丹沢縦走 (西丹沢〜檜洞丸〜蛭ヶ岳〜丹沢山〜塔ノ岳〜大倉)
- GPS
- 07:13
- 距離
- 23.2km
- 登り
- 2,328m
- 下り
- 2,581m
コースタイム
- 山行
- 6:15
- 休憩
- 0:58
- 合計
- 7:13
塔ノ岳までは普通に歩き、塔ノ岳から大倉までは駆け下りました。
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2018年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
バス 自家用車
渋沢駅→新松田駅(小田急線・185円) 新松田駅(7:25)→西丹沢ビジターセンター(8:36・1180円) |
コース状況/ 危険箇所等 |
全行程登山道は分かりやすく特筆するような危険個所はありませんでしたが、一部急斜面の下り(檜洞丸〜臼ヶ岳)と登り(蛭ヶ岳)があります。 また、檜洞丸〜蛭ヶ岳は登山道の崩壊が進んでいるようです。「ここもあと数年内に崩壊するんじゃないか」という箇所もありました。 雪はほとんど無くてアイゼンは不要。融けて泥濘みが酷い箇所がありました。(檜洞丸からの下り、蛭ヶ岳〜塔ノ岳) |
写真
感想
丹沢には何度か訪れていますが、丹沢最高峰・蛭ヶ岳は今回が初登頂。
前々から歩きたいと思っていたルートです。
標準コースタイムは12時間超えと、なかなかのロングコース。
大倉から西丹沢へ抜けるパターンだと早朝スタートが可能ですが、ゴールの時間が読めない。西丹沢からのバス本数が少ないのがネック。
西丹沢から大倉へ抜けるパターンだと帰りのバスが豊富ですが、スタートがどう足掻いても9時近くになってしまう。
自分の足なら7〜8時間で踏破できるのではないかとの計算で、帰りのバス本数が豊富な後者に決めました。
朝4時起床。ささっと準備して埼玉の自宅から下道を運転し渋沢駅へ。
約2時間半で到着。コンビニで食料などを調達し、隣駅の新松田へ移動。
新松田駅を出ると既にたくさんの登山者が始発バスの列を作っていました。
しまった、こりゃ座れない。
案の定、座れず70分程立ち続けることになりました。
まあ、前日の睡眠時間はたっぷり取れたので問題ありません。
バスの中からは綺麗な富士山が見えました。
西丹沢ビジターセンターに到着し、トイレを済ませて出発。
少し車道を歩いて登山口へ。
いきなりなかなかの登りですが、しばらくすると歩きやすい気持ちのいい道に。
快調に進み1時間45分で檜洞丸に到着。
山頂から少し下がったところに青木ヶ岳山荘があります。
ここは、これからの道程が全て見渡せる素晴らしい眺望が広がっていました。
山荘から先に進むと泥濘と急斜面の下りが始まります。
前方に蛭ヶ岳が見えているのに、どんどん下っていくのが…「勘弁してくれ〜!」って感じです。このコースはとにかく下って登ってが何度も何度も繰り返されます。
臼ヶ岳に到着すると蛭ヶ岳がだいぶ近く感じます。
そして壁のような登りが待ち受けていることが徐々に明らかになります。
その壁の登り、今回の行程で一番疲れました。
連続する鎖場。ここで若干バテてしまいペースダウン。
道中、何度か歩を止め振り返って富士山を眺めて疲れを癒しました。
何とか蛭ヶ岳に到着。檜洞丸からここまで5名の方とすれ違っただけですが、さすがに人気の山。たくさんの方がいらっしゃいました。記念写真を取って少し休んで景色を堪能してから丹沢山へ向けて出発。
ここからの道も泥濘みが酷いです。この泥濘は塔ノ岳まで続きます。
丹沢山までの道程もこれまで通り下って登ってを何度か繰り返します。
だいぶ疲れましたが、丹沢山に到着。
以前、大倉から丹沢山のピストンはしたことがあるので、この先は勝手知ったる道。
精神的にもだいぶ楽になりました。
まだ14時半だというのに、もう夕方のような日差し。
みやま山荘に宿泊するだろう(羨ましい)方々と大勢すれ違いました。
足取り軽く塔ノ岳に到着。まだ多くの方が山頂にいらっしゃいました。(いや、山荘の宿泊客か?)
これまで歩いた稜線が一望出来ます。少しガスがかかっているものの富士山も綺麗に見えました。少し休んで体力を回復させてから下山開始。
階段が続きますが、非常に下りやすいので基本的に駆け下ります。
さすがに疲れているので登り返しや平坦な箇所は早歩きで、階段は駆け下りるスタイル。1時間程で下山完了。
下山中に知りあったソロ男性(同じく駆け下りていました)の車に乗せてもらい、渋沢駅まで戻りました。
無事、丹沢縦走を終えることができて良かったです。思ったより雲が多かったですが天気も良く、気温も3℃程と歩く分には丁度良い感じでした。
これまで機会に恵まれませんでしたが、登山歴10年を越えてようやく丹沢最高峰に立つことができました。蛭ヶ岳はどこから登っても遠いですからね〜。
蛭ヶ岳からの眺望は本当に素晴らしかったです!
ここからの夜景も見てみたいですね。
丹沢は色々なコースがあるので、まだまだ訪れることになると思います。
毎回思いますが、丹沢は帰りの渋滞が辛いのが最大のネック…
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