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Yamareco

記録ID: 1418342
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山滑走
槍・穂高・乗鞍

槍ました〜:槍ヶ岳飛騨沢

2018年04月01日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
7
1〜2泊以上が適当
GPS
14:30
距離
31.9km
登り
2,426m
下り
2,422m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
11:48
休憩
2:48
合計
14:36
0:27
14
スタート地点
0:41
0:45
0
0:50
0:50
27
1:17
1:17
47
2:04
2:04
51
2:55
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93
4:28
4:46
2
4:48
4:51
46
5:37
5:38
86
7:04
7:06
93
8:39
8:52
10
9:02
9:18
27
9:45
10:33
9
10:42
10:55
9
11:04
11:28
14
11:42
11:43
14
11:57
12:16
14
12:30
12:30
68
13:38
13:38
20
13:58
14:02
29
14:31
14:33
19
14:52
14:52
5
14:57
14:57
6
15:03
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
深山荘の登山者用駐車場
この時期としては結構埋まっていた
コース状況/
危険箇所等
林道デブリ多し。
滝谷はもちろんのこと、チビ谷、ブドウ谷などデブリランド。
その他周辺情報 荒神の湯
寸志200円ほど
予約できる山小屋
槍平小屋
林道の雪は最初の大きなカーブを過ぎ、意外と速く出てきたが、雪切れも多く、デブリも多かった
林道の雪は最初の大きなカーブを過ぎ、意外と速く出てきたが、雪切れも多く、デブリも多かった
真夜中の行軍であったため、写真は一気に槍平へ
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真夜中の行軍であったため、写真は一気に槍平へ
冬期小屋に1名の方がおり、通り過ぎるタイミングで同時にスタートしていかれた
この方とは山頂で再びお会いする
冬期小屋に1名の方がおり、通り過ぎるタイミングで同時にスタートしていかれた
この方とは山頂で再びお会いする
夜が明け、穂高が見えてくる
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夜が明け、穂高が見えてくる
神々しい
中ノ沢の奥には中岳
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中ノ沢の奥には中岳
飛騨沢はデブリがほとんどなかった
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飛騨沢はデブリがほとんどなかった
穂高に朝日が当たり始める
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穂高に朝日が当たり始める
乗鞍さんも見えてきた
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乗鞍さんも見えてきた
ちょっとズームで
ちょっとズームで
このコーナーを回ると
このコーナーを回ると
飛騨沢の全貌が
振り向くと抜戸岳の東斜面がそそり立つ
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振り向くと抜戸岳の東斜面がそそり立つ
雪質はアイスでもなく、気温が下がりザラメの堅くなった感じ
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雪質はアイスでもなく、気温が下がりザラメの堅くなった感じ
飛騨乗越が近そうで遠い
飛騨乗越が近そうで遠い
ようやく乗越に到着
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ようやく乗越に到着
すると目の前には常念岳
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すると目の前には常念岳
この時間はガスが掛かっていたが、この後快晴に
この時間はガスが掛かっていたが、この後快晴に
笠ヶ岳は真っ白
テント場の雪は少なめ
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テント場の雪は少なめ
さあ近づいてきた
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さあ近づいてきた
雪は少ない
東鎌尾根と手前は槍沢
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東鎌尾根と手前は槍沢
さあ行きますか
ピッケルとウィペットのダブルで
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さあ行きますか
ピッケルとウィペットのダブルで
着きました〜
約1年振りです
槍平小屋からの登山者さんに撮っていただきました
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槍平小屋からの登山者さんに撮っていただきました
はいポーズ
この高度感がたまりませんね〜
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この高度感がたまりませんね〜
山頂までの梯子は殆ど出ていたが、鎖は埋もれているところも多々
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山頂までの梯子は殆ど出ていたが、鎖は埋もれているところも多々
穂高までの稜線が綺麗に見える
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穂高までの稜線が綺麗に見える
大天井岳から常念岳
手前が東鎌尾根
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大天井岳から常念岳
手前が東鎌尾根
立山が向こうに
最奥に剱
手前鷲羽岳、右水晶岳、奥に薬師岳
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手前鷲羽岳、右水晶岳、奥に薬師岳
東鎌尾根の北斜面に雪崩の破断面が見える
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東鎌尾根の北斜面に雪崩の破断面が見える
北鎌尾根
奥が乗鞍岳、左に西穂高岳、右に焼岳
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奥が乗鞍岳、左に西穂高岳、右に焼岳
笠ヶ岳をズームで
雪は豊富
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笠ヶ岳をズームで
雪は豊富
さあ戻りますか
山頂直下の梯子はこんな感じ
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山頂直下の梯子はこんな感じ
雪と岩のミックスは歩きにくい
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雪と岩のミックスは歩きにくい
名残惜しいが早く戻らねば
名残惜しいが早く戻らねば
さあ大斜面に飛び込む
さあ大斜面に飛び込む
至福のひと時
まだ緩んでなかったが、氷化はなかった
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まだ緩んでなかったが、氷化はなかった
スケールが大きくとてもではないが一気には行けません
休み休み滑ります
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スケールが大きくとてもではないが一気には行けません
休み休み滑ります
下部の沢地形もボウル状で楽しい
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下部の沢地形もボウル状で楽しい
この辺りはザラメ
この辺りはザラメ
槍平小屋が見えてきた
槍平小屋が見えてきた
ここで遅い休憩
さあどこまで滑れるか
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さあどこまで滑れるか
滝谷避難小屋横の渡渉点
もうすぐ落ちる
滝谷避難小屋横の渡渉点
もうすぐ落ちる
登りの時は暗かったので詳細が分からなかったが、デブリは多数
登りの時は暗かったので詳細が分からなかったが、デブリは多数
右岸からも
白出沢はまだ埋まっている
白出沢はまだ埋まっている
林道は雪が切れ切れだが、ほとんど板のまま
林道は雪が切れ切れだが、ほとんど板のまま
最後に新穂高からの笠ヶ岳
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最後に新穂高からの笠ヶ岳

