乗鞍岳 〜 剣ヶ峰直下の左右ルートに左回りルールはございません 雷鳥のおまけつき 毎年の恒例行事 まずは標高3000m世界へ 先週リベンジ 〜
- GPS
- 03:27
- 距離
- 6.6km
- 登り
- 393m
- 下り
- 382m
コースタイム
- 山行
- 2:51
- 休憩
- 0:33
- 合計
- 3:24
天候 | 朝9:00ごろまで曇り予報。 畳平到着時、気温12℃。 長袖T+半袖ポロ+ハーフパンツ+ダーウィンカーフ。 肩の小屋で長袖Tを脱ぐ。 |
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過去天気図(気象庁) | 2018年08月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
6:55のバスに乗ろうとしたら、臨時便増発で6:50発。 シャトルバス(往復2300円) 乗鞍スカイラインはマイカー規制の為、シャトルバスが必須。 ただ、自分の脚か、自転車で駈け上がる方も大勢みえます。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
畳平はツキノワグマの生息地です。 バスターミナル内の休憩所に様々掲示してあります。 お気楽標高3000mではありますが、肩の小屋から剣ヶ峰まではザレ場の急傾斜であったり、ちょっと岩の階段の段差が大きかったりします。 お願いですから、スニーカーでは来ないでください。 ましてや、サンダル、革靴、自転車のシューズはやめて下さい。 ※緊急告知※ 感想本文に詳細を書きますが、剣ヶ峰直下の左右の分岐。 どちらも、剣ヶ峰に到達します。 僕が剣ヶ峰に右側から頂上小屋には用がないので直接上がろうとしたら、全く登り優先をしてくれない、大先輩方の団体様から、こっぴどく叱られました。 「あんた、ここは左回りの一方通行なのよっ‼︎ そんなことも知らないのっ‼︎」 「矢印出てたでしょっ‼︎」 トラブルやだったので「すみません、矢印を見落としました」と言って剣ヶ峰に上がりました。 釈然とせずいたら、神社の方が来て「あれは勘違いですから。そんなルールありませんから。」と教えていただきました。 「ヤマレコ に書いちゃっていいですか?」ってお聞きしたら、「書いても良い」とのことだったので、ここに記します。 |
その他周辺情報 | 11時台は、オンシーズンAダイヤ毎時20分、50分の20分のバス運行はありません。 よく考えたら、去年も一昨年もそやった。 理由は、「乗務員さん他スタッフの方々の昼食の時間」とのこと。 そりゃそうだ(笑) 腹が減っては安全運行できません。 すみませんでした。 |
写真
感想
毎年恒例行事。
アルプスに上がる前に、標高3000m世界を一年ぶりに思い出すための乗鞍岳。
ただ、今年は霧ヶ峰のニッコウキスゲワンサカ見たことなかったから今年は浮気して、いつも行く時期を逸し。
その翌週はフェリーさんふらわあにのって、鹿児島出張。
さらに、先週は台風12号の影響で、畳平まではシャトルバスで行ったものの撤退し、上高地散策に切り替え。
それは、それで楽しかったけど。
で、ようやく毎年の恒例行事。
そもそも、過呼吸・脱水事案とか、坐骨神経痛ヒドイ問題あって、諸々クリアの確認のためには乗り越えなきゃならない場所。
低気圧のせいか、先週は畳平までバスできた段階で、すでに息苦しさ感じ、坐骨神経痛爆発。
寒いし、霧雨ビシバシ、息苦しいし、そもそもいてぇ。
ロキソニン飲んでも、スペシャルにいてぇ。
ただ、そこからハムストリングスのストレッチ覚えて、やってみたらなかなかいい。
もっと早く気付けばよかった。
三日四日のことで、先週より、格段にまともに歩けるし。
続けよう。
で、曇り予報の朝歩き始めたら予報よりも早く雲は切れ。
一年ぶり。
気温低いのに、ジリジリ焼かれる肌。
汗かいてもすぐ乾き、塩吹くハット。
インナーヘルメット&インナーキャップのおかげで、ハットのツバから汗は全く垂れず。
笠もいいけど、頭の保護にはインナーヘルメット&インナーキャップ。
で、肩の小屋からちょいで人だかり。
絶対雷鳥やん。
肩の小屋からでも、視力高いから見える。
人だかりの死角の茂みにヒナ発見。
おっとり刀で、僕も仲間入り。
今年初の標高3000m世界に乗鞍岳で僕初の雷鳥さん。
今まで、鳴き声だけは聞いてたけど。
しかし、親鳥。
大女優の風格。
「極道の妻たち」を初演した岩下志麻さんのような大見得。
人々は写真撮りまくり。
「あんた。お撮りなっ‼︎」って雰囲気(笑)
良き、おまけいただきましたー。
で、肩の小屋から剣ヶ峰へ。
最初のご褒美は山腹登り(ガレガレとちょいcuteだけど、上がったら眼下に雪渓込みの池&振り返ればコロナ研越しの槍穂の絶景)。
過呼吸やっちゃった僕には不安要素満載。
もう、脚のスピード気にせず、ゆっくり長く吐いて、とにかく安全に登る。
で、登りきったらいい景色。
ただ、緑ロープの中に三人の先輩方が。
お一人は釣竿みたいなアンテナ伸ばした無線の方。
お二人は見るからに装備新しい先輩男女。
アンテナ伸ばした先輩に対して、ホントは「そこと、緑ロープ内と無線の届く世界が違うんですか?ベテランなのに緑ロープの中に行きますか?」って聞きたかったんですが。
カドが立ちそうだったので、ふと先輩男子の足元見るとコマクサが咲いていて。
僕の声は昔の経験から響くのですが、「緑ロープの中に入ったらいかんのですよ、植生保護のためにわざわざロープ張ってるんですから」とご進言申し上げ。
男女の先輩方はすぐロープから登山道はじに戻られ。
先輩方にご進言申し上げすんませんでしたなぁ、と思ってたら、その後おしゃべりした女子の方。
同世代くらいでしたかね。
同じ時に緑ロープ越えてないのに先輩女子に「ロープ越えちゃダメよっ」って感じで言われたらしく。
僕が先輩男女に言ってるのを見てたらしく「私越えてないのになんで?」ってちょっとご立腹。
言われたことはそうですが、僕にご立腹されても、と、思いつつ、お山で他人の行為になにか言っちゃうのって難しいよなぁ、だけど知ってる側としちゃ言わないと仕方ないしなぁとおもいつつ、蚕玉岳へ。
これ、こだまだけって読むんすねー。
後から、初めて調べました(笑)
で、剣ヶ峰へ。
蚕玉岳から稜線進むと、標識でます。
山と高原地図でも、剣ヶ峰へは山頂に向かい左側と右側と。
左側を登れば、乗鞍山頂小屋を通過し、剣ヶ峰の神社の裏側に。
右側通れば岩の階段登って剣ヶ峰の神社の鳥居に出て表側に。
僕はそもそも神社さんには鳥居を通って表側から行きたくあり。
今まで全て右側を登ってました。
で、頂上小屋にさして用もありませんでしたので、そのままピストンで降りてきました。
ただ、なんか不思議だったんですよね。
右側通ると、「登り優先」なく、ガンガン下って来られる先輩方の多いこと。
正直、足場は右側の方が良くないです。
浮石もありますし。
そしたら、剣ヶ峰の鳥居直前で叱られました。
先輩男女の団体様に。
「ここは左回り一方通行なの。そんなことも知らないの?」
「矢印出てだでしょう」
ヤマレコ に記録する前からかれこれ来てますが。
そんなこと言われたのは初めて。
お山で叱られたのも思い返すと記憶ないです。
僕は単独行でずーっとやってきた分、噴火する前の御嶽山で、神事の最中だから写真撮るのはやめてくださいと注意されたくらいしか、叱られないようにひっそりとやってきましたが。
団体様の先輩方からこうも叱られるとはと、驚き。
「すみません。そんな表示見落としてました」
「ごめんなさい、すみません」と剣ヶ峰への鳥居をくぐり。
まぁ、剣ヶ峰だから、いつもの写真を撮ってたら、山と高原地図を広げ始めた方が。
ありがとうございます。
左回りルールならば、山と高原地図にも矢印あるはず。
ただ、もはや僕は老眼対策メガネなくiPhone山と高原地図も細かなところみえんし(笑)
その方に見せてもらいながら「これ、矢印とかないすよねー」って話してたら。
白い羽織に水色の袴の神社の方がみえて。
「そんなルールないです。一時期山と高原地図にもそう書かれて困ったんです。あの表示困ってるんですけど、国立公園的なことでなかなか変えてもらえないんです。特に団体様がそうやって誤解されてるんです。」といった趣旨のことを教えていただき。
ますは、とりいそぎ山と高原地図を見せて頂いた方々。
ありがとうございます。
次に山頂神社の方。
神社側の見解教えていただき、誠に有難うございます。
そして、僕をお叱り下さった先輩の皆様。
道理をお考えしてみませんか?
