記録ID: 1515026
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無雪期ピークハント／縦走
谷川・武尊
谷川連峰馬蹄形縦走（時計回り）
2018年07月01日(日) [日帰り]
ぺれきち
体力度
8
2〜3泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 14:27
- 距離
- 28.1km
- 登り
- 2,859m
- 下り
- 2,848m
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日帰り
- 山行
- 12:43
- 休憩
- 1:43
- 合計
- 14:26
16:55
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2018年07月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
山間部の相互通行困難地帯にはカウントダウン付きの簡易信号機があった。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
谷川岳〜一ノ倉岳区間は岩肌がツルツルと滑りやすいので雨上がりや朝露で濡れている際は慎重に。 今回は余り気にならなかったが、稜線上で晴天無風の際にはブユだかハエの害虫が多数出没することがあるので防虫対策は忘れずに。 茂倉岳〜清水峠の区間では登山道は明瞭だが一部で路肩の草が登山道上に競りだしているところもある |
写真
2:30白毛門無料駐車場からスタートし、西黒登山口まで舗装路をテクテク歩き。
雲の合間から月が顔を覗かせる昨夜は群馬北部一帯で集中豪雨があったが、今は落ち着いている。しかし登山道はずぶ濡れだろうと思いスパッツを装着
1
7/1 2:49
雲の合間から月が顔を覗かせる
昨夜は群馬北部一帯で集中豪雨があったが、今は落ち着いている。しかし登山道はずぶ濡れだろうと思いスパッツを装着
昨夜は群馬北部一帯で集中豪雨があったが、今は落ち着いている。しかし登山道はずぶ濡れだろうと思いスパッツを装着
考え事をしながら歩いていたためか登山口を見落とす。50�辰曚豹覆鵑世里舛法屬覆�なか登山口がないな…もしかしたら見落としたかな」と思い、引き返したのちに発見。
幸先が悪い予感…(後にまたやらかす)
7/1 2:58
考え事をしながら歩いていたためか登山口を見落とす。
50�辰曚豹覆鵑世里舛法屬覆�なか登山口がないな…もしかしたら見落としたかな」と思い、引き返したのちに発見。
幸先が悪い予感…(後にまたやらかす)
50�辰曚豹覆鵑世里舛法屬覆�なか登山口がないな…もしかしたら見落としたかな」と思い、引き返したのちに発見。
幸先が悪い予感…(後にまたやらかす)
西黒尾根の登り。普段なら物静かな山登りだが、本日は谷川岳山開きイベントのため麓の土合駅や広場では深夜にもかかわらず多くの人で賑わっていた。そのうち3:20ごろに太鼓が打ち鳴らされ西黒尾根山中にも鳴り響く。
その太鼓の音色を自分えのエールに置き換え頑張って登る。
1
7/1 3:20
西黒尾根の登り。普段なら物静かな山登りだが、
本日は谷川岳山開きイベントのため麓の土合駅や広場では深夜にもかかわらず多くの人で賑わっていた。そのうち3:20ごろに太鼓が打ち鳴らされ西黒尾根山中にも鳴り響く。
その太鼓の音色を自分えのエールに置き換え頑張って登る。
本日は谷川岳山開きイベントのため麓の土合駅や広場では深夜にもかかわらず多くの人で賑わっていた。そのうち3:20ごろに太鼓が打ち鳴らされ西黒尾根山中にも鳴り響く。
その太鼓の音色を自分えのエールに置き換え頑張って登る。
4:20ごろに森林限界を抜ける。
