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Yamareco

記録ID: 1190039
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白山

白山(大汝峰〜釈迦新道・オオサクラソウ鑑賞)

2017年07月08日(土) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:48
距離
22.8km
登り
2,264m
下り
2,258m

コースタイム

日帰り
山行
8:58
休憩
0:51
合計
9:49
2:55
7
スタート地点
3:02
3:02
32
3:34
3:37
24
4:01
4:01
27
4:28
4:28
13
4:41
4:42
31
5:13
5:17
4
5:33
5:34
29
6:03
6:08
17
6:25
6:25
10
6:46
6:57
13
7:10
7:10
17
7:27
7:27
12
7:39
7:39
41
8:20
8:40
58
オオサクラソウ群生地
9:38
9:39
9
9:48
9:49
20
10:09
10:09
20
10:33
10:33
19
10:52
10:53
8
11:05
11:06
29
11:35
11:36
31
12:07
12:08
30
12:38
12:38
6
12:44
ゴール地点
天候 晴れのち曇り
過去天気図(気象庁) 2017年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
金曜日の夜のうちにマイカーで別当出合まで。
金曜日の夜0時を過ぎるとマイカー規制が始まるため市ノ瀬までしか入ることができない。
コース状況/
危険箇所等
※今年は林道崩落のため市ノ瀬〜釈迦新道へアプローチすることができないため、別当出合〜大汝峰〜七倉ノ辻を経て湯の谷乗越手前のオオサクラソウ群生地へ向かった。
※今年は残雪多く全般的に雪渓が残るので念のため軽アイゼンは保持したほうが安心。

■砂防新道
・十二曲り手前のトラバースのみ雪渓のトラバースあり。

■山頂部
・紺屋ヶ池、翠ヶ池、千蛇ヶ池周辺に残雪あり。早朝は滑りやすいので注意。
・水屋尻雪渓も残雪豊富。陽が昇れば緩んで歩きやすくなり靴スキーも楽しめる。

■大汝峰〜釈迦新道
・御手水鉢〜七倉ノ辻中間部に雪渓あり。斜度も急で早朝は硬くなっているのでアイゼンを利用した方が安全だが、自分はノーアイゼンで雪渓の縁を歩いた。
・釈迦新道上部の雪渓2箇所は融けてなくなっていたが、登山道が崩落しており大変危険な状態。トラロープを伝ってなんとかトラバースできた。

