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Yamareco

記録ID: 1785899
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山滑走
槍・穂高・乗鞍

硫黄岳:マニアックなラインで周回

2019年04月07日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
4
1泊以上が適当
GPS
09:14
距離
15.5km
登り
1,525m
下り
1,506m
歩くペース
標準
0.91.0
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
8:30
休憩
0:37
合計
9:07
5:10
90
9:16
9:16
85
10:41
10:51
148
13:19
13:35
42
天候 晴れのち吹雪のち小雨
過去天気図(気象庁) 2019年04月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
平湯野営場の駐車場
コース状況/
危険箇所等
乗鞍大権現からの稜線は南側に雪庇が多数
硫黄岳から三角岩へのトラバースは視界不良だと迷うリスクあり
その他周辺情報 平湯民族資料館の露天風呂
スタート時は展望は良かった
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スタート時は展望は良かった
大崩山から四ツ岳
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大崩山から四ツ岳
まだ天気の崩れはない
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まだ天気の崩れはない
あの岩峰の向こうに金山岩
あの岩峰の向こうに金山岩
素敵な疎林帯
本日はtooruohさんとご一緒
本日はtooruohさんとご一緒
四ツまでまだまだ遠いな〜
でも風もまだ大したことないので予定通り硫黄岳へ向かう
四ツまでまだまだ遠いな〜
でも風もまだ大したことないので予定通り硫黄岳へ向かう
奥に金山岩
この辺りが乗鞍大権現なのだがお社を見つけることができなかった
奥に金山岩
この辺りが乗鞍大権現なのだがお社を見つけることができなかった
左に本日の目的地硫黄岳
手前の稜線を歩く予定で、気分が高鳴る
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左に本日の目的地硫黄岳
手前の稜線を歩く予定で、気分が高鳴る
稜線はアップダウンが続く
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稜線はアップダウンが続く
しかし、もう戻ることは考えてないので、安全な稜線を通して歩く
2
しかし、もう戻ることは考えてないので、安全な稜線を通して歩く
徐々に視界が悪くなってきた
やばいぞ
徐々に視界が悪くなってきた
やばいぞ
何とか天気がもって欲しいところだが
何とか天気がもって欲しいところだが
金山岩をバックに登るtooruohさん
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金山岩をバックに登るtooruohさん
クトーと地獄ゴーグル装着
4月なのに有り得ない
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クトーと地獄ゴーグル装着
4月なのに有り得ない
硫黄岳直下は積雪少なくハイマツの中を歩く
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硫黄岳直下は積雪少なくハイマツの中を歩く
まだ三角岩が見える
まだ三角岩が見える
硫黄岳山頂です
マニアックです
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硫黄岳山頂です
マニアックです
何もありません
ここからは夏道に沿って丸山方面に下っていきます
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ここからは夏道に沿って丸山方面に下っていきます
クトーだけ外してシールのまま下る
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クトーだけ外してシールのまま下る
2500mの沢に下り、徐々に標高を上げ、三角岩を目指します
1
2500mの沢に下り、徐々に標高を上げ、三角岩を目指します
2550mほどの平坦地を通過
2550mほどの平坦地を通過
ホワイトアウトになってしまいました
ホワイトアウトになってしまいました
直近まで行くと三角岩が見えてきた
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直近まで行くと三角岩が見えてきた
ようやくここから滑走開始
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ようやくここから滑走開始
この辺り、レアな池のあるところ
大きな窪地になっていました
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この辺り、レアな池のあるところ
大きな窪地になっていました
本日もパウダーゲット
でも平衡感覚がないのでゆっくりと
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本日もパウダーゲット
でも平衡感覚がないのでゆっくりと
北面の樹林帯に入ればこちらのもの
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北面の樹林帯に入ればこちらのもの
ヒャッホーの声が出る
2
ヒャッホーの声が出る
といい気になっていたらいけませんね
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といい気になっていたらいけませんね
たくさんのトレースが残っていました
たくさんのトレースが残っていました
徐々に重めのパウダーに変わってくる
徐々に重めのパウダーに変わってくる
でも楽しい
この状態だともう少しパウダー楽しめるか?
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この状態だともう少しパウダー楽しめるか?
大滝川渡渉点へはダイビングできません
大滝川渡渉点へはダイビングできません
安全に下りましょう
1
安全に下りましょう
それほど怖くはなかったが
4
それほど怖くはなかったが
通常なら右側に降り立つ方が賢明です
通常なら右側に降り立つ方が賢明です
ブリッジは2〜3ヶ所ありそうでした
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ブリッジは2〜3ヶ所ありそうでした
後は流す程度
お疲れ様でした〜
お付き合いありがとうございました
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お疲れ様でした〜
お付き合いありがとうございました
キャンプ場が見えた
キャンプ場が見えた
(T)平湯温泉スキー場からスタート、先にスタートしたktn92さんを追いかける。
2019年04月07日 05:24撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/7 5:24
(T)平湯温泉スキー場からスタート、先にスタートしたktn92さんを追いかける。
(T)グイグイ突き進むktn92さん
2019年04月07日 08:00撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/7 8:00
(T)グイグイ突き進むktn92さん
(T)乗鞍権現社の祠があるという広場にて
2019年04月07日 09:10撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/7 9:10
(T)乗鞍権現社の祠があるという広場にて
(T)広場をすぎるとこれから進む素晴らしい稜線が広がった。連れてきてくれてありがとうktn92さん!ストックの先ちょは四ツ岳だね
2019年04月07日 09:13撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
2
4/7 9:13
(T)広場をすぎるとこれから進む素晴らしい稜線が広がった。連れてきてくれてありがとうktn92さん!ストックの先ちょは四ツ岳だね
(T)硫黄岳までシールのまま、一旦おりてアップダウンをこなして行く。
2019年04月07日 09:17撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/7 9:17
(T)硫黄岳までシールのまま、一旦おりてアップダウンをこなして行く。
(T)振り返ると金山岩
2019年04月07日 09:28撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/7 9:28
(T)振り返ると金山岩
(T)ちょっと天気が下り坂、でも素敵な稜線。
2019年04月07日 10:01撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/7 10:01
(T)ちょっと天気が下り坂、でも素敵な稜線。
(T)この辺りはいつもハイマツが出ているのだろうか?
2019年04月07日 10:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/7 10:18
(T)この辺りはいつもハイマツが出ているのだろうか?
(T)回り込みながら硫黄岳ピークを目指す
2019年04月07日 10:18撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/7 10:18
(T)回り込みながら硫黄岳ピークを目指す
(T)硫黄岳ピークにてktn92さん。今シーズン、平湯辺りのピークはほとんど踏んだとか、さすがです。
2019年04月07日 10:43撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
3
4/7 10:43
(T)硫黄岳ピークにてktn92さん。今シーズン、平湯辺りのピークはほとんど踏んだとか、さすがです。
(T)姫ケ原まで降りてきた、三角岩を目指してトラバース開始
2019年04月07日 11:09撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/7 11:09
(T)姫ケ原まで降りてきた、三角岩を目指してトラバース開始
(T)ガンガン行きますktn92さん、自分はよく言うマイペースです(汗)
2019年04月07日 11:36撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/7 11:36
(T)ガンガン行きますktn92さん、自分はよく言うマイペースです(汗)
(T)着いたぜ!三角岩。もう少し展望があればよかったですね。
2019年04月07日 11:57撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/7 11:57
(T)着いたぜ!三角岩。もう少し展望があればよかったですね。
(T)最近はここを飛ぶらしい・・・
2019年04月07日 13:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
4/7 13:22
(T)最近はここを飛ぶらしい・・・
(T)ウリャ〜
2019年04月07日 13:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/7 13:22
(T)ウリャ〜
(T)滑りの写真がなくて申し訳ない、余裕ありませんでした(汗)
2019年04月07日 13:22撮影 by  TG-1 , OLYMPUS IMAGING CORP.
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4/7 13:22
(T)滑りの写真がなくて申し訳ない、余裕ありませんでした(汗)

