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Yamareco

記録ID: 1684092
全員に公開
ハイキング
関東

歴史の町「行田」を歩く  忍城・さきたま古墳群・古代蓮の里

2018年12月24日(月) [日帰り]
 - 拍手
体力度
2
日帰りが可能
GPS
05:19
距離
21.4km
登り
18m
下り
19m
歩くペース
標準
1.11.2
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:34
休憩
1:44
合計
5:18
9:13
12
9:25
9:59
9
10:08
10:12
40
10:52
10:58
13
11:11
11:11
8
11:19
11:43
3
田舎っぺうどん
12:54
13:07
84
14:31
天候 晴れ
過去天気図(気象庁) 2018年12月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車
行き
自宅最寄り駅→東京駅→熊谷駅→行田市駅
帰り
北鴻巣駅→大宮駅→自宅最寄り駅
その他周辺情報 行田市文化会館
田舎っぺうどん
さきたま古墳群記念館
古代蓮の里
 おはようございます、東京駅にて。珍しく新幹線を使います。
2018年12月24日 07:57撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
3
12/24 7:57
 おはようございます、東京駅にて。珍しく新幹線を使います。
 そう、熊谷まで新幹線。今日は休日お出かけパス+新幹線自由席券です。
2018年12月24日 08:30撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
2
12/24 8:30
 そう、熊谷まで新幹線。今日は休日お出かけパス+新幹線自由席券です。
 そして、熊谷で秩父鉄道に乗り換えですね。お久しぶり、みなのちゃん。クリスマスヴァージョンですね。
2018年12月24日 08:48撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
1
12/24 8:48
 そして、熊谷で秩父鉄道に乗り換えですね。お久しぶり、みなのちゃん。クリスマスヴァージョンですね。
 そう、本日のスタートは秩父鉄道行田市駅になります。今日は、行田の歴史を巡る旅です。
2018年12月24日 09:13撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
1
12/24 9:13
 そう、本日のスタートは秩父鉄道行田市駅になります。今日は、行田の歴史を巡る旅です。
 田山花袋「田舎教師」ゆかりの料亭だそうですが、この作品をまだ読んでいないんだなあ。
2018年12月24日 09:19撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 9:19
 田山花袋「田舎教師」ゆかりの料亭だそうですが、この作品をまだ読んでいないんだなあ。
 こんな銅人形が37体、道沿いに並んでいます。当時の歴史を偲んで・・・。
2018年12月24日 09:20撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 9:20
 こんな銅人形が37体、道沿いに並んでいます。当時の歴史を偲んで・・・。
 埼玉県名発祥の地、行田。さきたま古墳群などにも行く予定ですし・・・。
2018年12月24日 09:22撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 9:22
 埼玉県名発祥の地、行田。さきたま古墳群などにも行く予定ですし・・・。
 忍城の梵鐘。いい景色だ。
2018年12月24日 09:33撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 9:33
 忍城の梵鐘。いい景色だ。
 行田市郷土博物館、200円なり。ここに入らないと櫓に登ることができない。
2018年12月24日 09:34撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 9:34
 行田市郷土博物館、200円なり。ここに入らないと櫓に登ることができない。
 忍城三階櫓、やっぱり映えるわ・・・。
2018年12月24日 10:00撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:00
 忍城三階櫓、やっぱり映えるわ・・・。
 縦で撮影するとこうなる。
2018年12月24日 10:00撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:00
 縦で撮影するとこうなる。
 行田市立忍中学校、実はここにかつて本丸があった。
2018年12月24日 10:01撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 10:01
 行田市立忍中学校、実はここにかつて本丸があった。
 行田市立中央小学校、成田御門跡と書かれている。そう、ここを戦国時代に治めたのは成田氏なのだ。
2018年12月24日 10:02撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 10:02
