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Yamareco

記録ID: 1654016
全員に公開
無雪期ピークハント/縦走
槍・穂高・乗鞍

常念岳〜蝶ヶ岳(三股より周回)

2018年11月18日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
6
1〜2泊以上が適当
GPS
09:27
距離
17.3km
登り
2,105m
下り
2,097m
歩くペース
とても速い
0.60.7
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:30
休憩
0:57
合計
9:27
5:44
20
スタート地点
6:04
6:04
143
8:27
8:27
54
9:21
9:47
126
11:53
11:54
5
11:59
11:59
6
12:31
12:55
2
12:57
13:00
69
14:09
14:10
24
14:34
14:35
14
14:49
14:50
21
15:11
ゴール地点
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
三股駐車場手前の道路が路肩崩落の工事中のため、「森の広場」駐車場が臨時駐車場になっています(三股Pより800m手前)。
注)まゆみ池の向かいに「登山者用臨時駐車場」と表示があり、スペースもありますが「森の広場」はここではありません(ここだとさらに遠くなってしまいます)。まゆみ池から1km進んだ先、「工事通行止」の看板手前を左に下ると「森の広場」駐車場があります。
コース状況/
危険箇所等
コース全般に表示は明瞭です。

【積雪・残雪状況】
■三股〜常念岳
 常念岳頂上近くにわずかに凍結がありますが、それ以外に積雪、凍結はありませんでした。

■常念岳〜蝶ヶ岳
 陽が当たりにくい林の中では一部薄い残雪がありました。ただし歩行には問題なく、スパイクも不要でした。

■蝶ヶ岳〜三股
 山頂から下ってくるとしばらく残雪道が続きます。雪は薄く、今日はスパイク履かずに歩けましたが気温状況によっては凍結しそうです。第二ベンチからしばらく下ったあたりで階段がツルツルに凍っている箇所がありました。脇に逃げることもできず、氷の上を進むしかないのですが本当にツルツルでかなり危なかったです。
予約できる山小屋
蝶ヶ岳ヒュッテ
三股の分岐を右に取って常念へ。林の中、急登を進んでいきます。
2018年11月18日 07:13撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 7:13
三股の分岐を右に取って常念へ。林の中、急登を進んでいきます。
尾根へ出ました。残雪はこのくらい。
2018年11月18日 07:21撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 7:21
尾根へ出ました。残雪はこのくらい。
笹の間を進んでいくと、
2018年11月18日 07:28撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 7:28
笹の間を進んでいくと、
前常念が現れました。
2018年11月18日 07:45撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 7:45
前常念が現れました。
ハシゴを登って振り返ると・・・
2018年11月18日 07:46撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 7:46
ハシゴを登って振り返ると・・・
この雲海の世界です。
2018年11月18日 07:46撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 7:46
この雲海の世界です。
急峻な岩場を登って高度を上げていきます。
2018年11月18日 08:00撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 8:00
急峻な岩場を登って高度を上げていきます。
この後進む稜線と、その向こうに穂高が見えています。
2018年11月18日 08:11撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 8:11
この後進む稜線と、その向こうに穂高が見えています。
岩登り、楽しい!
2018年11月18日 08:25撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 8:25
岩登り、楽しい!
真っ赤な姿が目立つ石室
2018年11月18日 08:27撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 8:27
真っ赤な姿が目立つ石室
中はこんな感じです。
2018年11月18日 08:27撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 8:27
中はこんな感じです。
前常念への稜線を進んでいくと・・・
2018年11月18日 08:29撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 8:29
前常念への稜線を進んでいくと・・・
わぁ!
こんな晴天の日なのに出てきてくれてありがとう。
2018年11月18日 08:33撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 8:33
わぁ!
こんな晴天の日なのに出てきてくれてありがとう。
「雷鳥は頂を目指す」
松本山雅J1再昇格おめでとう!!
2018年11月18日 08:36撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 8:36
「雷鳥は頂を目指す」
松本山雅J1再昇格おめでとう!!
こちらはメス。雌雄のペアでした。
2018年11月18日 08:40撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 8:40
こちらはメス。雌雄のペアでした。
常念へ向かって進みます。手前の尾根を越えると、
2018年11月18日 08:57撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 8:57
常念へ向かって進みます。手前の尾根を越えると、
正面にこのパノラマです。
2018年11月18日 09:08撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:08
正面にこのパノラマです。
大天井までの稜線に雪はまったくありませんね。
2018年11月18日 09:08撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:08
大天井までの稜線に雪はまったくありませんね。
頂上までのルート、一部が凍っていました。
2018年11月18日 09:17撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:17
頂上までのルート、一部が凍っていました。
登頂です。まさかの山頂独り占め・・・のんびりコーヒータイムにしました。
2018年11月18日 09:20撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:20
