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Yamareco

記録ID: 1368760
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山滑走
剱・立山

僧ヶ岳(片貝最終集落〜導水管尾根へ)

2018年01月28日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:08
距離
18.5km
登り
1,699m
下り
1,681m

コースタイム

日帰り
山行
8:48
休憩
0:20
合計
9:08
1:21
357
スタート地点
7:18
7:20
77
8:37
8:55
19
9:14
9:14
75
10:29
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年01月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーで片貝最終集落の除雪終了地点まで。
集落の駐車場は利用不可。
コース状況/
危険箇所等
■片貝最終集落〜導水管取付
・かまぼこ型に積もった雪の上をラッセル歩行。

■導水管〜僧ヶ岳山頂
・道水管は相当急なので雪質によっては横の樹林帯を利用する必要があるかも。
・全体的に「巻き」が勝負。帰りのことを考えて事前に地形図とにらめっこしておくべき。
・今回は全行程シールのみでいけたが雪質によってはクトーが必要。特に山頂部。

■スキー滑走
・上部は基本的に巻いたルートを忠実に戻る。
・ジグを切った箇所は滑走向き斜面。
・道水管脇の斜面も楽しい。
今日は片貝集落から僧ヶ岳を目指す。
導水管尾根へGO!
2018年01月28日 01:55撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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今日は片貝集落から僧ヶ岳を目指す。
導水管尾根へGO!
必殺導水管跨ぎ!
2018年01月28日 02:19撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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必殺導水管跨ぎ!
急斜面で板を縦にする恐怖
2018年01月28日 02:19撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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急斜面で板を縦にする恐怖
平和な樹林帯は後から追いかけてきた名人さんに頑張ってもらいましょう
2018年01月28日 06:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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平和な樹林帯は後から追いかけてきた名人さんに頑張ってもらいましょう
片貝からの僧ヶ岳は数ある小ピークの「巻き」が勝負!
2018年01月28日 07:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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片貝からの僧ヶ岳は数ある小ピークの「巻き」が勝負!
要所は巻き名人の先生がいく
2018年01月28日 07:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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要所は巻き名人の先生がいく
スッキリしない御来光だったけど十分美しい
2018年01月28日 07:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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スッキリしない御来光だったけど十分美しい
雪庇が淡い朝日に照らされる
2018年01月28日 07:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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雪庇が淡い朝日に照らされる
谷を挟んで向かいには越中駒ヶ岳。
2018年01月28日 07:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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谷を挟んで向かいには越中駒ヶ岳。
毛勝山と大明神山をバックにハイクアップ
2018年01月28日 07:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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毛勝山と大明神山をバックにハイクアップ
絶景すぎてラッセルなんか気になりません
2018年01月28日 07:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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絶景すぎてラッセルなんか気になりません
振り返れば白山!
2018年01月28日 07:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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振り返れば白山!
幻想的な景色
2018年01月28日 07:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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幻想的な景色
富山平野と富山湾
2018年01月28日 07:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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富山平野と富山湾
やはり天気は下り坂なのか日暈が出ていた
2018年01月28日 07:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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やはり天気は下り坂なのか日暈が出ていた
ここではトレースも絵になる
2018年01月28日 08:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ここではトレースも絵になる
鹿島槍ヶ岳と五竜岳の間にサンナビキ山。美しい。
2018年01月28日 08:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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鹿島槍ヶ岳と五竜岳の間にサンナビキ山。美しい。
ここは天国か
2018年01月28日 08:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ここは天国か
名人さんがいく
2018年01月28日 08:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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名人さんがいく
兄ちゃんがいく
2018年01月28日 08:07撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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兄ちゃんがいく
360度大パノラマ
2018年01月28日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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360度大パノラマ
遠かった越後駒ヶ岳も徐々に近づいてきた
2018年01月28日 08:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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遠かった越後駒ヶ岳も徐々に近づいてきた
左のアレはアイスモンスターでは?
2018年01月28日 08:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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左のアレはアイスモンスターでは?
巻き名人が本日最後の巻きを披露
2018年01月28日 08:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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巻き名人が本日最後の巻きを披露
さあピークへ!
2018年01月28日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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さあピークへ!
名人さんゴール!
2018年01月28日 08:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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名人さんゴール!
記念撮影
2018年01月28日 08:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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記念撮影
朝日岳をバックに
2018年01月28日 08:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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朝日岳をバックに
白馬三山
2018年01月28日 08:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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白馬三山
左に朝日岳、右に雪倉岳
2018年01月28日 08:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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左に朝日岳、右に雪倉岳
冬は荒々しい姿に変わる越中駒ヶ岳
2018年01月28日 08:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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冬は荒々しい姿に変わる越中駒ヶ岳
山頂の景色を堪能したら下山開始!
2018年01月28日 08:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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山頂の景色を堪能したら下山開始!
1000m級とはいえ山頂部は風が強かった
2018年01月28日 09:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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1000m級とはいえ山頂部は風が強かった
それでも滑りは楽しまないと!
2018年01月28日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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それでも滑りは楽しまないと!
兄ちゃんツリーラン
2018年01月28日 09:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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兄ちゃんツリーラン
名人さんと兄ちゃんがシンクロ
2018年01月28日 09:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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名人さんと兄ちゃんがシンクロ
〆は導水管脇の滑走
2018年01月28日 10:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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〆は導水管脇の滑走
林道を滑って終了〜
お疲れ様でした。
2018年01月28日 10:16撮影 by  FinePix XP120 XP121 XP125, FUJIFILM
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林道を滑って終了〜
お疲れ様でした。
撮影機器:

感想

先週の北陸は大雪に見舞われた・・・週末は雪崩が怖いがパウダーは約束されている。
そんな中YSHR先生が選んだ山は「僧ヶ岳」。
今回は片貝からのアプローチとなるが、自分にとっては初めてとなるルート。
尾根歩きがメインとなるので雪崩リスクもそれほど高くないだろう。
宇奈月温泉からのルートと比べるとアップダウンも多くよりテクニカルなイメージがあるが果たしてどうだろうか。

朝2時片貝スタートの約束だったが最近フライングスタートが多いのでハメられないように念のため早めに現地入りしようと高速を走らせていると見覚えのある車に追い抜かれた。
先生の車だ!
そのまま片貝最終集落まで追いかけて1時に現地到着。
どうやら先生と兄ちゃんは見ず知らずの誰かに尾行されたと思っていたようだ。
こんな時間にこんな場所に来るのは僕ら以外いるわけないじゃないですか!とすかさず突っ込み。
そしてやはり結局フライングスタート!
1時20分には出発することとなった。
名人さんは先に到着して車中泊していたのにまさかの不意打ちで出遅れ、かわいそう。
名人さん先にラッセルしてますよ〜♪

気温は低いが天気は良い。
星空と月明かりに励まされながら林道をラッセルしていく。
そして最初の核心部である導水管の取付へ。
最初の1/3は斜度もそこそこだがそれより上はかなりの急斜面。
下が氷化していたら完全アウトだったが幸い深いパウダーで安心してジグを切ることができた。(途中で導水管を渡る羽目になったのは想定外だったが)

導水管をクリアして尾根に取り付いてしばらく進むと後ろからヘッデンが。
名人さんだった。
めちゃくちゃ飛ばして来たらしく暑い暑いといっていた・・・しかも素手だし。
名人さんは暑がりでもあり寒がりでもある・・・中間のいい感じがなかなかないという難しい体質らしい(笑)

このルートは小ピークやアップダウンが多いので「巻き」が重要なポイントとなる。
経験豊富な先生による「右」、「左」というアドバイスを聞きながら皆でラッセルを回す。
核心となるような場所は先生が自らルート工作。
相変わらず勉強になります。

樹林帯を抜けて稜線に出る頃には周囲も明るくなっていた。
皆んな一眼レフを取り出して写真を撮りまくる。
ピーカンではないが眺望は最高で白馬方面や白山まで見渡すことができた。
山スキーヤーにとってはこれくらいの天気の方がパウダーも死なないので都合が良い。

無木立の広大な緩斜面を各々のペースで楽しみながら僧ヶ岳に登頂!
1000m級の山といってもそこはさすがに北陸の冬山・・・容赦のない風が吹き付ける。
とはいっても地獄ではない。誰も地獄ゴーグルは付けていない。
眺望を楽しんだらシールを剥がして滑走開始!
来る時に作ったトレースを辿って効率よく滑走していく。
途中滑り降りたくなるような谷が何箇所かあるが今日は雪崩リスク高いのでやめておきましょう。
ツリーランを楽しんだら最後は導水管の急斜面をこなして終了!
時計を見たらまだ10時半だった。

今日もパワフルなメンバーと激ラッセル&最高の眺望を楽しむことができてよかった。

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コメント

トレースありがとうございました。
出発点から導水管までのトレースを使わせていただきました。
どうもありがとうございました。
2018/1/29 16:59
Re: トレースありがとうございました。
Hla4colさん、はじめまして。
普通なら先行者のトレースを使いたくなるところだと思いますが、別ルートかつ単独での登頂ということでお見事でした。
また富山界隈の山へもお邪魔すると思いますがお会いすることがありましたらよろしくお願いします。
2018/1/29 19:16
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