東の空が明るくなってきたが
まだ日の出前
東の空が明るくなってきたが
まだ日の出前
西黒尾根中腹の鎖場は危険と隣り合わせでスリルがある(下りはとくに)
ソーラーシステムの攻撃を受ける谷川岳岩壁
赤く焼かれてる(byガンダム)
赤く焼かれてる(byガンダム)
岩場をよじ登った先に待望のケルンをとらえる。
山頂まであと少し。
山頂まであと少し。
その前に小屋に立ち寄りトイレを拝借。
本日は山開きのため先着早いもの順で豚汁を振る舞うとのこと。
本日は山開きのため先着早いもの順で豚汁を振る舞うとのこと。
谷川連峰主脈の山々
「馬蹄形なんか止めて、こっちに来なよ」と誘惑を受ける。
「馬蹄形なんか止めて、こっちに来なよ」と誘惑を受ける。
馬蹄形一座目 谷川岳(オキの耳)登頂。
今は独り占めだが、今日は晴れの日曜日でしかも山開き日
どれ程の人で賑わうのだろうか
今は独り占めだが、今日は晴れの日曜日でしかも山開き日
どれ程の人で賑わうのだろうか
next一ノ倉岳
昨夜の雨の影響か登山道はずぶ濡れで岩肌がよく滑る
以前にこの区間で滑って滑落した事がありトラウマが走る(汗)
昨夜の雨の影響か登山道はずぶ濡れで岩肌がよく滑る
以前にこの区間で滑って滑落した事がありトラウマが走る(汗)
馬蹄形三座目 茂倉岳標高は1978mとのこと…
ん？ と言うことは…
1978年生まれの僕と一緒だ！
と言うことで勝手に俺の山に認定。
(後で地図で確認したら1977,9だったけどいいのかな？)
1
7/1 7:02
馬蹄形三座目 茂倉岳
標高は1978mとのこと…
ん？ と言うことは…
1978年生まれの僕と一緒だ！
と言うことで勝手に俺の山に認定。
(後で地図で確認したら1977,9だったけどいいのかな？)
標高は1978mとのこと…
ん？ と言うことは…
1978年生まれの僕と一緒だ！
と言うことで勝手に俺の山に認定。
(後で地図で確認したら1977,9だったけどいいのかな？)
茂倉岳を下り武能岳を目指す。
この区間は馬蹄形左回りの泣き所だが そんなのお構い無しに快調歩き┌(；・∀・)┘
この区間は馬蹄形左回りの泣き所だが そんなのお構い無しに快調歩き┌(；・∀・)┘
そのうち辺りにガスが立ち込めて武能岳が包まれ目標が分かりずらくなる(゜Д゜≡゜Д゜)?？
気まぐれなガスが立ち込めているが
馬蹄形中盤戦に突入
ここから先は笹原の中を縫うように走る稜線道が気持ちいい！
馬蹄形中盤戦に突入
ここから先は笹原の中を縫うように走る稜線道が気持ちいい！
眼下に蓬ヒュッテ。脇にそびえる大源太山は見る角度によってシルエットが変わるが この角度からはマッターホルンぽく尖っていてカッコいい。
1
7/1 8:28
眼下に蓬ヒュッテ。
脇にそびえる大源太山は見る角度によってシルエットが変わるが この角度からはマッターホルンぽく尖っていてカッコいい。
脇にそびえる大源太山は見る角度によってシルエットが変わるが この角度からはマッターホルンぽく尖っていてカッコいい。
蓬ヒュッテ着
ただいま8:30で、スタートから6時間経過
ペース配分の良し悪しがいまいち分からんが、まだ足が動くので先を行く
ただいま8:30で、スタートから6時間経過
ペース配分の良し悪しがいまいち分からんが、まだ足が動くので先を行く
後半戦の舞台となる朝日岳連峰の峰々
谷川岳から見たさいは同目線だったが、蓬峠からは仰ぎ見る(汗)
谷川岳から見たさいは同目線だったが、蓬峠からは仰ぎ見る(汗)
清水峠といえばの送電線監視所
軒先を借りて15分ほど休憩
この先の長〰️い登りに備える
軒先を借りて15分ほど休憩
この先の長〰️い登りに備える
避難小屋からは平坦な森林道を快調に進んでいく。15分ほど進んだのちに異変に気づく。「あれ？清水峠から先はジャンクションピークまで長い登りのはず…全然登る気配がないな…引き返すか」
