また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1495599
全員に公開
ハイキング
奥武蔵

長沢背稜 白石尾根?〜岩下谷ノ頭〜大黒尾根 白石尾根の下部は危険地帯だった

2018年06月08日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:41
距離
9.8km
登り
1,353m
下り
1,351m

コースタイム

日帰り
山行
7:09
休憩
1:25
合計
8:34
10:04
23
潰れ小屋近くの堰堤
10:27
11:25
20
東谷渡渉点
11:45
0:00
57
新山沢出合い
12:42
0:00
60
白石尾根に乗る
13:42
0:00
60
コルみたいな処
14:42
0:00
54
小ピーク
15:36
16:00
44
長沢背稜に到着
16:44
16:47
60
行福のタオ
17:47
0:00
51
小岩の小ピーク
18:38
潰れ小屋近くの堰堤
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
コース状況/
危険箇所等
滝谷の峰ヘリポートから大黒尾根分岐までは一般コースなので問題有りません。それ以外はバリコースなので、そのつもりで入山して下さい。特に白石尾根の下部は岩の危険地帯です。その先は踏跡、目印が皆無のバリコースなので注意が必要です。
白石尾根は正式名称なのか、自分では確認が出来ませんでした。別名なら岩下谷ノ頭の北尾根(仮称)ですね。
白石尾根は「yasuhiro」さんの記録を参考にさせて頂きました。ここに感謝いたします。

《白石尾根》
東谷渡渉後の右の分岐は直進でなく右折が正解みたいです(未確認)。直進したら道が消滅し人工林の標識の処で復帰しました。
東大の丸標識が有る小沢の先で道が分かれ、左の沢沿いに行くと出合いに到着します。左の本流が行福沢、右が新山沢で、沢に挟まれた岩尾根が白石尾根です。
白石尾根の下部は危険地帯なので、岩が目的で無かったらパスをお勧めします。パスルートは歩いていませんが、白石尾根の新山沢側に人工林が有り、白石尾根上からも新山沢側の斜面には岩が見当たらず、ピンクリボンも確認しましたので、新山沢側に林業用の踏跡が有りそうな気がします。
危険地帯を過ぎた尾根末端から長沢背稜まで、目印は東大の標識2ケのみで、リボン類は皆無です。踏跡は殆ど無く、有っても薄い踏跡です。
尾根は、はっきりせず二重山稜が多数有ります。下りでは難易度がかなり高いと思います。

