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Yamareco

記録ID: 1470032
全員に公開
山滑走
白山

白山(大汝北面・火ノ御子ライン開拓)

2018年05月20日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
13:09
距離
33.0km
登り
3,061m
下り
3,076m

コースタイム

日帰り
山行
10:49
休憩
2:20
合計
13:09
0:53
37
スタート地点
1:30
1:45
34
2:19
2:20
54
3:14
3:15
31
3:46
4:08
16
4:24
4:29
83
5:52
6:14
29
6:47
6:47
5
7:12
7:17
1
7:18
7:34
3
7:37
7:39
51
8:30
8:30
115
火の御子峰直下
10:25
10:25
60
地獄尾根
11:25
11:25
31
11:56
12:14
5
12:19
12:20
4
12:29
12:33
7
12:40
12:40
2
12:42
12:50
7
12:57
12:57
24
13:21
13:23
22
13:45
13:50
12
14:02
天候 晴れ!
過去天気図(気象庁) 2018年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車 自転車
市ノ瀬までマイカー。
この時期は市ノ瀬〜別当出合は通行止なので別当出合まではチャリ利用。
よく整備されているのでロードバイクも使用可能。
コース状況/
危険箇所等
◆別当出合〜甚之助避難小屋
・1700mくらいまで夏道MIXなのでツボ足で登る。アイゼンは緩んでいれば基本不要。
・雪がつながってからも所々藪に阻まれるのでルーファイ必須。GPSがあった方がいい。
・甚之助避難小屋は問題なく利用可能。

◆甚之助避難小屋〜室堂
・黒ボコ、エコーライン共に雪道MIXだが通行可能。自分たちは冬道(エコーライン横の谷)を詰めたがラスト稜線手前で藪漕ぎとなった。
・室堂までは藪を避けてシールハイク可能。
・室堂は素泊まり営業中。水場、トイレも使える。

◆室堂〜大汝峰
・御池巡りコースを逆回りで歩いたが途中六地蔵下のみ夏道が出ていた。
・大汝の登りはすべて夏道。

◆大汝峰〜火の御子峰直下(1750m)
・大汝峰を少し七倉山方面に滑走し、ハイマツを藪漕ぎして谷へドロップする。ドロップポイントはピンポイントかつ急斜面なので注意する。
・火の御子峰下部は落石多く完全に避けて滑走するのは困難。

◆火の御子峰直下〜お花松原
・1750m〜2350mの地獄尾根まで登り返して少し藪漕ぎ、お花松原に降り立つ。
・地獄尾根までシールハイクで行ける。

◆お花松原〜御前峰
・御前峰直下以外はシールで行ける。
・ヒルバオ雪渓上部は急斜面なのでザラメになっていなければクトーが必要。
・御前峰は剣ヶ峰との鞍部からシートラでアプローチ可能。

