大展望のカラスカグラの頭
- GPS
- --:--
- 距離
- 8.6km
- 登り
- 1,102m
- 下り
- 1,102m
コースタイム
天候 | 雪のち晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年01月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
目附谷橋付近の広い路肩に数台駐車可能 |
写真
感想
昨日から金沢は大雪で医院の駐車場でも職員がスタックするくらいであった。帰宅時でも医院周辺で多くの車がスタックしていた。マジか、山に行けるのか?ウ〜ン行くしか無い。男の約束がある。今日は久しぶりにサブちゃん、兄ちゃん、大魔人の四人で楽々新道から七倉山を目指す予定だった。夜22時に意を決して自宅を出た。雪が多くて自宅から大通りに出るのも一苦労だった。雪の中交通量は少なく助かった。白山市から一里野へ向かうと雪はドンドン増えて行く。
一里野手前の隊道で暫し待つと大魔人号が来たので後をつけていく。二番手ならヴェルファイヤーでも大丈夫だ。ブナオ休憩舎手前の広場に辛うじて車を止めた。間もなく兄ちゃん、サブも到着。深夜0時にホワイトロードへ突入。皆スーパーフアットだがいきなり膝ラッセル。マジか?雪の中ガンガンラッセルして行く。雪崩は最警戒、盛り上がっている場所は雪崩の起きた場所。通過は心臓に悪い。
林道下は川の音がゴーゴー、落ちたら助からない。片道2.5kmようやく丸石谷の発電所に着いた。導水管のある尾根伝いに岩間温泉を目指す。導水管尾根はかなり急登で膝上ラッセルとなる。雪崩が怖い、斜度の緩い場所を選んでガンガンラッセルするが雪崩跡を目にして心臓に悪い。2/3ほど登り林道までもうちょいというところで頭上からサブに向かって自然発生雪崩が起きる。これはまずい、リーダーとして皆の命を預かる立場としてこれはこの先進めない。撤退として急いで下山してホワイトロードを後にした。
車に戻ると時間はまだ深夜3時、このまま帰る訳にはいかない。どこへ行くか、帰り道に登山口があるウサギ山(仮称)は開拓した僕しか行ったことがないので皆をご案内することにした。登山口の目附谷橋に車を止めて深夜3時半スタート、ここも激ラッセル膝上だった。交代でガンガンラッセルする。4人いて良かった。このコースウサギ山まで行くならかなりルートはむずい。帰りの登り返しを避けるためにはトラバースの連続となる。
ようやく5時を過ぎて雪は止み星空が見えてきた。もう大丈夫、ウサギ山手前のピークは右から大巻した。ラッセルはきついが帰りのことを考えれば巻くしか無い。ドンピシャで鞍部に出て残り200m弱、最後の上りは青空に樹氷が映え素晴らしい景色となった。最後踏ん張ってピークに着くと360度遮るもののない大展望となった。前回は視界がなかったが今日はマンダムな景色が広がる。遙か日本海から笈、ショウガ、四ッ塚まで見渡せた。皆感激に浸っていた。
さあ大展望を楽しんだら激パウです。軽い雪を蹴散らして一気に行くが、楽しすぎて一度下りすぎてシールで登り返した。トレースはバッチリなので緩斜面でもよく走った。あっという間に国道に出て今日も楽しい一日が終わった。
コメント
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こんにちは
知り合い情報では古い地図には カラスカグラの頭 と書かれているそうです
ウサギの頭は 鉢伏平 と呼ばれるそうです
ウサギ谷は1度滑ったことがあります。いいコースでした
古川
メール有難うございます。
名前が付いていたのですね、勉強になりました。
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