富士は日本一の山!(富士宮ルート→お鉢周回→プリンスルート)


- GPS
- 21:13
- 距離
- 17.1km
- 登り
- 1,933m
- 下り
- 1,838m
コースタイム
- 山行
- 3:14
- 休憩
- 1:20
- 合計
- 4:34
- 山行
- 7:11
- 休憩
- 3:26
- 合計
- 10:37
天候 | 曇りのち晴れ(終始微風) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 タクシー
飛行機
|
コース状況/ 危険箇所等 |
どこでも落石の危険が高いです。また登山道がザレている場合は非常に登りにくいです。靴はハイカットのしっかりしたソールのものをオススメします。スパッツは必須。 |
その他周辺情報 | 三島の桜屋さん。移動が大変で鰻丼が3750円と高いが、間違いなく美味。混んでいるので1時間は待ちます。下山後におなかが空いている場合は待ち時間に覚悟がいります。 |
予約できる山小屋 |
|
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ(極薄)
フリース
Tシャツ
ズボン
アンダーパンツ
靴下
キネシオロジータープ
グローブ
雨具(上下)
日よけ帽子
タオル
登山靴(夏)
ゲイター(薄)
ストック
ザック
行動食(チョコ・塩キャラメル・柿ピー)
地形図
筆記用具
コンパス
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
保険証
JRO登録証
携帯
高度計付腕時計
サングラス
カメラ
ビニール袋数枚
ティッシュ3つ
ウェットティッシュ1つ
携帯トイレ
虫刺され薬
マスク
ツェルト
細引き
エマージェンシーシート
ファーストエイドキット
お風呂道具
着替え
|
---|
感想
今回は♪あ~たま~を く~も~の~♪の富士山。静岡県・山梨県の両県にまたがる、日本人だけでなく世界中の人々が知っている、世界に誇る名峰です。標高は3776m。当然日本一の高さを誇り、日本百名山の一つです。周囲には富士五湖や、湧水があり、とても地下水に恵まれています。
気象庁のHPによれば小御岳、古富士の両火山上に生成した成層火山とあります。見た目は左右対称で非常にキレイなお山ですが、実はこれが不安定。過去にも何回かの山体崩壊が起きていたことが想定されています。
現在は火山活動らしい兆候はありませんが、1707年の宝永の噴火では甚大な被害が出ていてとても危険な活火山です。仮に噴火した場合は、噴火規模にもよりますが関東甲信越地方では甚大な被害が出るものと思われます。
今回の山行は関東圏在住の知人からのお誘いです。誘われた以上は断れない!ということで、早速行ってきました。富士山登山は過去にも数度計画していましたが、今回初めて。お誘いを受けたこと、とても嬉しかったです。ちょっと移動にお金がかかったのが痛かった・・・。
さて、山行です。今回は高度順応を目的に宝永山ピストンから開始。その後山荘へ戻り、夕食後に仮眠。22:00起床の22:30に山頂への登山を開始しました。
ルートは、山頂へは富士宮口コースから登り、剣が峰で御来光、お鉢を一周してプリンスルートから下って、途中宝永火口コースに入り宝永山荘に戻るルートです。
登りですが、「低酸素環境」がどんどんキツくなります。呼吸を忘れていると、ふとしたときに一瞬意識が飛びます。興奮していて実質1時間しか眠れなかったことも影響があったかもしれません。でもそれ以外は高度障害は起きませんでしたので、もう少し高いところまで行ける身体のようです。
8合目を過ぎるとツアー客の嵐!まだ2:00過ぎだぞ!しかも子供もいる!なのですぐに前が詰まるので、チャンスを逃さず追い抜き、最終的には全てのツアーを追い抜けました。追い抜いた後に振り返ると富士山名物のヘッデンの珠々つなぎ。これがキレイだった...