7/1 10:13
避難小屋からは平坦な森林道を快調に進んでいく。
15分ほど進んだのちに異変に気づく。「あれ？清水峠から先はジャンクションピークまで長い登りのはず…全然登る気配がないな…引き返すか」
15分ほど進んだのちに異変に気づく。「あれ？清水峠から先はジャンクションピークまで長い登りのはず…全然登る気配がないな…引き返すか」
避難小屋が見える地点まで戻り、この道標で間違いが証明される。本来ならこの地点で曲がり朝日岳へ向かうところを真っ直ぐ進み井坪坂コースなる道を進んでいた。ちなみに避難小屋からはこの道でなくても別ルートで直接行ける道もある。
1
7/1 10:35
避難小屋が見える地点まで戻り、この道標で間違いが証明される。本来ならこの地点で曲がり朝日岳へ向かうところを真っ直ぐ進み井坪坂コースなる道を進んでいた。
ちなみに避難小屋からはこの道でなくても別ルートで直接行ける道もある。
ちなみに避難小屋からはこの道でなくても別ルートで直接行ける道もある。
本来の道はいきなり斜面を登っていく。さっきの間違いで30分のロス。
厳しい攻防戦の馬蹄形縦走で貴重な体力と時間を消耗してしまった( ＞Д＜；)
7/1 10:37
本来の道はいきなり斜面を登っていく。
さっきの間違いで30分のロス。
厳しい攻防戦の馬蹄形縦走で貴重な体力と時間を消耗してしまった( ＞Д＜；)
さっきの間違いで30分のロス。
厳しい攻防戦の馬蹄形縦走で貴重な体力と時間を消耗してしまった( ＞Д＜；)
長い登りで次第に足が付いていかなくなる。連続歩行は控えて15分動き5分休憩を繰り返すパターンに変更。休憩の際に眺めていた谷川の山並み。
2
7/1 11:23
長い登りで次第に足が付いていかなくなる。連続歩行は控えて15分動き5分休憩を繰り返すパターンに変更。
休憩の際に眺めていた谷川の山並み。
休憩の際に眺めていた谷川の山並み。
越後三山方面
今年は十字峡起点の中ノ岳〜丹後山縦走にいけるかなー
今年は十字峡起点の中ノ岳〜丹後山縦走にいけるかなー
あの丘を越えたさきにピークがあれば良いなと願いながらも…越えた先でまた新手が姿を表す。
何度も偽ピークに騙される
(;´Д`)ハァハァ
2
7/1 11:50
あの丘を越えたさきにピークがあれば良いなと願いながらも…
越えた先でまた新手が姿を表す。
何度も偽ピークに騙される
(;´Д`)ハァハァ
越えた先でまた新手が姿を表す。
何度も偽ピークに騙される
(;´Д`)ハァハァ
このルート上は風が無く暑さで体が火照る。雪田に飛び込んでゴロゴロ転がりたい
ジャンクションピークに到達
間違って巻機山方面に行ったら洒落にもならん！
間違って巻機山方面に行ったら洒落にもならん！
馬蹄形六座目 朝日岳長〜い登りを乗り越え遂に到達
ヾ(;゜;Д;゜;)ノ゛
体は重いし、最終タイムなんかはどうでもよくなり30分の長休み。
2
7/1 13:03
馬蹄形六座目 朝日岳
長〜い登りを乗り越え遂に到達
ヾ(;゜;Д;゜;)ノ゛
体は重いし、最終タイムなんかはどうでもよくなり30分の長休み。
長〜い登りを乗り越え遂に到達
ヾ(;゜;Д;゜;)ノ゛
体は重いし、最終タイムなんかはどうでもよくなり30分の長休み。
朝日岳は今回で4度目の訪問だが、自分的にお気に入りの山！
展望よく、雰囲気がいい( ´∀`)
展望よく、雰囲気がいい( ´∀`)
いつかは行ってみたい平ヶ岳
アクセスは遠いうえに
往復22�劼篭式�
アクセスは遠いうえに
往復22�劼篭式�
13:00朝日岳山頂下の岩塊に見送られ再出発。
馬蹄形3/4を消化したが、まだ6�勸幣紊△襦�
しかし過酷であればあるほどゴールした際の達成感も比例して高くなる。と自分で鼓舞
2
7/1 13:10
13:00
朝日岳山頂下の岩塊に見送られ再出発。
