鋸尾根〜鋸山〜鞘口山〜江戸小屋尾根(バリ)周回
- GPS
- 07:10
- 距離
- 13.5km
- 登り
- 1,642m
- 下り
- 1,644m
コースタイム
- 山行
- 6:32
- 休憩
- 1:19
- 合計
- 7:51
天候 | 曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
江戸小屋尾根はバリエーションルートです。赤テープや所々に道標もありますが、踏み跡不明瞭になる場所もあるので、GPS・地図読み等は必要です。 大ダワのトイレは、一部(冬用個室)のみ使用できました。 |
写真
感想
以前、御前山登山の帰りに鋸尾根を下ったのですが、疲れてきた足に鎖場が追い打ちをかけ、最後の最後にとどめを刺すかのような現れた、愛宕神社の急階段。この鋸尾根にはヘロヘロにされた思い出があったので、いつか登りに使おうと思っていていました。今回は天気も悪く展望も期待できないので、よし鋸尾根リベンジだ!と登りルートがまず決定。しかし、午後から天気が崩れそうなので、短めのルートで周回できないか探していたら、江戸小屋尾根のレコ(by gakukyourou さん)を発見。なかなか良さそうなので、下山ルートに使ってみることにしました。
まずは、リベンジの急階段。しょっぱなから一汗かきますが、足はまだまだ元気なので、難なくクリア。やがて現れる岩場&鎖場も楽しみながら登ることができました。
あと、期待していなかった割には花が多くて、そこかしこにミツバツツジが。山ツツジも大部分はつぼみですが、一部咲き出しているものもあり、ちょっとびっくりしました。岩場の陰に数輪のイワウチワを見つけた時はちょっと感動しました。大ダワから先はしばらくカタクリロードで、群落とまではいきませんが、道の両脇に(たまに道のど真ん中に)、ぽつりぽつりと咲いています。小さい葉っぱはたくさん見かけたので、年々花が増えていく可能性がありますね。
鞘口山の山頂で、バリルート突入前に腹ごしらえ。山頂ベンチの北側に一般道かと見間違うほどの踏み跡が続いています。間違って行かないようにあえて木の枝が横たえてあるので、それを跨いで江戸小屋尾根に突入。
時々、左右の小枝がうるさいですが、基本的に進路明瞭で赤テープも要所要所にあり、九竜(重)山までは問題なくいけました。
九竜山から先は下りが急になってきます。途中、正面に赤テープはあったのですが、右手に伸びる比較的明瞭な踏み跡を発見。九竜山から先、下っていくと尾根が左右に別れ右側の尾根に行くのは地図で見ていたので、ショートカットか何かで、先で合流するのかと思い進んで行ってみたら…。
GPSでみたら東に派生する尾根に進んでいました。確かに地図で見てみると、東の尾根もなだらかで十分使えそうな感じですが、その先で横切る林道へ安全に下りられるかどうかがわからないので、元の尾根に戻ることにします。ちょうど、左に見える尾根に向かってトラバースしている踏み跡(あるいは獣道)があったので、緩やかな斜面を時々邪魔する木や枝を避けつつ進んでいくと、元の尾根に復帰できました。
尾根の先が急に落ち込むような場所まで来ると、ちゃんと右向きに進むよう手作り道標がありました。赤テープに従って右に進むと、GPSでも左右に分かれる尾根の右尾根に乗っていることが確認できました。
しかし、問題はその先にありました。Yahoo!地図では、「境」と書いている辺り、踏み跡が不明瞭に。下っていく方向は間違ってはいませんし、たぶん間違えようがない場所なのですが、その辺りは、小石&砂交じりのザレた急傾斜で、そもそも踏み跡が付きにくい場所のようです。その上に大量の落ち葉が堆積しているので、人が歩いたような跡をたどっても、足元が落ち葉ごと横滑り。仕方がないので、木の根元から次の木の根元に、滑らないように気を付けつつ、場合によっては多少滑りつつ、渡っていくように降りていきました。この先の同じような場所にはロープが張られていたので、こっちにも欲しいなと思った次第です。
その先は問題なく、神舎の鳥居が下に見えたら右に降りていくと、やがて慈眼寺のお墓の上に出ます。咲き残っていた桜と花桃が共演し、背景の新緑とのコラボがとてもきれいでした。あとは国道を奥多摩駅方面に進み、途中で南氷川橋を渡らずに、氷川渓谷遊歩道を進めば、今朝の出発地点に戻ることができました。
雨に降られることもなく、リベンジの目標もかない、予想以上に花にも出会えて、大変満足のいく山行となりました。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する