶臼岳 山頂手前
12:12
12:45
89
14:14
14:14
66
15:20
15:20
50
16:10
16:10
25
16:35
16:35
0
16:35
16:35
43
17:18
ゴール地点
↑茶臼岳が入っていますが、山頂手前で引き返しました。
天候 晴れ(稜線上は暴風)
過去天気図(気象庁) 2016年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
●雪が無い登山道はところどころで落ち葉で覆われ滑りやすく、下に石が隠れていたりして歩きずらい。
●雪は標高1900mあたりから出てきました。水吞場の手前が凍結した上に水が流れているので滑りやすい。
●稜線上は今日に限らずですが、長野側からの風が強いので要注意。
昨日も天気が良かったし、さぞ山は賑わっているかと思いきや駐車場に車は1台だけ(登山者じゃないかも)。今日は誰にも会わないかも。。4:02沼平ゲートより出発。
昨日も天気が良かったし、さぞ山は賑わっているかと思いきや駐車場に車は1台だけ(登山者じゃないかも)。今日は誰にも会わないかも。。4:02沼平ゲートより出発。
林道を歩いて畑薙大吊橋までやってきました。
林道を歩いて畑薙大吊橋までやってきました。
真っ暗です。
2か月前に登った鳥小屋尾根の取付を通過。いきなりの急登でヤレヤレ峠に着く前にやれやれ〜
2か月前に登った鳥小屋尾根の取付を通過。いきなりの急登でヤレヤレ峠に着く前にやれやれ〜
今日は冬山装備なので、背中の荷物が重い。すでにもうちょっと帰りたい。
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今日は冬山装備なので、背中の荷物が重い。すでにもうちょっと帰りたい。
お月さんが出てきました。うまく写真に撮れませんでしたが、途中、月明かりに照らされた沢が素晴らしく美しかった。
お月さんが出てきました。うまく写真に撮れませんでしたが、途中、月明かりに照らされた沢が素晴らしく美しかった。
ウソッコ小屋。もう六時をまわってるけどまだ真っ暗。
ウソッコ小屋。もう六時をまわってるけどまだ真っ暗。
階段地獄始まる。
階段地獄始まる。
だんだん明るくなってきました。
だんだん明るくなってきました。
このコースはなかなか標高が上がらない。
このコースはなかなか標高が上がらない。
途中ちょこちょこ休憩をとってレイヤリング調整をします。
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途中ちょこちょこ休憩をとってレイヤリング調整をします。
中の段。
まだ雪はありません。
まだ雪はありません。
予報通り天気は良くなりそうです。
予報通り天気は良くなりそうです。
もう頑張れない。。
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もう頑張れない。。
横窪峠からの上河内岳。おぉ!きれいだ〜
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横窪峠からの上河内岳。おぉ!きれいだ〜
横窪沢へ下る道。沢沿いなのですこし雪&凍結。
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横窪沢へ下る道。沢沿いなのですこし雪&凍結。
沢は一部凍ってます。
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沢は一部凍ってます。
横窪沢小屋。夏は大目に見てもここまで2時間、茶臼岳までも4時間かからないのに、今日はすでに3時間半経過・・・
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横窪沢小屋。夏は大目に見てもここまで2時間、茶臼岳までも4時間かからないのに、今日はすでに3時間半経過・・・
ここからまた急登始まります。うへ〜。。
ここからまた急登始まります。うへ〜。。
7時40分、ようやくお日様が顔を出しました。
7時40分、ようやくお日様が顔を出しました。
今日も無事に下山できますように。
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今日も無事に下山できますように。
雪山が見えるたびにテンションUP!
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雪山が見えるたびにテンションUP!
小〜中〜大無間の山並み。
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小〜中〜大無間の山並み。
標高1900m位からようやく雪が出てきました。
標高1900m位からようやく雪が出てきました。
倒木ベンチでまた休憩。
倒木ベンチでまた休憩。
そしてコイツを装着。
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そしてコイツを装着。
しばらく登ると登山道がツルツル凍結・・・
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しばらく登ると登山道がツルツル凍結・・・
凍結の犯人はここからチョロチョロ流れ出る水でした。。
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凍結の犯人はここからチョロチョロ流れ出る水でした。。
ピンクテープにこんな一文が。そうですね、週末は山に居たいですね。
ピンクテープにこんな一文が。そうですね、週末は山に居たいですね。
樺段までくると雪が深くなってきました。
樺段までくると雪が深くなってきました。
途中、ふたコブの竜爪山が見えました。
