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Yamareco

記録ID: 1287440
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ハイキング
剱・立山

【越中】中山〜クズバ山【剱の展望台】

2017年10月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
07:12
距離
10.0km
登り
1,373m
下り
1,358m
歩くペース
速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
5:33
休憩
1:32
合計
7:05
8:19
8:28
135
10:43
12:04
113
13:57
13:59
13
14:12
14:12
2
14:14
馬場島橋駐車場
クズバ山への登り、晴れて剱岳が見えてからペース落ちてます(^^ゞ
天候 ガスのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2017年10月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
立山ICもしくは滑川ICより馬場島を目指します。馬場島橋の手前に中山登山口があり数台駐車可ですが、橋を渡ってすぐに舗装された駐車場がありました。その先、馬場島荘のPがあり、隣接のキャンプ場のトイレを使わせていただきました。
コース状況/
危険箇所等
中山の登山道は登り下りとも整備されており、特に危険個所はありません。
クズバ山への登山道はひたすらの激登り。スリップによる転落には注意が必要かと思いますが、要所にお助けロープがあります。
その他周辺情報 なにもありません。車中泊で山旅を楽しむ自分としてはこの界隈はちょっと不便だと思っています。温泉付き道の駅希望。
中山登山口の先、馬場島橋を渡ってすぐの駐車場に車を置きました。
2017年10月08日 07:02撮影 by  DMC-G8, Panasonic
10/8 7:02
中山登山口の先、馬場島橋を渡ってすぐの駐車場に車を置きました。
馬場島橋を戻って、中山登山口へ。ここは未舗装のP。
2017年10月08日 07:04撮影 by  DMC-G8, Panasonic
10/8 7:04
馬場島橋を戻って、中山登山口へ。ここは未舗装のP。
中山登山道案内図。
2017年10月08日 07:05撮影 by  DMC-G8, Panasonic
10/8 7:05
中山登山道案内図。
急ですがよく整備されています。
2017年10月08日 07:09撮影 by  DMC-G8, Panasonic
10/8 7:09
急ですがよく整備されています。
大きな杉とブナの競演が見られます。
2017年10月08日 07:49撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 7:49
大きな杉とブナの競演が見られます。
中山山頂に到着。登りだす前はよく見えていた剱岳でしたが、あっという間に雲の中でした。
2017年10月08日 08:19撮影 by  DMC-G8, Panasonic
10/8 8:19
中山山頂に到着。登りだす前はよく見えていた剱岳でしたが、あっという間に雲の中でした。
晴れの予報が疑わしいですが、クズバ山に向かうべく東小糸谷コースへ進みます。
2017年10月08日 08:42撮影 by  DMC-G8, Panasonic
10/8 8:42
晴れの予報が疑わしいですが、クズバ山に向かうべく東小糸谷コースへ進みます。
分岐からクズバ山へ。
2017年10月08日 08:42撮影 by  DMC-G8, Panasonic
10/8 8:42
分岐からクズバ山へ。
始めはいい感じの穏やかな道。
2017年10月08日 08:50撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 8:50
始めはいい感じの穏やかな道。
じきに強烈な激登りが始まりました。延々続きます。要所要所にお助けロープがあり、ありがたいです。
2017年10月08日 08:55撮影 by  DMC-G8, Panasonic
10/8 8:55
じきに強烈な激登りが始まりました。延々続きます。要所要所にお助けロープがあり、ありがたいです。
ダケカンバが増えてきました。そろそろ激登りも終わりです。
2017年10月08日 09:37撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 9:37
ダケカンバが増えてきました。そろそろ激登りも終わりです。
傾斜が緩み、楽しくなってくるところでしょうが、あいにくのガス。
2017年10月08日 09:51撮影 by  DMC-G8, Panasonic
10/8 9:51
傾斜が緩み、楽しくなってくるところでしょうが、あいにくのガス。
ここでようやく明るい兆し。紅葉もいい感じに。
2017年10月08日 10:03撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 10:03
