雲取山・酉谷山・三ツドッケ(三峯神社BS〜雲取山荘初テント泊〜長沢背稜〜東日原BS)
- GPS
- 13:53
- 距離
- 40.9km
- 登り
- 3,194m
- 下り
- 3,544m
コースタイム
- 山行
- 4:27
- 休憩
- 1:28
- 合計
- 5:55
- 山行
- 6:50
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 7:57
天候 | 1日目晴れ、2日目曇り時々晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
|
コース状況/ 危険箇所等 |
特になし。 |
写真
感想
「山と食欲と私」を読んで、これはいい……と1年半くらい前にテント(ステラリッジテント2)とシュラフ(ダウンハガー800#3)を買い、それ用の大きなザック(バルトロ85)をtrekkinnで買ってはみたものの、結局そのままになっていた。今年はGWの連休も長いし、とりあえず夏を迎える前に試しにやってみるかと、雪もなくなっている雲取山に行くことに。鴨沢からは何度も登っているので、三峯神社から登り、長沢背稜から下りるコースで。
西武秩父8:30発の三峯神社行き(土休日運行)は、4/29は今年初の運行になるが8:18着の列車で行ったらすでに登山客で長蛇の列。2台運行だが、当然座れない。さすが人気の山だけのことはある。ただ、乗車して登山客ではない人の前に立ったら、すぐに降りるから降りやすいように前の方に移動するので、と席を譲ってもらえたのはラッキーだった。ただ、すぐに下りると言いながら、三峯神社まで行ったように見えたが……昨日の登山の疲れ+ザックの重さ(13kg弱)でへばっているように見えたのだろうか?
三峯神社は駐車場待ちの車で1km程度前から渋滞。待っていても仕方がないので、他の登山客と同じように下りて歩き始めた。GWの連休で雲取山荘のテント場の混雑が読めないので、なんとか14時台には着きたいところ。しかし、いつもよりも荷物が多いのに加えて、雲取山までは、霧藻ヶ峰、前白岩山、白岩山のアップダウンが連続し、ほぼゆるやかな登り一辺倒の鴨沢からよりかなりハードだった。やはりペースがいつもより遅いのか、単独行者には結構抜かれた。
雲取山荘には予想よりも早く14時15分頃到着。山荘で申込をしてからテントを設置。思ったよりも混んでおらず、比較的山荘に近いところに設置できた。手ぶらで山頂に向かうが、散歩程度で行けるかと思いきや、かなりの急斜面で、荷物もないのに結構堪えた。夕食は魚肉ソーセージ&乾燥野菜入り棒ラーメンでは足りない&味気ないので行動食として用意しておいたレーズンパンを食べた。ラーメンの味気なさはフライドオニオンを忘れたことにもよるが、他のメニューも含めてもう少し工夫が必要だと実感。
翌朝は、4時前に起床。朝食は簡単に山菜おこわのアルファ米+ツナ缶だったが、これは意外にイケた。テントを撤収して5時過ぎに出発。長沢背稜は、芋ノ木ドッケへの登りがかなりきついが、後はそれほどでもない。特に天祖山への分岐以降は、尾根と言いながらも、ひたすらやや右側の巻き道を延々と歩き続けることになる。これは以前も1回歩いたが結構退屈で長い。ただ、三ツドッケからの眺望はやはり素晴らしかった。前回駄目だったハナド岩の眺望も堪能した。
このルートは、芋ノ木ドッケへの分岐で夫婦?を抜いた以降は、酉谷山避難小屋に泊まったと思われる単独行2人くらいと8人くらいのグループ1組とすれ違った程度で、やはり人は多くない。タワ尾根の分岐を過ぎたあたりで、昨日熊倉山から登ってきたが酉谷山避難小屋が一杯で泊まれず外で寝て寝坊した……という人とすれ違った。今から雲取山まで行って下りられるか、と聞かれたので多分大丈夫とは答えたが……
雲取山は、奥多摩側の石尾根の防火帯のイメージで勝手に明るい山のように思っていたが、秩父側から登ると、芋ノ木ドッケのあたりも含めて苔生した倒木が多い深い森のイメージで、全く違う印象だった。また、三ツドッケは何度も行っているのに、ヨコスズ尾根は植林帯メインだと思っていたが、上半分は落葉樹林帯であり新緑が見事だった。
とりあえず初のテント泊だったが、そこまでペースが落ちず、行動範囲が広がることは確認できた。腰紐を締めても肩に負担がかかったのは、もう少し調整の必要があるが。食事に工夫が必要だが、また機会があったらやってみたい。
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