僧ケ岳 今期ラストパウダーは嫌よ
- GPS
- 09:37
- 距離
- 16.1km
- 登り
- 1,648m
- 下り
- 1,647m
コースタイム
天候 | 雪後晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年02月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
導水管尾根は急 帰りにシールを使わないようにポコは基本巻き。 稜線には右手にところどころ雪庇。 |
写真
感想
晴れたら駒ケ岳までという計画で僧ケ岳に出かけた。
メンバーはYSHR父、名人、パクと私の4人。いつもLINE地獄グループで行きたい山を出し合い、検討して挙手制でメンバーが決定する。各々事情があるので全員が揃うことは少ない。
展望、効率的かつアプローチの良さを考えると片貝から入った方が一番、僧ケ岳を楽しめるらしい。昨晩から雪が降り積もっていたらしく新雪が被っている。片貝別又発電所から導水管が通っている尾根を登る。闇の中、うっすら。下から見るとよくまあこんな急な尾根に取り付くなと自分でも思う。去年は雪が多かったので導水管の脇をジグザグしたが、今年は少なくコンクリートで板がガリゴリしてしまうので少し離れて斜面を登った。スリッピーな雪だったので苦戦した。
カモシカなのかツボ足なのか分からないトレースがある。まさかこんな深雪の中ツボはないだろうとか話しながら登る。ラッセルは深い。斜度が増すと膝上くらいあるが、今日は4人いるので交代しながら回す。巻きは熟練の経験が必要となる、単に尾根の標高あげるならパクと僕が、巻きは父と名人が役割分担し、適材適所で進んでいく。
ただ名人のルーファイは時折ちんぷんかんぷんなことを言っていたり、変な方向に行きそうになっていた。今日の名人は酒が臭かった。それもそうだ、夜の10時頃まで晩酌で500mlの焼酎を飲んで深夜の2時過ぎに出ているので酒が抜けている訳が無い。口数は多く、本来の足の出数は影を潜んでいた。途中でパクの爆進に頑張って付いていき、びしょびしょに汗をかいて稜線まじかで酔いが冷めた感じ。
稜線にでると成谷山ポコ3つをまとめて巻いた。それにしても風雪が強い。今日は冬型が緩んで晴れる予報じゃなかったのか。晴れたら駒までいくつもりだったが、名人とパクは家が遠いので早く帰りたかったみたい。視界がないので稜線の境界も分からなかった。山頂からの展望は何も見えない。とりあえず写真を撮って帰る。
どうしても避けられない登り返しはカニでこなす。寒いので早く樹林帯まで降ろしたかったが、視界も出てきそうだったので稜線上で休憩。するとみるみるガスは晴れ、お茶タイムしておいて良かった。
樹林帯を滑走中、先頭の父を一瞬見失い。GPSを確認すれば良かったが、スラフをトレースと見間違い、こっちだろうと思ってデザート斜面を滑り降りた。自分は写真を撮るために途中で足を止めたが、後続のパクは自分よりも下に、名人に至ってはさらに下に雄叫びを上げながら降りてしまった。要反省。正規ルートにカニで登り返し、無駄なことをしてしまった。
急いで戻って下った。導水管の斜面も難儀したがもう少し降るのが遅かったら日差しが出て雪が重くなっていた。下山時間はナイスタイミングでした。車に付いたらアスファルトはカラカラで、道路に道具を広げて乾燥大会。
2月なのに春の陽気。これがラストパウダーにならないことを祈る。
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