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Yamareco

記録ID: 1726060
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山滑走
白山

猿ヶ馬場山(新ルート開拓「猿回し改」)

2019年02月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
GPS
09:00
距離
15.1km
登り
1,529m
下り
1,529m

コースタイム

日帰り
山行
8:51
休憩
0:10
合計
9:01
3:31
115
スタート地点
5:26
5:26
32
5:58
5:58
14
6:12
6:12
124
8:16
8:17
47
9:04
9:13
199
12:32
ゴール地点
天候 雪のち曇り
過去天気図(気象庁) 2019年02月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
東海北陸道の白川郷ICで下りて国道360号線を天生峠に向かって走る。
宮谷ゲートで通行止めとなるためこの前に車を駐車する。
コース状況/
危険箇所等
この日は凍った雪の上にうっすらパウダーが乗った状態で登り辛かった。
北西尾根の900m下部以外は危険個所なし。
900m下部は崖となっているためお勧めしない。
ロープがあれば懸垂下降するような斜面だった。
今日は宮谷ゲートから新規ルート開拓。
猿回しルート改を試してみる。
2019年02月10日 05:05撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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2/10 5:05
今日は宮谷ゲートから新規ルート開拓。
猿回しルート改を試してみる。
凍ったツララで水分補給
2019年02月10日 05:33撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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凍ったツララで水分補給
先週の高温で発生したデブリ痕
2019年02月10日 05:52撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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先週の高温で発生したデブリ痕
宮谷林道に放置された車が雪に埋まっていた
2019年02月10日 05:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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2/10 5:56
宮谷林道に放置された車が雪に埋まっていた
カチカチデブリの谷を詰めて尾根に登り上げる
2019年02月10日 07:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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カチカチデブリの谷を詰めて尾根に登り上げる
猿ヶ馬場といえば妖精の森。
天気も悪いしお絵かきして遊びましょう
2019年02月10日 08:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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猿ヶ馬場といえば妖精の森。
天気も悪いしお絵かきして遊びましょう
ちょい悪な感じすね
2019年02月10日 08:06撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ちょい悪な感じすね
被りもの系
2019年02月10日 08:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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被りもの系
バブルスライム、いやはぐれメタル
2019年02月10日 08:11撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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バブルスライム、いやはぐれメタル
癒しの森へ
2019年02月10日 08:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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癒しの森へ
水族館の森
2019年02月10日 08:41撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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水族館の森
ギガンテス!いや、サイクロプス!
2019年02月10日 08:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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ギガンテス!いや、サイクロプス!
ほどほどのラッセルで気持ち良い
2019年02月10日 08:45撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/10 8:45
ほどほどのラッセルで気持ち良い
恐竜系
2019年02月10日 08:59撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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恐竜系
相変わらずよくわからないピークへ登頂!
2019年02月10日 09:05撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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相変わらずよくわからないピークへ登頂!
片足シールでGO!
2019年02月10日 09:14撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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片足シールでGO!
頂上台地が終わったら本格滑走モードへ
2019年02月10日 09:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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頂上台地が終わったら本格滑走モードへ
しらびその森を縫っていく
2019年02月10日 09:42撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/10 9:42
しらびその森を縫っていく
凍った斜面の上にパウダーが乗った状態
2019年02月10日 09:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/10 9:55
凍った斜面の上にパウダーが乗った状態
けどやっぱり北西尾根は楽しい!
2019年02月10日 10:03撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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けどやっぱり北西尾根は楽しい!
気温低めでパウダーも死んでいない
2019年02月10日 09:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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気温低めでパウダーも死んでいない
何度でも滑りたい北西尾根!
2019年02月10日 10:04撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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何度でも滑りたい北西尾根!
広大な斜面を行く
2019年02月10日 10:08撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/10 10:08
広大な斜面を行く
さあここからが核心部、一旦沢床へ降りて…
2019年02月10日 10:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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さあここからが核心部、一旦沢床へ降りて…
痩せ尾根に登り返す。
カチカチ&藪で苦労する
2019年02月10日 10:58撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/10 10:58
痩せ尾根に登り返す。
カチカチ&藪で苦労する
痩せ尾根まで登ったら再びシールオフで最後の滑走
2019年02月10日 11:10撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/10 11:10
痩せ尾根まで登ったら再びシールオフで最後の滑走
滑れる場所を探しながら慎重に…
2019年02月10日 11:19撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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滑れる場所を探しながら慎重に…
宮谷が見えてきた。
あそこまでが長い。
2019年02月10日 11:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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宮谷が見えてきた。
あそこまでが長い。
山スキーの領域を超えている^^;
2019年02月10日 11:51撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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山スキーの領域を超えている^^;
最後の斜面はさすがにスキーでは無理!ということで担ぐ。
2019年02月10日 11:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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最後の斜面はさすがにスキーでは無理!ということで担ぐ。
崖を下りることに。
スキーもザックも降ろして…
2019年02月10日 12:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/10 12:21
崖を下りることに。
スキーもザックも降ろして…
先に降りといて〜
2019年02月10日 12:23撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/10 12:23
先に降りといて〜
自分はモンキーで下りる。
これが本当の猿回し…;;
2019年02月10日 12:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/10 12:24
自分はモンキーで下りる。
これが本当の猿回し…;;
降りてきた崖(左)と滝(右)
沢を下ってきたら滝にぶち当たっていた^^;
2019年02月10日 12:31撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/10 12:31
降りてきた崖(左)と滝(右)
沢を下ってきたら滝にぶち当たっていた^^;
最後の渡渉
2019年02月10日 12:24撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/10 12:24
最後の渡渉
お約束でドボン!(笑)
2019年02月10日 12:34撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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2/10 12:34
お約束でドボン!(笑)
いやーアドベンチャーでした。
二度目はないかな(笑)
2019年02月10日 12:33撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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いやーアドベンチャーでした。
二度目はないかな(笑)

