【大菩薩嶺・小金沢連嶺】陽の長いうちに行きたかった縦走路(上日川峠〜大菩薩嶺〜小金沢山〜牛奥ノ雁ヶ腹摺山〜大蔵高丸〜ハマイバ丸〜滝子山〜初狩駅)
- GPS
- 10:39
- 距離
- 28.2km
- 登り
- 1,501m
- 下り
- 2,629m
コースタイム
- 山行
- 9:23
- 休憩
- 1:16
- 合計
- 10:39
・距離、標高差以上に時間がかかり、疲れました。自分の体調によるものなのか、他になにかあるのか、要因不明。滝子山から先では、完全に足が上がっています。
天候 | 晴れ時々曇り 風もなく、気温もそれほどあがらず、歩きやすい1日でした。 |
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過去天気図(気象庁) | 2017年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
◇自宅〜甲斐大和 自宅最寄りから埼京線・武蔵野線・中央線経由で八王子まで。 JR中央本線・松本行 06:35 八王子発 07:38 甲斐大和着 八王子駅のトイレが工事中で仮設トイレ。そのためか、結構な混雑。 八王子から乗った方でも立っていました。もう、そういうシーズン。 ◇甲斐大和〜上日川峠(1,000円) 08:10 甲斐大和駅発 08:51 上日川峠着 http://www.eiwa-kotsu.com/pdf/time201605.pdf 電車を降りるとダッシュの人がいっぱい。 階段を登ると、すでに改札までの行列・・・ 到着後、臨時のバスが3台。その3台目に乗り込みました。 が、3台目が出発したのは結局8:10の定刻より、ちょっと前くらい。 ■帰り ◇初狩〜自宅 JR中央本線・大月行 20:27 初狩発 20:33 大月着 JR特急かいじ124号・新宿行 20:38 大月発 21:40 新宿着 初狩駅で、目の前で19:41の電車が出て行ってしまい、45分待ち。 駅前には何もなく、最寄りのコンビニも850m先。行く気力もなし。 疲れ切っており早く帰りたくて、大月から特急で。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
・危険個所はありません。特に迷うようなところもありません。 ・最初のピークが大菩薩嶺で、この縦走路の最高地点。そこから先は下り基調ですが、ピークも多く、細かいアップダウンが多くあります。 ・小金沢山より先は、人も少なく静かな山歩きを楽しめました。 ・湯ノ沢峠への下り、ハマイバ丸から先の下りは、乾いた白土で少し、滑るところがあります。 ・大谷ヶ丸から滝子山に向かうところは、山頂からの案内に沿っていったところ、かなり踏み後も薄く、わかりづらかったです。いったん、分岐まで戻ってから滝子山方面に向かうのが正解だと思います。 ・滝子山の先、桧平から初狩駅に向かう道は、滑る箇所も多くかなり歩きづらく感じました。手元の地図が2014版。その時には普通ルートでしたが、最新版では破線ルートになっているのに、帰宅してから気づきました。納得です。 |
写真
装備
個人装備 |
ザック(40L)
ザックカバー
昼ご飯
非常食
ハイドレーション
水
レインウェア
帽子
手袋
ストック
ヘッドランプ
ライター
サングラス
地図
スマホ
カメラ
ロールペーパー
救急用品
サバイバルシート
予備靴ひも
携帯簡易トイレ
保険証
タオル
サーモス
|
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備考 | ・水2ℓ、お湯1ℓ持参。足りなければ湯ノ沢峠で汲んで行こうと思っていました。気温が意外とあがらなかったため、お湯がコップ一杯分余ったくらいで、持って行った分でちょうどでした。 |
感想
なぜ?という話ではないのですが、なんとなくずっと歩いてみたいと思っていた大菩薩嶺から小金沢連嶺を経由して、初狩駅に至る縦走路。