途中、ふたコブの竜爪山が見えました。
上河内岳は真っ白!あわよくば今日はココが目的地だったけど、この時点よりずっと前に諦めました。
上河内岳は真っ白!あわよくば今日はココが目的地だったけど、この時点よりずっと前に諦めました。
トレースはしっかりあるのでありがたい。
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トレースはしっかりあるのでありがたい。
茶臼小屋の手前で一時的にトレース消滅。急斜面のトラバースですが万が一滑ってもすぐに止まるところです。
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茶臼小屋の手前で一時的にトレース消滅。急斜面のトラバースですが万が一滑ってもすぐに止まるところです。
このあたりから空がザーザーと鳴り、風が強くなってきました。
このあたりから空がザーザーと鳴り、風が強くなってきました。
茶臼小屋!出たー!
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茶臼小屋!出たー!
湧水は雪の下。
富士山が正面に見えます。
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富士山が正面に見えます。
自炊場に不要なものを置いて、ストックからピッケル、滑り止めからアイゼンに履き替えます。
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自炊場に不要なものを置いて、ストックからピッケル、滑り止めからアイゼンに履き替えます。
さぁ行きます!
振り返ると富士山。
振り返ると富士山。
スキーもできそうですね。
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スキーもできそうですね。
途中ショートカットを試みて、稜線分岐より茶臼に近い南側にルートをとりましたが、踏み抜き地獄でなかなか前に進まない。。そうこうしているうちに急に風が出てきました。
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途中ショートカットを試みて、稜線分岐より茶臼に近い南側にルートをとりましたが、踏み抜き地獄でなかなか前に進まない。。そうこうしているうちに急に風が出てきました。
右手には上河内岳と聖岳。素晴らしい!
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右手には上河内岳と聖岳。素晴らしい!
茶臼岳。手前には雪庇が育ちつつあります。この手前で稜線に上がります。
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茶臼岳。手前には雪庇が育ちつつあります。この手前で稜線に上がります。
稜線に出ると長野側からさらに猛烈な風、とても立って歩ける状態では無く、四つん這いで少しずつ前に進みます。風で雪が吹き飛ばされているためすぐ下が地面でピッケルも刺刺さりません。おまけに時折雪の塊が飛んできます。。
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稜線に出ると長野側からさらに猛烈な風、とても立って歩ける状態では無く、四つん這いで少しずつ前に進みます。風で雪が吹き飛ばされているためすぐ下が地面でピッケルも刺刺さりません。おまけに時折雪の塊が飛んできます。。
山頂のお団子標識も見えるほどで、山頂まであと200mほどですが、タイムリミットも迫り、、、撤退決定!帰る!
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山頂のお団子標識も見えるほどで、山頂まであと200mほどですが、タイムリミットも迫り、、、撤退決定!帰る!
進行方向をくるっと変えると正面に上河内、聖、兎が素晴らしい。穏やかに見えますが相変わらず暴風。撤退を決めたはいいですが、風が強すぎて戻るにもなかなか進めません。
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進行方向をくるっと変えると正面に上河内、聖、兎が素晴らしい。穏やかに見えますが相変わらず暴風。撤退を決めたはいいですが、風が強すぎて戻るにもなかなか進めません。
稜線分岐が見えてきました。その先には中央アルプス。
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稜線分岐が見えてきました。その先には中央アルプス。
斜面はテッカテカですが、滑落するほどカチカチではありません。
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斜面はテッカテカですが、滑落するほどカチカチではありません。
やっと小屋が見えてきた〜
やっと小屋が見えてきた〜
振り返ると雪煙の筋が何本も見えます。恐ろしや〜。。
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振り返ると雪煙の筋が何本も見えます。恐ろしや〜。。
小屋に戻ると男性の登山者がいてビックリしました。今から茶臼を目指すとのこと。風がヤバいことをお話しして、お見送りしました。ちなみに僕と同じ畑薙から日帰りだそうです。
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小屋に戻ると男性の登山者がいてビックリしました。今から茶臼を目指すとのこと。風がヤバいことをお話しして、お見送りしました。ちなみに僕と同じ畑薙から日帰りだそうです。
