【入笠山】スノーハイク(スキーベンチャー・デビュー)
- GPS
- 03:49
- 距離
- 4.9km
- 登り
- 245m
- 下り
- 252m
コースタイム
- 山行
- 2:06
- 休憩
- 1:40
- 合計
- 3:46
天候 | 概ね晴れ(春霞) |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年03月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
※JR高尾駅より ○JR高尾(東京) 6:14発 JR中央本線(普通)[松本行]2時間23分 8:37着 ■JR 富士見 9:00発 無料シャトルバス1便目と接続 【復路】 富士見パノラマリゾート15:00発 無料シャトルバス ○JR富士見 15:29発 JR中央本線(普通)[塩山行] 15:37JR小淵沢着 JR小淵沢 15:58発 特急あずさ24号 17:40着 JR立川 ■JR立川より普通快速に乗換 |
コース状況/ 危険箇所等 |
○コースの雪解けが進み、日影の残雪は凍結箇所多し。 |
その他周辺情報 | ○富士見パノラマ https://www.fujimipanorama.com/snow/ ○ゴンドラ往復券 (最終便 16:00) 大人(冬山登山往復) 通常1,650円 → 1,450円(モンベル会員割引) ○送迎シャトル 無料シャトルバス 冬季オープン中毎日運行 富士見駅 9:00発 10:00発 15:10着 17:10着 富士見パノラマ 9:10着 10:10着 15:00発 17:00発 |
写真
装備
MYアイテム |
baseman
重量:-kg
|
---|---|
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
ゲイター
毛帽子
靴
ザック
アイゼン
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒(保温性)
レジャーシート
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ガイド地図(ブック)
ファーストエイドキット
常備薬
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
カメラ
|
感想
シーズン中に幾度となく計画するが、
雪不足や体調不良とかで、
ズーッと行きそびれていたスノーハイク。
登山天気アプリでは、
前日の3/28の入笠山付近、午前中に降雪あり、
翌3/29は15:00ころまでは晴れマーク。
これがラストチャンスということで、
有給休暇を取り、復路の特急指定席を確保して計画決行!
今回は数年前に購入したまま一度も出番の無かった
スキーベンチャーを昨年末に購入したコバ付の登山靴で
試してみるのが一番の目的。
最寄り駅を5:20過ぎの電車に乗り、JR高尾駅6:14分発の
松本行き(普通)に乗り継いで、順調にJR富士見駅前発の
無料シャトルバスで目的地の富士見パノラマリゾートに到着。
すっかり明るくなっている現地は、どんより薄曇り。
山頂駅へ向かうゴンドラから見えるはずの
目前の八ヶ岳も霞んでいる。
平日のせいか10:00少し前の山頂駅付近は人影も疎ら、
あたりの様子を見渡しても新雪の降った気配は無い。
少々期待外れとなった。
気を取り直して、先ずは湿原方面へ向かうも、
コース上は雪解けで地面の露出箇所もあり、
日影はアイスバーン化していて、先行き不安。
湿原入口付近で林道に出たところで、
そこそこの積雪があり、
あまり人通りを感じない林道を進むことにして、
徐にザックを降ろし、
スキーベンチャーを装着して、初挑戦。
新雪ではなく、ザラザラ雪面をジョリジョリと
静寂な林道を音を立てて進む。
所どころのアイスバーン箇所ではズルッと滑る。
効果があるのか無いか良く判らないが、快適では無い。
山彦荘の手前でスキーベンチャーを外し、ザックに収納。
新調した降ろしたてのシューズ、
ビブラムソールのエッヂが効いてサクサクと軽快に進む。
マナスル山荘前の御所平峠登山口で、アイゼンを装着。
ただただ重荷のお荷物となったスキーベンチャーを背負って、
急登を20分ほど登った岩場コースの分岐点付近で、
ドッと疲労感、シャリばて気味のエネルギー切れ。
前日の急仕度の寝不足と、朝食抜きで来たので無理も無い。
急きょ、人通りを避け、樹林の吹き溜まりの木陰の中、
大木の「根開き」のくぼみ箇所を利用してランチタイム。
牧場を見下ろす景色を眺めながら30分ほど休息して、復活。
「根開き」のくぼみに重荷をデポして、いざ山頂へ。
そこから空身で山頂までは15分ほどであった。
山頂は無風で陽ざしあるが、やはり春霞で辺りは霞んでいる。
人影も無く、気が付けば山頂一人占め、
爽快とまでの気分ではなかったが小さな達成感。
眺望も無いので10分ほど滞在して山頂を後にする。
下山途中、デポしていた荷物をピックアップ。
お花畑上部の獣ゲート地点に差し掛かると、
無人のゲレンデ化したお花畑の斜面、
再びスキーベンチャーを装着して、
シールを外してスキーモードに挑戦。
イメージでは一気に下のゲートまで滑り降りるはずだった。
ところが七転八倒、5メートルもまともに安定しない、
35年ほど前にスキーを始めた初心者の頃でも
こんな転んだことは無かった。
やはり登山靴では全くコントロールが効かないのである。
思い通りに行かなかった不甲斐無さにガックリとする、
同時に改めてスキーブーツの威力が解った気がした。
汗だくになって雪塗れで、かなりの体力と時間を消耗した。
お花畑ゲレンデを脱出したところで、
スキーベンチャ―をザックに収納して、
帰りの時間を気にしながら足早にゴンドラ山頂駅へ向かう。
下りのゴンドラに乗り込む時に、
手渡された熱いおしぼりがなんとも有難かった。
予定通りの15:00発のシャトルバスで富士見駅へ、
15:29発の各停の塩山行を乗り継ぎ、
小淵沢から特急あずさの指定席に着席し、
持参したバーボンをお湯割りにして煽り始めて
漸く落ち着いた気分になり、まったりとする。
スキーベンチャー体験は残念な結果であったが、
久々に雪と戯れたせいか、
リフレッシュ感を味わえた気分であった。
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