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Yamareco

記録ID: 1544913
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
白馬・鹿島槍・五竜

針ノ木・スバリ・赤沢岳 周回日帰り(柏原新道↑針ノ木雪渓↓)

2018年08月04日(土) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
12:26
距離
23.1km
登り
2,424m
下り
2,387m
歩くペース
とても速い
0.70.8
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
10:44
休憩
1:43
合計
12:27
5:15
11
スタート地点
5:26
5:26
48
6:19
6:24
38
7:02
7:02
19
7:21
7:25
48
8:13
8:13
68
9:21
9:23
43
10:06
10:23
32
10:55
11:03
38
11:41
12:03
72
13:15
13:34
12
13:46
13:47
28
14:15
14:18
40
14:58
15:19
85
16:44
16:44
55
17:39
17:40
2
17:42
ゴール地点
天候 文句なしの晴れ!
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
扇沢駐車場まで自家用車です
コース状況/
危険箇所等
【針ノ木小屋情報】
8/4(土)の段階で針ノ木小屋の設備不良により、小屋では一切の水と食事の提供が出来ない状況でした。宿泊者の食事も断っている状況でしたので今後の復帰情報は入念にチェックした方が良さそうです。
なお、針ノ木雪渓の下部で大量の雪解け水が汲めます。テント泊の方は登りながら水の準備を整えた方がいいでしょう。新越山荘でも有料で水が売られていました。新越山荘経由で針ノ木小屋宿泊の方は、新越山荘で翌日以降の水を確保した方が良いでしょう。