◆御前峰〜別当出合
・御前峰東面〜室堂〜黒ボコ〜砂防新道のルートでほぼ雪をつなげる形で滑走できた。
・別当谷、甚之助谷は雪が切れているので滑走不可。
とりあえず市ノ瀬からチャリで別当出合まで。
といってもこの時期は普通に白山に登っても物足りないので色々と計画あり
2018年05月20日 01:48撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
2
5/20 1:48
とりあえず市ノ瀬からチャリで別当出合まで。
といってもこの時期は普通に白山に登っても物足りないので色々と計画あり
1700mくらいまで夏道MIX。
甚之助までシールハイクしてここから再度背負って登る。
2018年05月20日 04:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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5/20 4:06
1700mくらいまで夏道MIX。
甚之助までシールハイクしてここから再度背負って登る。
藪漕ぎ厳しい
2018年05月20日 04:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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5/20 4:55
藪漕ぎ厳しい
稜線に登り上げたところでマンダムな朝を迎えた
2018年05月20日 05:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 5:02
稜線に登り上げたところでマンダムな朝を迎えた
乗鞍バックに。
2018年05月20日 05:03撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/20 5:03
乗鞍バックに。
お日の出来ました!
2018年05月20日 05:12撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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お日の出来ました!
エコーラインを詰めていきます。
2018年05月20日 05:21撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/20 5:21
エコーラインを詰めていきます。
大長、赤兎方面は雲海に沈んでいた
2018年05月20日 05:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 5:23
大長、赤兎方面は雲海に沈んでいた
天気は良いけど予報通り風が強い
2018年05月20日 05:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 5:26
天気は良いけど予報通り風が強い
室堂で水を汲んで少し休んだら出発
2018年05月20日 06:22撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 6:22
室堂で水を汲んで少し休んだら出発
まずは御池巡りコースを逆走して水屋尻方面から大汝を目指す
2018年05月20日 06:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 6:33
まずは御池巡りコースを逆走して水屋尻方面から大汝を目指す
御宝庫と御前峰。
2018年05月20日 06:40撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 6:40
御宝庫と御前峰。
大汝峰へ。すっかり夏道が出ている。
2018年05月20日 06:44撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/20 6:44
大汝峰へ。すっかり夏道が出ている。
標識も大分出ています
2018年05月20日 06:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 6:47
標識も大分出ています
大汝峰へはこんな感じで完全夏道。
2018年05月20日 07:01撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/20 7:01
大汝峰へはこんな感じで完全夏道。
まずは大汝峰登頂!兄ちゃんと。
2018年05月20日 07:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 7:23
まずは大汝峰登頂!兄ちゃんと。
親子ツーショット
2018年05月20日 07:17撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 7:17
親子ツーショット
こっから新規ルート開拓ということで大汝北面火ノ御子ラインへ向かう。
崖があるかもしれないので念のためハーネスとか懸垂装備を装着してから出発。
2018年05月20日 07:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 7:33
こっから新規ルート開拓ということで大汝北面火ノ御子ラインへ向かう。
崖があるかもしれないので念のためハーネスとか懸垂装備を装着してから出発。
まずはハイマツの海へ向かって本日1回目の滑走!
2018年05月20日 07:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 7:37
まずはハイマツの海へ向かって本日1回目の滑走!
北アルプスを横目に見ながら
2018年05月20日 07:38撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/20 7:38
北アルプスを横目に見ながら
さあ火ノ御子峰が見えてきたぞ
滑走ラインを見極めよう
2018年05月20日 07:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 7:45
さあ火ノ御子峰が見えてきたぞ
滑走ラインを見極めよう
ベストなラインを見つけた。
YSHR先生がドロップ!
2018年05月20日 07:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 7:49
ベストなラインを見つけた。
YSHR先生がドロップ!
兄ちゃんもドロップ!
2018年05月20日 07:49撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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兄ちゃんもドロップ!
自分も行きます!
結構な急斜面。
2018年05月20日 07:51撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/20 7:51
自分も行きます!
結構な急斜面。
北部は白山らしからぬワイルドな景色なのです
2018年05月20日 07:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 7:51
北部は白山らしからぬワイルドな景色なのです
YSHR先生が行く
2018年05月20日 07:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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YSHR先生が行く
この風景こそ北部白山!
2018年05月20日 07:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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この風景こそ北部白山!
火ノ御子峰へ!
2018年05月20日 07:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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火ノ御子峰へ!
極上ザラメで滑りやすい。
2018年05月20日 07:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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極上ザラメで滑りやすい。
火ノ御子峰へ落ちていく素晴らしいルートだ
2018年05月20日 07:54撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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火ノ御子峰へ落ちていく素晴らしいルートだ
飛行機雲とYSHR先生
2018年05月20日 07:54撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 7:54
飛行機雲とYSHR先生
この時期の北部白山はスキーのためのエリアです
2018年05月20日 07:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 7:58
この時期の北部白山はスキーのためのエリアです
気持ち良すぎるロケーション
2018年05月20日 07:59撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/20 7:59
気持ち良すぎるロケーション
兄ちゃんが火ノ御子峰に吸い込まれていく
2018年05月20日 07:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 7:58
兄ちゃんが火ノ御子峰に吸い込まれていく
ビッグスロープ!
2018年05月20日 08:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 8:00