《大黒尾根》
大黒尾根は歩き易く、踏跡も明瞭、目印が豊富なバリコースです。
ただ地図上のピーク912下のコブから明瞭な踏跡が無い様で、初めて下る方は注意が必要です。
堰堤から登山開始です!
2
堰堤から登山開始です!
堰堤の取付きは鉄棒のお陰で簡単に上がれました!
1
堰堤の取付きは鉄棒のお陰で簡単に上がれました!
2番目の長い鉄パイプの橋!
1
2番目の長い鉄パイプの橋!
最後の鉄パイプの橋(振り返って撮影)!
1
最後の鉄パイプの橋(振り返って撮影)!
観光地かと思わせる吊橋を渡ります!
2
観光地かと思わせる吊橋を渡ります!
人工林の標識を過ぎると・・・
1
人工林の標識を過ぎると・・・
東谷に出ました。東大の丸標識を見落として、ここが渡渉点だと気が付かず戻りました!^_^;
東谷に出ました。東大の丸標識を見落として、ここが渡渉点だと気が付かず戻りました!^_^;
戻って道探しをしたらピーク912まで登ってしまい要約、間違いに気が付いて東大の丸標識に戻って来ました。このミスで約1時間ロスしました!^_^;
戻って道探しをしたらピーク912まで登ってしまい要約、間違いに気が付いて東大の丸標識に戻って来ました。このミスで約1時間ロスしました!^_^;
東谷に戻ると、少し上流の左岸に道が有りました!
東谷に戻ると、少し上流の左岸に道が有りました!
右の道を見送った先で道が消滅。人工林の看板の処に行くと道に復帰しました!
1
右の道を見送った先で道が消滅。人工林の看板の処に行くと道に復帰しました!
最初の小沢を過ぎ・・・
最初の小沢を過ぎ・・・
次は東大の丸看板が有る小沢を過ぎた先で・・・
1
次は東大の丸看板が有る小沢を過ぎた先で・・・
道が分かれるので、左の沢沿いに行くと・・・
道が分かれるので、左の沢沿いに行くと・・・
大岩が在る新山沢出合いに到着です。行福沢と新山沢に挟まれた、目の前の岩尾根が目的の白石尾根です。ここから踏跡が分からなくなりました!
大岩が在る新山沢出合いに到着です。行福沢と新山沢に挟まれた、目の前の岩尾根が目的の白石尾根です。ここから踏跡が分からなくなりました!
新山沢の、このロープは橋の支えに使っていたのかも。尾根に乗ってから気が付きましたが、林業用の道は新山沢側に有るかもしれないです!
新山沢の、このロープは橋の支えに使っていたのかも。尾根に乗ってから気が付きましたが、林業用の道は新山沢側に有るかもしれないです!
行福沢上流。この先に朽ちた木橋が見えたので林業の道はこちらと判断して進みましたが間違えたようです!
行福沢上流。この先に朽ちた木橋が見えたので林業の道はこちらと判断して進みましたが間違えたようです!
この斜面から取付くか迷いましたが上流に進みました。後から、ここから登るのが正解だった気がします!
1
この斜面から取付くか迷いましたが上流に進みました。後から、ここから登るのが正解だった気がします!
行福沢とは、ここでお別れです!
行福沢とは、ここでお別れです!
ここから右の白石尾根に取付く事にしました。これがとんでもない判断ミスでした!
ここから右の白石尾根に取付く事にしました。これがとんでもない判断ミスでした!
右は上部が難しそうなので左を登りました!
右は上部が難しそうなので左を登りました!
中間点までは、順調に来ましたが・・・
中間点までは、順調に来ましたが・・・
これから段々やばく成ってきたゾ!^_^;
1
これから段々やばく成ってきたゾ!^_^;
安全を確保しながらここまで登りました。最後のこれを登れば尾根に出れる!
安全を確保しながらここまで登りました。最後のこれを登れば尾根に出れる!
尾根に出ると出合い側も危険地帯だった!(^o^)?^_^;
1
尾根に出ると出合い側も危険地帯だった!(^o^)?^_^;
岩下谷ノ頭側も・・・危険個所が続く!
岩下谷ノ頭側も・・・危険個所が続く!
木の在る処まで行けば危険地帯が終りそうだ!
木の在る処まで行けば危険地帯が終りそうだ!
目印となる巨木で危険地帯が終り、一息つけました。ヤバかったゾ!(^o^)
1
目印となる巨木で危険地帯が終り、一息つけました。ヤバかったゾ!(^o^)
30分程登ると巨木と・・・
30分程登ると巨木と・・・
その先に小岩が在る良いチェックポイントの処に出ました!
その先に小岩が在る良いチェックポイントの処に出ました!
倒れていた人工林の標識を起こしたら、なんと植栽が大正6年とは歴史の有る演習林なんですね。年数が経っているのに標識は綺麗だったのは?
2
倒れていた人工林の標識を起こしたら、なんと植栽が大正6年とは歴史の有る演習林なんですね。年数が経っているのに標識は綺麗だったのは?
稜線に近づくと・・・
稜線に近づくと・・・
原生林が・・・
綺麗だ!
ここで稜線に出ましたが予定時間を2時間もオーバです!
ここで稜線に出ましたが予定時間を2時間もオーバです!
稜線に出た処から岩下谷ノ頭方面をピストンします!
1
稜線に出た処から岩下谷ノ頭方面をピストンします!
P1705手前の岩の小ピーク!
P1705手前の岩の小ピーク!
一般コースまで予想外にアップダウンが有り疲れました!
一般コースまで予想外にアップダウンが有り疲れました!
一般コースから見て左が下って来た岩下谷ノ頭への道です!
一般コースから見て左が下って来た岩下谷ノ頭への道です!
大岩の先で稜線に出た処に戻ります!
大岩の先で稜線に出た処に戻ります!
滝谷の峰ヘリポートは、岩下谷ノ頭からの尾根を削って造ったんですね!
2
滝谷の峰ヘリポートは、岩下谷ノ頭からの尾根を削って造ったんですね!
行福のタオの分岐から酉谷山に向かいます!
行福のタオの分岐から酉谷山に向かいます!
小ピークの手前で一般コースと分かれて大黒尾根を下ります。17時なのでミスしない様に現在位置を確認しながら下ります!^_^;
小ピークの手前で一般コースと分かれて大黒尾根を下ります。17時なのでミスしない様に現在位置を確認しながら下ります!^_^;
大黒尾根に入り、振り返って分岐を撮影!
大黒尾根に入り、振り返って分岐を撮影!
中岩(振り返って撮影)を過ぎると・・・
中岩(振り返って撮影)を過ぎると・・・
眼下に二重山稜のコルが見えて来ました!
眼下に二重山稜のコルが見えて来ました!
チェックポイントに良い木!
1
チェックポイントに良い木!
チェックポイントの小岩!
チェックポイントの小岩!
続いて小石の岩尾根!
続いて小石の岩尾根!
ここから人工林が始まると・・・
1
ここから人工林が始まると・・・
P912の下のコブで踏跡が分からなくなるので、ここから左の尾根との谷間を目指して強引に下ります。谷が急になったら左の尾根に移って下ると吊橋に出ました!(^o^)
1
P912の下のコブで踏跡が分からなくなるので、ここから左の尾根との谷間を目指して強引に下ります。谷が急になったら左の尾根に移って下ると吊橋に出ました!(^o^)

