記録ID: 1815114
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無雪期ピークハント/縦走
御在所・鎌ヶ岳
鈴鹿・御在所岳(中道→一の谷新道)
2019年04月28日(日) [日帰り]
gack_m
その他2人
体力度
2
日帰りが可能
- GPS
- 07:08
- 距離
- 5.7km
- 登り
- 739m
- 下り
- 737m
コースタイム
日帰り
- 山行
- 4:14
- 休憩
- 2:51
- 合計
- 7:05
6:57
6:57
28分
中登山口
7:25
7:29
7分
(R)
8:32
8:41
24分
(R)
9:05
9:10
18分
(R)
12:42
12:54
31分
(R)
13:25
13:32
16分
(R)
13:57
中道ルート前駐車場
旧アゼリア広場から御在所岳の山頂まではリフトを利用しました。(9:50〜9:54)
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年04月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
新名神が開通して、湯の山までのアクセスはかなり改善した。菰野ICを降りると、青看板の行き先案内にしたがって湯の山を目指す。10分ほどで鈴鹿スカイラインに突き当たる。左へ曲がると湯の山温泉駅や温泉街の旧道、右へ曲がると鈴鹿スカイラインを経て武平峠である。 2.中登山口の駐車場の状況 中登山口までは、鈴鹿スカイラインを武平峠の方へ登っていき、裏登山口を過ぎ、トンネルをくぐって御在所ロープウェイの真下を通過してしばらくすると、駐車場がある。そこは、湯の山温泉街から上がってくる旧道の終点であるが、旧道との間で車は行き来できない(門扉がある)。旧道から入ると駐車場は10台ほど、スカイラインからは50台ほどが停められる駐車場になっている。トイレはない。(中登山口近くの御在所山の家にトイレがあるようだ。) 前々日に、御在所ロープウェイに電話して状況を確認した。まず、かもしか大橋はGW中は一般車通行止め(9時〜16時)だが、中登山口や武平峠の方へは車で入れるとのこと。ただ、かなり早く(7時くらいと案内された)から登山者が来て停めるので、すぐに埋まってしまうそうだ。念のため、名古屋市内を5時半に出発して、現地に6時半に着いたが、この時点でもう満車だった。路肩がまだ空いていたので、駐車場入口近くの路肩に停めさせてもらい、中登山口まで2分ほど歩くだけで済んだ。(下山したら、路肩駐車の車両はかなり多数あった。昨年の紅葉シーズンだったか、路肩駐車禁止を案内する警察か観光協会の人が出ていたこともあったが。) |
コース状況/ 危険箇所等 |
〔目次〕 1.中道(登山口→山上公園) 2.山頂付近 3.一ノ谷新道(山頂→登山口) 1.中道(登山口→山上公園) 中道は、おばれ岩、地蔵岩などの奇岩をみつつ登るコースで、途中にキレットと呼ばれる軽い岩場、クサリ場があるコースである。 まず中登山口用の駐車場から2分ほど武平峠へ歩くと、すぐに中登山口がある。少し先には御在所山の家がある。また、湯の山温泉街から歩いて北人は、スカイラインの橋の下を通って中登山口に合流する。中登山口には登山ポストがある。ドコモは圏内だった。 登山口からはすぐに急登になる。最初は砂でザレた道を上がっていく。ひと登りすると、少し平坦な場所に出て、ヤマツツジが咲いていた。さらにザレた斜面を登っていくと、登山口から30分弱で裏道への接続ルートの分岐に出る。車で登る人は、同じ場所に戻ってこなければならない。分岐を過ぎると樹林帯に入るが、すぐに開けた場所に出る。御在所ロープウェイの真下である。その先を進むと、数分で大きな岩が目立つようになり、まもなく「おばれ岩」に着く。 「おばれ岩」を写真に収めるにはかなりの広角レンズが必要である。ルートの先へ登って振り返ると木が邪魔になる。ルートの南西側あたりに登ると撮れるような話をしていた人もいた。 「おばれ岩」を過ぎると、展望が利く場所も時おり出てくる。岩場も増えてきて、20分ほどで「地蔵岩」に着く。「地蔵岩」は、その肩までは登る人がいる。地蔵岩の近くに休憩できる場所はあるが、もう1分ほど登ったところからだと、まさに地蔵様のような形を拝む休憩場所がある。 「地蔵岩」を過ぎてさらに登っていくと、岩の上部に登り詰めるような感じになり、そこが6合目で、キレットである。6合目の看板から先は、岩場の急傾斜を下る感じで、クサリも取付いている。アルプス経験者ならなんてことないクサリ場であるが、御在所は初心者の方も来られるので、たまに渋滞する。 キレットを下りきると、再び急登になる。樹林帯の中を登っていくと、再び開けた場所に出る。7合目、かもしか広場である。ここで、御嶽山が見えていることに気づく。この日は天気がよかった。携帯を確認すると、ドコモは圏内だった。さらにその先も急登が続き、途中にクサリで結んだハシゴもある。ザイルが垂らされているので、登りやすい。 さらに登っていくと、いよいよ北側が切れた崖を通過する。クサリが付いていないところもあり、手を使って慎重に進むと、今度は下り。このあたりから、夜間に凍結していた部分が出てきた。前日は冷え込んだみたいで、ツララもいくつか目撃した。滑りやすいので、凍っていない部分を選んで登っていく。崖を越えた少し先に、展望の利く岩場があり、舞台のようになっていた。 急登は最後まで続き、樹林帯を登りきると、山上公園の散策路にたどり着く。 2.山頂付近 登り付いた中道下山口のすぐ隣に富士見岩があり、展望がよく利く。