また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1525188
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
富士・御坂

富士山(プリンスルート)

2018年07月14日(土) 〜 2018年07月15日(日)
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
14:01
距離
13.6km
登り
1,555m
下り
1,545m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

1日目
山行
2:27
休憩
0:27
合計
2:54
20:45
18
21:03
21:03
5
21:08
21:12
1
21:13
21:14
42
21:56
22:15
37
22:52
22:55
44
2日目
山行
7:01
休憩
3:32
合計
10:33
0:13
43
0:56
1:21
32
1:53
2:30
45
3:15
3:44
2
3:46
3:48
16
4:04
4:56
6
5:02
5:11
8
5:19
5:19
8
5:27
5:28
10
5:38
5:38
39
6:17
6:17
9
6:26
6:26
9
6:35
6:36
5
6:41
6:46
54
7:40
7:44
11
9:03
9:06
22
9:34
9:34
30
10:04
10:04
12
10:16
10:16
14
10:30
10:30
3
10:33
10:33
13
10:46
10:46
0
10:46
ゴール地点
※上記のコースタイムは仕様上、日付けが変わるタイミングで「泊」と表示されていますが、
小屋泊はしておらず通しで歩いています。以下が正確なコースタイムです。

20:40 富士宮口五合目
21:03 六合目・雲海荘(〜21:09)
22:00 新七合目・御来光山荘(〜22:10)
22:55 元祖七合目・山口山荘(〜23:05)
23:48 八合目・池田館(〜00:12)
00:57 九合目・萬年雪荘(〜01:15)
01:53 九合五勺・胸突山荘(〜2:20)
03:14 富士宮口頂上(〜03:44まで仮眠)
04:07 剣ヶ峰(〜04:50)※ご来光04:35
06:45 御殿場口頂上より下山
07:57 七合九勺・赤岩八合館(〜08:15)
08:40 七合五勺・砂走館(〜08:55)
09:02 七合目
09:27 宝永山分岐
10:30 富士宮六合目・雲海荘
10:46 富士宮口五合目
天候 快晴
過去天気図(気象庁) 2018年07月の天気図
アクセス
利用交通機関:
バス 自家用車
水ヶ崎駐車場(1,000円)からシャトルバスにて富士宮口五合目まで往復。
バスは片道1,150円 / 往復1,800円(子供は半額)
登り 始発6:00−最終20:00
下り 始発7:00−最終20:40
コース状況/
危険箇所等
特に問題なし。
予約できる山小屋
八合目池田館
御殿場口七合四勺・わらじ館
水ヶ塚駐車場からのシャトルバスで富士宮口五合目へ向かいます。
2018年07月14日 19:21撮影 by  iPhone 7, Apple
7/14 19:21
水ヶ塚駐車場からのシャトルバスで富士宮口五合目へ向かいます。
レストハウス前で準備がてら40分ほどノンビリ高地順応。富士山保全協力金、1,000円支払って出発。
2018年07月14日 20:35撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/14 20:35
レストハウス前で準備がてら40分ほどノンビリ高地順応。富士山保全協力金、1,000円支払って出発。
ここから先は漆黒の中。
2018年07月14日 20:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/14 20:39
ここから先は漆黒の中。
すぐに六合目の雲海荘。
2018年07月14日 21:09撮影 by  iPhone 7, Apple
7/14 21:09
すぐに六合目の雲海荘。
約50分登って新七合目の御来光山荘。混雑はまだ無い。
2018年07月14日 22:01撮影 by  iPhone 7, Apple
7/14 22:01
約50分登って新七合目の御来光山荘。混雑はまだ無い。
さらに45分登り「新」の次は「元祖」七合目。少し肌寒くなってきたのでまずはフリースを重ねる。
2018年07月14日 22:56撮影 by  iPhone 7, Apple
7/14 22:56
さらに45分登り「新」の次は「元祖」七合目。少し肌寒くなってきたのでまずはフリースを重ねる。
心配していた登山道渋滞もなく、順調に進み八合目の池田館。かなり風が強くて寒くなり、ここでダウンを着る。
2018年07月14日 23:48撮影 by  iPhone 7, Apple
7/14 23:48
心配していた登山道渋滞もなく、順調に進み八合目の池田館。かなり風が強くて寒くなり、ここでダウンを着る。
九合目の萬年雪荘。渋滞が無いこともだけど私の脚がいつも以上に頑張ってくれて、想定よりもかなり早い時間に着いてしまいました。
2018年07月15日 00:57撮影 by  iPhone 7, Apple
2
7/15 0:57
九合目の萬年雪荘。渋滞が無いこともだけど私の脚がいつも以上に頑張ってくれて、想定よりもかなり早い時間に着いてしまいました。
2時前に最後の小屋、九合五勺の胸突山荘へ到着。更に寒くなり最後のレインウェアで完全防備。このまま進んでしまうとかなり早い時間に山頂へ着いてしまう。かといってここで待っていても同じなのでユルユルと再出発。