 行田市立中央小学校、成田御門跡と書かれている。そう、ここを戦国時代に治めたのは成田氏なのだ。
 かつての水郷の跡。水城公園。何を釣っているのでしょうか。
2018年12月24日 10:07撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
1
12/24 10:07
 かつての水郷の跡。水城公園。何を釣っているのでしょうか。
 行田音頭の歌碑、作詞西条八十、作曲中山晋平というゴールデンコンビだ。
2018年12月24日 10:13撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 10:13
 行田音頭の歌碑、作詞西条八十、作曲中山晋平というゴールデンコンビだ。
 あおいの池にて羽を休める水鳥達。
2018年12月24日 10:17撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:17
 あおいの池にて羽を休める水鳥達。
 行田窯、日本遺産に選ばれているそうだが。そもそも日本遺産って何?
2018年12月24日 10:20撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 10:20
 行田窯、日本遺産に選ばれているそうだが。そもそも日本遺産って何?
 埼玉県道77号線、行田蓮田線を歩いています。
2018年12月24日 10:32撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:32
 埼玉県道77号線、行田蓮田線を歩いています。
 そして私を追い抜いて行った、行田市内循環バス。
2018年12月24日 10:34撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 10:34
 そして私を追い抜いて行った、行田市内循環バス。
 温泉ですねえ。5時間後だったら考えたかも・・・しれないっすねぇ。
2018年12月24日 10:36撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:36
 温泉ですねえ。5時間後だったら考えたかも・・・しれないっすねぇ。
 そんなこんなで、行田の歴史スポット、さきたま古墳群にやってきました。
2018年12月24日 10:41撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:41
 そんなこんなで、行田の歴史スポット、さきたま古墳群にやってきました。
 ここは、石田堤。忍城水責めの際に石田三成の指示で築かれた堤です。
2018年12月24日 10:50撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
3
12/24 10:50
 ここは、石田堤。忍城水責めの際に石田三成の指示で築かれた堤です。
 丸墓山古墳、円墳では日本最大。忍城水責めの際には石田三成の本陣がこの上に置かれた。6世紀前半に作られたものらしい。
2018年12月24日 10:51撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:51
 丸墓山古墳、円墳では日本最大。忍城水責めの際には石田三成の本陣がこの上に置かれた。6世紀前半に作られたものらしい。
 古墳の上から忍城を望む。当時の石田三成もこのような景色を眺めていたのだろうか。
2018年12月24日 10:53撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:53
 古墳の上から忍城を望む。当時の石田三成もこのような景色を眺めていたのだろうか。
 おおっ、両神山だ。
2018年12月24日 10:54撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:54
 おおっ、両神山だ。
 近くには前方後円墳が・・・あとで行こう。
2018年12月24日 10:56撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:56
 近くには前方後円墳が・・・あとで行こう。
 埴輪が並んでいる前方後円墳。こちらは登れない模様。
2018年12月24日 10:56撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:56
 埴輪が並んでいる前方後円墳。こちらは登れない模様。
 ほら、あれが筑波山だよ・・・。と近くの観光客に教えてあげました。
2018年12月24日 10:56撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:56
 ほら、あれが筑波山だよ・・・。と近くの観光客に教えてあげました。
 おおっ、久しぶりに富士山を見た。
2018年12月24日 10:56撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:56
 おおっ、久しぶりに富士山を見た。
 日光連山が見えておるぞ。
2018年12月24日 10:58撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 10:58
 日光連山が見えておるぞ。
 稲荷山古墳、こちらも6世紀ごろに作られた古墳だ。
2018年12月24日 11:01撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 11:01