ここでようやく明るい兆し。紅葉もいい感じに。
希望の光が差し込みます。
2017年10月08日 10:05撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 10:05
希望の光が差し込みます。
いきなり剱が姿を現し、大感激。腹がよじれるほどの感動でした。
2017年10月08日 10:13撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 10:13
いきなり剱が姿を現し、大感激。腹がよじれるほどの感動でした。
反対側、山肌のダケカンバも黄葉。
2017年10月08日 10:17撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 10:17
反対側、山肌のダケカンバも黄葉。
いいがねいいがね〜(^O^)
2017年10月08日 10:28撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 10:28
いいがねいいがね〜(^O^)
後ろには猫又山。
2017年10月08日 10:36撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 10:36
後ろには猫又山。
クズバ山に到着。改めまして剱岳。雲海が消えてました。
2017年10月08日 10:45撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 10:45
クズバ山に到着。改めまして剱岳。雲海が消えてました。
奥大日と、その奥に雄山。
2017年10月08日 10:46撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 10:46
奥大日と、その奥に雄山。
噂通りの剱岳の展望台でした。
2017年10月08日 10:49撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 10:49
噂通りの剱岳の展望台でした。
ダケカンバの色づきが今一つですが、いい感じです。
2017年10月08日 10:59撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 10:59
ダケカンバの色づきが今一つですが、いい感じです。
到着後、じきに貸切となった山頂でまったり。
2017年10月08日 11:04撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 11:04
到着後、じきに貸切となった山頂でまったり。
再び雲海が発生。やはり雲があった方が断然良いですね。
2017年10月08日 11:45撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 11:45
再び雲海が発生。やはり雲があった方が断然良いですね。
奥大日方面にも。
2017年10月08日 11:59撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 11:59
奥大日方面にも。
日本海にはずっと雲海が広がっていました。
2017年10月08日 12:00撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 12:00
日本海にはずっと雲海が広がっていました。
さて、下山です。
2017年10月08日 12:03撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 12:03
さて、下山です。
すぐにある、このロープ場が一番の注意ポイントだったと思います。
2017年10月08日 12:10撮影 by  DMC-G8, Panasonic
10/8 12:10
すぐにある、このロープ場が一番の注意ポイントだったと思います。
登りではガスの中だった紅葉を楽しんでの下山。
2017年10月08日 12:17撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 12:17
登りではガスの中だった紅葉を楽しんでの下山。
いい色があったんですね。
2017年10月08日 12:33撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 12:33
いい色があったんですね。
東小糸谷コースは沢沿いの道。頭から沢水を浴びてサッパリ。
2017年10月08日 13:45撮影 by  DMC-G8, Panasonic
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10/8 13:45
東小糸谷コースは沢沿いの道。頭から沢水を浴びてサッパリ。
駐車場へは車道を歩いて戻ります。
2017年10月08日 14:01撮影 by  DMC-G8, Panasonic
10/8 14:01
駐車場へは車道を歩いて戻ります。

