薬師沢左俣から北ノ俣岳(天国一丁目)
- GPS
- 14:03
- 距離
- 63.9km
- 登り
- 4,377m
- 下り
- 4,367m
コースタイム
- 山行
- 11:30
- 休憩
- 1:01
- 合計
- 12:31
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
薬師沢左俣は危険な滝もなく雪渓もほぼ溶けていた。 左俣を詰めて稜線まで藪こぎはない |
写真
感想
梅雨が空けたら沢しかない!チャリも楽しめる沢と言えばアリミネンコしかないだろう。寝ている場合ではなく22時に自宅を出て立山を目指す。なるべく涼しい深夜帯に標高をあげよう。深夜0時前にゲート駐車場に着いておもむろにチャリを下ろしてさあ漕ぐぜよ、チャリ靴で漕ぐ、沢靴、登山靴も担いでいく。豪華絢爛だ。
深夜帯の有峰林道はいつも向かい風になることが多いが今日もそうだった。特にトンネル内は向かい風に苦しめられる。仲間がいれば先頭を交代して体力を温存できるが単独向かい風は辛い、暑くて重くてこれは拷問かい、好きでやっているから文句は言うまい、風に押されてアリミネンコまで1時間は切れなかった。途中で休憩して沢の水をくんだ。ダムを半周していよいよ激坂だ。ノザとバトルした日が懐かしい。
いつもよりかなり時間はかかったが何とか2時間は切れた。車はチラホラだが人気はない、チャリを隠して登山靴でガシガシ登る。チャリで足が疲れてしまいペースは上がらず三角点まで1時間、その先から富山の夜景が綺麗だった。このあたりでひんやりして気持ちよか、早出して良かった。少しペースは上がり4時半に太郎平小屋に着いた。白んでいるが誰もいなかった。此処から先は濡れた木道や朝露もあるだろうから沢靴で行くことにした。木道は滑らず快適だった。
ガンガン300m下って薬師沢左俣出合に、水はもう冷たくなかった。日が昇るとちょうど心地よい、今日は単独なのでガッツリ写真を撮ろう、自撮りもするぞ、この沢危険な滝はないから単独でも安心だ。貸し切りの左俣を快適に遡行していく。やはりこの時期は沢しかない、次々小滝が出てくる。たまに直登し、巻も交えてあっという間に赤木平に着くとそこはこの世の天国だった。高山植物が咲き乱れ緩い沢が延々と続く、此処は天国1丁目でしょう。空が青くて素敵だ。
いつまでも此処にいてまったりしたい気分だ。今日は晴れているからショートカットせず左俣を源頭までせり上がる。稜線まで藪こぎはなく快適に合流できた。しばし進むと北ノ俣岳に到着、誰もいません、雷鳥親子が散歩していた。薬師岳を眼前に見て太郎平を目指す。10時半過ぎ太郎に着いた。そろそろ日は上がり暑くなってきた。日が昇っての登りは絶対避けたい、今日は平日で折立から太郎に向かう登山者も少なかった。
午後1時前に折立に着いてチャリに跨がれば後は自動運転でゲートまで13.40分無事山行終了、チャリも沢も楽しかった。今日は寝ないで頑張って良かった。
やはり完全燃焼に勝るものはない!
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