■観光新道
・何箇所か残雪があるがトレースがはっきりしているため問題なし。
朝3時、無人の別当出合からスタート。
2017年07月08日 03:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/8 3:05
朝3時、無人の別当出合からスタート。
この時間なら砂防新道もガラ空きなはず。
2017年07月08日 03:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/8 3:06
この時間なら砂防新道もガラ空きなはず。
月が沈む姿がきれいだった。
2017年07月08日 03:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
8
7/8 3:36
月が沈む姿がきれいだった。
十二曲り手前の雪渓。
上からいかないとヤバい状態。
2017年07月08日 04:53撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/8 4:53
十二曲り手前の雪渓。
上からいかないとヤバい状態。
キヌガサソウ
2017年07月08日 04:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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7/8 4:58
キヌガサソウ
ヤマガラシ
2017年07月08日 05:00撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
7/8 5:00
ヤマガラシ
十二曲りといえば「リュウキンカ」
2017年07月08日 05:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
7/8 5:04
十二曲りといえば「リュウキンカ」
久し振りに延命水をタップリいただきました。
2017年07月08日 05:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/8 5:08
久し振りに延命水をタップリいただきました。
五葉坂にて。
ようやく陽が出てきた。
2017年07月08日 05:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/8 5:26
五葉坂にて。
ようやく陽が出てきた。
室堂到着。
前泊だった人がちらほら。
2017年07月08日 05:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/8 5:32
室堂到着。
前泊だった人がちらほら。
幻想的に浮かびあがる御嶽山のシルエット。
2017年07月08日 05:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
8
7/8 5:33
幻想的に浮かびあがる御嶽山のシルエット。
すっかりピカピカになった祈祷殿。
まだこの時間は営業時間前だった。(6時から開くらしい)
2017年07月08日 05:36撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/8 5:36
すっかりピカピカになった祈祷殿。
まだこの時間は営業時間前だった。(6時から開くらしい)
今年初のクロユリ。
室堂周辺のクロユリはもう少し先になりそうな感じだった。
2017年07月08日 05:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10
7/8 5:46
今年初のクロユリ。
室堂周辺のクロユリはもう少し先になりそうな感じだった。
室堂平と別山を振り返る。
予想以上の素晴らしい天気!
2017年07月08日 05:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
7/8 5:58
室堂平と別山を振り返る。
予想以上の素晴らしい天気!
奥宮にて。
おみくじなんて前からあったっけ?
2017年07月08日 06:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/8 6:06
奥宮にて。
おみくじなんて前からあったっけ?
無人の御前峰登頂。
今日も目的地はここではないので写真だけ撮って先へ進む。
2017年07月08日 06:07撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7
7/8 6:07
無人の御前峰登頂。
今日も目的地はここではないので写真だけ撮って先へ進む。
お気に入りの白砂ビーチを通ってお池めぐりへ。
2017年07月08日 06:12撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/8 6:12
お気に入りの白砂ビーチを通ってお池めぐりへ。
油ヶ池。
今年はこれだけ雪があるので水は枯れないかな?どうかな?
2017年07月08日 06:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
6
7/8 6:19
油ヶ池。
今年はこれだけ雪があるので水は枯れないかな?どうかな?
御前峰と御宝庫を振り返る。
これも結構好きなアングル。
2017年07月08日 06:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
12
7/8 6:21
御前峰と御宝庫を振り返る。
これも結構好きなアングル。
翠ヶ池も残雪豊富。
2017年07月08日 06:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/8 6:22
翠ヶ池も残雪豊富。
雪渓を通って大汝へ。
2017年07月08日 06:25撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/8 6:25
雪渓を通って大汝へ。
奇跡の?一枚。
「剣ヶ峰と元気玉」とでも命名しよう(笑)
2017年07月08日 06:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
25
7/8 6:27
奇跡の?一枚。
「剣ヶ峰と元気玉」とでも命名しよう(笑)
乗鞍もクッキリ。
2017年07月08日 06:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
7/8 6:28
乗鞍もクッキリ。
槍穂。
ちょっと霞んでて幻想的。