どこの神社が、裏側にご案内されます?
山岳信仰から始まった各山の開山。
先輩方がどのようにお考えになられるかは僕はわかりませんが。僕は僕の規範に則り生きます。
で、下りで「僕が見落としましたー」と、無用のトラブルを避けるために、一時的に自分の道理と規範を曲げて確認しました、「左回り一方通行標識」の矢印、
写真をご確認ください。
それまで登ってきた「×」「○」「↑」の赤ペンキと同一ですか?
僕には黄色にしか見えません。
岩にペンキしたるの。
この看板も「右側行けばすぐ剣ヶ峰の鳥居(みえてるし)左側行くと頂上小屋経由」としか僕は読んでませんでした。
まぁ、蛇足かもしれませんが、なんか無線の先輩も緑ロープの中に移動。
下り途中にちらっと見ましたが。
ステキなご趣味とは思いますので。
素人さんにお手本になるようにご行動されることを、後輩より切に願います。
僕は単独行主義者ですので。
最初はお山のルールを本とかでしか知りませんでした。
今までお会いした先輩方、同輩方、後輩方。
僕は根がおしゃべりなので、たくさんの方にお聞きしながら皆様のお山に混ぜていただきたく、ルールを守ってきたつもりですが。
僕はこの表示から「左回り一方通行」ってルールを読み取れませんでしたので。
より古くある頂上神社の鳥居を通ってお参りします。
左回り一方通行とご理解されている方々に申し上げます。
左回り一方通行であるとして、あの岩の階段を下り優先とされるならば。
それは、僕も苦言を呈したいが来られる観光客の方々に危険を誘発する可能性ないですか?
僕は登山者のはしくれでもありますので、自分の身は自分で守りますが。
雨後の岩のスニーカーの恐怖すら知らないけどきちゃった方に「左回り一方通行」だからをしたらと考えると。
僕は怖いです。
ちなみに、僕は赤ペンキで登り面に「← 登り 一方通行」と書かれていたら、そのお山のルールに従います。
ただし、そのような赤ペンキできましたら。
登りと下りの右側通路の危険性と。
神社に裏側から参らせる、合理的で理知的な回答を関係各位に送りますし、反対します。
あれ、登るのと、下るの。
どっちが危ないか。
そんなん登ればわかりますがね。
右回り一方通行ならわかりますけど。
本日はとても気持ちよく、ステキな山歩きと。
お山で注意する難しさと。
やっぱり雷鳥はとてもよいことがわかった一日でした。
ただ、今年のお盆はどうなるかわからん。
台風なんやて‼︎
登降のルールが最優先だと思います。そもそも、左右ルートルールを決める理由は、槍の穂先や、劔の蟹のたてばいよこばいのように、交互すれ違いができない場合決められます。
その先輩方は、ないを勘違いしていたのでしょうね。優先順位は登降のルールです。
僕も登降ルールが最優先だと思います。
もっと原則行ったら安全第一で。
危ないところで待たれるくらいなら、降ろしますし。
ただ、神社の方のお話だと、以前「山と高原地図」に誤って左回りルールが矢印記載されたようで。
抗議して表記を訂正されたそうです。
その誤表示を団体の「注意事項」として言ってる可能性があるなぁとは思いましたけど。
ルールがないことも確認できましたし、今後はいわれのない注意言われたら、真っ向から反論して訂正していただきますけど(笑)
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