マイナーだけどいい山です。東広島 岩幕山
- GPS
- 03:11
- 距離
- 5.3km
- 登り
- 217m
- 下り
- 206m
コースタイム
- 山行
- 2:53
- 休憩
- 0:17
- 合計
- 3:10
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
文字標識はほとんど無いですが、ピンクテープは豊富です。 黒瀬ダム南側の登山口は特に問題はありませんが、東広島花牧場(観光バラ園)からの登山道は今年の水害でかなり荒れており、もし歩くなら下りに使用したほうが良いと思います。 |
写真
感想
東広島自動車道を通るたび気になっていた岩幕山へ行きました。
黒瀬ダムの周辺が公園化されており駐車可能です。
登山口は特に標識もなく地図を確認しないと判りにくいと思います。
登山口を入り暫く行くと入口や窓がシャッターで閉ざされた東屋が現れ、そこを暫く行くと右斜めに分岐する登山道が現れます。
歩いてきた道より登山道のほうが草も生え判りにくいので注意が必要です。
このまま直進すると何処に行くのか気になりますが、この山域は稜線上や周辺にかなり脇道がありルートが複雑に交差しているようです。
登山道を入りしばらくは木段を登りますが、途中に数箇所の展望台もあり標高を稼ぐほど景色も良くなってきます。
3箇所目の展望所からもまだ先に進む道がありますが岩幕山と思われる山を確認すると、少しずつ離れていっているようですし、登山道も展望所をピークに下って行っている様なので一旦戻ってみることに。
少し戻ると複数のピンクテープが巻かれた樹木があり、良く見ると少し藪化していて判りづらいですが踏み跡程度の分岐があるので進んでみると、次第に道は明瞭になり正面に岩幕山が望めるようになります。
因みに、帰ってからネットで記録を確認すると、第3展望所からそのまま進むと一旦下りますが再び登り返して山頂に向かうルートがあるようです。
山頂手前には第4の展望台があり、ここから見ると北側に複数のアプローチが確認できる岩山が望め、興味をそそられます。
予定では下山は山頂北側に下ってバラ園方面に進むつもりだったので寄道をして岩山に行ってみようと決めました。
展望所から少し進むと測量点のある広場?に出てきます。
ここが山頂かとも思いましたが、あまり展望も良くなくまだ先に進む道もあるので進んでみると岩幕山の標識と測量点のある山頂に飛び出しました。
山頂はかなり開けていて座る岩もあり展望も望めるのでお昼ご飯をいただくには良い所ですが、時間も早かったので少し休憩してそのまま下ることにしました。
少し戻って地図に記載されているバラ園方面に下る登山道を探しますが見つかりません。
登山道に見える薄い踏み跡を行き来しているうちに、ようやく本来の登山道らしき踏み跡を見つけたので進んでみると、登山道は崩壊地に飛び出しその先がありません。
どうやら先の水害で流され消失してしまっているようです。
下には登山道らしき道が見え、傾斜もそれほどきつくなく距離も短いので無理やり崩壊地を下ることにしました。
崩壊地を下って登山道に復帰すると道はバラ園方面と岩山方面とに別れます。
一旦、直進して岩山方面に進みますが、岩山のピークと思われる所で明瞭な登山道は消失してしまいます。
踏み跡程度の道を通ってまだ先に進めそうなので行ってみますが、展望の効く所で観察すると、このまま行こうと思えば行けそうですがこの先どうなっているかよく判らないので今回は偵察だけということで戻ることにしました。
なお、岩山方面への明瞭な登山道はありますが、国土地理院の地図には道が描かれていませんでした。
分岐まで戻りバラ園方面へ少し進むと大規模な崩壊地に飛び出します。
地図で確認すると本来の登山道は崩壊地の中を進んでおり、水害で完全に消失しているようです。
幸い傾斜もゆるく地面も安定しているので進める所を選びながらバラ園近くまで下ると本来の登山道が再び出現しダムまで戻ることができました。
岩幕山は他の山と比べるとマイナーで登る人も少ないようですが、展望も良くアプローチも容易なので非常に良い山だと思います。
他にもルートが沢山ありそうなので再度訪れてルートの開拓をしてみたいと思いますが、多少藪化していることもあり、登山適正期は晩秋から冬、早春までというところでしょうか。
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