2017年07月08日 06:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
7/8 6:28
槍穂。
ちょっと霞んでて幻想的。
静かなお池めぐりを楽しんだら大汝峰へ。
2017年07月08日 06:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/8 6:30
静かなお池めぐりを楽しんだら大汝峰へ。
定番ショット。
2017年07月08日 06:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/8 6:45
定番ショット。
到着。
もちろん無人。
2017年07月08日 06:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/8 6:46
到着。
もちろん無人。
この天気でこの雰囲気の貸切ラピュタ。
もう最高っす。
2017年07月08日 06:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
7/8 6:47
この天気でこの雰囲気の貸切ラピュタ。
もう最高っす。
一応ヒルバオ雪渓を確認。
momochannはいないな?(笑)
お花松原の雪解けはまだ先。
クロユリは8月になりそう。
2017年07月08日 06:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
7/8 6:47
一応ヒルバオ雪渓を確認。
momochannはいないな?(笑)
お花松原の雪解けはまだ先。
クロユリは8月になりそう。
のんびり楽園の雰囲気を楽しみながら七倉へ向かおう。
2017年07月08日 06:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/8 6:59
のんびり楽園の雰囲気を楽しみながら七倉へ向かおう。
と、その前にコマクサちゃんを。
もう少しだね。
2017年07月08日 07:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
7/8 7:02
と、その前にコマクサちゃんを。
もう少しだね。
ハイマツの海と七倉、四塚&ちょこっと楽々新道。
やっぱりあの雪渓トラバースは避けて通れないか・・・
2017年07月08日 07:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/8 7:05
ハイマツの海と七倉、四塚&ちょこっと楽々新道。
やっぱりあの雪渓トラバースは避けて通れないか・・・
ハクサンイチゲGET。
2017年07月08日 07:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10
7/8 7:16
ハクサンイチゲGET。
こちらは地獄谷。
7月だというのにまだ滑れそう。
今更滑ろうとは思わないけど。
2017年07月08日 07:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/8 7:19
こちらは地獄谷。
7月だというのにまだ滑れそう。
今更滑ろうとは思わないけど。
雪渓トラバースが近づいてきた。
2017年07月08日 07:27撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/8 7:27
雪渓トラバースが近づいてきた。
行きのこの時間帯はまだ締まっててやばかった。
上へ登りながら縁をうまく辿ってクリア。
(帰りは緩んでいたのでキックステップで直線トラバースした)
2017年07月08日 07:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/8 7:35
行きのこの時間帯はまだ締まっててやばかった。
上へ登りながら縁をうまく辿ってクリア。
(帰りは緩んでいたのでキックステップで直線トラバースした)
お気に入りの四塚山だが花の時期はもう少し先なので今日は我慢。
2017年07月08日 07:41撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/8 7:41
お気に入りの四塚山だが花の時期はもう少し先なので今日は我慢。
釈迦新道の雪渓トラバースポイント・・・雪渓は消えていたが登山道が崩落していて今回のルートの中では一番やばかった。
2017年07月08日 07:58撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/8 7:58
釈迦新道の雪渓トラバースポイント・・・雪渓は消えていたが登山道が崩落していて今回のルートの中では一番やばかった。
ミヤマキンポウゲロード
2017年07月08日 08:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7
7/8 8:14
ミヤマキンポウゲロード
おお!あった!
オオサクラソウGET!
2017年07月08日 08:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
21
7/8 8:17
おお!あった!
オオサクラソウGET!
こちらはシナノキンバイ
2017年07月08日 08:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/8 8:17
こちらはシナノキンバイ
今日の折り返し地点としたリュウキンカの湿原。
そのリュウキンカもほとんど終わりかけだった。
2017年07月08日 08:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/8 8:24
今日の折り返し地点としたリュウキンカの湿原。
そのリュウキンカもほとんど終わりかけだった。
ズダヤクシュ
2017年07月08日 08:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/8 8:34
ズダヤクシュ
ハクサンチドリ
2017年07月08日 08:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/8 8:36
ハクサンチドリ
オオサクラソウもほとんど終わりかけだった。
残っててくれてよかった。
2017年07月08日 08:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
10
7/8 8:38
オオサクラソウもほとんど終わりかけだった。
残っててくれてよかった。
リュウキンカの群落。
こちらもあと少しかな・・・
2017年07月08日 08:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