登頂です。まさかの山頂独り占め・・・のんびりコーヒータイムにしました。
八ヶ岳
2018年11月18日 09:22撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:22
八ヶ岳
富士山と南アルプス
甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、塩見岳、赤石岳
2018年11月18日 09:24撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:24
富士山と南アルプス
甲斐駒ヶ岳、仙丈ヶ岳、北岳、塩見岳、赤石岳
中央アルプス
木曽駒ヶ岳、空木岳
2018年11月18日 09:24撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:24
中央アルプス
木曽駒ヶ岳、空木岳
正面遠くは恵那山、右手に御嶽山
2018年11月18日 09:25撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:25
正面遠くは恵那山、右手に御嶽山
御嶽山と乗鞍岳
2018年11月18日 09:26撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:26
御嶽山と乗鞍岳
槍〜穂高
8月に歩いた稜線を眺めます。
2018年11月18日 09:27撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:27
槍〜穂高
8月に歩いた稜線を眺めます。
前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳
2018年11月18日 09:26撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:26
前穂高岳、奥穂高岳、涸沢岳
奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳
2018年11月18日 09:26撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:26
奥穂高岳、涸沢岳、北穂高岳
大キレット
来年もまた歩きたいな。
2018年11月18日 09:26撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:26
大キレット
来年もまた歩きたいな。
大キレットの向こうには白山が見えています。
2018年11月18日 09:27撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:27
大キレットの向こうには白山が見えています。
槍ヶ岳
2018年11月18日 09:27撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:27
槍ヶ岳
黒部五郎岳、三俣蓮華岳
2018年11月18日 09:28撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:28
黒部五郎岳、三俣蓮華岳
鷲羽岳、薬師岳
2018年11月18日 09:28撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:28
鷲羽岳、薬師岳
大天井岳とその左に赤牛岳
2018年11月18日 09:29撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:29
大天井岳とその左に赤牛岳
立山と剱岳
来年は必ず早月尾根登ります。
2018年11月18日 09:29撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:29
立山と剱岳
来年は必ず早月尾根登ります。
針ノ木岳、燕岳、蓮華岳〜白馬岳
このあたりにも足延ばしてみたいな。
2018年11月18日 09:30撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:30
針ノ木岳、燕岳、蓮華岳〜白馬岳
このあたりにも足延ばしてみたいな。
焼山、火打山、妙高山、戸隠山、飯綱山
2018年11月18日 09:31撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:31
焼山、火打山、妙高山、戸隠山、飯綱山
苗場山、岩菅山、白根山、四阿山、男体山、赤城山、浅間山
2018年11月18日 09:31撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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苗場山、岩菅山、白根山、四阿山、男体山、赤城山、浅間山
妙義山、荒船山
2018年11月18日 09:32撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:32
妙義山、荒船山
これから進んでいく蝶ヶ岳までのルートです。
2018年11月18日 09:55撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:55
これから進んでいく蝶ヶ岳までのルートです。
そして進む脇にはこの眺望
2018年11月18日 09:59撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 9:59
そして進む脇にはこの眺望
この岩、下っていく途中では×には見えていませんでした(岩は離れています)。
2018年11月18日 10:19撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 10:19
この岩、下っていく途中では×には見えていませんでした(岩は離れています)。
常念からはまず一気に下ります。
2018年11月18日 10:29撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 10:29
常念からはまず一気に下ります。
登りの残雪はこのくらい。
2018年11月18日 10:45撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 10:45
登りの残雪はこのくらい。
振り返ると常念、前常念から歩いた稜線を一望です。
2018年11月18日 10:50撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 10:50
振り返ると常念、前常念から歩いた稜線を一望です。
昨年歩いたときにはサンショウウオがいた池塘。しっかり凍っていました。
2018年11月18日 11:22撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 11:22
昨年歩いたときにはサンショウウオがいた池塘。しっかり凍っていました。
蝶槍までは一気に登ります。
2018年11月18日 11:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 11:49
蝶槍までは一気に登ります。
ちょうど穂高が正面。涸沢カールもよく見えますね。