小屋に戻った時点で予定より1時間40分も押していたため、時間のかかる火を使う食事は諦め、キンキンに冷えたお稲荷さんとチョココロネだけ食します。
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小屋に戻った時点で予定より1時間40分も押していたため、時間のかかる火を使う食事は諦め、キンキンに冷えたお稲荷さんとチョココロネだけ食します。
小屋からの眺め左端に上千枚山ごしに笊ヶ岳と布引山も見えますね〜♪
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小屋からの眺め左端に上千枚山ごしに笊ヶ岳と布引山も見えますね〜♪
名残惜しいですが、下山します。ちょうど先ほどお見送りした登山者が下山してきたので、お互い大きく手を振りました。時間から考えてやはり途中で引き返したんだと思います。
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名残惜しいですが、下山します。ちょうど先ほどお見送りした登山者が下山してきたので、お互い大きく手を振りました。時間から考えてやはり途中で引き返したんだと思います。
しばらく進むともう一人男性登山者とお会いしました。どこかで見たこと有ると思ったら、少し前にあるきっかけでお話する機会があった山のプロの方でした。なんと今日はツェルトで泊まるとのこと。。さすがです。
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しばらく進むともう一人男性登山者とお会いしました。どこかで見たこと有ると思ったら、少し前にあるきっかけでお話する機会があった山のプロの方でした。なんと今日はツェルトで泊まるとのこと。。さすがです。
帰りも要所要所で休憩。。でも、ヘッデン下山は避けたいので、あんまり長くならないように。
帰りも要所要所で休憩。。でも、ヘッデン下山は避けたいので、あんまり長くならないように。
また来るでよ〜!
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また来るでよ〜!
雪の無い登山道は落ち葉に覆われ、多いところで脛あたりまであります。下に石が隠れていたりするのでなんとも歩きづらい。
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雪の無い登山道は落ち葉に覆われ、多いところで脛あたりまであります。下に石が隠れていたりするのでなんとも歩きづらい。
ウソッコ小屋通過〜。
ウソッコ小屋通過〜。
ホントやれやれ。。行きも長いが帰りも長い。
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ホントやれやれ。。行きも長いが帰りも長い。
やっとこさここまで戻ってきた〜。なんとかヘッデン下山は免れました。
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やっとこさここまで戻ってきた〜。なんとかヘッデン下山は免れました。
2か月前に登った鳥小屋尾根。またいつかハイマツ退治にいくよ〜。
2か月前に登った鳥小屋尾根。またいつかハイマツ退治にいくよ〜。
林道はところどころ凍結。
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林道はところどころ凍結。
あっという間に日は暮れて、一番星みーつけた!
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あっという間に日は暮れて、一番星みーつけた!
やっとこさ沼平のゲート着。そこへ数台の車が通過してゲートを閉めるおじいさんとお話したら狩猟とのこと。今日は鹿を捕まえたようです。ちなみにこのあたりのクマはもう冬眠して、いないよ!とのこと。
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やっとこさ沼平のゲート着。そこへ数台の車が通過してゲートを閉めるおじいさんとお話したら狩猟とのこと。今日は鹿を捕まえたようです。ちなみにこのあたりのクマはもう冬眠して、いないよ!とのこと。
帰りは白樺荘でサッパリ。
帰りは白樺荘でサッパリ。
おまけ。左端の茂みの中に・・・
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おまけ。左端の茂みの中に・・・

感想

雪の茶臼岳に突っ込んできましたが、撃沈しました。
山頂を踏めなかったのは残念ですが、冬山の美しさを堪能できました。


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コメント

お疲れ様でした🙇
今年は積雪量が多いですね〜🌠

風が強くて登頂出来なくて残念でしたが、現在の雪の状況を知る事が出来たので、とても感謝してます❗
貴重な情報、有り難う御座いました🙇

我々も早く行きたくなりました〜✨
2016/12/19 20:16
Re: お疲れ様でした🙇
こんばんは、コメントありがとうございます。この冬もこの辺りにお出かけですか???いつ来ても南アルプスは良いですね〜♪
2016/12/19 21:51
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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ハイキング 塩見・赤石・聖 [日帰り]
茶臼岳(沼平より)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
3/5
体力レベル
4/5

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