長沢背稜 白石尾根?〜岩下谷ノ頭〜大黒尾根 白石尾根の下部は危険地帯だった
- GPS
- 08:41
- 距離
- 9.8km
- 登り
- 1,353m
- 下り
- 1,351m
コースタイム
- 山行
- 7:09
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 8:34
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
滝谷の峰ヘリポートから大黒尾根分岐までは一般コースなので問題有りません。それ以外はバリコースなので、そのつもりで入山して下さい。特に白石尾根の下部は岩の危険地帯です。その先は踏跡、目印が皆無のバリコースなので注意が必要です。 白石尾根は正式名称なのか、自分では確認が出来ませんでした。別名なら岩下谷ノ頭の北尾根(仮称)ですね。 白石尾根は「yasuhiro」さんの記録を参考にさせて頂きました。ここに感謝いたします。 《白石尾根》 東谷渡渉後の右の分岐は直進でなく右折が正解みたいです(未確認)。直進したら道が消滅し人工林の標識の処で復帰しました。 東大の丸標識が有る小沢の先で道が分かれ、左の沢沿いに行くと出合いに到着します。左の本流が行福沢、右が新山沢で、沢に挟まれた岩尾根が白石尾根です。 白石尾根の下部は危険地帯なので、岩が目的で無かったらパスをお勧めします。パスルートは歩いていませんが、白石尾根の新山沢側に人工林が有り、白石尾根上からも新山沢側の斜面には岩が見当たらず、ピンクリボンも確認しましたので、新山沢側に林業用の踏跡が有りそうな気がします。 危険地帯を過ぎた尾根末端から長沢背稜まで、目印は東大の標識2ケのみで、リボン類は皆無です。踏跡は殆ど無く、有っても薄い踏跡です。 尾根は、はっきりせず二重山稜が多数有ります。下りでは難易度がかなり高いと思います。 《大黒尾根》 大黒尾根は歩き易く、踏跡も明瞭、目印が豊富なバリコースです。 ただ地図上のピーク912下のコブから明瞭な踏跡が無い様で、初めて下る方は注意が必要です。 |
写真
装備
個人装備 |
防寒着
雨具
昼ご飯
飲料
地図(地形図)
コンパス
笛
ヘッドランプ
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
保険証
時計
タオル
カメラ
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感想
《白石尾根》
見たかった黒ドッケ沢ノ滝は葉で隠れていてよく見えなかったです。吊橋まで順調でしたが、東大の丸標識を見落として東谷に出てしまいました。
東大の丸標識はこの先に有ると思っていて探し始めました。尾根まで上がりGPSナビで確認したら大黒尾根のピーク912に来ていました。要約ここで間違いに気が付いて、来た道を戻り、吊橋の上でお辞儀をしている丸標識を見つけました。倒れ掛かっていて見落としてしまいました。
気を取り直して白石尾根に出発します。先程の東谷に出て、少し上流に行くと左岸に道が有りました。東大の丸標識が有る小沢の先で道が分かれます。左の沢沿いに行くと大岩が在る出合いに到着です。
左の本流が行福沢、右が新山沢で、沢に挟まれた岩尾根が白石尾根です。目の前の岩を登るのは遠慮しといて、行福沢の上流に朽ちた木橋が見えたので、こちらが林業用のルートだろうと判断して行福沢を遡行します。
右側に登れそうな斜面が在ったが、更に登り易い処を探して上流に向かう。行福沢が左に曲がる辺りで遡行が難しくなって来たので、ここの斜面から取付く事にする。
難しさは最初に見た処と同じ位いかと判断して取付きましたが、尾根に近づくにつれてヤバイ状況に成って来ました。降りて他から取付くには時間が無いので、落ちない様に安全を確保しながらスローベースで登って行く。
尾根に登れば、楽になるかと思っていたが、尾根に乗っても、まだ危険地帯は続きました。
出合いから尾根を来てもヤバイ尾根です。岩を目的としなければ、ここはパスすべきです。
行福沢側は岩だらけですが、新山沢側は岩は見当たりません。新山沢側には1箇所ですがピンクリボンが巻かれた幹が眼下に見えます。出合いで新山沢に橋が掛かっていた可能性等を考えると、新山沢側に林業用の踏跡が有りそうな気がします。
何とか危険地帯を過ぎ尾根末端に出ました。新山沢側は人工林で薄い踏跡らしいのが有りました。
人工林の標識が有る処まで地形が複雑で入り組んでいますが、標識を過ぎると原生林の雰囲気が漂う尾根歩きと成ります。榊尾根より距離が短いので早く着くかと思っていましたが、なかなか着かない・・・そうか距離は短いが標高差は同じ位い登るのだから時間がかかるわけだ。
何とか岩が点在する長沢背稜に到着する。ここから水松山側の一般コースまで往復してから行福のタルに向かいます。
《大黒尾根》
行福のタルから酉谷山に向かい、小ピークの手前から大黒尾根を下ります。この尾根は歩き易く踏跡も明瞭で目印が豊富なバリコースです。
ただ地図上のピーク912下のコブから明瞭な踏跡が無い様です。今回は午前中に道間違いをしたお陰で下りの予行練習(偶然)をしていたのでスムーズに降りることが出来ました。
これで長沢背稜の東谷側の尾根を3本歩きましたが、白石尾根と榊尾根の上部は深山の雰囲気が漂っていて良かったです。白石尾根の方が榊尾根より深山を感じるエリアが広かったです。
榊尾根は標高2000mnに達っしていないのにヒャクナゲが在りました。大黒尾根は歩き易く、長沢背稜に最短で行けるのが魅力でした。
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