装備

個人装備
防寒着 雨具 昼ご飯 飲料 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ GPS 筆記用具 ファーストエイドキット 保険証 時計 タオル カメラ

感想

《白石尾根》
見たかった黒ドッケ沢ノ滝は葉で隠れていてよく見えなかったです。吊橋まで順調でしたが、東大の丸標識を見落として東谷に出てしまいました。
東大の丸標識はこの先に有ると思っていて探し始めました。尾根まで上がりGPSナビで確認したら大黒尾根のピーク912に来ていました。要約ここで間違いに気が付いて、来た道を戻り、吊橋の上でお辞儀をしている丸標識を見つけました。倒れ掛かっていて見落としてしまいました。
気を取り直して白石尾根に出発します。先程の東谷に出て、少し上流に行くと左岸に道が有りました。東大の丸標識が有る小沢の先で道が分かれます。左の沢沿いに行くと大岩が在る出合いに到着です。
左の本流が行福沢、右が新山沢で、沢に挟まれた岩尾根が白石尾根です。目の前の岩を登るのは遠慮しといて、行福沢の上流に朽ちた木橋が見えたので、こちらが林業用のルートだろうと判断して行福沢を遡行します。
右側に登れそうな斜面が在ったが、更に登り易い処を探して上流に向かう。行福沢が左に曲がる辺りで遡行が難しくなって来たので、ここの斜面から取付く事にする。
難しさは最初に見た処と同じ位いかと判断して取付きましたが、尾根に近づくにつれてヤバイ状況に成って来ました。降りて他から取付くには時間が無いので、落ちない様に安全を確保しながらスローベースで登って行く。
尾根に登れば、楽になるかと思っていたが、尾根に乗っても、まだ危険地帯は続きました。
出合いから尾根を来てもヤバイ尾根です。岩を目的としなければ、ここはパスすべきです。
行福沢側は岩だらけですが、新山沢側は岩は見当たりません。新山沢側には1箇所ですがピンクリボンが巻かれた幹が眼下に見えます。出合いで新山沢に橋が掛かっていた可能性等を考えると、新山沢側に林業用の踏跡が有りそうな気がします。
何とか危険地帯を過ぎ尾根末端に出ました。新山沢側は人工林で薄い踏跡らしいのが有りました。
人工林の標識が有る処まで地形が複雑で入り組んでいますが、標識を過ぎると原生林の雰囲気が漂う尾根歩きと成ります。榊尾根より距離が短いので早く着くかと思っていましたが、なかなか着かない・・・そうか距離は短いが標高差は同じ位い登るのだから時間がかかるわけだ。
何とか岩が点在する長沢背稜に到着する。ここから水松山側の一般コースまで往復してから行福のタルに向かいます。

《大黒尾根》
行福のタルから酉谷山に向かい、小ピークの手前から大黒尾根を下ります。この尾根は歩き易く踏跡も明瞭で目印が豊富なバリコースです。
ただ地図上のピーク912下のコブから明瞭な踏跡が無い様です。今回は午前中に道間違いをしたお陰で下りの予行練習(偶然)をしていたのでスムーズに降りることが出来ました。

これで長沢背稜の東谷側の尾根を3本歩きましたが、白石尾根と榊尾根の上部は深山の雰囲気が漂っていて良かったです。白石尾根の方が榊尾根より深山を感じるエリアが広かったです。
榊尾根は標高2000mnに達っしていないのにヒャクナゲが在りました。大黒尾根は歩き易く、長沢背稜に最短で行けるのが魅力でした。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:801人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら