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Yamareco

記録ID: 1545748
全員に公開
沢登り
槍・穂高・乗鞍

笠ヶ岳(穴毛谷〜クリヤ谷・周回)

2018年08月05日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
11:03
距離
17.5km
登り
2,152m
下り
2,301m

コースタイム

日帰り
山行
8:51
休憩
2:12
合計
11:03
2:19
2:29
12
2:41
2:42
5
2:47
2:50
43
3:33
3:48
2
3:50
4:26
11
7:51
7:53
30
8:23
8:23
10
8:33
8:51
63
9:54
9:54
9
10:03
10:08
12
10:20
10:33
61
11:34
11:40
21
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年08月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
マイカーで中尾高原口まで向かい無料駐車場を利用。
コース状況/
危険箇所等
・穴毛谷は四ノ沢出合〜五ノ沢出合にかけて難儀な雪渓が多く残るのでルート取り並びに滑落に注意する。
・その他、ルートミスにも当然注意が必要。
今日はYSHR先生、大魔人さん、なにわ君と穴毛谷から笠ヶ岳を目指す。
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今日はYSHR先生、大魔人さん、なにわ君と穴毛谷から笠ヶ岳を目指す。
四ノ沢から出てきた雪渓の通過が肝となった
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四ノ沢から出てきた雪渓の通過が肝となった
上からしたたり落ちる雪解け水が冷たかった
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上からしたたり落ちる雪解け水が冷たかった
まるで氷河の迷路を歩いているよう
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まるで氷河の迷路を歩いているよう
ようやく見所の大滝に到着
2018年08月05日 04:22撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 4:22
ようやく見所の大滝に到着
早く出発し過ぎて暗いうちに着いてしまった。
2018年08月05日 04:25撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 4:25
早く出発し過ぎて暗いうちに着いてしまった。
大滝の下に見える雪渓越えが今日の核心部だった。
2018年08月05日 04:32撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 4:32
大滝の下に見える雪渓越えが今日の核心部だった。
ザイテンタールを超えていく。
浮石多数、落石注意。
2018年08月05日 05:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 5:04
ザイテンタールを超えていく。
浮石多数、落石注意。
マンダムな朝。涼しくて最高な朝。
2018年08月05日 05:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 5:19
マンダムな朝。涼しくて最高な朝。
藪漕ぎトラバースもあったがそれほど大したことはなかった。
2018年08月05日 05:25撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 5:25
藪漕ぎトラバースもあったがそれほど大したことはなかった。
本谷合流。
ここからがパラダイスだった。
2018年08月05日 05:39撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 5:39
本谷合流。
ここからがパラダイスだった。
石の隙間にひっそり咲くウサギギク
2018年08月05日 06:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 6:03
石の隙間にひっそり咲くウサギギク
水量は少ない
2018年08月05日 06:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 6:04
水量は少ない
地形図にも表されている小さい池も干上がっていた。
その場のノリで「なにわの禊池」と名付けられた(笑)
2018年08月05日 06:16撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 6:16
地形図にも表されている小さい池も干上がっていた。
その場のノリで「なにわの禊池」と名付けられた(笑)
チングルマは綿毛に。
2018年08月05日 06:18撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 6:18
チングルマは綿毛に。
もう少し早ければ素晴らしいチングルマの花畑だったに違いない
2018年08月05日 06:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 6:19
もう少し早ければ素晴らしいチングルマの花畑だったに違いない
キンコウカ
2018年08月05日 06:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 6:21
キンコウカ
ハクサンイチゲも。
2018年08月05日 06:27撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 6:27
ハクサンイチゲも。
ドーン!
そこにはまるで黒部五郎カールのような絶景が広がっていた。
2018年08月05日 06:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 6:31
ドーン!
そこにはまるで黒部五郎カールのような絶景が広がっていた。
振り返れば乗鞍岳。
2018年08月05日 06:32撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 6:32
振り返れば乗鞍岳。
すぐに夏道には合流せずにルンルン気分で沢を詰めていく
2018年08月05日 06:37撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 6:37
すぐに夏道には合流せずにルンルン気分で沢を詰めていく
まさに楽園といった感じでした
2018年08月05日 06:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 6:38
まさに楽園といった感じでした
ニヤけてしまうのはこの素晴らしい景色のせいというのもありますがバカ話によるところも大きい。
2018年08月05日 06:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 6:51
ニヤけてしまうのはこの素晴らしい景色のせいというのもありますがバカ話によるところも大きい。
これが本来の登山の姿だと思う。
2018年08月05日 06:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 6:58
これが本来の登山の姿だと思う。
道なき道を行こう。
2018年08月05日 07:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 7:00
道なき道を行こう。
素晴らしき杓子平。
2018年08月05日 07:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 7:03
素晴らしき杓子平。
日本離れした風景。
2018年08月05日 07:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 7:04
日本離れした風景。
このまま稜線まで乗り上げよう。
2018年08月05日 07:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 7:06
このまま稜線まで乗り上げよう。
YSHR先生の正しいヘルメットの使い方。
なけなしの雪をヘルメットに詰めていく。
2018年08月05日 07:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 7:09
YSHR先生の正しいヘルメットの使い方。
なけなしの雪をヘルメットに詰めていく。
毎年来たい場所。
2018年08月05日 07:09撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 7:09
毎年来たい場所。
ミヤマキンポウゲの花畑
2018年08月05日 07:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 7:15
ミヤマキンポウゲの花畑
槍が岳!
この後ガスに隠れてしまった。
2018年08月05日 07:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 7:19
槍が岳!
この後ガスに隠れてしまった。
稜線への最後の登り。
なにわ君頑張れ!
2018年08月05日 07:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 7:23
稜線への最後の登り。
なにわ君頑張れ!
遠く薬師岳と黒部五郎岳。
左に少し北ノ俣岳も。
2018年08月05日 07:30撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 7:30
遠く薬師岳と黒部五郎岳。
左に少し北ノ俣岳も。
笠ヶ岳、待ってなさい!
2018年08月05日 07:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 7:43
笠ヶ岳、待ってなさい!
メスの雷鳥ゲット。
2018年08月05日 07:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 7:52
メスの雷鳥ゲット。
笠ヶ岳名物「サヨナラ」
2018年08月05日 08:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 8:08
笠ヶ岳名物「サヨナラ」
テン場は皆さんほぼ撤収済み。
2018年08月05日 08:15撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 8:15
テン場は皆さんほぼ撤収済み。
最後の雪渓でタップリヘルメットに雪を詰めたらピークを目指そう!
2018年08月05日 08:19撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 8:19
最後の雪渓でタップリヘルメットに雪を詰めたらピークを目指そう!
この時間は人もまばらで静かでよかった。
2018年08月05日 08:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 8:26
この時間は人もまばらで静かでよかった。
さあ頂上へ。
2018年08月05日 08:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 8:31
さあ頂上へ。
笠ヶ岳登頂!
2018年08月05日 08:37撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 8:37
笠ヶ岳登頂!
北穂、涸沢岳、奥穂、ジャン
2018年08月05日 08:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 8:38
北穂、涸沢岳、奥穂、ジャン
クリヤ谷から下ります。
バカ話は止まらない(笑)
2018年08月05日 08:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 8:52
クリヤ谷から下ります。
バカ話は止まらない(笑)
ガスも上がってきて涼しくていい感じ
2018年08月05日 09:00撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
4
8/5 9:00
ガスも上がってきて涼しくていい感じ
改めて笠ヶ岳、良い山でした。
2018年08月05日 09:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 9:16
改めて笠ヶ岳、良い山でした。
木漏れ日の中を歩いて・・・
2018年08月05日 11:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 11:28
木漏れ日の中を歩いて・・・
沢にドボン!
超冷たくて気持ちいい!
2018年08月05日 11:35撮影 by  TG-5 , OLYMPUS CORPORATION
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8/5 11:35
沢にドボン!
超冷たくて気持ちいい!
ゴール!
お疲れさまでした。
2018年08月05日 11:57撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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8/5 11:57
ゴール!
お疲れさまでした。

感想

今回で沢登り3回目となるが行先は「穴毛谷〜笠ヶ岳」とのこと。
初めての沢登りもYSHR先生に初心者コースだから・・・と騙されて別山に連れていかれたがまたエスカレートしてないすか?
何が出てきてもいいように、とハーケンも持っていくというので相当ヤバそうな雰囲気だ。
だが、今回は久しぶりに岩名人の大魔人さんも参戦ということなのでヤバかったらロープ垂らしてもらおう(笑)
それに大阪から遥々下道使ってなにわ君もやってくるらしい。
あの火の御子サミッター達と沢登りできるなんて自分は幸せ者です。

夜中1時に4人揃って新穂高をスタート。
実は笠ヶ岳は自身1回しか登ったことがなく、穴毛谷も当然初めての経験となる。
本当なら穴毛谷は沢登り以前にスキーで滑りたいと思っていたがこれも運命ということで受け入れよう。
YSHR先生を先頭に暗闇の中藪漕ぎしながら堰堤をガシガシ超えていく。
なんかこういうのが当たり前になってきたけど、普通の沢登りってこういう感じじゃないのでは?(笑)

途中五ノ沢出合あたりからヤバい雪渓が次々と現れてちょっと難儀することに。
一応お守り代わりにアイゼンを持ってきていたがダブルウィペットだけで何とかクリアした。

さあ見所の大滝に到着。
しかし辺りは真っ暗・・・センセーこのパターン多くないすか。
少し待てば薄明るくなるはずなので時間調整を兼ねて大休止を挟む。
すぐ近くに雪渓もあるので止まっていると寒いくらいだ。
徐々に大滝がそのダイナミックな姿を現す、爆音も相まって迫力満点だ。
日が登ってくれたらきれいな写真が撮れたかもしれないけどまあ良しとしよう。

浮石が不安定なザイテンタールを詰めたら藪漕ぎしながら穴毛本谷に向けてトラバース。
北陸(白山)の沢登りと違って草付きメインではなく樹木や岩といったしっかりした手掛かりや足掛かりがあるので登りやすいと感じられた。
本谷を登って行くと雄大な杓子平の絶景が広がっていた。
杓子平を訪れるのは今回が初めてというわけではないのだが、やはり谷底から眺めた杓子平は夏道から見たそれとは大きく異なりまるでバカでかい円形劇場のようだった。
皆で黒部五郎カールみたいだなぁ〜なんて会話しながら、いや、もっとバカげた話もしながらテンション上げつつ登っていく。
写真も撮りまくり、一眼レフを持ってきてよかった。
すぐに夏道に合流しようと思えばできたのだが勿体ないから・・・と敢えて遠回りする道を選んだ。
稜線が見えるといつものように大魔人さんがロケットスタート。
稜線に登り上げたら下山する登山者がいっぱい・・・夢見心地のプライベート笠ヶ岳は終わってしまったがその後の夏道も風は涼しく不快な思いはしなかった。
テン場に雪渓が残っていたのでヘルメットにタップリ雪を詰めて長い夏道歩きに備えよう。
そして笠ヶ岳の頂上に立った頃には前泊の登山者はほとんど下山後だったらしく貸切状態だった。

山頂で景色を楽しみながら休憩したらクリヤ谷から下山開始。
まあ消化試合なのでサクサクと行きましょう。
ヘルメットの雪が気持ちいい、が、やはり標高が下がるにつれて暑くなってきた。
そこへ水量豊富な沢が登場。当然ドボンするでしょう。
全身浸かって火照った体を一気にクールダウン・・・もう沢やめられません。
最後は木漏れ日の森をのんびり歩いて下山した。

先生、大魔人さん、なにわ君、お付き合いいただきありがとうございました。

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5/5

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