2018年07月15日 02:00撮影 by  iPhone 7, Apple
7/15 2:00
2時前に最後の小屋、九合五勺の胸突山荘へ到着。更に寒くなり最後のレインウェアで完全防備。このまま進んでしまうとかなり早い時間に山頂へ着いてしまう。かといってここで待っていても同じなのでユルユルと再出発。
振り返るとヘッドライトの流星群。
2018年07月15日 02:01撮影 by  iPhone 7, Apple
3
7/15 2:01
振り返るとヘッドライトの流星群。
最後はやはり息も絶え絶え。3時14分、無事に富士宮ルート山頂へ到着。そのまま適当なところで横になり、しばし仮眠。
2018年07月15日 03:16撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/15 3:16
最後はやはり息も絶え絶え。3時14分、無事に富士宮ルート山頂へ到着。そのまま適当なところで横になり、しばし仮眠。
30分寝たか寝ないか・・・くらいで体を起こし、そのまま剣ヶ峰へ向かいます。空が明るくなってきた。
2018年07月15日 03:46撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/15 3:46
30分寝たか寝ないか・・・くらいで体を起こし、そのまま剣ヶ峰へ向かいます。空が明るくなってきた。
4時7分、3,776m日本最高峰・剣ヶ峰到着。
2018年07月15日 04:23撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 4:23
4時7分、3,776m日本最高峰・剣ヶ峰到着。
剣ヶ峰でご来光を迎える人たちで徐々に埋まり始めてきます。
2018年07月15日 04:28撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 4:28
剣ヶ峰でご来光を迎える人たちで徐々に埋まり始めてきます。
いつの間にか記念写真撮る人たちの行列になっていました。早めに着いてて良かった。
2018年07月15日 04:33撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 4:33
いつの間にか記念写真撮る人たちの行列になっていました。早めに着いてて良かった。
オレンジが徐々に濃くなってゆくこの厳かな時間帯が大好きです。手前の成就岳から伊豆岳周囲でご来光を待つ人たちがアリンコのように見える。
2018年07月15日 04:44撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 4:44
オレンジが徐々に濃くなってゆくこの厳かな時間帯が大好きです。手前の成就岳から伊豆岳周囲でご来光を待つ人たちがアリンコのように見える。
4時35分、ご来光。今回も素晴らしい景観に感謝。手を合わせ、いろいろお祈りしたりお願いしたり。
2018年07月15日 04:50撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 4:50
4時35分、ご来光。今回も素晴らしい景観に感謝。手を合わせ、いろいろお祈りしたりお願いしたり。
ちなみに8回目の富士登山ですが、ご来光見られた確率は今のところ100%。日頃の行い?(笑)
2018年07月15日 04:39撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/15 4:39
ちなみに8回目の富士登山ですが、ご来光見られた確率は今のところ100%。日頃の行い?(笑)
あのよじ登っているガイジンさんのいる所が、真の日本最高峰ですね(笑)。でも真似しないように。
2018年07月15日 04:40撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/15 4:40
あのよじ登っているガイジンさんのいる所が、真の日本最高峰ですね(笑)。でも真似しないように。
測候所の脇に行くと影富士発見。
2018年07月15日 05:06撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 5:06
測候所の脇に行くと影富士発見。
綿アメのような果てしない雲海。
2018年07月15日 05:08撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 5:08
綿アメのような果てしない雲海。
登ってきた時にはまだ暗かった馬の背。お鉢巡りはこちらからではなく時計回りに進みます。
2018年07月15日 05:08撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 5:08
登ってきた時にはまだ暗かった馬の背。お鉢巡りはこちらからではなく時計回りに進みます。
剣ヶ峰は更に記念写真行列が伸び始めていました。
2018年07月15日 05:09撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 5:09
剣ヶ峰は更に記念写真行列が伸び始めていました。
酸素も薄いし寝てない体だしで、ユルユルと歩いています。
2018年07月15日 05:14撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 5:14
酸素も薄いし寝てない体だしで、ユルユルと歩いています。
こちらからも影富士バッチリ。ありがたや。
2018年07月15日 05:20撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 5:20