1
7/8 8:39
リュウキンカの群落。
こちらもあと少しかな・・・
再びミヤマキンポウゲロードを通って登り返す。
2017年07月08日 08:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/8 8:42
再びミヤマキンポウゲロードを通って登り返す。
タケシマラン
2017年07月08日 08:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/8 8:48
タケシマラン
ハクサンイチゲの雪渓(いつも雪が融けると咲くところ・・・わかるかな?)でザラメ雪を補充。
半分飲んだポカリがキンキンになって復活!(笑)
2017年07月08日 08:54撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
5
7/8 8:54
ハクサンイチゲの雪渓(いつも雪が融けると咲くところ・・・わかるかな?)でザラメ雪を補充。
半分飲んだポカリがキンキンになって復活!(笑)
シゲジを振り返る。
2017年07月08日 08:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/8 8:58
シゲジを振り返る。
釈迦岳。
遠くに荒島なんかも見えたり。
2017年07月08日 08:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/8 8:58
釈迦岳。
遠くに荒島なんかも見えたり。
崩落地点に戻ってきた。
ヒヤヒヤしながら慎重に通過。
徐々に荒れ始めてたし釈迦新道が復活する日は来るのだろうか・・・
2017年07月08日 09:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/8 9:10
崩落地点に戻ってきた。
ヒヤヒヤしながら慎重に通過。
徐々に荒れ始めてたし釈迦新道が復活する日は来るのだろうか・・・
目の前に雄大な四塚山の山体を拝む。
2017年07月08日 09:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
7/8 9:31
目の前に雄大な四塚山の山体を拝む。
雪国の山って感じでいい雰囲気。
2017年07月08日 09:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/8 9:33
雪国の山って感じでいい雰囲気。
開山1300年でも例に漏れず静かなこの山域。
今日も当然誰とも会わず。
2017年07月08日 09:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/8 9:33
開山1300年でも例に漏れず静かなこの山域。
今日も当然誰とも会わず。
七倉ノ辻まで戻ってきた。
大汝の姿を一枚。
2017年07月08日 09:40撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
1
7/8 9:40
七倉ノ辻まで戻ってきた。
大汝の姿を一枚。
ワイルドな火の御子峰と地獄谷。
2017年07月08日 09:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/8 9:56
ワイルドな火の御子峰と地獄谷。
大汝の巻き道でイワカガミの白花発見!
2017年07月08日 10:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
9
7/8 10:14
大汝の巻き道でイワカガミの白花発見!
気温が上がって雪渓から水分が蒸発していた。
2017年07月08日 10:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/8 10:25
気温が上がって雪渓から水分が蒸発していた。
六地蔵をかすめて水屋尻へ。
2017年07月08日 10:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
7/8 10:36
六地蔵をかすめて水屋尻へ。
水屋尻雪渓から御前峰を眺める。
スキーヤーが二人滑りを楽しんでいたので自分も靴スキーを(笑)
2017年07月08日 10:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
5
7/8 10:49
水屋尻雪渓から御前峰を眺める。
スキーヤーが二人滑りを楽しんでいたので自分も靴スキーを(笑)
すっかり雲が多くなってきた。
さらば御前峰。
2017年07月08日 11:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
7/8 11:05
すっかり雲が多くなってきた。
さらば御前峰。
帰りは観光新道で下山することに。
雪渓(別名「ミラー落とし」?)のステップはバッチリ・・・でもせっかくなので靴スキーでいくでしょ(笑)
2017年07月08日 11:10撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
7/8 11:10
帰りは観光新道で下山することに。
雪渓(別名「ミラー落とし」?)のステップはバッチリ・・・でもせっかくなので靴スキーでいくでしょ(笑)
ハクサンタイゲキ
2017年07月08日 11:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
2
7/8 11:16
ハクサンタイゲキ
ハクサンフウロ
2017年07月08日 11:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
7/8 11:23
ハクサンフウロ
ニッコウキスゲ
2017年07月08日 11:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
3
7/8 11:26
ニッコウキスゲ
テガタチドリ
2017年07月08日 11:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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7/8 11:28
テガタチドリ
無事下山。
ようやく白山も夏山シーズンスタートです。
2017年07月08日 12:39撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
3
7/8 12:39
無事下山。
ようやく白山も夏山シーズンスタートです。

