三方崩山(ホワイトアウトのち青空チラリ)
- GPS
- 08:13
- 距離
- 11.8km
- 登り
- 1,534m
- 下り
- 1,520m
コースタイム
天候 | 雪のちホワイトアウト、山頂手前少し晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
雪の量は下部は少な目だがスキーは問題なし |
写真
感想
今日は悪天承知の上で少し骨のある山に行こうとこの界隈では2000mを超える三方崩山に挑戦した。この山は残雪期に弓が洞谷から登るのが定番だがこの時期は雪崩が怖いので尾根経由とした。厳冬期の三方崩山登頂記録はめったに上がらない、三方崩れているこの山はかなり難易度は高い。
4時少し前に道の駅を出てすぐに登山道へ、最初は沢を詰めていく。少し上がって右手の尾根に取り付く尾根に上がると雪は固くなりおまけにうねりも多くなる。マジでしんどい難所もいくつか出てくるが二人で力を合わせて突破する。
1244mジャンクションに出るとブナの森が続く、良い山だ。しかしこの山は甘くない1624mからヤセ尾根や雪庇さらに完璧なホワイトアウトの洗礼、帰りたくなったが今シーズンまだ一度も敗退はないので頑張っていこう。
名人も内心帰りたかったようで僕が言い出すのを待っていたが最後まで言い出すことはなかった。稜線左手は雪庇、右手は谷で全く気が抜けない緊張感の中ホワイトアウトの恐怖と戦いながら高度を上げる。
山頂手前のポコが核心、カチカチ岩稜帯をカニで何とか下ると青空がのぞき始めた。今日も神はお見捨てにならなかった。素晴らしい景色にうっとり、今日も来て良かった。
さあゴールが近い、無事到着、厳冬期の三方崩は甘くはなかった。記念写真を撮ったら帰ろう。
上部は良いパウダーだった。1244ジャンクションあたりからガリが出はじめて国道まで酷道の滑りだった。
正午少し前に道の駅に到着、厳しさゆえ達成感はあった。名人とあん時の雪崩はやばかったよな、あん時の滑落は死ぬかと思ったよ、なんて懐かしい思い出に話が尽きない楽しい山行であった。
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