2018年11月18日 12:07撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 12:07
ちょうど穂高が正面。涸沢カールもよく見えますね。
ここからは広い稜線を進みます。
2018年11月18日 12:09撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 12:09
ここからは広い稜線を進みます。
霞沢岳と焼岳
2018年11月18日 12:22撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 12:22
霞沢岳と焼岳
蝶ヶ岳ヒュッテ。既に小屋は閉まっていましたがテーブルをお借りして昼食にしました。
2018年11月18日 12:23撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 12:23
蝶ヶ岳ヒュッテ。既に小屋は閉まっていましたがテーブルをお借りして昼食にしました。
やはりここは穂高連峰を眺めるには特等席ですね。
2018年11月18日 12:24撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 12:24
やはりここは穂高連峰を眺めるには特等席ですね。
新しいカメラは超望遠ズームが付いているので伸ばしてみました(手ブレがとても難しい)。
夏にお世話になった北穂高小屋。来年もまた泊まりたいなぁ。
2018年11月18日 12:25撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 12:25
新しいカメラは超望遠ズームが付いているので伸ばしてみました(手ブレがとても難しい)。
夏にお世話になった北穂高小屋。来年もまた泊まりたいなぁ。
こちらは穂高岳山荘。
2018年11月18日 12:04撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 12:04
こちらは穂高岳山荘。
槍にもズームしてみました。穂先を登っている人が微妙に見える。
2018年11月18日 10:39撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 10:39
槍にもズームしてみました。穂先を登っている人が微妙に見える。
蝶ヶ岳登頂、私一人でした。
2018年11月18日 12:57撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 12:57
蝶ヶ岳登頂、私一人でした。
名残惜しいけれど・・・下山します。また来年会いに来ますね。
2018年11月18日 12:58撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
3
11/18 12:58
名残惜しいけれど・・・下山します。また来年会いに来ますね。
下山を始めるとすぐにこのくらいの雪。
2018年11月18日 13:06撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 13:06
下山を始めるとすぐにこのくらいの雪。
しばらくは薄い雪を踏んでいきます。
2018年11月18日 13:11撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 13:11
しばらくは薄い雪を踏んでいきます。
この道は丁寧に設置された階段がたくさん。本当にありがたいです。
2018年11月18日 13:33撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 13:33
この道は丁寧に設置された階段がたくさん。本当にありがたいです。
途中、ツルツルに凍った階段がありました。ほんの一区画なのでスパイクを履かずに通過しようとして・・・見事に転びました。
2018年11月18日 13:48撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 13:48
途中、ツルツルに凍った階段がありました。ほんの一区画なのでスパイクを履かずに通過しようとして・・・見事に転びました。
ある程度下りると雪はなくなり、歩きやすくなります。
2018年11月18日 13:56撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
11/18 13:56
ある程度下りると雪はなくなり、歩きやすくなります。
ぬかるみ帯には渡し橋。場所によってはただ丸太が置いてあって「ない方が歩きやすいのに・・・」と思うところもあったりしますが、こちらは本当に歩く人のことを考えて整備していただいていると感じました。
2018年11月18日 14:07撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
11/18 14:07
ぬかるみ帯には渡し橋。場所によってはただ丸太が置いてあって「ない方が歩きやすいのに・・・」と思うところもあったりしますが、こちらは本当に歩く人のことを考えて整備していただいていると感じました。
後半はカラマツの落ち葉がクッションになって走れるくらい快適な道です(実際このあたりは走っています。下りのタイムはあまり参考になりません)。
2018年11月18日 14:28撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 14:28
後半はカラマツの落ち葉がクッションになって走れるくらい快適な道です(実際このあたりは走っています。下りのタイムはあまり参考になりません)。
三股まであと1km
2018年11月18日 14:34撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
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11/18 14:34
三股まであと1km
吊橋を渡って
2018年11月18日 14:43撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 14:43
吊橋を渡って
分岐点まで戻ってきました。これでぐるりと一周。
2018年11月18日 14:49撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 14:49
分岐点まで戻ってきました。これでぐるりと一周。
皆さんがよくレコに上げている「落ちそうな岩」ですね。本当に落ちそう・・・
2018年11月18日 15:03撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
1
11/18 15:03
皆さんがよくレコに上げている「落ちそうな岩」ですね。本当に落ちそう・・・
路肩崩落の復旧はこのくらい進んでいます。来シーズンはまた三股まで入れるでしょうか。
2018年11月18日 15:06撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
11/18 15:06
路肩崩落の復旧はこのくらい進んでいます。来シーズンはまた三股まで入れるでしょうか。
森の広場駐車場へ戻ってきました。お疲れさまでした。
2018年11月18日 15:09撮影 by  COOLPIX A900, NIKON
3
11/18 15:09
森の広場駐車場へ戻ってきました。お疲れさまでした。
撮影機器:

