針ノ木岳 扇沢〜 ピストン
- GPS
- 09:17
- 距離
- 12.6km
- 登り
- 1,606m
- 下り
- 1,550m
コースタイム
- 山行
- 8:11
- 休憩
- 1:07
- 合計
- 9:18
4:40 扇沢駐車場到着
4:55 扇沢駐車場出発
5:07 針ノ木岳登山口到着
5:29 車道との分岐点到着
6:08 大沢小屋到着
6:45 雪渓開始点到着
8:39 針ノ木峠到着
8:55 針ノ木小屋出発
10:09 針ノ木岳山頂到着
10:53 針ノ木岳山頂出発
11:29 針ノ木峠到着
13:21 大沢小屋到着
13:54 車道との合流点到着
14:07 針ノ木岳登山口到着
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
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アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪渓の始まりは例年より上方で、終わりは針ノ木峠近くのため、雪渓歩きは長め |
写真
装備
個人装備 |
Tシャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
ヘッドランプ
予備電池
GPS
ファーストエイドキット
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
ストック
カメラ
|
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感想
針ノ木岳は5月のうちから気になっていたが、雪崩やブロック崩落の情報もあり、真夏になるまで待つことにしていた。
先週の焼岳山行の帰りに山友とテント泊に向けたトレーニングとして針ノ木岳山行を計画した。
今回は日帰りには必要の無いテント泊装備を背負って扇沢を出発したのだが、登山口を出発して3度ほど通過する車道のうち、最初の車道に出る前に山友が体調不良を訴えてリタイヤすることになった。
今日は土曜日だし、明日出直してもいいと思ったが、山友は麓の大町で時間をつぶすので1人で行って来てほしいと言うので、ソロで針ノ木岳を目指すことにした。
体調不良は明日になっても回復するかわからないが、時間も早かったので一旦2人で帰って、翌日体調が回復しなかったらソロで来ることにすれば良かったかなと歩きながら考えたが、時遅し。
日本の3大雪渓である針ノ木雪渓歩きは今回が3回目、最初は山友の復帰デビュー時に針ノ木岳へ。2回目は一昨年の梅雨空け前に蓮華岳に行った。
今回は雪渓の始まりが過去2回より上の方から始まっていた。これは猛暑の影響が大きいのだと思う。
逆に雪渓終点は、先週まで針ノ木峠までだったというように例年より長く、雪が多かったようだ。
針ノ木小屋で食事をして針ノ木岳を目指すが、トレーニングとして持った余計な荷物がつらく、なかなか前に進めず、高山植物の群生に癒やされながらようやく山頂に到着した。
山頂では3年前と同様に青々とした黒部湖と立山、剱岳が迎えてくれた。やっぱり針ノ木岳からの眺めはいい。そよ風が時折吹いて涼しく感じることもあるが、日差しは露出した肌をジリジリ攻めてくる。
ここはいつまでもボーッと景色を眺めていられる所だが、北東の方からガスがどんどんわき上がって来た。
まだ時間は早いが、爺ヶ岳、鹿島槍ヶ岳へと続く稜線にはガスがかかり、南西方面には入道雲も見えて来たので、早めの下山をすることにした。
山友には別れる際に下山予定13時〜14時、針ノ木峠の到着時と針ノ木岳山頂到着時に写真と共に状況を伝えてあった。
ま、これが普段の行いというやつか、いつも正午まで快晴がもってくれない。特に県北部の山は天候の変化が早いと感じる。早出、早着が鉄則と言えども、自分がたっぷり快晴を楽しむにはナイトハイクでないとだめ?
針ノ木岳山頂から針ノ木峠までの下りは、登りではあまり気にしていなかったが、ザレていて砂で滑りやすくコケないようにゆっくりと歩いた。
この辺りはお花畑になっていて、とても気持ちがいい。
針ノ木峠下のつづら折れは砂や石を落とさないようさらに慎重になる必要がある。まだ午前中なので登りの方達がまだまだ多く、すれ違いにも気配りが必要だ。
下り始めてからスポーツドリンクでのどを癒やして来たが、甘みがつらくなってきたので、雪渓の始まりで空になったペットボトルに雪解け水を詰めた。やはり山の天然水はおいしく生き返る思いだ。
雪渓に入ると、登りよりも雪が緩んでいて滑りやすく、2度尻餅をついた。
いつもの日帰り用ザックで余計な荷物がなければ、得意の大股小走りで一気に下るところだが、なるべくトレースをなぞりキックステップで下るようにせざるをえなかった。
急傾斜の手前までは表面に靄が発生し、上から下に吹き下ろす風がとても涼しかった。すれ違った方からは寒くないのかと聞かれるくらい。
これぞ雪渓歩きの楽しみだが、長くは続かずだんだんと麓の猛暑が想像出来る暑さになってきた。
急傾斜では刻まれたステップを忠実にキックステップでたどった。
雪渓が終わって樹林帯に入ると風通しが悪く、汗がしたたり落ちる程だった。
今年は扇沢を起点に種池山荘から針ノ木岳への新越山荘泊で周回縦走をしたいとチャンスを狙っている。
未踏のスバリ岳、赤沢岳、鳴沢岳のアップダウンがどんなにキツイか、どんな景色に出会えるのか楽しみだ。
なお、山友は大町エネルギー博物館と大町ダム、七倉ダム、七倉山荘まで行って来たそうだ。
立っているだけでもふらつく感じだそうで、無理をしなくて良かった。
GPSログの雪渓上部付近で三角形にワープした記録は、身に覚えの無い誤動作によるものと思われる。
このため、最高歩行速度は40km/hとなっていた。
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