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Yamareco

記録ID: 1465221
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ハイキング
甲信越

松平山(家族の想いを胸に)

2018年05月15日(火) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
08:14
距離
13.4km
登り
1,297m
下り
1,146m
歩くペース
速い
0.80.9
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:15
休憩
0:00
合計
8:15
7:29
495
スタート地点
15:44
ゴール地点
今回松平山〜五頭稜線から三本の雪渓の末端まで詰めましたが、稜線からの分岐点に(スマホを入れたことを忘れ)ウェストポーチを入渓の目印に置いて降っているので、踏み跡に反映されてません💦
天候 晴れ無風
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
本日の捜索状況。

地上からは40人体制とのことですか、私は二班10人位の消防士チームと山葵山で作戦中に遭遇しました。
その他、県警の山岳救助隊も入ってるようですが、みかけませんでした。
後、犬の鳴き声も山の上から聞こえてきたので捜索犬も動員してるようです。
空からは県警のへりが3回程ヒットアンドウェイで飛来。
松平山と五頭山の稜線上にいるとの今朝の地元新聞の記事で稜線上の出湯側の沢筋を何本も探索してました。


山葵山を越え七合目からは雪渓が沢に出始め、八合目からは登山道上にも出現、九合目辺りからは雪渓トラバースのダケカンバかわしながら下山しなければならず、子供連れでは非常に困難だとおもいました。


山頂まで観察して登りピストンの帰りに迷い尾根への捜索を行うつもりでしたが、現地判断で、

1.支尾根へ迷い込む可能性がほぼ無いこと。
2.トラバース上は沢の下部まで滑落しそうな斜度ではないこと。
3.今朝(15日)の新聞情報
4.消防の作戦会議の内容が九合目の沢に入る内容。

とのことから、遭難は松平山から五頭山に向けての稜線上からの滑落か道迷いにとの推測に修正して、三カ所程沢を雪渓が切れるまで詰めましたが何一つ手がかりも得られませんでした。


沢の捜索は現地で出会った、私同様で五頭側から捜索してきた方と組んでやれたんで比較的安全にやれました。
登山口には、初心者向けでは無い旨書かれてます。
単独もダメとありますが〜😅

実は登山口で行方不明の親子のご両親から「よろしくお願いします」と声をかけられました……。

おそらく行方不明になられてから毎日入山者同じようにされてるのだとおもいます。
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登山口には、初心者向けでは無い旨書かれてます。
単独もダメとありますが〜😅

実は登山口で行方不明の親子のご両親から「よろしくお願いします」と声をかけられました……。

おそらく行方不明になられてから毎日入山者同じようにされてるのだとおもいます。
魚止めの滝の脇を初っ端からロープ場で危うい所を行きます
魚止めの滝の脇を初っ端からロープ場で危うい所を行きます
新緑が眩い
山葵山まではかなりの急登で小1には厳しいと感じました。
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山葵山まではかなりの急登で小1には厳しいと感じました。
山葵山山頂で捜索隊に遭遇しました。
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山葵山山頂で捜索隊に遭遇しました。
松平山山頂。当初山頂から七合目の捜索を予定してましたが、消防捜索隊が入るとのことで、私は五頭縦走路に変更。
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松平山山頂。当初山頂から七合目の捜索を予定してましたが、消防捜索隊が入るとのことで、私は五頭縦走路に変更。
こんな景色を親子も観てるのかな。
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こんな景色を親子も観てるのかな。
八合目辺りからは登山道は藪倒木で分断され、雪渓トラバースしながら藪こぎしなければならない場面が数箇所あります。
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八合目辺りからは登山道は藪倒木で分断され、雪渓トラバースしながら藪こぎしなければならない場面が数箇所あります。
先ほど私達が捜索した雪渓の沢筋をへりがホバリングしながら何本も探してます。しかし、雪渓には口がぽっかり開いていたり、クラックだったり、入り込むと上空からは判りづらい。
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先ほど私達が捜索した雪渓の沢筋をへりがホバリングしながら何本も探してます。しかし、雪渓には口がぽっかり開いていたり、クラックだったり、入り込むと上空からは判りづらい。
結果が無いので大変疲れました。
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結果が無いので大変疲れました。

