駅からハイキング 雁ヶ腹摺山,姥子山
monkichikun
- GPS
- --:--
- 距離
- 27.9km
- 登り
- 2,042m
- 下り
- 2,227m
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- 山行
- 3:55
- 休憩
- 0:40
- 合計
- 4:35
- 山行
- 7:20
- 休憩
- 0:25
- 合計
- 7:45
改めて実行しようと、甲斐大和駅から湯の丸峠避難小屋を目指す。
| 天候 | 18日(快晴)、19日(曇り時々雨) |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年02月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 バス
復路：富士急山梨バス 遅能戸バス停、JR中央本線 大月駅 |
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感想
甲斐大和駅に到着、食糧を用意していないので駅近くのコンビニに寄る。
買い物を終えて、店内のイートインで買ったばかりのお弁当を食べていく。
改めて出発、この日は湯の丸峠までなので、別段急がなくても良い。
天気が良くて暑い、アノラック、フリース、セーターを脱ぎTシャツになった。
景徳院や竜門峡に寄り道したりしても、暗くなる前に湯の丸峠避難小屋に到着。
以前立ち寄った際、電灯が点くのに感動し泊まってみたいと思っていた小屋だ。
注意書きを読むと、『寝泊り等ご遠慮ください』『小屋内火気厳禁』の文字。
一応シュラフカバーは持ってきているが、外で寝るには心もち頼りない。
今が緊急避難の状況、と宿泊させてもらい、火気だけは外で使用することにした。
食事の後は、持参した本を読みながらバーボンの小瓶をちびちびやって過ごす。
山の地図を眺めていたら、大菩薩嶺より未踏の雁ヶ腹摺山の方に気持ちが傾く。
21時前には就寝したのだけれど、22時過ぎに小屋の外から足音が聞こえてきた。
怪談話ではポピュラーな、兵隊さんの霊か、と思ったが勿論そんな訳はない。
小屋の前で、足音が止まり、扉が開くと、そこには男性登山者が立っていた。
19時過ぎに天目山温泉を出てきたが、月が明るかったので案外楽だったとか。
そういえば今宵の月はやけに明るい、と思ってたらスーパームーン前夜だとか。
スーパームーンの仕組みについて理解していないが、ともかく明るいらしい。
せっかくの来訪者が現れたのでしばらく山の話などして、0時前には寝たと思う。
何度か目を覚ましたものの、7時過ぎまで快眠できた。
夜中着いた方は、少し寒かったと言っていた(その時小屋内は氷点下5℃)。
外でお湯を沸かし、つくったカップ麺を食べて、荷物をまとめ、出発する。
予報通りの曇り空、おまけに夕方から雨が降るかもしれない。
当初計画の大菩薩嶺はやめて雁ヶ腹摺山を目指す事にし、まずは黒岳に向かう。
少し登って振り返ると、雲を被った富士山が、意外なくらいくっきり見える。
晴れ過ぎない方が、富士山の青さが強調されて綺麗なのではないかと考えた。
白谷丸を越えた北斜面にはそれなりに雪が残るが、アイゼンを履くほどではない。
黒岳山頂の少し先に小金沢連峰と願ヶ腹摺山との分岐があり、右手に下りていく。
ここで道迷いして谷筋に下りてしまうが、なんかおかしいと気づき登り返す。
戻ってもう一度辺りを見回すと、尾根沿いにきちんと赤テープが続いていた。
大峠に到着、舗装路が続いていて冬じゃなければ車で来ることも可能なようだ。
ときおり小雨が降り始めるがすぐにやみ、傘を差すほどではなかった。
雁ヶ腹摺山に到着、山頂には風化しかけたデジタルカメラが置き去りにされていた。
富士山はすっかり雲の中に霞み、辛うじて裾野の一部が確認できるほどだった。
行動食を食べてから出発、ぐんぐん標高を落とし舗装路を越えて姥子山に到達。
西峰と東峰の小さな双耳峰で、東峰の方が山頂が開けていて景色が良かった。
一旦白樺平まで登り返して下山、そのうち百�隆馨譴箸いμ召梁瑤帽圓�当たる。
結構な勢いで雨が降ってきたので傘を差すが、そのせいか道を誤り30分ほどロス。
金山峠に行く標識を見落とし、さらに先の橋のところで気付いて戻った。
改めて金山峠に着き、時間が計画より押しているが岩殿山迄つなげたい。
鉄塔があり、何となく足跡を辿っていくと、道が無い尾根を下りる羽目になった。
木につかまりながら下りると沢に出合い、沢沿いにピンクテープを発見し安堵する。
ここで岩殿山までつなげる気持ちは消え、あとは無事大月駅に辿りつくだけ。
その頃雨はやんでいたので気にしなかったが、増水すると危なそうな道ではある。
しばらく下ると、右側に高捲き、そのうち林道の成れの果てみたいな道に出た。
土砂崩れで浸食されて、今は車が入ってこれない道だが歩く分には問題ない。
そのうちまともな舗装路に変わったと思ったら、金山鉱泉山口館に到着した。
日帰り入浴できるのかな？と思ったが、扉を開けて聞いてみる勇気はなかった。
雨足が強まってきたので再び傘を差す。途中蠟梅の花や、梅の花が咲いていた。
大月駅まで歩き通すつもりだったが、ふとバスが目の前を通りすぎた。
折り返して大月駅に行くらしいので、遅能戸バス停を今回の山旅の終点とした。
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