 稲荷山古墳、こちらも6世紀ごろに作られた古墳だ。
 石棺が見つかり、様々なものが出たそうです。
2018年12月24日 11:03撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 11:03
 石棺が見つかり、様々なものが出たそうです。
 稲荷山古墳から見た丸墓山古墳、ちなみに行田市の最高地点は丸墓山古墳だ。
2018年12月24日 11:03撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 11:03
 稲荷山古墳から見た丸墓山古墳、ちなみに行田市の最高地点は丸墓山古墳だ。
 将軍山古墳、埴輪が並んでいる。まだ発掘調査中のため立ち入りはできない。この古墳のみ後で見つかり別に記念館が建てられている。
2018年12月24日 11:06撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 11:06
 将軍山古墳、埴輪が並んでいる。まだ発掘調査中のため立ち入りはできない。この古墳のみ後で見つかり別に記念館が建てられている。
 少々アングルを替えてみるとこんな感じだ。
2018年12月24日 11:08撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 11:08
 少々アングルを替えてみるとこんな感じだ。
 これは二子山古墳、関東では最大級の前方後円墳になります。
2018年12月24日 11:11撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 11:11
 これは二子山古墳、関東では最大級の前方後円墳になります。
 吉川栄先生の顕彰碑、武術の普及に一生をささげた方だそうで。
2018年12月24日 11:13撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 11:13
 吉川栄先生の顕彰碑、武術の普及に一生をささげた方だそうで。
 愛宕山古墳、さきたま古墳群では一番小さい古墳になります。
2018年12月24日 11:16撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 11:16
 愛宕山古墳、さきたま古墳群では一番小さい古墳になります。
 そして、朝食兼昼食、田舎っぺうどん。きのこ汁うどん、見ただけで食べたくなりませんか。
2018年12月24日 11:19撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
2
12/24 11:19
 そして、朝食兼昼食、田舎っぺうどん。きのこ汁うどん、見ただけで食べたくなりませんか。
 はい、これがきのこ汁うどん、つけ麺スタイルのうどん。手打ちで美味だった。きのこと油揚げの出汁が効いていますね。
2018年12月24日 11:25撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
7
12/24 11:25
 はい、これがきのこ汁うどん、つけ麺スタイルのうどん。手打ちで美味だった。きのこと油揚げの出汁が効いていますね。
 中の山古墳、さきたま古墳群では一番最後に作られた古墳とされている。
2018年12月24日 11:53撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 11:53
 中の山古墳、さきたま古墳群では一番最後に作られた古墳とされている。
 鉄砲山古墳、なぜか忍藩により鉄砲の練習の的とされたことからこんな名前が付いた。
2018年12月24日 11:54撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 11:54
 鉄砲山古墳、なぜか忍藩により鉄砲の練習の的とされたことからこんな名前が付いた。
 そして、埼玉県立さきたま史跡の博物館に入って見ましょう。
2018年12月24日 11:59撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 11:59
 そして、埼玉県立さきたま史跡の博物館に入って見ましょう。
 国宝館の目玉はこれ、金錯銘鉄剣。国宝だ。
 接写・フラッシュ撮影しなければ撮影可となっている。ワカタケル(雄略天皇?)の名も入っている。
2018年12月24日 12:06撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 12:06
 国宝館の目玉はこれ、金錯銘鉄剣。国宝だ。
 接写・フラッシュ撮影しなければ撮影可となっている。ワカタケル(雄略天皇?)の名も入っている。
 これが裏側、西暦471年に作られたものらしいが・・・。稲荷山古墳で出土したらしい。
2018年12月24日 12:07撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 12:07
 これが裏側、西暦471年に作られたものらしいが・・・。稲荷山古墳で出土したらしい。
 埼玉県名発祥の碑。埼玉県はここに始まる。
2018年12月24日 12:21撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 12:21
 埼玉県名発祥の碑。埼玉県はここに始まる。
 次の目標はあれだ。約2.5km歩くぞ。
