常念岳〜蝶ヶ岳(三股より周回)
- GPS
- 09:27
- 距離
- 17.3km
- 登り
- 2,105m
- 下り
- 2,097m
コースタイム
天候 | 晴れ |
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過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
注)まゆみ池の向かいに「登山者用臨時駐車場」と表示があり、スペースもありますが「森の広場」はここではありません(ここだとさらに遠くなってしまいます)。まゆみ池から1km進んだ先、「工事通行止」の看板手前を左に下ると「森の広場」駐車場があります。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
コース全般に表示は明瞭です。 【積雪・残雪状況】 ■三股〜常念岳 常念岳頂上近くにわずかに凍結がありますが、それ以外に積雪、凍結はありませんでした。 ■常念岳〜蝶ヶ岳 陽が当たりにくい林の中では一部薄い残雪がありました。ただし歩行には問題なく、スパイクも不要でした。 ■蝶ヶ岳〜三股 山頂から下ってくるとしばらく残雪道が続きます。雪は薄く、今日はスパイク履かずに歩けましたが気温状況によっては凍結しそうです。第二ベンチからしばらく下ったあたりで階段がツルツルに凍っている箇所がありました。脇に逃げることもできず、氷の上を進むしかないのですが本当にツルツルでかなり危なかったです。 |
予約できる山小屋 |
蝶ヶ岳ヒュッテ
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写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
靴
ザック
ザックカバー
昼ご飯
行動食
飲料
地図(地形図)
ヘッドランプ
GPS
ファーストエイドキット
携帯
時計
サングラス
タオル
カメラ
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感想
昨年9月に周回したコースを再び歩いてみました。
さすがにこの時期は日の出が遅く、5:40でもヘッデンを点けてのスタート。三股の分岐を右に取って常念岳を目指します。急峻な坂を登っていくと、やがて林の向こうに朝陽が、そして蝶ヶ岳を挟む谷に雲海を見下ろします。
林を抜けると前常念へ続く岩場に。途中で先行されていた石川県のソロ男性と「素晴らしい天気ですね」お話させていただきました。
前常念へと稜線を進んでいくと突然白い姿が。思いがけないライチョウの出現です。今年は何度か出会えたライチョウですが冬毛の姿を目にするのは初めて。雌雄の凛々しい姿にしばしシャッタータイムとなりました。
さらに稜線を進み、最後の岩場を登りきると常念山頂、何と誰もいませんでした。快晴のもと絶景を独り占めです。山座同定は詳しくありませんが、今日はゆっくりと案内版を見比べながら写真を撮りました。大キレットの向こうには白山まで、そして北東方面は妙高まで、本当にすべて見えています。360°のパノラマを楽しみながらのんびりコーヒータイムにしました。
やがて登って来られたソロ男性お二方に声をかけ、こちらは蝶ヶ岳へと向かいます。まずはグングンと下ります。この周回は前回も今回も「常念→蝶」の反時計でしたが、逆に取ったらこの登りはキツイだろうなと思われる傾斜です。一気に標高を下げると林の中に潜ったり出たりして昇降を繰り返し、最後に蝶槍に向かって、今度は一気に登ります。「気持ちのいい稜線歩き」というよりは「かなりしっかりのアップダウン」です。そんな途中も右手にあり続ける槍〜穂高のパノラマが励ましてくれます。
常念から蝶ヶ岳の間に出会ったのはお二方(ソロ男性、ソロ女性)だけでした。
蝶ヶ岳に着いても人影はなく、ヒュッテの脇をお借りしようと回り込んだらテーブルにお一方いらっしゃったので同席させていただきました。
お話をさせていただくと何と私と同じ諏訪から来られた山の大先輩。地元・八ヶ岳の話や、私がまだ踏み込んだことのない南アルプス南部の話などいろいろ聞かせていただきました。
見納めるには惜しいようなパノラマ風景を後に、三股へと下ります。残雪に気を付けながら、きれいに整備された階段を下り、ぬかるみに架けられた渡し橋を進みます。疲れた足にこの丁寧な整備は本当にありがたいと思いました。
カラマツの落ち葉を踏んで下っていくと渓流の音が聞こえ、やがて三股へ戻りました。
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