宝満山-三郡山 日の出 縦走


- GPS
- 10:51
- 距離
- 12.8km
- 登り
- 1,300m
- 下り
- 1,511m
コースタイム
- 山行
- 9:08
- 休憩
- 2:03
- 合計
- 11:11
過去天気図(気象庁) | 2016年11月の天気図 |
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アクセス |
写真
感想
宝満山での元旦の日の出見学の予行練習と兼ねて宝満山-三郡山縦走やってきた。
朝4時半ごろにヘッドライトを装着し、スマートフォンのGPSログをセットし竈神社の駐車場をスタートした。
竈神社にひとまずお参りを済ませ辺りが真っ暗な中正面道を登って行くと、途中でスマートフォンのマップを確認しようとするとGPSログが動いていないのがわかった。GPSログを再びセットし直し登り始めた。
ヘッドライトに照らしながら石段を登っていくと時々躓きそうになる。ライトの照らす位置が足元よりだいぶ先にあるため足元の様子がよく分からない。手持ちのライトも持って来ていたため手持ちのライトで足元をを照らし、ヘッドライトで先を照らしながら進むことにした。これなら歩きやすくて都合がよい。
石段のきつい正面道を登っていくと朝駆け登山をしている方が他にも時々いらっしった。中には下山している方もいらっしゃり日の出前に下山する方もいるのだなぁと驚いた。ヘッドライトを頭に1つ、腰に1つつけて近くと遠くを両方照らしながら歩いている人がいて、あれはいいなと感心した。
夜中の登山であるがそれ程寒くもなく順調に進んで行った。救急箱のあるベンチに到着し汗をふきひと休憩すると上へ再び向かった。
中宮につくとスマートフォンのマップと時間を確認し、まだ余裕があると考えたので羅漢道に行ってみることにした。真っ暗な中初めて通る羅漢道に突入して行く。
起伏が激しくかなり下りたり上がったりしていく。中には手を付きながら進まねばならないこともあった。
初めて通る道で真っ暗なのは足が非常に鈍る。しょっちゅうスマートフォンのマップを確認しながら進むが道がよく分からない事が幾度があった。もしここで危険な動物にでも出会ったらどうしようとゾッとする。まぁ季節的にヘビやハチはいないだろうが。
落ち葉ぼある平坦な道でつまづいて派手に転んでしまった。その衝撃で手持ちのライトの電池の蓋がとれ、3個の電池が飛び出した。辺りは少々明るくなってきたがライトがないのはまだマズイ。電池を15分程探しただろうか、ようやく3個とも見つかりライトを付け歩き出した。
時間を確認すると羅漢道に入ってからのペースが遅いのと、電池を探すので時間を食ったのとて随分予定より遅れていた。このままでは日の出に間に合わない。急ぎのペースで登ることにした。周囲は段々と明るくなってきているが頂上はまだ見えてこない。
ようやくの思いで頂上に到着したころにには既に日は上っていた。時間を見ると日の出時間から5分程過ぎていた。わずかに間に合わなかった。
元旦にもまた来るつもりなので、日の出の瞬間はその時まで取っておこうと思った。
写真を撮った後ひと休憩しキャンプセンターの様子を見た後、三郡山縦走を開始した。縦走も初めてであるので一応スマートフォンのマップを確認しながら進んでいくが特に迷う所もないので順調に歩いていく。歩きやすく気持ちのいい道であった。
仏頂山を越え頭巾山頂上への分かれ道に来た。地図でみるとすぐ近くのようだったので頭巾山頂上へと足を運んでみた。見たところ展望のない場所であったのでとりあえず写真に収めたあと、この場所を後にした。
宝満山から1時間ちょっとをかけて三郡山へ到着。写真を撮り、水分補給をする。風通しのよい場所なのでちょっと寒さを感じ、せっかく来たのだが長居することはなく宝満山への戻りを開始した。
行きの途中で見かけた「天の水」の看板が気になり行ってみることにした。縦走路から10m位下ったすぐ側に塩化ビニールのパイプがありそこから水が下に落ちていた。水は湧き水で綺麗なのだろうが、塩化ビニールのパイプのビジュアルがよくない・・・。
縦走路を宝満山方面へだいぶ戻り時間を確認した。余裕があるので以前いったことがある「普池の窟」と以前行こうとして見つけられなかった「金の水」へ行ってみることにした。 「普池の窟」はすぐに見つかったが「金の水」がやはりなかなか見つからない。 道なき道を進んだりしながら「金の水」を探してようやく見つけた。「金の水」のGPSのポイントをしっかり記録しておいた。
この場所で3名の女性の登山者に「普池の窟」の場所を聞かれ、ちょうど先ほど通ってきた場所なので説明することができた。
昼食をとるためキャンプセンターに向かい、そこで昼食を済ませた。
帰りはキャンプセンター下から女道を通り中宮へと抜けた。
ここで時間を確認するとまだ余裕があるので、愛嶽山に向かうことにした。
こちらも初めて行くので道の勝手はわからないまま進んで行った。坂が随分急だなと感じ歩くペースは遅かった。
愛嶽神社までたどり着くと金属の鳥居があった。サビや腐食が目立っていたので随分手入れされていないのだろうと思う。鳥居を潜ると階段があるが、その階段の1段1段がズレており危ない感じになっている。登りはこの階段を上った。
小さな神社があり、お参りした。先ほどの階段を下りるのに不安があったので横の土手から下におりて竈神社へと向かった。
今回の山歩きでは、羅漢道でのペースの遅れで日の出に間に合わなかったが、元旦にどれくらいの時間に出れば日の出に丁度いいか参考にはなった。
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