装備

個人装備
ザック(mhmパウダーケグ32) スキー板(BDリバート 173cm) ビンディング(BDオーワン) スペアキット(BDオーワンバックカントリーキット) クトー(BDテレクランポン) テレマークブーツ(スカルパT2X) セルフアレストピック(BDウィペット×2) ヘルメット(クライミングテクノロジーイクリプス) ビーコン(マムートエレメントバリーボックス) プローブ(オルトボックス320cm) スコップ(BDディプロイ) ヘッドランプ(BDストーム) クランポン(BDセラッククリップ) ピッケル(BDベノム) サングラス(オークリーレーダーパス) ゴーグル(オークリーAフレーム2.0) 日焼け止め リップクリーム ビーニー(BD) ヘルメットビーニー(テルヌア) ヘッドバンド(マムート) バラクラバ(ホグロフス) テムレス インナーグローブ 予備グローブ(マウンテンハードウェア) スキーシール(G3アルピニストハイトラクションスキン) シールワックス スキーワックス カメラ(CANON IXY32S) GPS(ガーミンeTrex20J) スマホ 携帯 予備電池(単3 単4 モバイル用) 予備ランプ 財布 保険証 ドライバー(+ -) コンパス ナイフ(ビクトリノックススイスチャンプ) 飲料 行動食 非常食 防寒着(ユニクロウルトラライトダウンジャケット) ファーストエイドキット

感想

ここのところの暖かさで、ルート上の雪崩は大体落ち切ったであろうと行くことにした。
暗闇の中を出発するが、以外と満月が大きくて明るい。
林道は所々雪切れと林道上にデブリが多かった。
白出沢からのルートはこの時期不明瞭なのと暗闇の中なので、夏道を辿って滝谷まで進んだ。
もちろん滝谷までのチビ谷やブドウ谷のデブリは大きいが想定内。
滝谷からはシールで進む。
槍平冬期小屋を通り過ぎようとしたところ、小屋からお一人身軽な格好で先行して出てきた。
聞くと前日夜に入り仮眠したところ寝すぎたとのこと。
この方は空荷と身軽であったが、アイゼン歩行だったので、スキーの自分が追い越して進んでいく。
飛騨乗越はすぐに見えるのだが、なかなか届かない。
クトーを付けようと場所を探しながら進むが斜度が全く緩まないので、乗越手前までクトーなしで行ってしまった。
本来ならもっと下部で付けるべきで、判断が遅れた。これで登るスピードが落ちてしまった。
飛騨乗越に到着すると強風。ここは風の通り道ですね。
この先のテント場方面の雪も少なく、板はここにデポすることにした。
槍の穂先も雲の流れに隠れていたが、次第に雲もなくなった。
小屋のライブカメラに掛かる雪を少し落として、山頂に向かいます。
雪は少ないですね。昨年のゴールデンウィーク並みかと。
山頂に到着し、展望を楽しんでいたところ、追い越した小屋からの登山者さんも到着。
記念に写真も撮っていただきました。
時間に余裕もないので、急いで下山するが、登りより下りの方が時間が掛かる。
滑走は乗越からだが、乗越に戻ると他に2名のスキーヤーが待機していた。
準備を済ませいざドロップ。
ややハードパックだが、何てことはない。いい感じで滑っていく。
飛騨沢のスケールが大きく、中々下まで一気には行けない。
途中からはザラメに変化。これはこれで楽しい。板もそれなりに滑ってくれました。
槍平小屋まで戻って、ようやく一息入れ、腹ごしらえを済ませる。
ここからはとりあえず滝谷までは滑れることが分かっていたが、どこまで滑れるかトレースを頼りに進むと白出沢手前まで滑り込めた。
一旦、夏道に上がり、白出沢を超えた林道からは再びスキーの出番。
雪切れ、デブリも多々あったが、ほとんど板を脱ぐことなく、新穂高手前まで。
数年前に日帰りでは辿り着けなかった槍への思いを達成することができた。
疲れましたが、完全燃焼で充実感いっぱいの一日となりました。

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コメント

お疲れさまでした。
長い飛騨沢お疲れ様でした。4月初旬のこの時期に入ったことがなくデブリもかなり激しかったのでは?と推測致します。滑走は他では味わえない豪快さですよね。また行きたくなりました。滝谷渡渉が早くも現れるとは今年は雪はあまり多くないという結果ですね・・・
しかし、今年は目標完遂率が高くさすがだなと思っています。
2018/4/2 9:23
Re: お疲れさまでした。
デブリの多さは予想通りでしたが、滑走にそれほど支障はありませんでした。
以外と白出沢近くまで滑ることもできましたし、それほど難儀のない山行でした。
但し、日帰りでは距離もあって時間が掛かるので、深夜出発限定ですね。
2018/4/2 9:51
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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5/5
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