中道下山口からは、山上公園(朝陽台広場)を経てロープウェイ乗り場に行くルートと、山上公園の西側を回り込んでロープウェイ乗り場に行くルートがある。回り込む方へ進むと、御在所岳へのルートが分岐したが、旧アゼリア広場を経由したかったので、そのまま進み、リフトをくぐって、旧アゼリア広場まで降りた。 旧アゼリア広場とは、昨年まではここにアゼリアという食堂があったのだが、ロープウェイ山頂駅に新たにナチュールという食堂が出来て、どうも取り壊されたらしい。スキー学校だけ独立した建物になっていた。広場には、トイレがあるほか、飲料の自販機もあった。ドコモは圏内。 広場からは御在所岳の頂上まで舗装された道があるが、同行者がリフトに乗りたいというので、最後の登りは省略、リフトに乗車した。片道300円。 御在所岳山頂はとても広く、リフトを降りたらもう山頂である。周辺にベンチが多数あるが、以前あった屋根付きの東屋はなくなってしまった。山頂の西に、望湖台というポイントがあり、琵琶湖が望めるが、岩場なので景気に気を取られ過ぎないように注意する。リフト乗り場の裏手にトイレがある。山頂ももちろん、ドコモは圏内。 山頂から南方面には御嶽大権現の建物がよく見える。(鎌ヶ岳の右側) 大権現までは、山頂から10分弱で行ける。最初は石段をひたすら下り、続いて整備された遊歩道を降りていき、途中の長者池に着く。きれいな水で、御神水とのこと。長者池から少し登り返すと、御嶽大権現に着く。帰りは長者池へ下らず、舗装道の方へ直接降りた。舗装道を通って旧アゼリア広場まで戻る。広場のすぐ手前に表道ルートの下山口がある。 3.一ノ谷新道(山頂→登山口) 旧アゼリア広場の中で、一番ロープウェイ山頂駅に近いあたりから、一ノ谷新道は始まる。入口に指導標が出ているが、「一ノ谷新道(滑落注意)」と案内されている。下り始めてすぐに急な、しかも荒れた下りが始まる。最初からロープが設置された場所が連続する。下り始めてすぐに、水の流れがあり、明け方凍っていたのが解けたかのようだ。ただ、行きの中道と違って凍っているところはなかった。午後になって融けたのかもしれない。 一ノ谷ルートは登山道として整備されたというより、自然のままの山肌にロープを付けて、多少の目印のリボンを巻いた程度の道である。段差も大きく、下る場合は足元が見えず、足場を探すのに困るようなところもあった。これが最初のうちだけかと思えば、コースの2/3くらいは続いた印象がある。途中、展望スポットのように案内されていたポイントもあったが、見に行く心の余裕がなかった。 途中からは、木の根が自然のステップとなって下っていく感じで、木の根をまたいで通るようなところも多く、ペースは全くといっていいほど上がらない。しかも、結構な傾斜で続いていく。精神的に張りつめて、脳が疲労していくような感じだった。途中で携帯を確認したので、ドコモの電波はおおむね来るようである。 長らく下りにくい道を進んで、次第に鈴鹿スカイラインの車の音が近づいてくる。地蔵岩のミニチュア版みたいなところまで降りたあとで、ルートミスをした。ミニ地蔵岩の右へと下っていくまでは良かったが、その後は左方向へ折れなければいけなかったようだ。入り込んでしまった道には、かなり前に設置された、色あせて破れかけのリボンがあるが、とてもルートとは思えない。行く先にはスカイラインが見えているので、たぶん降りることはできるだろうが、厳しいコースになる。自分は10mほど登り返して戻ってみて、左に登山者が見えたので、本来のルートに復帰した。同行者はそのままスカイラインまで下りきったようだ。 ルートに復帰して、まもなく御在所山の家の屋根が見えてきた。小屋前に出てくるが、小屋の玄関の方へ行かず、すぐに右へ下る石段を進む。1分ほどでスカイラインに出る。出たところには売店があった。たぶんトイレもあったと思う。 ルートミスしたまま突き進んだ同行者は、自分より2分ほど遅くに駐車場に着いた。 |
その他周辺情報 | 鈴鹿スカイラインの途中に入口のある温泉旅館「希望荘」で日帰り入浴ができる。お風呂は自助の湯といい、伊勢湾を望める露天風呂もある。 下山してスカイラインを下っていくと、最初の希望荘の案内に従って左へ入ると、山上館に着く。ここからだと、ケーブルカーで降りて温泉のある棟に至る。ケーブルカーは、斜面型エレベータともいえ、エレベータと同じような操作で乗車する無人のもの。乗車時間は2分ほど。もちろん、無料。より湯の山温泉駅に近い側から希望荘へ入ると、直接温泉のある棟に入れるが、受付から温泉までは少し歩く。 ◆希望荘 料金 大人 600円(タオル貸し出し付) 電話 059-392-3181 住所 三重県三重郡菰野町湯の山 http://www.kibousoh.or.jp/ |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
Tシャツ
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
着替え
靴
予備靴ひも
ザック
ザックカバー
行動食
非常食
飲料
ライター
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備電池
筆記用具
常備薬
日焼け止め
ロールペーパー
保険証
携帯
時計
タオル
ストック
ナイフ
カメラ
|
---|---|
共同装備 |
ガスカートリッジ
コンロ
コッヘル
食器
調理器具
ファーストエイドキット
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