そんなこんなで山頂には10番目くらいに到着し、御来光の場所も確保。雲が多かったですが、日の出方向に雲の隙間が!なんと見事に御来光を拝むことが出来ました。前日の予報(てんくら)がイマイチだったので、実はちょっと諦めモードでした。めちゃくちゃ嬉しかったぁ。思わず周りの人たちで「万歳」しちゃいましたヨ。
その後はお鉢を一周。思ったよりも火口は大きくないですね。羊蹄山と大差ないかも。一周している間に天候がどんどん回復。下山開始時には快晴になっていました。山頂郵便局で家族へ感謝の木のはがきを送って、さあ下山。名残惜しいなあ...。
下山はプリンスルートから宝永火口ルートへ。これが途中からザレたざくざくルートに。ザレがあまりにも深いので、スノーシュー下山時と同じようにはねながら下りてきました。お陰で少し時間短縮です。
最後の最後、宝永火口底から少し登り返すのが辛かった。。。でも登り切った時に山頂に向かって登った富士宮口コース全体を俯瞰できました。これを登ったんだなぁ。このコースにして正解でした。最後は暑さでヘロヘロになりながら宝永山荘に到着。とても満足な山行でした。同行していただいたお二人にも感謝です。山人に悪い人はいないっ!
あこがれの富士山を制覇!しばらくはお腹いっぱいだなあ。でもどこかに行っちゃうんだろうな。久しぶりに一人で静かなお山に行きたいな。さて、さて、次は何処に~。
コメント
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富士山登頂おめでとうございます
山頂でご朱印が貰えるので「いつかは・・・」と思っている富士山ですが
人の多さと高山病への不安がネックになっています
でも去年登頂出来なかった友人から「来年登ろうよ!」と誘われているのでもしかしたら・・・日本一高い場所に立てるかもです
今週末はまた天気が悪そうですね
ikenoyaさん、こんにちは。コメントありがとうございます!
とうとう日本一高い所に行っちゃいました。しかも御来光に出会えました。もうサイコーです。しばらくはお腹いっぱいですね(笑)。
是非、富士山、チャレンジしてください。低酸素との格闘は面白かったですよ。自分で体調や感覚を分析しながらのぼりました。しっかりとした呼吸と、牛歩のようなゆっくり歩行が重要です。慌てなければまず大丈夫ですよ。
ヘルメットはあったほうがいいです。被っていない人が多いですが、かなり落石危険と思いました。北海道では被りませんが、お互い、ヘルメットの使用上頻度が増えそうですね(笑)。
お天気に恵まれてご来光も拝めて最高でしたね!
それにヤマレコさんにピックアップされていて凄いことですよね‼
良いことだらけの富士登山お疲れ様でした~★
私は、まだ登山に興味を持っていなかった頃に富士山チャレンジをしましたが、登山道渋滞で8合目でご来光を迎え眠気に負けて下山してきたことがあります。それから富士山は眺める派です(笑)
今は、まだ小さな甥っ子たちが大きくなり登ってみたいと言い出したら一緒に登ろうかなと思っています。
sayacaさん、こんばんは。コメントありがとうございます!
晴れ男の実力!天候に恵まれました。登っている最中はガスに何回か巻かれましたが、山頂に近づくとガスが晴れ、なんと御来光時には雲が切れました。良いことだらけで、しばらくの運を使い果たした感じです(笑)。
ヤマレコさんにピックアップされたのには驚きました。「ままままままじか~」って(笑)。Kさんからの連絡で知りました。FB見た瞬間はすごく嬉しかったですが、正直嬉しいやら恥ずかしいやらです。。。
渋滞が嫌で早めに出たつもりが、それでも5パーティーは前にいました。低酸素の身体と相談しながらなんとか追い抜けたので、最高のポジションで御来光にご対面できました。
そうですか...8合目で...残念でしたね。8合目よりも上はとにかく低酸素との戦いです。身体に問いかけながら登れば大丈夫です。
いやぁ、富士山は別格ですね。富士山は日本一、いやいや世界一のお山です!
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