【コース状況】
●柏原新道:登山道は淡々と標高を上げて行くイメージの勾配が長く続きます。後半の一部分で、ガレているトラバースもどきがありますので、転落しないように注意して通行したいところ。またこの時期の樹林帯は蒸し暑く、熱中症には特に注意が必要です。
●種池山荘→岩小屋沢岳:お花畑の平坦なトラバースが多く、景色と共に花にも癒されるでしょう。爺ガ岳方面とは異なり通行者も少なくなり、ゆったりと稜線歩きを満喫出来ました。
●岩小屋沢岳→鳴沢岳:小さなアップダウンがありつつも、巻道も多いので見た目よりはしんどくないです。この先の針ノ木小屋まで長いので、途中の新越山荘で水や食事など補給して、そこから先の針ノ木小屋まで備えると良いと思います。
●鳴沢岳→赤沢岳:多少のアップダウンがありますが、劔、立山が見えたり、安曇野方面が見えたりと気持ちの良い稜線歩きも楽しめます。
●赤沢岳→スバリ岳:赤沢岳からの下げと、その後のスバリ岳までの登り返しがもっとも高低差と距離があります。ザレ気味の箇所も多く、また人の通行が少ないためか、一般的な登山道に比較して浮石も多かったイメージです。スバリ岳までの最後の上げは中々登り堪えがある急登です。
●スバリ岳→針ノ木岳:距離も短く見た目よりも登りやすいです。針ノ木岳直下は落石に注意です。
●針ノ木岳→針ノ木小屋:細かな石や砂の多い滑りやすい道です。スリップ要注意。
●針ノ木小屋→扇沢駐車場:雪渓は下部の一部のみで、残りは全て夏道です。思ったよりも雪は締まっており、下りで利用する場合はチェンスパか軽アイゼンがあった方が良いでしょう。登りだけなら要らない感覚ですが、スキルに合わせた自己判断でお願いします。雪渓のところどころはトンネル状に融雪が進んでいるため、ベンガラやピンクリボンに沿って通行する必要があります。万が一、気付かずに踏み抜いて落ちたら、融雪の沢に流されてしまい大事故になります。
大沢小屋前後は左側の山麓の高巻きを歩きます。藪が少しうるさいです。また極一部でロープや鎖のつけられた滑りやすい岩のトラバースもあります。慎重に通行しましょう。
その他周辺情報 大町温泉薬師の湯
JAF会員割引がありました。
http://www2.plala.or.jp/yakushino-yu/
扇沢駐車場はものすごい混みようです。路駐があふれていました。
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扇沢駐車場はものすごい混みようです。路駐があふれていました。
柏原新道の渋滞もひどくて、ごぼう抜きしたらヘロヘロになりました・・・。
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柏原新道の渋滞もひどくて、ごぼう抜きしたらヘロヘロになりました・・・。
今日は一周してあそこまで下りてきます!大丈夫かな(^_^;)
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今日は一周してあそこまで下りてきます!大丈夫かな(^_^;)
黄色い看板が励みになります!
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黄色い看板が励みになります!
メルヘンチックな形の種池山荘が見えてきました
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メルヘンチックな形の種池山荘が見えてきました
水平道、モチベーションに繋がります♪
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水平道、モチベーションに繋がります♪
植物は秋の装いをはじめてますね
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植物は秋の装いをはじめてますね
フワッフワ〜
ここからちょっとだけ、細いトラバース
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ここからちょっとだけ、細いトラバース
シモツケソウ
線香花火みたいで可憐ですネ
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シモツケソウ
線香花火みたいで可憐ですネ
すばらしいお天気で良かった〜!
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すばらしいお天気で良かった〜!
富士見坂・・という事は富士山に期待です!
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富士見坂・・という事は富士山に期待です!
うーん、、、霞んでて見えず(^_^;)
きっと澄んだ日には見えるのでしょうね〜
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うーん、、、霞んでて見えず(^_^;)
きっと澄んだ日には見えるのでしょうね〜
上品な薄紫のハクサンフウロが「私を撮って!」と主張してました〜
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上品な薄紫のハクサンフウロが「私を撮って!」と主張してました〜
稜線越しに立山連邦
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稜線越しに立山連邦
チングルマは綿毛に変貌
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チングルマは綿毛に変貌
沢山のお花に癒されて・・・
2
沢山のお花に癒されて・・・
種池山荘到着です
小休憩〜
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種池山荘到着です
小休憩〜
爺が岳の冬限定尾根がくっきりと
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爺が岳の冬限定尾根がくっきりと
種池山荘のテンバは奥から几帳面に詰められていました。
今日はかなり混むんでしょうね〜
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種池山荘のテンバは奥から几帳面に詰められていました。
今日はかなり混むんでしょうね〜
緑のキヌガサソウ
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緑のキヌガサソウ
エンレイソウ
トリカブトも出ていて秋を感じますね〜
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トリカブトも出ていて秋を感じますね〜
種池山荘からの稜線歩きは、お花畑歩きで実に楽しい!
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種池山荘からの稜線歩きは、お花畑歩きで実に楽しい!
ウサギギク
これは何だろう?ハクサンチドリに似てるけど、ちょっと小ぶりです
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これは何だろう?ハクサンチドリに似てるけど、ちょっと小ぶりです
タカネナデシコ
爺が岳から鹿島槍の稜線も行きたい!
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爺が岳から鹿島槍の稜線も行きたい!
西側のトラバース路に入ると 目の前に剣、立山!!
サイコ―だぁ〜
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西側のトラバース路に入ると 目の前に剣、立山!!
サイコ―だぁ〜
ミヤマリンドウかな?
ミヤマリンドウかな?
安曇野方面
ずっと雨が降っていないから遠望は霞みがちです
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安曇野方面
ずっと雨が降っていないから遠望は霞みがちです
鹿島槍、五竜岳、唐松岳
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鹿島槍、五竜岳、唐松岳
振り返って歩いてきた稜線