装備

個人装備
ザック(mhmパウダーケグ32) スキー板(ディナフィットバルトロ 158cm) ビンディング(G3タルガアッセント) クトー(G3アッセントクランポン) テレマークブーツ(スカルパT2X) セルフアレストピック(BDウィペット×2) ヘルメット(ベアールアトランティス) ビーコン(マムートエレメントバリーボックス) プローブ(オルトボックス320cm) スコップ(BDディプロイ) ヘッドランプ(ペツルアクティック) クランポン(BDセラッククリップ) サングラス(オークリーレーダーパス) ゴーグル(スワンズRUSH-XED) 日焼け止め リップクリーム ビーニー(BD) ヘルメットビーニー(BD) ヘルメットビーニー(テルヌア) ヘッドバンド(マムート) バラクラバ(ホグロフス) テムレス インナーグローブ 予備グローブ(マウンテンハードウェア) スキーシール(BDグライドライトモヘアミックスカスタムSTS) シールワックス スキーワックス カメラ(CANON IXY32S) GPS(ガーミンeTrex20J) スマホ 携帯 予備電池(単3 単4 モバイル用) 予備ランプ ドライバー(+ -) コンパス ナイフ(ビクトリノックススイスチャンプ) 飲料 行動食 防寒着(ユニクロウルトラライトダウンジャケット) ファーストエイドキット