馬蹄形3/4を消化したが、まだ6�勸幣紊△襦�
しかし過酷であればあるほどゴールした際の達成感も比例して高くなる。と自分で鼓舞
朝日岳山頂下の岩塊に見送られ再出発。
馬蹄形3/4を消化したが、まだ6�勸幣紊△襦�
しかし過酷であればあるほどゴールした際の達成感も比例して高くなる。と自分で鼓舞
次に向かうは最後の白毛門
笠ヶ岳からの下りは浮き石が多く癖がある
白毛門への登り返しは急勾配でもなく癖もないがなんか長い
笠ヶ岳からの下りは浮き石が多く癖がある
白毛門への登り返しは急勾配でもなく癖もないがなんか長い
馬蹄形八座目で最後となる白毛門笠ヶ岳からは標準コースタイムと同じ45分かけてようやく到着。
もう足が上がらない( ´Д｀)=3
1
7/1 14:44
馬蹄形八座目で最後となる白毛門
笠ヶ岳からは標準コースタイムと同じ45分かけてようやく到着。
もう足が上がらない( ´Д｀)=3
笠ヶ岳からは標準コースタイムと同じ45分かけてようやく到着。
もう足が上がらない( ´Д｀)=3
イヤ〜 白毛門は登りよりも下りのほうがしんどい(汗)
下り足の踏ん張りもそろそろ限界
下り足の踏ん張りもそろそろ限界
撮影機器：
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
雨具
ゲイター
日よけ帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図（地形図）
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
|
|---|
感想
例年ならば6、7月は枝豆を筆頭に夏野菜の収穫に追われていて、とてもじゃないが作業をほったらかして山に行くなんて口が裂けても言える状況にないが、今年に限ってはその枝豆の収量が悪くて時間的な余裕ができたため神様がくれたチャンスとばかりに山計画を立てる（その分夏野菜シーズンか終わった際の売上高で青ざめる事となるが…)。
何処の山に行くか模索するにあたり、7月1日は日照時間が4:30〜19:00頃と長い部類にあたり、谷川岳周辺部の天気予報も良かった事からいつかはやるつもりでいた谷川連峰馬蹄形縦走を日帰りで挑んでみることにした。
馬蹄形縦走となれば最初に時計回りか反時計回りを選択することになるが、深読みはせずに単純に時計回り(右回り)で設定
当日の天気は晴れだったが、例年よりも早い梅雨明けの影響か厳しい暑さが予想され、何だかんだで山上で朝日を拝みたかったのと暑さ対策もかねて2:30の深夜にスタート。
稜線上は日差しは厳しかったが適度な風が常に吹き抜けていて暑苦しいということはなかった
し、さらには風のおかげかブユ等の害虫も居なくはないが大群で付きまとわれることもなかったのが幸運だった。
事前予想のコースタイム(休憩含)は12時間切りは無理にしろ 現実的には12時間台、遅くとも14時間以内かなと想定していたが、結果は天狗の鼻折れの14時30分だった。
スタートから七ツ小屋山までは順当に来たつもりだったが
まー、いつもの事ながら6〜7時間経つと下りならばまたまだ動くが、上りは足が途端に重く鈍くなり
清水峠→ジャンクションピークまでの長〜い登り坂で大失速し朝日岳からゴールまではゾンビ状態だった。
今回の反省点を踏まえた上で反時計回りや時計回りリベンジに挑むことになるんだろうが夏場は暑いから、少し肌寒い秋の頃合いになるだろうな。
あと、日帰りハイカーを始めて以来ついに谷川連峰馬蹄形縦走路を踏破したことにもなったが
日帰りハイカーとしての限界点も感じるようになった。
さすがに谷川馬蹄形をこえる規模を日帰りで行くのは厳しい…
裏越後三山日帰り縦走なんて無理だろうな〜
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