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振り返って歩いてきた稜線
たてつるが近い!!
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たてつるが近い!!
最初のピーク、岩小屋沢岳山頂です
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最初のピーク、岩小屋沢岳山頂です
この先もまだ長い・・・
ミニピークは巻いてくれているから有難い
2
この先もまだ長い・・・
ミニピークは巻いてくれているから有難い
トウヤクリンドウも今年お初でした
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トウヤクリンドウも今年お初でした
針ノ木雪渓は涼しそう〜!今すぐにでもあの冷蔵庫を満喫したーい!
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針ノ木雪渓は涼しそう〜!今すぐにでもあの冷蔵庫を満喫したーい!
新越小屋に到着です
スタッフさんが皆さん感じが良い!今度は泊まりで来たいです♪
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新越小屋に到着です
スタッフさんが皆さん感じが良い!今度は泊まりで来たいです♪
小屋から少し進むと、ちょうど針ノ木峠の向こうに槍ヶ岳がちょこんと。得した気分です♪
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小屋から少し進むと、ちょうど針ノ木峠の向こうに槍ヶ岳がちょこんと。得した気分です♪
カンカン照りで暑い・・・
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カンカン照りで暑い・・・
汗だくで、鳴沢岳到着〜
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汗だくで、鳴沢岳到着〜
立派な三角点と本日のメイン2座
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立派な三角点と本日のメイン2座
赤沢岳までもステキな稜線です!がんばるぞ〜
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赤沢岳までもステキな稜線です!がんばるぞ〜
久々に真剣に頑張って、赤沢岳山頂〜
2
久々に真剣に頑張って、赤沢岳山頂〜
百高山がまた1座増えました〜(*^_^*)
12
百高山がまた1座増えました〜(*^_^*)
山頂から歩いてきた稜線と 後立連邦
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山頂から歩いてきた稜線と 後立連邦
これから向かう稜線
2
これから向かう稜線
立山・剣
黒部湖もバッチリ見える〜
2
黒部湖もバッチリ見える〜
黒部湖を行き交う船が優雅です
2
黒部湖を行き交う船が優雅です
赤沢岳の先では雷鳥に遭遇♪
6
赤沢岳の先では雷鳥に遭遇♪
雛はハイマツに潜っていて撮れません。
日陰にいないと暑いもんね・・・(^_^;)
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雛はハイマツに潜っていて撮れません。
日陰にいないと暑いもんね・・・(^_^;)
スバリまではタフな稜線です
3
スバリまではタフな稜線です
ここで今年お初のコマクサ〜!
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ここで今年お初のコマクサ〜!
枯れる前に見れて良かった!!
3
枯れる前に見れて良かった!!
蓮華岳も近づいて来ました
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蓮華岳も近づいて来ました
そして本日の百高山2座目、スバリ岳登頂です♪
いや〜、登り堪えがある山でした〜。
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そして本日の百高山2座目、スバリ岳登頂です♪
いや〜、登り堪えがある山でした〜。
歩いてきた稜線を眺めて感無量
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歩いてきた稜線を眺めて感無量
最後のもうひと頑張り、針ノ木までは花にも癒され・・・
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最後のもうひと頑張り、針ノ木までは花にも癒され・・・
針ノ木岳到着です!前回来たときは雪に覆われていたので夏の山頂も新鮮です
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針ノ木岳到着です!前回来たときは雪に覆われていたので夏の山頂も新鮮です
テンバは激混みで上まで回されていました
2
テンバは激混みで上まで回されていました
上までテント運ぶの大変だろうけど、
この立地はゼータク!羨ましい〜
2
上までテント運ぶの大変だろうけど、
この立地はゼータク!羨ましい〜
ようやく針ノ木峠まで下りました
2
ようやく針ノ木峠まで下りました
針ノ木小屋は、どうやら水が止まったらしい
水・食事の提供は不可と張り紙ありました。代わりにビールが飛ぶように売れてました。
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針ノ木小屋は、どうやら水が止まったらしい
水・食事の提供は不可と張り紙ありました。代わりにビールが飛ぶように売れてました。
さてさて、歩いた稜線を眺めながら下山です。
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さてさて、歩いた稜線を眺めながら下山です。
雪渓は繋がっておらず、しばらくは夏道です
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雪渓は繋がっておらず、しばらくは夏道です
さすが人気の針ノ木岳。手前のスバリ岳までとは雲泥の差で人が多いです。
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さすが人気の針ノ木岳。手前のスバリ岳までとは雲泥の差で人が多いです。
雪解け水が豊富なので、登ってくるテントの方にこの辺で汲むようにお話しました。
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雪解け水が豊富なので、登ってくるテントの方にこの辺で汲むようにお話しました。
雪渓下はところどころ融解
落ちない様に行かないと・・
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雪渓下はところどころ融解
落ちない様に行かないと・・
思った以上に雪渓が固いので、チェンスパ履きました
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思った以上に雪渓が固いので、チェンスパ履きました
天然クーラー
すーずしぃ〜♪♪
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天然クーラー
すーずしぃ〜♪♪
赤いベンガラとピンク旗に沿って歩きます
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赤いベンガラとピンク旗に沿って歩きます
穴ぼこ
下は轟々と流れてました
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穴ぼこ
下は轟々と流れてました
最後は関電の舗装路に合流〜
登山道への分岐を見落とさない様に、、、
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最後は関電の舗装路に合流〜
登山道への分岐を見落とさない様に、、、
1日がかりで一周しました〜!
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1日がかりで一周しました〜!