2018年12月24日 12:29撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 12:29
 次の目標はあれだ。約2.5km歩くぞ。
 強い風が吹いている。植物が風にたなびいている。群馬だったらからっ風というところなのだろうな。
2018年12月24日 12:40撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
1
12/24 12:40
 強い風が吹いている。植物が風にたなびいている。群馬だったらからっ風というところなのだろうな。
 はい、たどり着きました。古代蓮の里。公共施設建設の際に、縄文時代の地層から取り出された蓮の種子が発芽したことから、それらを「行田蓮」と呼びブランド化した。
2018年12月24日 12:50撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 12:50
 はい、たどり着きました。古代蓮の里。公共施設建設の際に、縄文時代の地層から取り出された蓮の種子が発芽したことから、それらを「行田蓮」と呼びブランド化した。
 今では世界各地から蓮を集めた博物館になっている。また、タワーから眺める景色、田んぼアートなどでも知られている。
2018年12月24日 12:51撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 12:51
 今では世界各地から蓮を集めた博物館になっている。また、タワーから眺める景色、田んぼアートなどでも知られている。
 「蓮の故郷」歌碑、作詞作曲は小林亜星さん、歌はダークダックスだそうで・・・。
2018年12月24日 12:53撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
1
12/24 12:53
 「蓮の故郷」歌碑、作詞作曲は小林亜星さん、歌はダークダックスだそうで・・・。
 高所は、今日はもういいや。でも、博物館は見たいなあ。そして、蓮の季節に再訪したいなあ。
2018年12月24日 12:54撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 12:54
 高所は、今日はもういいや。でも、博物館は見たいなあ。そして、蓮の季節に再訪したいなあ。
 どこまでも〜続く畑〜♪
2018年12月24日 13:16撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 13:16
 どこまでも〜続く畑〜♪
 行田市「埼玉(さきたま)」、そうか、やはりここが埼玉県の県名発祥の地か。
2018年12月24日 13:34撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
3
12/24 13:34
 行田市「埼玉(さきたま)」、そうか、やはりここが埼玉県の県名発祥の地か。
 熊谷バイパスを越えてゆきましょう。
2018年12月24日 13:50撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 13:50
 熊谷バイパスを越えてゆきましょう。
 そのあとは、こんな歩道を緩やかに歩く。
2018年12月24日 13:53撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 13:53
 そのあとは、こんな歩道を緩やかに歩く。
 新幹線の下をくぐり。
2018年12月24日 14:09撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 14:09
 新幹線の下をくぐり。
 武蔵野上水の横を歩く。
2018年12月24日 14:11撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
3
12/24 14:11
 武蔵野上水の横を歩く。
 北風がこの町に、雪を降らす〜♪歩道のさび付いた自転車が凍えているよ〜♪
2018年12月24日 14:14撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 14:14
 北風がこの町に、雪を降らす〜♪歩道のさび付いた自転車が凍えているよ〜♪
 そして、市名は行田から鴻巣へ。
2018年12月24日 14:26撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 14:26
 そして、市名は行田から鴻巣へ。
 ゴールですかね、ひな人形と花のまちこうのす。
2018年12月24日 14:32撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
12/24 14:32
 ゴールですかね、ひな人形と花のまちこうのす。
 そう、ゴールは高崎線北鴻巣駅になります。
2018年12月24日 14:34撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
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12/24 14:34
 そう、ゴールは高崎線北鴻巣駅になります。
 北鴻巣からの電車酒場、本は「こんなに変わった歴史教科書」
2018年12月24日 15:01撮影 by  Canon EOS 7D Mark II, Canon
5
12/24 15:01
 北鴻巣からの電車酒場、本は「こんなに変わった歴史教科書」
撮影機器:

感想

 山行の意欲が高まるきっかけはいろいろあるわけでして、今回行田を歩こうと思ったのは、職場用の2019年のカレンダーを購入した時に「日本の名城」カレンダーにしたんです。その12か月分に取り上げられている名城のうち11城はもうすでに行ったことがある(忍城も含めて)。
 行ったことがないお城も関東にあるので、たぶん歩きに行こうと思うのですが、なかなか近くには自分の赤線がない。今回、先に忍城を歩きたいと思ったのは、寄居まで自宅からの赤線が伸びているので1回の歩きでその赤線と繋がるのではないかと考えたためである。

 今回スタートは、秩父鉄道行田市駅とすることとした。最初は熊谷駅で蕎麦でも食べて・・・と考えていたのだが乗り換えの時間が厳しく結局朝食を食べそこなった。そして、JR行田駅は今回行こうと思っている忍城などの観光施設からはかなり離れている。秩父鉄道の「みなのちゃん」も撮影したかったので今回は行田市駅まで秩父鉄道を使った。
 行田市駅でも朝食を食べることができずに観光歩行を始めてしまった私、この日の前半は空腹との戦いでもあった。

 行田が歴史上で大きく取り上げられるのは、古墳時代に関東最大の古墳群があったということ、そして安土桃山時代に行われた忍城攻略戦、そして古代蓮。この3つを巡ってしまおうというわけだ。
 忍城は、荒川と利根川の泥濘地帯に作られたお城で、現在の忍中学校あたりに本丸があったそうだ。現在忍城跡とされているのが三階櫓である。そこには、かつて忍城を攻略しようとし、水責めを行った石田三成、城主は小田原のほうに加勢に行ってしまったために臨時の城主となった成田長親らとの攻防戦だ。
 エンターテインメントとすれば「のぼうの城」(和田竜)を読むと、本当にこの戦いが活写されているので、読んだことがない人は読んでみてほしいと思う。そして映画にもなっているが、映画については私は見ていない。原作が上出来な図書の映像版は感動が落ちることが多いと思う。

 その後、水城公園(かつての城の一部を公園化したもの)を越えて南東に向かってゆく。そう、さきたま古墳群があるのだ。
 埼玉の語源にもなっているさきたま古墳群、古墳時代後期の古墳たちが多い。日本で一番大きい円墳である丸墓山古墳、これには登ることができる。石田三成はここに本陣を置き、石田堤を作ることで水をため、水浸しになった忍城の様子を眺めていたのだという。また、ここからは富士山、両神山、日光連山、筑波山などたくさんの山を眺めることができる。
 その後、様々な古墳をみていると、古墳群がある公園の横にうどん屋さんがあるではありませんか。「田舎っぺうどん」、実はここのうどんが絶品だった。冷たいうどんに温かいつけ汁、今回食べた「きのこうどん」は、干しシイタケと生シイタケの出汁が効いており、夢中になって食べ進める。今回食べたのは特盛サイズ、といっても普通サイズの1.5倍ほどだ。中には、1kgうどん、2kgうどん、3kgうどんまであるようだが、さすがに挑戦しようとは思えない。

 食べきって店を出て、まだ巡っていない古墳を見たのち博物館に入った。国宝展示室に展示されているのはすべて国宝である。しかもほとんどが撮影可能というところが素晴らしい。フラッシュ撮影、ガラス上部からの撮影(ガラスが割れたら破損してしまうから)以外であれば撮影自由である。私が一番に見たかったのは「ワカタケル」と書かれている鉄剣である。当時の日本と中国との関係、そしてこの時代の日本の様子を垣間見ることができる博物館であった。
 
 そして、予定通り古代蓮の里へゆく。この行田の縄文時代の地層でで発見された3個の蓮の種子から1個が古代蓮の花を咲かせた。千葉で発見されたオオガハスとの比較もあり、古代蓮の特徴をよく持っていることが分かった。この花からさらに種子を増やし「行田蓮」として全国で花好きの人の目を楽しませている。
 さて、困ったのはここからだ・・・どこの駅に行くのにも遠い。
 結局、北鴻巣駅に線を繋ぐこととし、関東平野の中を一気に歩いた。
 本日の線は自宅からの赤線とは全く繋がっていないがそれは気にしない。きっとそのうち何らかのきっかけで繋がってしまうものなのだ。そして、来年のカレンダーになっているお城(しかも1月)、とりあえず写真を取りに行きたいなあと思う。

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