八ヶ岳 赤岳 権現岳 キレット越え
- GPS
- 28:08
- 距離
- 16.6km
- 登り
- 1,918m
- 下り
- 1,783m
コースタイム
- 山行
- 8:51
- 休憩
- 0:43
- 合計
- 9:34
- 山行
- 2:36
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 3:16
天候 | 1月26日 快晴、風穏やか 27日 くもり、稜線は15〜20m/sの強い西風 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー 自家用車
天女山入口 中央道・長坂ICより積雪なし ※下山後 八ヶ岳山荘〜茅野駅(タクシー) 茅野駅〜甲斐大泉駅(中央線・小海線) 甲斐大泉駅〜天女山入口(タクシー) |
コース状況/ 危険箇所等 |
★天女山入口〜権現岳 トレースあり この行程は降雪直後や翌日でない限りトレースは 期待できるでしょう。 ★権現岳〜キレット トレースなし(一部に残っていた箇所があった) この行程はトレースは期待できません。 ラッセルの深さは脛から膝まで。特に旭岳〜ツルネの積雪が多い。 わかんは持参したが使用せず、最後までアイゼンで押し通した。 危険箇所は権現岳から長いハシゴを降りた直後のトラバース。 クサリを掘り起こして足とピッケルでステップを切った。 ★キレット〜赤岳 赤岳のルンゼ状のガレ場は下部はそこそこ積雪があるものの、 上部はほとんど雪が着いていなかった。アイゼンのため少し 気を使って登った。 ★地蔵尾根 上部は強風もあってトレースは消えていた。 ナイフリッジは強風のため慎重に通過。滑落に注意。 下部は階段が出ていたり道形はわかるので問題はない。 ★南沢 トレースばっちり。アイゼン必要なし。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
予備手袋
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
ピッケル
行動食
飲料
水筒(保温性)
地図(地形図)
コンパス
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
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感想
天女山から赤岳天望荘泊まりでピストンの計画。
前回、真教寺尾根でラッセル敗退しているので今回は成功させたい。
恐らく権現岳から先はトレースがないだろう。そこからが勝負だった。
まずは権現岳までトレースがついていたことに感謝します。
時間的にも体力的にも浪費せずにすんだ。有難いことでした。
権現岳からは予想どおりトレースなし。
ちょこっとだけ残っていたけど、キレットまでほぼラッセルしました。
わかんに何処で換装するか考えていたけど深くても膝か膝上くらいまで
だったのでそのままアイゼンで通しました。
今後は積雪が増えてくるとわかんを使わないと厳しいでしょうね。
キレットからは赤岳の登り。
ルンゼ状の長いガレ場を登って稜線に出て赤岳山頂へ。
この行程もトレースなかったけどラッセルというほどではなかった。
しかし、ここの登りで少し時間がかかってしまい山頂に着いたのが
16時で天望荘着が16時半。ちょっと遅くなってしまった。
今回の反省点だな。
翌日はピストンで戻るつもりも、朝から稜線は風速15〜20m/sの西風が
吹き荒れていて、数時間強風を受け続けるリスクを考えてやむなく
美濃戸口に下山した。
天望荘から地蔵尾根の上部まで約20分くらい風で飛ばされないように
踏ん張ってナイフリッジもゆっくり通過した。
いや〜短い時間でしたが久しぶりの強風体験に痺れました。
デジカメも一時機能しなくなりましたからね。(その後復活しました)
天女山入口まではタクシーと電車を乗り継いで余計な出費になって
しまったけど仕方ないでしょう。
駐車場でも強い風が吹いていたので縦走やめといてよかった。
今回の目的、ラッセルと縦走は果たせたので良しとしよう。
ところでピストンを断念したのにはもうひとつ理由があった。
天望荘に着いた直後から突然、咳が出始めて翌日も治まらなかった。
八ヶ岳山荘に着いた頃には熱がありそうではっきりと体の異変を感じた。
翌日、39度を超える熱が出たので慌てて病院へ行ったらなんと
インフルエンザの診断・・・。
恐らく入山前にウイルスに感染して小屋で発症してしまったのでしょう。
まさかの展開でした。
自宅で5日間療養です。トホホ。
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