こちらからも影富士バッチリ。ありがたや。
南アルプス。向こうからもこちらが綺麗に見えていることでしょうね。
2018年07月15日 05:21撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 5:21
南アルプス。向こうからもこちらが綺麗に見えていることでしょうね。
遠くに八ヶ岳。更にその彼方に北アルプス。
2018年07月15日 05:21撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 5:21
遠くに八ヶ岳。更にその彼方に北アルプス。
雪渓が残る火口。剣ヶ峰がもうあんな遠くに。
2018年07月15日 05:33撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 5:33
雪渓が残る火口。剣ヶ峰がもうあんな遠くに。
山中湖とその彼方までを覆う薄い膜のような雲海。これはこれで幻想的。
2018年07月15日 05:51撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 5:51
山中湖とその彼方までを覆う薄い膜のような雲海。これはこれで幻想的。
吉田口と須走口ルートの頂上。続々と皆さん辿り着いています。
2018年07月15日 05:54撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 5:54
吉田口と須走口ルートの頂上。続々と皆さん辿り着いています。
宇宙から眺めているような感覚になります。
2018年07月15日 05:54撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 5:54
宇宙から眺めているような感覚になります。
久須志神社前は大混雑。
2018年07月15日 05:57撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 5:57
久須志神社前は大混雑。
扇屋と山口屋。
2018年07月15日 05:59撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 5:59
扇屋と山口屋。
あまり見せたくないですが、この周囲ではこうしたポイ捨てのゴミが落ちているのを必ずと言っていいほど見かけます。
2018年07月15日 06:03撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 6:03
あまり見せたくないですが、この周囲ではこうしたポイ捨てのゴミが落ちているのを必ずと言っていいほど見かけます。
これらもみんなゴミ。世界遺産ですよね・・・ここ。
2018年07月15日 06:03撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 6:03
これらもみんなゴミ。世界遺産ですよね・・・ここ。
しかし宇宙を感じますね(2回目)。
2018年07月15日 06:28撮影 by  NEX-5, SONY
2
7/15 6:28
しかし宇宙を感じますね(2回目)。
吉田口ルートの下山道。こっちはかなり混んでいるみたい。
2018年07月15日 06:33撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 6:33
吉田口ルートの下山道。こっちはかなり混んでいるみたい。
ほぼ1周終わり。剣ヶ峰も噴火口も見納めです。またいつか戻ってこよう。
2018年07月15日 06:44撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 6:44
ほぼ1周終わり。剣ヶ峰も噴火口も見納めです。またいつか戻ってこよう。
名残惜しくも下山。下りは御殿場ルートより。
2018年07月15日 06:58撮影 by  NEX-5, SONY
1
7/15 6:58
名残惜しくも下山。下りは御殿場ルートより。
下りを御殿場ルートにして大正解。富士宮ルートの往復だとおそらく登り下りのすれ違いで狭い箇所がボトルネックになり、スムーズには進まないでしょう。
2018年07月15日 07:24撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 7:24
下りを御殿場ルートにして大正解。富士宮ルートの往復だとおそらく登り下りのすれ違いで狭い箇所がボトルネックになり、スムーズには進まないでしょう。
長田尾根登山路建設記念碑。以前この脇には山頂へと伸びる鉄柵がありましたが、今は外されています。かつて富士山測候所職員の人々がこの鉄柵を頼りに冬季の山頂へと向かったのだそうですね。
2018年07月15日 07:54撮影 by  NEX-5, SONY
2
7/15 7:54
長田尾根登山路建設記念碑。以前この脇には山頂へと伸びる鉄柵がありましたが、今は外されています。かつて富士山測候所職員の人々がこの鉄柵を頼りに冬季の山頂へと向かったのだそうですね。
赤岩八号館。登りの九合目以降トイレへ行っておらず、少し休憩。
2018年07月15日 08:28撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 8:28
赤岩八号館。登りの九合目以降トイレへ行っておらず、少し休憩。
雲海を眺めながらの下山も趣きがあるけれど、脚は疲れて体も重い・・・。
2018年07月15日 08:31撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 8:31