感想

白山の遭難事故も一段落したところでYSHR先生と猿ヶ馬場山へ行くことにした。

先日1月23日に行った籾糠山〜猿ヶ馬場山を巡る「猿回しルート」をアレンジする形で猿ヶ馬場山のみを周回するルート、名付けて「猿回しルート改」を試すべく宮谷ゲートを3時半に出発。

なぜこの猿回しルートにこだわるかというと、猿ヶ馬場山山頂からの北西尾根の斜面が素晴らしすぎたからだ。
この素晴らしい斜面のパウダーを効率よく安全に楽しむことができるルートを探し求めようということでしつこくこの界隈に通い続けているのである。

今回は籾糠山はパスするので宮谷ゲートから林道をスキーで少し下って宮谷を挟んでひとつ西側の尾根に取付く。
先週の温暖な気候のせいで融けた雪が凍りその上にうっすらパウダーが乗っている状態で歩き辛い…早々にクトーを装着する羽目になった。
昨日ならガリガリでもっと状況は悪かっただろう。

宮谷林道に合流してからは一旦スムーズに歩けたものの、その後宮谷を渡ってからの谷歩きは凍ったデブリが多く難儀した。
その後1600mを超えてからは楽しい癒しの森歩きとなる。
センセーとキャンバスを探してはお絵かきしながら楽しく幻想的な森を歩いて行った。

ピークを踏んだら片足シールで頂上台地を移動し、斜度が出たところから北西尾根にドロップイン。
途中平坦地が一か所あるがそれ以外は相変わらず斜度、木の密度、広さなど文句なしの素晴らしい斜面だった。

その後核心部の痩せ尾根へ。
今回の核心部は最後の痩せ尾根だと最初から分かっていた。
まずは900mから沢床への着地と登り返し。狭い沢を巧みに降りながら再びクトーを着けてカリカリ斜面を登っていく。
これくらいの標高になるとやはり藪がうるさいので思うようにルートがとれないが何とか尾根に登り詰めた。

更に苦難は続く。
痩せ尾根をスキーで下り、700mを過ぎたところから崖が出始めて進退窮まる。
なんだか夏の沢登りを思い出しますね…ていうか沢でこういうシチュエーションに慣れておいてよかった。
スキーを担いで、いや、担いでも厳しいので板もザックもストックも先に落として空身でモンキーで下る、文字通り猿回しってやつですか…
いや、これはもはや山スキーではない(笑)
籾糠〜猿ヶ馬場山の時も崖のへつりやら堰堤の飛び降りやら結構ヤバかったが今回の方がヤバかった。
けどセンセーと登っていると何とかなるという気がしてくるので不思議だ。

最後は渡渉でドボンしながらも無事帰還。
今回もある程度想定内のアドベンチャーでした(笑)

ルート開拓は当たりくじを引くのが難しい…だがこうやって先人たちが切り開いたルートのうち「当たり」と言われるルートが残っていくのだと思う。
当たりが保証されたルートを歩くのも良いが、まだ見ぬ素晴らしいルートを開拓してみたいと思った。

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