感想

ここからは、考察私感になります。
捜索当局は目撃情報は呼びかけてますが、しっかり当日の情報を収集して整理してるのか疑問に感じてしまいます。
目撃してない情報も集めればかなり捜索ポイントも絞れるはずです。
親子がビバーク後下山した六日は天気も良く松平山も五頭も比較的登山者はいたとおもいます。連絡があり下山開始したとされる七時半から通常の登山道を降りてるので有れば誰かとスライドするはずで、下山から早い段階で登山道を外れてる可能性が大きいとおもいます。
また、ビバーク後の子供に自力で歩ける体力気力は果たし残っているでしょうか。
その場合は背負って降りなければならず、両手が塞がり、通常の登山道を降りようとしても、倒木藪や雪渓のトラバースがあり突破が非常に困難です。また、普通の運動靴では滑落の可能性が多いにあります。滑落でないにしても、雪渓が登山道を隠してると判断し降りていく可能性があり、その場合は間違えたと気付いても、当日の雪質にもよりますが登り返すのは困難です。
17日付け地元新聞の朝刊によれば、雪が溶けた今、松平山から五頭にかけての雪渓を捜索するとしていますが、既に雪渓末端が後退しておりかなり捜索が難しくなってます。

危険な捜索にはなりますが、捜索隊には雪渓末端から先の当日は歩けてたであろう、露出した沢のかなり先までを、是非捜索して頂きたいと願ってます。

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コメント

お疲れ様です・・・!!!
Yasyyさん、こんばんはっ(^^♪遅コメになってしまい失礼します💦
五頭連山の捜索に参加されたのですね!!大変お疲れさまでした!素晴らしい活動と思います!!親子さんでの遭難、お子様がまだお小さいことを考えると、その子の負担やその子を守りたいと必死であろうお父さまの心労、そして帰りを待たれる奥様のことを心が痛むばかりです。どうかどうか無事に見つかってほしいと節に願うばかりですが、それを行動に移されるYasyyさんを尊敬します。なかなか見つからないことで捜索隊の皆様も疲労されていることでしょう。良い便りがあることを願って、本当にお疲れさまでした!!
2018/5/21 19:42
Re: お疲れ様です・・・!!!
チースケさんコメントありがとうございます😊丁度コメント差し違えでしたね😅
この件があり他の山への足が遠のいたままなんです。

五頭連邦は新潟では、小さい頃親に連れられて始めて行く本格的な山なんです。私もそうでした。
そして私自身も、同じ年頃の子供がいます。←実は孫😅
で、若い頃は自身の好き勝手な事をやってたので子育てに失敗し、今に至ってますが、気持ちは今回のお父さんと同じです。これは、私の想像ですが、渋谷さんもお父さんに連れられて来たのかなと、そして今度は子供にそんな想いをと。
勢いで登ってしまった事を悔やんで今も山中にいるかと思うとやりきれません。

そんな事で、チースケさんのヤマレコも未だ見てません😜一段落しないと次へは進めないのです。コメントありがとうございました。
2018/5/21 21:03
【情報の提供と捜索協力依頼】
コメントはつきませんが、訪問者やいいねの数が増えているので、皆様も心配されてるのだとおもいます。私は、今度の日曜月曜と泊まりで、縦走路からの沢を改めて探そうと思ってます。単独では危険なんで同行出来る方や同じ気持ちの方を探してます。また、この件で有力な情報も探してます。日曜は、山友が同伴してくれることになってますし、今週金曜も、また別の方が、ツイッターで同伴出来る方を募ってます。天候により、中止もありますし、捜索当局には二次災害の可能性があるので入らないでと言われそうですが、自分が出来ることはやりたいのです。意見や忠告でも構いません。よろしくお願いします。
2018/5/21 19:59
お疲れさまでした
親子発見の報に接し、こちらヤマレコを拝見しました。捜索お疲れさまでした。本当に残念な結果になりました。お二人が寄り添った状態で発見されたとのことで、お父さんの無念、お子さんが最後までお父さんを信じていたことが偲ばれ、たまらない気持ちになります。今後何があったかの検証になるでしょうが、お二人のご冥福を祈るばかりです。
2018/5/30 20:28
Re: お疲れさまでした
コメントありがとうございます。今回は渋谷さんの自力下山の強い意志が災いしたかと思うと残念でなりません。先に朽ちていく我が子を抱き締めながら、自身も生きる気力を失い、救助を待ってたんだろうと想うと涙が溢れ出てしまいます。これからの検証結果を受け、何が出来たのかそれぞれが考える必要がありますね。ありがとうございました。
2018/5/31 10:07
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