ビッグスロープ!
赤茶けた岩肌が近くなってきた
2018年05月20日 08:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 8:00
赤茶けた岩肌が近くなってきた
どこまでも滑っていける。
その分登り返しが大変だけど^^;
2018年05月20日 08:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 8:03
どこまでも滑っていける。
その分登り返しが大変だけど^^;
そういえばハーネス着けて滑るのは初めてだな
2018年05月20日 08:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 8:03
そういえばハーネス着けて滑るのは初めてだな
ここも毎年恒例の定番ルートになりそう
2018年05月20日 08:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 8:05
ここも毎年恒例の定番ルートになりそう
火ノ御子峰がこんなに近くに
2018年05月20日 08:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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火ノ御子峰がこんなに近くに
火ノ御子峰を眺めながら佇む。
2018年05月20日 08:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 8:36
火ノ御子峰を眺めながら佇む。
YSHR先生と火ノ御子峰
2018年05月20日 08:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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YSHR先生と火ノ御子峰
火ノ御子様のかけら
2018年05月20日 08:36撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 8:36
火ノ御子様のかけら
さあまずは地獄尾根まで600mの登り返しだ
2018年05月20日 08:44撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/20 8:44
さあまずは地獄尾根まで600mの登り返しだ
ボロボロと壁が崩れまくっていた
2018年05月20日 08:48撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 8:48
ボロボロと壁が崩れまくっていた
小休止のタイミングで火の御子コーラ!
2018年05月20日 09:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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5/20 9:06
小休止のタイミングで火の御子コーラ!
こんな素晴らしい景色の中をスキーハイクできるなんて幸せ過ぎる
2018年05月20日 09:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 9:24
こんな素晴らしい景色の中をスキーハイクできるなんて幸せ過ぎる
地獄尾根が段々近くなってきた
2018年05月20日 09:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 9:28
地獄尾根が段々近くなってきた
暑い!けど少し風があって心地よい。
2018年05月20日 09:47撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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暑い!けど少し風があって心地よい。
右上にチラッと火の御子様が頭を出していた
2018年05月20日 09:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 9:51
右上にチラッと火の御子様が頭を出していた
地獄尾根から続く火の御子峰。
なかなか見られない貴重な角度だと思う。
2018年05月20日 09:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 9:51
地獄尾根から続く火の御子峰。
なかなか見られない貴重な角度だと思う。
地獄尾根を越えてお花松原へ降りよう
2018年05月20日 10:28撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/20 10:28
地獄尾根を越えてお花松原へ降りよう
後はお花松原〜ヒルバオ雪渓へ。
ここまでくれば一安心。まだ御前峰まで登り返し400m程あるけど。
2018年05月20日 10:44撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 10:44
後はお花松原〜ヒルバオ雪渓へ。
ここまでくれば一安心。まだ御前峰まで登り返し400m程あるけど。
御前峰ロックオン
2018年05月20日 11:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 11:31
御前峰ロックオン
御前峰へ最後の登りは剣ヶ峰コルから担いで直登
2018年05月20日 11:53撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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御前峰へ最後の登りは剣ヶ峰コルから担いで直登
兄ちゃん。
中宮道をバックに。
2018年05月20日 11:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 11:58
兄ちゃん。
中宮道をバックに。
御前峰登頂。
2018年05月20日 12:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 12:01
御前峰登頂。
YSHR先生と。
厳しかった1月の白山と比べると春はお祭り気分。
2018年05月20日 12:02撮影 by  NIKON D7000, NIKON CORPORATION
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5/20 12:02
YSHR先生と。
厳しかった1月の白山と比べると春はお祭り気分。
奥宮でお参り。
今シーズンも無事終えることができました。
ありがとうございました。
2018年05月20日 12:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 12:02
奥宮でお参り。
今シーズンも無事終えることができました。
ありがとうございました。
さあ最後の滑走だ
2018年05月20日 12:13撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 12:13
さあ最後の滑走だ
YSHR先生GO!
2018年05月20日 12:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 12:15
YSHR先生GO!
自分もGO!
剣ヶ峰バック。
2018年05月20日 12:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 12:21
自分もGO!
剣ヶ峰バック。
白水湖をバックに。
大魔人さんと行った地獄谷〜東面台地も素晴らしかったな。
2018年05月20日 12:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 12:14
白水湖をバックに。
大魔人さんと行った地獄谷〜東面台地も素晴らしかったな。
東面を回ってまずは室堂まで滑ろう
2018年05月20日 12:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 12:15
東面を回ってまずは室堂まで滑ろう
あっという間に室堂到着
2018年05月20日 12:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 12:20
あっという間に室堂到着
水屋尻雪渓を滑走。
ちょっとストップ気味。
2018年05月20日 12:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 12:25
水屋尻雪渓を滑走。
ちょっとストップ気味。
最後は新緑の中を気持ちよく下山
2018年05月20日 13:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 13:28
最後は新緑の中を気持ちよく下山
吊橋もこの通り安心モード
2018年05月20日 13:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 13:43
吊橋もこの通り安心モード
チャリまで戻ってきた。
てかチャリだらけ。
2018年05月20日 13:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
6
5/20 13:46
チャリまで戻ってきた。
てかチャリだらけ。
YSHR先生ゴール!
2018年05月20日 14:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/20 14:01
YSHR先生ゴール!
兄ちゃんゴール!
お疲れさまでした!
2018年05月20日 14:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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兄ちゃんゴール!
お疲れさまでした!

