3年越しの大雪山縦走
- GPS
- 28:41
- 距離
- 42.4km
- 登り
- 2,139m
- 下り
- 3,075m
コースタイム
- 山行
- 5:48
- 休憩
- 0:12
- 合計
- 6:00
- 山行
- 8:14
- 休憩
- 2:50
- 合計
- 11:04
- 山行
- 9:30
- 休憩
- 1:42
- 合計
- 11:12
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年07月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
ケーブルカー(ロープウェイ/リフト)
(大雪山層雲峡黒岳ロープウェイ) 〔駐車場に車をデポ〕 ・五合目→七合目登山口 (黒岳リフト) ・下山後、車を回収 トムラウシ温泉→新得駅 (東大雪荘へ宿泊し送迎バス利用) 新得駅→帯広駅(JR根室本線) 帯広駅前→層雲峡(ノースライナー) |
コース状況/ 危険箇所等 |
・赤石川の水量が多く、膝くらいまで水がきた。(登山靴を脱ぎサンダルで渡渉) ・ヒサゴ沼分岐からヒサゴ沼までは残雪は少なくルートは分かり易かった。 ・コマドリ沢の残雪は登山路にはなかった。 |
その他周辺情報 | トムラウシ温泉国民宿舎東大雪荘(日帰り入浴可) 宿泊者には新得駅までの無料送迎バスあり。 |
写真
感想
天候に恵まれずなかなか実現できなかった大雪山からトムラウシ山までの縦走がようやく実行できました。
層雲峡の駐車場で車中前泊、朝出発時に多少小雨模様だったものの、予報通り好天に向かい、結果3日間熱いぐらいのお天気でした。(層雲峡駐車場は無料・トイレ有)
昨年同様黒岳ロープウェイとリフトを使い、七合目登山口から登山開始。
黒岳石室をパスし赤石川にくると思いのほか雪解け水か水量が多い。
たまたまパトロールの方がいて「飛び石を渡っても最後で膝くらいまで浸かるヨ」と言われ、躊躇すると若干上流の浅瀬をしめしてくれた。翌日以降を考え登山靴を濡らすことを避け、サンダルに履き替えて渡渉。雪解けの水は冷たく足がしびれるようでしたがスムーズにわたることができました。パトロールのかたに感謝。
北海岳周辺は相変わらず突風が吹き荒れていました。
昨年はここでお気に入りの帽子を飛ばされたのでしっかり用心。
白雲岳は昨年登っているのでパスし、白雲岳避難小屋まで直行します。
テン泊か小屋泊まりか迷いましたが、小屋は空いていたので小屋泊を選択。この小屋は夏山シーズン中、管理人がいますがあくまでも避難小屋、黒岳石室のようにビールなどの販売は一切ありません。利用料1人1000円。(テン泊1人300円)
水場は近いので快適に過ごせます。(エキノコックス対策要)
2日目はヒサゴ沼まで16.4kmと長丁場の行程。
高根ヶ原から平ヶ岳まで平坦な道が続きますが天気が良かったので道迷いの心配はありませんでした。ニペソツ山や石狩岳などを眺めながら雄大の景色の中快適に歩けました。
忠別沼は青空を反射して青くとてもきれい、休憩に最適な場所でした。
忠別岳を下り、昼食。(避難小屋は離れているので寄らなかった。)
五色岳への登りは疲れも出てきてちょっときつかった。
ここを過ぎれば化雲岳周辺の神遊びの庭、誰もいない静かな木道で休憩、風致を味わいながら、ちょっと贅沢なコーヒータイムを楽しんだ。
化雲岳を経由してヒサゴ沼へ、沼への下りの登山道の雪渓は小さく、迷う心配はなかった。
避難小屋には数人の宿泊者が、天気がいいのでここではテントを張ることにした。
テン場は平らだが何日か前の雨のせいか、土が湿っていた。
天人峡から登ってきたという賑やかなグループは夜7時頃の到着。驚いた!
3日目はいよいよトムラウシ山へ、ヒサゴ沼から稜線への登りは最初が急登、雪渓もあったが岩礫の上を歩けたので持っていった軽アイゼンも使うことはなかった。
傾斜がゆるくなってからは雪渓の上を歩いた。
天沼、日本庭園、ロックガーデン、岩礫の美しい庭には高山植物もたくさん咲いていてあきない。
北沼を見て最後の急登を登ればトムラウシ山。頂上はそれほど広くはないが360度の絶景が望め大感激。しばらくいるとトムラウシ温泉方面からの登山者がぞくぞくと登ってきた。縦走路の静寂が嘘のようだった。
下山はトムラウシ温泉。東大雪荘に向けて歩き始めたけど、とにかく熱かった。
そして長い長いアップダウンのきつい下山路。
達成感は大きいが、東大雪荘に着いたときはグダグダでした。
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