雲海を眺めながらの下山も趣きがあるけれど、脚は疲れて体も重い・・・。
まだ宝永山があんなに遠い。
2018年07月15日 08:31撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 8:31
まだ宝永山があんなに遠い。
こっちは富士宮ルート八合目と通じるトラバース道。以前に富士宮ルート登りで大混雑だった時に1回使ったことがあります。知ってる人もそう多くはないでしょうし、裏技ですね。
2018年07月15日 08:41撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 8:41
こっちは富士宮ルート八合目と通じるトラバース道。以前に富士宮ルート登りで大混雑だった時に1回使ったことがあります。知ってる人もそう多くはないでしょうし、裏技ですね。
七合五勺の砂走館。ここでも少し小休止。
2018年07月15日 09:04撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 9:04
七合五勺の砂走館。ここでも少し小休止。
わらじ館。
2018年07月15日 09:11撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 9:11
わらじ館。
山頂が遠くになりけり。
2018年07月15日 09:12撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 9:12
山頂が遠くになりけり。
ここから先が御殿場ルートの大砂走り。
2018年07月15日 09:22撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 9:22
ここから先が御殿場ルートの大砂走り。
その名の通り、砂地獄の中を下ります。一歩足を踏み込むとそのままズズズと靴ごと埋まってゆくような。慣れると面白くなってきます。
2018年07月15日 09:26撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 9:26
その名の通り、砂地獄の中を下ります。一歩足を踏み込むとそのままズズズと靴ごと埋まってゆくような。慣れると面白くなってきます。
分岐。左がそのまま御殿場ルート、右が宝永山ルート。右へ。
2018年07月15日 09:41撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 9:41
分岐。左がそのまま御殿場ルート、右が宝永山ルート。右へ。
ここも分岐。少しだけ登り返せばあの先の宝永山にも登れるのですが、疲れ果てている体が「NO」と言っているのでやむなくそのまま下ります。
2018年07月15日 09:49撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 9:49
ここも分岐。少しだけ登り返せばあの先の宝永山にも登れるのですが、疲れ果てている体が「NO」と言っているのでやむなくそのまま下ります。
この宝永火口はあまりにも大き過ぎ、とてもカメラのフレームに収まり切れません。
2018年07月15日 09:53撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 9:53
この宝永火口はあまりにも大き過ぎ、とてもカメラのフレームに収まり切れません。
超巨大なアリ地獄のような。
2018年07月15日 09:58撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 9:58
超巨大なアリ地獄のような。
そしてここも先ほどの大砂走りと同じ砂の質にてザクザクと音を立てなながら下ります。
2018年07月15日 09:58撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 9:58
そしてここも先ほどの大砂走りと同じ砂の質にてザクザクと音を立てなながら下ります。
振り返って。
2018年07月15日 10:18撮影 by  NEX-5, SONY
1
7/15 10:18
振り返って。
パノラマにしてようやく全容が撮れる感じの雄大さ。
2018年07月15日 09:59撮影 by  iPhone 7, Apple
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7/15 9:59
パノラマにしてようやく全容が撮れる感じの雄大さ。
ここから富士宮六合目まで少し登り返しが待っています。
2018年07月15日 10:19撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 10:19
ここから富士宮六合目まで少し登り返しが待っています。
また振り返って。
2018年07月15日 10:24撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 10:24
また振り返って。
もうすぐ合流。
2018年07月15日 10:39撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 10:39
もうすぐ合流。
六合目の雲海荘。
2018年07月15日 10:45撮影 by  NEX-5, SONY
7/15 10:45
六合目の雲海荘。
10時46分、下山完了。
2018年07月15日 11:00撮影 by  NEX-5, SONY
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7/15 11:00
10時46分、下山完了。
撮影機器:

感想

富士登山は4年ぶり、8回目になります。一番最初の年だけは連れて行った息子が高山病になって登頂できなかったので、山頂を踏むのは7回目。いずれにしてもよく登っていますね。今回は登り・富士宮ルート、下り・御殿場ルートから宝永山経由で富士宮口五合目に戻る、いわゆる《プリンスルート》をチョイスしました。

シャトルバスで五合目到着が午後8時。十分に高地順応をしてから五合目を出発。夜間の登山道は当然ながら暗闇なのですが、富士登山の場合は夜間でも登山者がワンサといますので、心細さや寂しさは全くありません。むしろ心配は逆に登山渋滞の方。しかし富士山が世界遺産となり弾丸登山を規制する方向になったからでしょうか、山頂までの全ての区間で以前のような殺人的な混雑にはならずで助かりました。

寒暖差に関してはやはり例年の夜間登山同様です。3000mを超えた七合目でフリース、3200mの八合目でダウン、3400mの九合目でレインウェアと、1枚ずつ厚く重ねてゆきます。それでも山頂に近づくにつれて強風が体を冷やし、立ち止まると凍えるような寒さでした。ちなみにご来光後の朝は山頂でもそこそこの気温になるのでTシャツでも大丈夫です。

ご来光は今回初めて、3,776m日本最高峰の剣ヶ峰で見ることが出来ました。雲海がオレンジ色に輝き、そして上がってくる太陽。何度見ても感動します。登山そのものの面白さでは正直富士山に大きな魅力があるわけではないですが、ことご来光に関しては富士山はもう群を抜いて素晴らしいです。あまりにも壮大すぎる、自然が織りなすエンターテイメントショー。これがあるから何度も登ってしまうんですね。

その他気がついたところでは、やはり外国人の登山者がかなり多くなっていますね。比率で言うと1〜2割(もっと?)はいらっしゃるような。混雑に関しては上記したように10年くらい前よりも現在の方がまだマシなのかも。以前、吉田ルートと富士宮ルートの両方で、七合目から山頂までびっしり登山渋滞でディズニーの人気アトラクション並みの大行列を経験しましたが、もうあんなことも無いのかな。どうなんでしょう。あと、写真でも載せましたがゴミ。登山道には殆ど無かったですが、山頂の一部はとても汚かったなぁ。これだけはとても残念でした。

以前のように毎年登ることはなくなってしまいましたが、やはり私にとっては登山を始めたきっかけが「富士山に登ってみたい!」だったし、何度登ってもその度に大きなエネルギーを貰える究極のパワースポットでもあります。下界はこの先も続くであろう連日の猛暑ですが、ここで得た力でひと夏を乗り切ってゆこうと思います。

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コメント

ご来光率100%!
久しぶりの富士山、寒くて大変な様でしたが、その分楽しそうだと思いました。
当初私は、1泊2日で山小屋に泊まって登られたのかと思っていましたが、夜に出発されて日付けが変わり明け方前に、外で仮眠されていたのですね
この時期下界は熱帯夜でも日本一高い所の夜は、かなり寒かった様でしたね。

ryoさんは今回で富士山8回登られ、ご来光率100%とはスゴイ確率で羨ましい限りです!。(これも日頃の行ないですね!)
今回も日本一からご来光、おめでとうございます!
私は1回だけ登った時、時間帯が違いますが何にも見えなかったので、ご来光は絶対に0%です!。(これもまた日頃の行ないですね・・・

今年は前年より登山者が少なめという記事を見ましたが、お陰で登山渋滞にならなく順調に歩けて良かったですね
しかし、ご来光の時刻になると、やはりどの山よりも混雑するのだなーと思いました。
(以前よりも混雑は少なくなった様ですが、外人さんが多くなったのと、ゴミ等が多くなったのは関係が有るのでしょうか?そうだとすると折角世界遺産になったのに、ちょと悲しいですよね・・・)

お針巡りの途中の感想で、宇宙から眺めているような感覚と言われていましたが、本当に宇宙を感じる景色だと思いました
(こんな景色、見てみたいです!)
宝永山のルートもまだ歩いた事が有りませんが、火口がこれほど大きかったとは知りませんでした。

ryoさんのレコを拝見していたら、素晴らしい景色ばかりでしたので、なんだか私も久しぶりに富士山に登ってみたくなりました。

ご来光登山お疲れ様でした!
2018/7/16 23:35
Re: ご来光率100%!
ありがとうございます。富士登山は毎度のこと、(現在は排除の方向性である)弾丸登山なものですので寒暖差もいつものことである意味予想通りな感じでした。夜間は3,000mを超えるとさすがに下界とは全く違う気温になってゆきますね。
御来光見られる率、なぜか私はここだけは運に恵まれていて(北アなどは3回に1回くらいは雨に泣かされていますが)、今のところは毎度綺麗な朝日を拝むことが出来ています。ここ数回の富士登山は事前に予定を決めず、概ね晴れるだろうという日の直前に準備をして登っているというのもあるかと思いますが・・・。ぜひカズさんも再挑戦してみて下さいね
混雑に関しては10年くらい前の方が確実に厳しかったですね。初めて登った年は小屋泊りしましたが8月の平日だったにもかかわらず布団1枚に2人のギュウギュウでしたし、その翌年以降も7〜8合目より上の登山道は全く前に進まないくらい混んでましたしね。ゴミは私が見かけたのがたまたまなのか、それともな毎日のようにかは分かりませんが、周知徹底はなかなか難しいのかもです。でもこういうの、ユネスコの人はどう見るんだろう・・・とは思いました。
2018/7/17 22:53
富士山8回なんてすごい!
ryoさん、おはようございます。土曜は富士山に行かれたんですね!泊まりじゃないとはスゴイです。 
うちもいつかと思いながら、なかなか…
娘が夜中を歩くことが無理だし、混雑も嫌だなと…