感想

今シーズンは雪が少ないので行先の選択肢が限られる。
YSHR先生にどこか行きましょうと声をかけると「白山どう?」との返事。
白山はもう市ノ瀬まで車が入れるし登山者いっぱい・・・雪も少ないし微妙〜と思っているとLINEで地図が送られてきた。
おお!これは大汝から火ノ御子峰へ降りる新規ルートではないか。
ですよねですよね、やっぱりこの時期は北部白山ですよね、ってことで行先決定。
日曜日夜中1時市ノ瀬発、今回はフライングなしということになった。

例によって前日のうちに市ノ瀬ゲート前まで行って車中泊。
フライングなしという約束なので0時半まで寝ちゃおう・・・zzz
起きたらエネルギー補給してマッタリ準備する。
兄ちゃんも既に到着していてほどなくしてYSHR先生も到着。
あ、やっぱりロードバイクなんですね。
「よっしゃ行くぞ!」ってまだ0時50分。
センセー一般的にそれは「フライング」って言うんですけど。
しゃーないので急いで支度して出発!
案の定ぶっちぎられたが自分もやれる範囲で頑張って漕ぐ。別当出合では「寒かったぞ」だって。
自業自得ですよ!
それでも55分で別当まで到着、少しずつチャリ力はついてきている。

苦手なチャリ区間が終わったので後は普通に山を登るだけ、だいぶ気が楽だ。
1700mくらいまで夏道が出ているのでシートラ&兼用靴で登ってそこからようやくシールハイク。
甚之助避難小屋で少し休憩したらツボ足アイゼンに換装してエコーライン横の冬道の谷を詰めていく。
稜線手前で藪に阻まれるが何とか突破。
丁度お日の出の時間に間に合った。
前日の雨のおかげで空気は澄んでおり北アルプスや御嶽、乗鞍はもちろん八ヶ岳や甲斐駒ヶ岳、仙丈ケ岳まで見渡すことができる。
予報通り風は強い。風は強いが気温はそれほど低くなく厳冬期と比べればそよ風だ。
とりあえず室堂へ寄って水を採って休憩してから大汝へ向かおう。

大汝に到着したら用意しておいたハーネス、カラビナ、下降器、スリングを装着する。
今日は崖マークだらけのルートを新規開拓するということでいざという時の懸垂下降に備えて準備は万全にしてきた。
念のためとはいえ毎年kuma-sanに開催してもらっているミリオンピークスのクライミング講習会が初めて実践で役に立つ場面となった。

準備ができたら新規ルートを探しに滑走開始!
まず大汝北面を眺めながらドロップポイントと滑走ラインを確認する。
うーん、下を眺めると崖ばかり・・・雪庇も激しくてドロップポイントも見えない。
半ば諦めかけて七倉山方面へ滑走していくとふと一本のラインが見えた。
雪庇もなくて火の御子峰までつながっていそうだ。
まずはYSHR先生が落ちていく。続いて兄ちゃん、最後に自分がエントリーする。
危惧していた雪質も上々で急斜面ながら快適に滑走できるルートだった。
お互いに写真を撮りながらガンガン滑っていくと火の御子峰が目の前に。
素晴らしい景観。そして当然貸切。
先生は昨年の秋に火の御子峰に登った時のことを思い起こして感慨に浸っているようだ。
それはそうと火の御子峰直下は落石が激しくてスキーが大きく傷ついてしまった。
丁度いいので修理に出して今シーズンはこれで板納めとしよう。いい区切りとなった。

しばらく雄大な景色を楽しんだら来たルートとは少し変えて地獄尾根(中宮道方面)に向かって登り返す。
暑いけど少し風もあって心地よい登りだ。何より景色が最高だし。
これでスキーも終わりだと思うと尚更感慨深い・・・一歩一歩踏みしめながら登ろう。

地獄尾根まで来たらおなじみお花松原へ少し下って翠ヶ池まで登り返す。
ここは夏も急登で嫌だけどスキーでも急斜面なので多少厄介。
兄ちゃんは30mロープも担いでもらっているので大変そうだ。
御池巡りをしたらラストイベント、御前峰へシートラで直登する。
奥宮では今シーズンを無事に終えることができたことへの感謝の気持ちを伝えよう。

さあ、泣いても笑っても最後の滑走だ。
火の御子峰の雪と比べるとストップ気味で滑り辛かったが贅沢は言わない。
黒ボコ経由で夏道が出るところまで滑って今シーズン終了!
最後は吊橋渡って新緑の中チャリで風を切りながら気持ちよく下山した。
市ノ瀬スタートのお手軽白山でも累積標高差3000m、13時間の完全燃焼だった。

思い起こせば今シーズンは初滑りも白山、板納めも白山ということで気持ちよくシーズンを締めくくることができそうだ。

今シーズンはYSHR先生をはじめ地獄軍団の皆さんありがとうございました。
しばらく次の冬まで冬眠?状態に入ります...zzz
来シーズンもまたよろしくお願いします!

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山滑走 白山 [日帰り]
白峰ゲート〜市ノ瀬〜室堂〜白山
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
5/5
体力レベル
5/5

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