北沢尾根で行く、秋の中央アルプス・南駒ヶ岳と摺鉢窪カール
- GPS
- 10:15
- 距離
- 21.3km
- 登り
- 2,568m
- 下り
- 2,552m
コースタイム
- 山行
- 10:04
- 休憩
- 0:07
- 合計
- 10:11
今回のコースタイムは、写真撮影や、休憩を含んだものとなっています。
天候 | 晴のちガス |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2017年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
全体を通して危険箇所はありません。 ただし、南駒ヶ岳・北沢尾根の2,500mあたりからハイマツの藪があります。また南駒ヶ岳の山頂近くは、中央アルプスらしい岩場になっています。 |
写真
装備
個人装備 |
ソフトシェル
タイツ
防寒着
雨具
日よけ帽子
ザック
行動食
飲料
ハイドレーション
地図(地形図)
笛
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
サングラス
|
---|---|
備考 | 指つき手袋 |
感想
紅葉を見たくなり、中央アルプスに行ってきました。
状況は、10月1日現在で、2,500~2,700m付近がいちばん色づいていました。
次の3連休、その次の土日も、まだ楽しめるんじゃないかと思います。
今回、ご紹介するのは、「南駒ヶ岳」と「摺鉢窪カール」です。中央アルプスといえば、木曽駒ヶ岳と空木岳という百名山で知られていますが、二百名山のひとつに数えられる南駒ヶ岳、その肌に抱く摺鉢窪カールも、ひっそりと、こじんまりした良さに味わいがあります。
木曽駒の千畳敷カールもきれいだと思いますが、あるていど登山慣れした人なら、人が多すぎると感じたりしないでしょうか。今回のルートは、そうした中〜上級者にお薦めしたいコースです。
南駒ヶ岳といえば、中ア縦走というイメージがありますが、西尾根となる「北沢尾根」から直登することも可能です。
起点は、中央アルプスを挟んで西側、木曽側の伊奈川ダムがスタートになります。
ここはバリエーションに富む起点で、空木岳・南駒ヶ岳・越百山という、中央アルプスの3つの山に、林道からアクセスすることができます。そして、健脚に自信があれば、空木岳から越百山まで日帰り縦走を楽しむことも可能です。
今回は、日が短くなってきたこともあり、北沢尾根から直登したのち、越百山まで縦走、遠見尾根で周回するルートを、ヤマプラで考えてみました(標準コースタイムで15時間ぐらい、健脚の方なら0.6~0.8倍なので、12時間ぐらいが目安です)。
とくに危険な箇所はないのですが、2,600m付近のハイマツゾーンは時間がかかります。また、2,700m付近には、中アらしい岩場・鎖場があります。この北沢尾根は、緊急時のエスケープルートとしても利用価値があります。
秋の山は、一年でもっとも天気への対応が難しい季節です。暑い日は夏山に、寒い日は雪が振ることもあります。この日もまさにそうで、午前中は半袖・短パンでも暑いぐらいだったのが、ものの10分もしないうちに、レインウェアを着込み、タイツを履かなければいけないほど寒く急変しました。
ですので、秋のアルプス山行は晴れているようでも、レインウェアの上下、防寒具(フリースとタイツ)、ライトは携行することを強くお勧めします(特にトレイルランナー)。
今回は Epson の MZ-500 をナビに使ってみました。いつもは Suunto を使うのですが、ルート登山のナビなら、MZ-500はかなり使いやすいです。ヤマプラで作成したルートなら、ウェイポイント(通過点)も、自動で取り込まれます。
また、帰宅後、ヤマレコにも自動でアップロードされるのがGoodです。山行記録がとても書きやすい。
Suuntoの場合だと、GPXファイルをMovescountにインポート/エクスポートしたり、ウェイポイントを手動で設定しなければならないのが億劫でしたから。
時計本体も軽く、アラームされるタイミングがジャスト。欲を云えば、高低図表示のときに「ルートオフ」警告が表示されるといいな、と思いました。
そろそろ、百名山とか、人気のある登山ルートから、たまにはひっそりと静かな山行を味わいたい、という方には、GPSウォッチのナビゲーションは心強いお供になると思った山行となりました。
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