感想

5月の奥美濃ヤブ山シーズンが終わって以来、ヤマレコに腐るほど記事が溢れている(特に県外の)メジャーな山ばかり歩いてましたので、下級ユーザーの出番なしとヤマレコ書くのはサボっておりました。
でも秋の奥美濃ヤブ山シーズン到来を前に、そろそろヤマレコの書き方を思い出しておかないと(^^ゞということで、久しぶりのレコアップということになりました。

秋真っ盛りの3連休ということで、さすがにメジャーどころは避けて選んだのが、剱岳の展望台と評判のクズバ山。先週、立山室堂から大日三山〜称名滝と歩いた際に、眼下に見えるこの山にずっと登りたかったことを思いだしていたのです。

【馬場島〜中山】
この山を登るには、最初の部分は人気の中山の登山道を歩くことになります。ところが時間も早いせいか登りだしてすぐに降りてきたお兄さんと、もう少し上でやはり降りてきた中年男性に出合った以外は、ハイカーの姿は見かけませんでした。
地形図を見ればかなり急な斜面ですが、ジグザグにつけられよく整備された登山道は快適でした。ブナや大きな杉の続く道は北陸らしい光景です。
肩に上がると傾斜は緩み、そこからほんの少しであっけなく中山山頂に到着。ここでとりあえず剱の展望を押さえておこうという目論見は外れ、その山頂部は雲の中。
すぐには姿を現しそうにないので、クズバ山へ向かうべく小糸谷コースへ進みます。

【クズバ山分岐〜クズバ山】
分岐まで下り、木製プレートのかけられた分岐からクズバ山へ進路を取ります。
始めは穏やかな木々も色づき始めたいい感じの道。しかしすぐに噂通りの激登りが始まりました。もう、息つく暇もない登りが延々と続きます。ヤセた個所もあります。
ただ要所要所にお助けロープがつけられており、焦らず慎重に進めば山慣れた人なら問題はないでしょう。
ようやく激登り区間が終わろうかというところで、ひとりの男性が下山してきました。上は晴れていたという言葉に励まされ先へ進みます。
やがて一気に傾斜が緩み、色づいた灌木の道を登るうちにようやく空が明るくなってきました。紅葉も輝きを放ち始めます。
そして唐突に雲海の上に剱が完全体で姿を現しました。これには感激、大感動です。一気にガスが切れて目の前に続くカラフルロード。モチベーションは急上昇。いっぽう、ここまでのうっぷんを晴らすような写真撮影で歩くペースは急降下(^^ゞ
何か所かのロープ場などを慎重に登ってクズバ山に到着すると、勝手に無人と決めつけていた山頂には2組の2人連れの先客がみえました。
地元・富山の方と石川の方だそうでした。少しお話をしたあと相次いで下山を開始され、晴れて貸切の山頂となりました。
コンビニのおにぎりをほうばりながら、剱や大日三山など眺めての幸せなひとときを過ごしました。

【東小糸谷コースで下山】
下山は結構気を使います。もう、掴めるモノは何でも掴んでなりふりかまわずの下りです。ここでは3名の単独男性とすれ違いました。
登りではガスの中だった美しい紅葉に目を奪われながら中山との分岐に降り立てば、再び遊歩道のような快適な登山道となり一安心。
春の花の季節にはニリンソウが咲き乱れる沢沿いの道をのんびり下って車道に出たら、あとはそれをたどって駐車場へと戻るだけ。馬場島にはおそらく剣岳に向かっているだろうハイカーの車がたくさんありました。

素晴らしい展望と紅葉も楽しめるクズバ山。それでいて3連休でも出会うハイカーの少ない良い山でした。

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コメント

レコサボらないでください
hermit-crabさん、こんにちは

お久しぶりです。いろいろメジャーどころの山、周って見えたんですね。
どうしていらっしゃることかと思ってました。

ここは、劔岳の展望抜群なところなんですね。私は早月尾根から剱のぼったこと
ありましたが、脇に見えてた猫又山が気になってしょうがありませんでした。
秋には奥美濃に帰ってこられますか、嬉しい限りです。
お疲れさまでした。
2017/10/12 10:03
Re: レコサボらないでください
higurasiさん、どうもです。

気にかけていただいていたとは恐れ入ります。
沢をやらない自分は、夏の間は奥美濃シーズンオフなので、県外の整備されたメジャーな山で観光ハイクをしてました

クズバ山は思いのほかハイカーも少なく、展望フェチのhigurasiさんにはおすすめかと思いますよ。

はい、いよいよ奥美濃の快適シーズン間近かですので遠征観光ハイクもそろそろ終わりとなりそうです。
またよろしくお願いします
2017/10/12 21:45
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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