感想

今日は平湯周辺ピークで登頂が残っていたマニアックな硫黄岳を目指すことにした。
板をスキー場にデポして平湯野営場の駐車スペースに行くとktn92さん!と声を掛けられた。
何とtooruohさんではないですか。山好き(スキー)な東海人はやはり行動が似てますね。
四ツを登る予定だったらしいのですが、私の予定していた素敵なラインも楽しそうですねとなって一緒に登ることとなった。
先にスキー場を出発し、ゆっくりとtooruohさんを待った。
平湯尾根は相変わらず登りやすい道です。
天気は下降予定だが、昼過ぎまでもてば硫黄岳から四ツを目指し、だめなら金山岩からワサビ谷にでも下りようかと考えていた。
金山岩手前の森林限界付近まで来たところとりあえずはまだ天気は持っていた。
単独なら躊躇する条件であったが、パートナーがいたことから予定通り硫黄岳へ向かうこととした。
硫黄岳への稜線は南側に大きな雪庇が発達し、アップダウンも多く、たまに北側に崖も出てくるので、慎重に歩く。ここでホワイトアウトなら危険だ。
tooruohさんはピークに拘らないとおっしゃっていたが、私が拘ってピークを踏む。
しかし、既に目の前の三角岩も見えなくなり、ホワイトアウトな状況だ。
一旦丸山方面に進んで、2500mほどの沢床へ下りる。ここは姫ヶ原と言うらしい。
少し標高を上げながら、三角岩の裾の平坦地を目指す。視界のない中、GPSを頼りに登ると三角岩の真横に出た。天気が良ければ素晴らしい展望だったことだし、四ツのピークを目指しても良かったのだが、こんな天気では止めましょうとここから滑走の準備に入る。
レアな池のある窪地を通過するが、ホワイトアウトで普通に立つのがやっとのこと。
周りの岩を目印に下っていくとようやくパウダーランの開始だ。
どんどん高度を下げ、樹林帯のパウダーを満喫する。今日は4月ですよね〜、有り得ません。
渡渉点まで辿り着くと、ME-JINさんたちがダイブする崖に出た。当然天国チームの私はそろりそろりと安全に。(笑)
ブリッジはまだ何か所か渡れそうでした。
最後の沢地形はモナカの洗礼であったが、マニアックでも楽しいラインが引けました。単独ならだめだったかもしれません。お付き合いいただいたtooruohさん本当にありがとうございました。

ktn92さんとは山の中でバッタリ会ったり、ニアミスしたりしていて突然会うことには慣れてきていた(笑)今日は駐車場で硫黄岳を目指しての周回コースを計画していると仰る。そんな、魅力的なルートを聞かされて後先考えずに思わず同行を申し出てしまった。気持ち良く受け入れていただき出発はしたが、すぐにお荷物になってしまっているな(汗)と気づいた。にも関わらず優しいktn92さんは嫌な顔一つせずに最後まで付き合ってくれました。充実した一日をどうもありがとうございました。感謝!

山スキーの機動性を活かした楽しい周回コースでしたが、自分が足を引っ張らなかったら四ツ岳も回れたかもしれませんね・・・後、天気が良かったら言うことなしですかね。

これに懲りずにまた、よろしくお願いします。

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コメント

マニア度アップ!
硫黄岳の稜線はまだ未踏の場所です。何時かは行かないとな〜と思いながら放置でした。この時期天候は安定のはずですが、やはり今シーズンは後半のほうが雪が多くなってきていますね。不思議です。昨年は3月4月の雨で壊滅状態でしたが・・・
もう少し平湯のシーズンは続きそうですね。
2019/4/8 8:49
Re: マニア度アップ!
天気が良ければ大展望稜線歩きでしたが、これも山スキー。
稜線歩きはアップダウンも多く、うろこ板が楽しめそうでした。
雨が降らなければ、まだもう1週間ぐらいはパウダーを十分楽しめそうな感じです。
2019/4/8 14:08
マニアならさらに行って欲しいな?
硫黄岳は目立たない山です。
冬季ワンシーズン中、山スキーなら1パーティーが登頂するかしないかのピークだと思います。
どうせならその勢いでさらにお隣の大丹生岳や烏帽子岳もゲットしましょう。
2019/4/8 16:11
Re: マニアならさらに行って欲しいな?
不遇の山、硫黄岳への稜線歩きは以外と楽しかったです。
大丹生岳、烏帽子岳も行ってみたいですね。
平湯から行けるかな?
スカイライン経由なら行けますよね?
2019/4/8 18:25
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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