感想

毎年6月の恒例行事となりかけていた釈迦新道に咲くオオサクラソウ鑑賞だったのだが、今年は林道崩落のため市ノ瀬から釈迦新道へのアプローチができなくなっていた。
しかしこの状況をうまく利用すればガラガラの釈迦新道を独り占めできる可能性がある・・・ということで別当出合〜七倉ノ辻を経て上部から釈迦新道へ攻めてみることにした。

前日金曜日は会社の飲み会があったため、21時過ぎに金沢を出発。
今年は開山1300年ということでマイカー規制の期間が長いのだが金曜日の夜0時までなら別当出合までマイカーで入ることができる。
予定通り別当出合まで入ると3時間ほど車内で仮眠をとる。
眠い目をこすりながら2時半に起床して午前3時に出発。
空に浮かぶ月が周囲を明るく照らしていた。

さすがにこの時間に歩いている登山者は皆無で、まるで冬の白山のような静かな砂防新道を楽しむことができた。
あまり飛ばすと後が辛くなるのでのんびりペースで登っていく。
甚の助避難小屋の手前あたりでようやくヘッデンが要らなくなった。

久し振りの十二曲りでリュウキンカの群落や延命水を楽しむと室堂はスルーして一気に山頂へ。
既にお日の出の儀式も終わっていて無人の御前峰を堪能することができた。
だが今日の目的は(も?)御前峰ではないのでお池めぐりをしながら大汝峰経由で釈迦新道を目指す。
7月でも山頂部には多くの残雪が残っており、先シーズンの積雪量の多さを物語っていた。

山頂部はまだ前泊の登山者数人とすれ違ったが、大汝峰から先はさすがに誰とも会わなかった。
釈迦新道は下部が通行止めだし、北部ルートから登ってくる人がいたとしても時間的にまだ早かった。

釈迦新道へ入るとまったく整備されておらず笹などの植物がかなり成長していて登山道全体が荒れ始めていた。
核心部はやはりいつも最後まで雪が残る雪渓だった。
雪こそなかったものの登山道は崩落し登山靴でステップを作りながら慎重に通過する必要があった。
ピッケルが欲しいくらいだ。
それでも何とか通過して先へ進んでいくと・・・ご褒美が!
終わりかけながら数輪のオオサクラソウが朝陽を浴びて元気良く咲いていてくれたのだ。
(ちなみにあの花も終盤ながら咲いていた)
やっぱりこの時期は釈迦新道の花が一番!
ミヤマキンポウゲやシナノキンバイ、リュウキンカなどの色とりどりの花たちが出迎えてくれた。

帰りは往路で苦労した雪渓も緩んできたので靴スキーを楽しみつつ下山。
雪渓もただ滑り落ちれば滑落となるがコントロールされた滑落は「滑走」となり板はなくても我々スキーヤーを楽しませてくれる。

最後は混んでいる砂防を避けて観光新道経由で下山。
予想以上に天気も良く、オオサクラソウとも会えて大満足の一日となった。

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コメント

待ってました〜
こんにちは、お久し振りです

この土曜日に誰かがやって下さると思ってました(候補は数人で、うち、お一方の結果は一週間後じゃないと分からないのですが)。

Sanchanさんはお酒を飲まなかったと思うので、私が好物のレモンビールでお祝いしときます。これはKALDIで一本300円もするので、ここぞという機会に飲もうと思ってたものです。三ノ峰行ったときも、南竜行ったときも、今じゃないなあと温存してました。単に貧乏性だっただけかもしれませんが、今日プシュッといかせて貰います

本当にお疲れさま&オオサクラソウの写真ありがとうございました。

ところで次の目的地は、お気に入りの水場でしょうか
2017/7/9 18:20
Re: 待ってました〜
lanchidさん、こんばんは。

お久し振りです&コメントありがとうございます。
そういえば先シーズンは御手水鉢のところで釈迦新道から登って来られたlanchidさんとすれ違いましたね。
あの時は何人かの方々とすれ違ったり、追い越したり・・・割と賑やかでしたが今回は誰とも会わず静かな白山を楽しむことができました。
今年は雪が多かったので7月に入ってもオオサクラソウが楽しめるだろうと期待を胸に出かけてみましたが大正解でした。
ご存知の通り、好き嫌いはないんですがアルコールだけは体が受け付けないのでKALDIのコーヒーをサイフォンでアイスコーヒーにして飲んでます
お気に入りの水場・・・行きたいんですけど上からのアプローチだと更に遠いし、行って枯れてたらガッカリだし、今シーズンはダメかもしれません。

また白山でお会いしましょう!
2017/7/9 20:58
釈迦新道
Sanchanさん、こんばんは。

お日の出後の大汝山頂部の雰囲気は本当に最高です!
さて、オオサクラソウのお写真拝見できて勝手に喜んでいます
釈迦新道のお花達はほとんど人の目に触れることもなく芽吹き、咲き誇り、静かに今年の命を終え、季節も入れ替わってゆくのかな・・・と思うとなんだか悲しくなってしまいます。釈迦周回の目標は今年もDNS^^;