装備

個人装備
Tシャツ タイツ ズボン 靴下 グローブ 雨具 日よけ帽子 ザック ザックカバー 行動食 非常食 飲料 ハイドレーション 地図(地形図) コンパス ヘッドランプ 予備電池 筆記用具 ファーストエイドキット 常備薬 日焼け止め 保険証 携帯 時計 サングラス タオル ツェルト ストック ナイフ カメラ 携帯トイレ

感想

昨年秋以来、テントも背負っていないし 最近は20km超えの日帰りもご無沙汰で なんだか体が鈍ってる、、、いや太ってる!?(^_^;) 
これはマズイと思い、終日天気の補償されている土曜日をメインにロングハイクと百高山Getを増やす目的も兼ねて今回のルートを検討しました。
金曜日は夜遅くまでお仕事で睡眠が十分に取れないけれども、登山口車中泊なら何とか行けちゃうかな!と企てて、思い切って仕事上がりにそのまま登山口へ向かう準備で家を出ました。晴れの土日とあって扇沢は大混雑。みなさん遠くから来られて車中泊が普通なのですね〜、路駐の車は地元ナンバーが目立っていました(笑) 長野県民は改めて幸せな境遇だと自覚しないと行けませんね(・・;)
今回のルートは、稜線まで上がってしまえば天国のようなお花畑と眺望が満喫できるすばらしいルートでした。アップダウンもありますが、その辛さを味わっても十分にお釣りがくるほどの絶景です。将来時間に余裕があるハイカーになった時には、今度はゆっくりと連泊で訪れてみたいと感じたルートなのでした。

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コメント

百高山があったんですね!!
harubo33 さん、こんばんは。
私も以前このコース(逆回り)をしたのですが、
harubo33 さんのこのレコで百高山2座あると知ったので、嬉しくなりました。
私、この雪渓、キツカッタ記憶です。
10爪アイゼンで行ったくらい(笑)
外したり履いたりはチェンスパがいいですね👍
黒部ダムの景色がしっかり見れる良い天気の日に行けて、
良かったですね。お疲れ様でした。
2018/8/8 0:51
Re: 百高山があったんですね!!
hapiraさんコメントありがとうございます〜!
そーなんですよ、百高山が実は地味に入ってて(*≧∀≦*) しかも登山口からなかなか遠いから 下手すると残りがちになる山なんですよ〜。
雪渓登ったんですね!まさにキツそうσ(^_^;) GWに下った時に、ここはやっぱり登りはしんどいだろうなぁってイメージがあったので、今回も下りをチョイスしました〜。
晴れてる日の稜線歩きはこの上ない程の幸せですよね!
2018/8/8 16:41
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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