標準CTでは12時間。80%に短縮して歩いても約9時間半。
小屋平から石丸峠に入れば、1時間半くらいは短縮できるのはわかっているのですが、貧乏性であるがゆえに、そこまで行くのであれば大菩薩嶺から大菩薩峠の縦走路を歩きたくなってしまいます(だって、この縦走路、大好きですので)。
上日川峠からのアプローチは、どうしてもスタートが9:00になるため、私の足ではどうやっても下山は18:00過ぎ。場合によっては19:00過ぎ。走りでもしない限り、陽の長い時期限定のコース。
3年前、小金沢山が年の山で、小金沢山に行ったときにも歩こうかと思っていましたが、季節は晩秋の11月。当時は日没が早い時期だったため、湯ノ沢峠で断念。
3年越しでの再チャレンジに挑みました。
最初から飛ばすと後がキツイと思っていたので、最初はノンビリペースで登ったつもりでしたが、1時間で大菩薩嶺の山頂に。
予定よりも早いペースでの最高点への到達で、この時点では一日の行程も楽勝かな、と思っていました。
午前中のうちは快晴。
雷岩では富士山、南アルプス、奥秩父、八ヶ岳、乗鞍岳までご機嫌でした。
大菩薩は6回目ですが、そのうち5回はきれいな富士山を拝むことができており、相性のいい山です(まあ、天気予報で晴れのタイミングを狙ってきているという話もあり)。
一方で、小金沢連嶺では、小金沢山までは持ったものの、牛奥ノ雁ヶ腹摺山(長い・・・)から先は富士山頂は雲の中。
天気予報通りといえば、天気予報通りだったのですけどね。
前に来た時には、小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、白谷ノ丸と終日、見事な富士山を拝むことができ、二番煎じを狙っていたのですが、なかなかうまくは行きません。
ま、こればかりはしょうがない。
結局、富士山を拝むことができたのは、小金沢山まで。
これまで、秀麗富嶽十二景にはこの日も含めて10座(小金沢山、牛奥ノ雁ヶ腹摺山、扇山、百蔵山、岩殿山、高川山、九鬼山、大蔵高丸、ハバイマ丸、滝子山)登っていますが、ほとんどが曇り。晴れたのは前回、同じコースを通ったときの、小金沢山と牛奥ノ雁ヶ腹摺山だけ。どうも、こちらの相性は悪い模様。
富士山が雲の中だったのは残念ですが、縦走路は一時、雲に覆われましたものの、終日いい天気。
森とササが中心の、気持ちのよい縦走路歩きを楽しむことができました。
最後のピーク、滝子山でしばし休憩。5〜10分程度、予定より遅れていたものの、ほぼ、予定通りといっていい行程。
が、降り始めると、どうも足が重たい・・・
滝子山までは気にならなかったのですが、かなり足に来ている感じです。
事前に行程を組んだ時に、距離も高低差もそれほどとは思わなかっただけに、なんか意外な感じ。
元々の予定では、初狩駅までの時間が一番短い藤沢経由での下山。
ですが、日没までの下山も怪しいと思い始めたため、桧平から林道までの時間が一番短い、大鹿林道へのルートを選択。
このルート、以前は通常ルートだったようですが、現在は破線のバリルート扱い。
これが正解だったのか、失敗だったのか、かなり下山に苦しんだものの、とりあえず明るいうちに林道までは下山。
結局、滝子山から先は標準CTにちょっと毛が生えたくらい。
そして、悪いことは続くもの。
駅に近くなってきたら、後ろのほうから踏切の音が聞こえてきます。振り返ると大月方面に向かう普通電車。
慌てて急ぎます(この時点では、もう走れない・・・)が、ちょうど駅に着いたタイミングでドアが閉まる音がします。
その次の電車は・・・と見ると、なんと46分後・・・
途中で電車の時刻表を見ていなかったのを反省・・・
夏に向けてのトレーニングにもなり、楽しくも、反省も多い山行でした。
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