記録ID: 1787828
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アルパインクライミング
八ヶ岳・蓼科
八ヶ岳赤岳主稜
2019年04月09日(火) [日帰り]
makasio
体力度
5
1泊以上が適当
体力度について
- GPS
- 12:23
- 距離
- 20.4km
- 登り
- 1,927m
- 下り
- 1,965m
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日帰り
- 山行
- 9:45
- 休憩
- 2:48
- 合計
- 12:33
5:10
39分
八ヶ岳山荘
17:43
ゴール地点
| 天候 | 晴れ！ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2019年04月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
電車 タクシー
|
| コース状況／ 危険箇所等 |
(南沢から赤岳山荘までのルートにGPS一部誤作動？あり） 赤岳主稜：八ヶ岳冬季バリエーションルート初級（ルートグレードは2級下・ピッチ最高グレードは��-）文三郎尾根から見える赤岳西壁のバリエーションルートです。ガイドブックには取り付きから2時間半から4時間で山頂とのことでしたが、今回は貸切でも、我々は4時間以上かかりました。他パーティーがいた場合、経験、力量次第ですが最低でも4時間はかかるのではないかと思います。取り付きから最後までスタカットで登った場合全部で9ピッチあるそうです。コンテを入れれば4から5ピッチで登れるそうですが、そのときの経験者（リードする方）の判断というところでしょうか。ルートは最初のチョックストーンを乗り越えるところがやや難しいと感じましたが、それ以外には大きなホールドが各所にありました。残置のスリングも各所にあり、人気のルートだということを伺わせます。岩稜、雪原ありバリエーションに富んだとても楽しいルートでした。 |
| その他周辺情報 | 八ヶ岳山荘仮眠室：一人2千円。きれいです。布団、毛布、寝袋もありました。 |
写真
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今回は念願の赤岳主稜に初挑戦。山岳会でお世話になっているS師匠と。
当初は行者小屋でテント泊の予定でした。それが2日目雪予報。私からのリクエストで日帰りとなりました。
先行者2名。男性外国人（オーストラリア？）パーティー。聞けば同じ赤岳主稜とのこと。
中岳、阿弥陀岳。いやあ、前日降ったと思われる新雪で見事な景色。
きれいですが、緊張しますね、やっぱり。外国人の2人も2度目と言っていたけど「ナーバス！ナーバス」とのこと。
先行していた外国の方にどうぞと言うも、なんと「いやいや、そちらこそ、どうぞ」と。ダチョウ倶楽部状態。
取り付きは赤岳沢右ルンゼは下降し、チムニー状のチョックストーンまでトラバースする。よく見ると残置スリングがぶら下がっている。
主稜のルート。あくまで私のイメージなので詳しくはガイドブックを見てください。
あれ、あの人たち、来ない。一般ルートで登っていくことにしたらしい。そういえば、一人が相当疲れていた。
寒い！寒い！日が当たるところでこの日、−10℃だった。ビレイに集中すると脚がガタガタ震えてきた。
この取り付き、実は主稜の最初で最大の難所だという。簡単に見えるが足場やホールドが乏しい。
アックスのピックをチョックストーン上部に刺し足をやや開き、登る。師匠の登るのをみて2度目のトライで成功。
3ピッチ目（今回最後のピッチ以外、スタカットで登らせてもらいました。コンテで登った場合はここは2ピッチ目となります）。
中間の岩場まで来ました。2P以降は比較的しっかりとした大きなホールドが各ピッチにありました。
まだまだ楽しめそうです。一般ルートの何倍もの時間をかけて登るバリエーション。
この長い雪原もスタカットで。見た目よりも急です。しかもアイスバーンでした。（60mでいっぱいでした。途中で切らないと残置のスリングまで行けません）
4/9 11:55
この長い雪原もスタカットで。見た目よりも急です。しかもアイスバーンでした。（60mでいっぱいでした。途中で切らないと残置のスリングまで行けません）
今回全てビレイでした。こんどはリードで誰かを連れて来れば？と師匠。もっと、練習します！
最期の岩場を登り切ったところで。師匠、ありがとうございました。
著者近影。夜勤明け、病み上がりにて自主規制。（ちなみにお腹、太ったわけではありません。物、入れすぎ）w
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋
予備手袋
防寒着
雨具
ゲイター
バラクラバ
毛帽子
着替え
靴
ザック
ザックカバー
アイゼン
ピッケル
昼ご飯
行動食
非常食
飲料
水筒（保温性）
地図（地形図）
トポ
コンパス
計画書
ヘッドランプ
予備電池
GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
カメラ
ポール
テント
テントマット
シェラフ
ロープ
クライミングシューズ
ハーネス
ヘルメット
チョーク
確保機
ロックカラビナ
カラビナ
クイックドロー
スリング
ロープスリング
アイスアックス
|
|---|---|
| 共同装備 |
６０ｍダブルロープ
|
感想
もう何年も前、冬に行者小屋にテントを張ったときに大学生らしきパーティーが、今日は赤岳主稜だ、頑張ろうと言っていたのを思い出す。翌日、横岳を硫黄岳から赤岳を歩き頂上に差し掛かるときに、その学生さんたちが登山道のない岩稜を登ってくるのが見えた。なんてカッコイイんだろう。そして羨ましいなあと思った。その後、自分は山岳会に入るも、のらりくらり。他の趣味との両立で悩むだり。
今回、快晴の赤岳主稜は緊張もあったが、久しぶりに山を身体全体で楽しむことができた。これもすべてお世話になっている会の人たちのお蔭。感謝の気持ちを忘れず、謙虚な気持ちで山を楽しみたい。そしてもう少し真剣に山に向かいたい。
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八ヶ岳・蓼科 [2日]
美濃戸（南沢）〜行者小屋〜赤岳（文三郎尾根）〜横岳〜硫黄岳〜赤岩の頭〜行者小屋〜阿弥陀岳（ピストン）
利用交通機関：
車・バイク
技術レベル
2/5
体力レベル
4/5
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