快晴の富士山、最高ですね!
挑戦したくなりました(^^)/
2018/7/17 8:40
Re: 富士山8回なんてすごい!
mamyさん、こんばんは。行ってきてしまいました 私は富士山では様々な事情でもう小屋泊まりしたくなく、毎回こうして徹夜登山になってしまいます。でもこうした夜間にイッキに山頂を目指す方法は徐々に規制が厳しくなる方向なので今後はもしかしたらそれも出来なくなるかも・・・。そうしたら仕方ないですけれどね。
kaeraちゃんをもし連れてゆくなら、平日の小屋泊まりで登る時間をズラせば混雑も夜間歩きも無く、ご来光も吉田口ルートは七合目より上だったら何処からでも見られるので良いと思いますよ。ぜひ近い将来チャレンジしてみて下さい
2018/7/17 22:59
世界遺産の富士山
今回で8回目だったなんてビックリしました!日本で2番目以降に高い山々はは3000m前後ですが、2番目の北岳より断然高い富士山からの景色やご来光が宇宙的って分かる気がします😊
もうひとつビックリしたのが以前と比べて渋滞が減ったという事です!てっきり世界遺産に認定されてからの方がますます登る人が増えて大渋滞なのかと思ってました💦
ゴミも減るより無くなるといいですよね!本当に何かいい方法があればと思います。

富士山は私も登山を始めるキッカケの山です♪ 登った時はまだ私は登山をするつもりは全くなかったんですが・・今はキッカケになった富士山に登って良かったです! でも1回、登頂したので今は見る山になってますが😅
2018/7/17 23:21
Re: 世界遺産の富士山
そうなんですよー、いつの間にか8回目(笑)。まだ御殿場ルートだけは登山口から登り始めたことはないですが、その他はだいたい歩きました。登るたびに「もう最後でいいんじゃね?」と自分で思うこともありますが何かのきっかけでまた急に行きたくなったりしてね その理由の1つがやはりこの単独峰からの独特の眺望ですね。アルプスのように雄大な山々に囲まれる眺めも素晴らしいですが、ご来光後の果てしない大雲海はやはりこの富士山ならではかと思います。
渋滞はこの海の日連休なんてもう相当ヒドいことになるのを覚悟していましたが、意外とそうでもなく、世間の富士登山への関心が薄れたのか何か別のところでの工夫が効いているのかどちらかなんでしょうね。でも世界遺産になるって本来はそれ自体の話題で人を呼び込むものではなく、逆にそう認定されることで自然をより一層守らなければならないので、人も少なくなる方向で正解なのかもです。ゴミはもっと何とかしなければならないでしょうが・・・。
popieさんもタマには初心思い出して富士登山如何でしょうか
2018/7/18 1:02
富士山の魅力
ryoさんこんにちは

人の多さや、テント泊ができないと言った理由で、敬遠していましたが、360度なにもない虚空をかんじるような景色や、カメラに入りきらない巨大な宝永火口など、写真を拝見していると、好奇心に刺激を受けます。

しかし8回目とはすごいですね!
2018/7/18 12:31
Re: 富士山の魅力
cajaroaさん、こんばんは。少しご無沙汰しておりました。
そうですねー、富士山。登山をする山というよりも半分観光地化してしまっているので、ジーパン姿の人もサンダルの人も居たりして見てるだけでゲンナリしてくることも確かですが、やはりそれ以上にどの他の山にもない存在の大きさというか、山が内包するエネルギーの強さを私は毎回感じます。そして以前と比較して今の自分の体力がどの程度かを計るバロメーターにもなるし、登山を始めた頃の初心を思い出すようなノスタルジーにも浸れるしで、ついこうして何度も脚を運んでしまいますね とりあえずここまで来たら残りの人生であと2回、計10回は行きたいです
2018/7/19 0:23
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