装備

個人装備
長袖シャツ ズボン 靴下 グローブ 防寒着 ザック ザックカバー 昼ご飯 行動食 飲料 地図(地形図) ヘッドランプ GPS ファーストエイドキット 携帯 時計 サングラス タオル カメラ

感想

昨年9月に周回したコースを再び歩いてみました。

さすがにこの時期は日の出が遅く、5:40でもヘッデンを点けてのスタート。三股の分岐を右に取って常念岳を目指します。急峻な坂を登っていくと、やがて林の向こうに朝陽が、そして蝶ヶ岳を挟む谷に雲海を見下ろします。
林を抜けると前常念へ続く岩場に。途中で先行されていた石川県のソロ男性と「素晴らしい天気ですね」お話させていただきました。

前常念へと稜線を進んでいくと突然白い姿が。思いがけないライチョウの出現です。今年は何度か出会えたライチョウですが冬毛の姿を目にするのは初めて。雌雄の凛々しい姿にしばしシャッタータイムとなりました。

さらに稜線を進み、最後の岩場を登りきると常念山頂、何と誰もいませんでした。快晴のもと絶景を独り占めです。山座同定は詳しくありませんが、今日はゆっくりと案内版を見比べながら写真を撮りました。大キレットの向こうには白山まで、そして北東方面は妙高まで、本当にすべて見えています。360°のパノラマを楽しみながらのんびりコーヒータイムにしました。

やがて登って来られたソロ男性お二方に声をかけ、こちらは蝶ヶ岳へと向かいます。まずはグングンと下ります。この周回は前回も今回も「常念→蝶」の反時計でしたが、逆に取ったらこの登りはキツイだろうなと思われる傾斜です。一気に標高を下げると林の中に潜ったり出たりして昇降を繰り返し、最後に蝶槍に向かって、今度は一気に登ります。「気持ちのいい稜線歩き」というよりは「かなりしっかりのアップダウン」です。そんな途中も右手にあり続ける槍〜穂高のパノラマが励ましてくれます。

常念から蝶ヶ岳の間に出会ったのはお二方(ソロ男性、ソロ女性)だけでした。
蝶ヶ岳に着いても人影はなく、ヒュッテの脇をお借りしようと回り込んだらテーブルにお一方いらっしゃったので同席させていただきました。
お話をさせていただくと何と私と同じ諏訪から来られた山の大先輩。地元・八ヶ岳の話や、私がまだ踏み込んだことのない南アルプス南部の話などいろいろ聞かせていただきました。

見納めるには惜しいようなパノラマ風景を後に、三股へと下ります。残雪に気を付けながら、きれいに整備された階段を下り、ぬかるみに架けられた渡し橋を進みます。疲れた足にこの丁寧な整備は本当にありがたいと思いました。
カラマツの落ち葉を踏んで下っていくと渓流の音が聞こえ、やがて三股へ戻りました。

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無雪期ピークハント/縦走 槍・穂高・乗鞍 [日帰り]
常念岳−蝶ヶ岳(三股登山口)
利用交通機関: 車・バイク
技術レベル
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体力レベル
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