花の白山本領発揮の季節なのに、ここ1ヵ月ほど近寄れないでいて悲しいです。
近々小桜平もしくは南竜テン泊行けたらいいなぁ。
また白山の素敵なお写真見せて下さい。
2017/7/9 20:47
Re: 釈迦新道
kozakuraさん、こんばんは。

kozakuraさんも大汝好きでしたよね〜。
今年は北部デビューもなさったことだし、次はいよいよその名の元となった「小桜平」デビューですね
さすが開山1300年だけあって帰りに市ノ瀬の駐車場をチラ見したら連休並に車でびっしりでした。
あれを見るとしばらくは北部に逃げるしかないなーなんて思っちゃいましたよ。

釈迦新道は思ったより状態が悪くて、今後手が入るのか心配になりました。
白山の中でも一番早く花が咲いて、しかも異色の花たちが多いので貴重なルートだと思っています。
下山ルートとしても砂防や観光新道を外すとしたら釈迦新道が次の候補となるのでかなり辛いところです。

kozakuraさんほどの体力があれば小桜平も釈迦も余裕だと思うので自信をもって頑張ってきてください! good
2017/7/9 21:05
懲りないミラー落とし
Sanchanさん、こんばんは。
お邪魔させていただきます。

ふっ、やはりいたわね。
私もオオサクラソウ狙い目としたら今シーズンでは今週末がいっぱいいっぱいかなと読んでいたわ。
その狙い目をアナタは上手く滑り込みセーフで切り抜けてみせたわね。
私もねとある作戦を駆使して今週末に標準を定めていたのだが「うち、御一方は結果は一週間後じゃないと発表できません(らしい)」っつう事なのでやはりこの企画は全てをアナタに託すことにいたしますたわ。
うわっはっはっはっは…、うち、御一方ってそんなズボラなヤツは誰やねん?
って言うか釈迦上部にある登山道崩落現場の通称「Sanchan落とし」に私が落ちたらシャレになんないジャン。
そんな危なっかしい事で愛しのマユミさんの悲しませたくはないわ。

でもまぁ、とある有力な情報筋によりますと釈迦新道は近々開店出来るらしいっすわよ。
とは言ってもその頃になると目玉商品のオオサクラソウは品切れとなっていると思うけどね…。
その代わりにアナタのご自宅用の水資源は確保できそうよ。
2017/7/10 20:52
Re: 懲りないミラー落とし
ミラーさん、おはようございます。

ふふふ、某momochannレコでミラー夫妻の行動を先取りできましたよ
ニアミスしてたんですねぇ〜
お会いできなくて残念でした。
どこ行かれたのか気になりますが・・・まあ六地蔵でクロユリ、みたいな感じでしょうけど。
ところで釈迦新道復活するんですか!?それは朗報。
林道よりも「Sanchan落とし」を何とかしてもらわないと危なっかしくてやばいです。
スコップもって直してこようかな・・・
まあ水泥棒するだけならいらないけど(笑)

2週間後のレコ、楽しみにしておりますよ
2017/7/11 6:02
今更滑ろうと思っている変態です(笑)
Sanchanさんこんばんは!
花を求めて標高2000m近くまで下って登り返すSanchanさんと、雪渓の末端を求めて?標高2000mを割りこんで滑る変態、少し似てるような気がしますが気のせいでしょうか
オオサクラソウは花に疎い私が見てもビューチフルですね
最近老眼でお花のポケット図鑑がぼやけてしまって、ますます花の名前を覚えるのが難しくなっています(笑)
2017/7/10 23:33
Re: 今更滑ろうと思っている変態です(笑)
momochann、おはようございます。

こちらもニアミス、残念でした。
丁度大汝の巻き道を戻っている頃にmomochannはヒーヒーいいながらヒルバオ雪渓を登り返してた感じですね。
それにしてもGPSのルート図や高低差の波形がソックリ(笑)
自分はそこまで変態じゃないのでスキーは卒業しましたが、スキーレコの方が花レコより楽でいいですね。花レコは立ち止まってばかりになりますがスキーレコはガーっと滑って登り返し・・・写真もほぼ同じような絵になるので(笑)

お疲れ様でした。
2017/7/11 6:06
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