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Yamareco

記録ID: 1823903
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山滑走
鳥海山

鳥海山(中島台〜新山北面ルンゼ滑走)

2019年05月03日(金) [日帰り]
 - 拍手
GPS
08:00
距離
21.6km
登り
1,794m
下り
1,786m

コースタイム

日帰り
山行
7:38
休憩
0:23
合計
8:01
4:18
364
スタート地点
10:22
10:45
94
12:19
ゴール地点
天候 曇りのち晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
中島台レクリエーションセンターまでマイカー。
無料駐車場有り。
電波は入らないので注意。(4kmほど下ると利用できる)
コース状況/
危険箇所等
・中島台〜しばらく木道を歩いてあがりこ大王方面へ向かう。
・木道が切れる手前から雪をつなぎながらスキー歩行できた。
・あとは特に危険個所なし。
・今回は新山北面ルンゼを登って滑ったが、1400mから山頂まではアイスバーンになっていたため途中から担いだ。
その他周辺情報 にかほ市温泉保養センターはまなす
露天風呂付でなんと300円!
食事もおいしいのでお勧め。
今日はいよいよ鳥海山へ。
地獄軍団ではありえない遅さの4時スタート。
2019年05月03日 04:19撮影 by  Canon PowerShot G7 X, Canon
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5/3 4:19
今日はいよいよ鳥海山へ。
地獄軍団ではありえない遅さの4時スタート。
木道を過ぎたらすぐに雪がつながった。
2019年05月03日 05:16撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 5:16
木道を過ぎたらすぐに雪がつながった。
雪は汚れているが気持ちのよい森歩き。
2019年05月03日 05:20撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 5:20
雪は汚れているが気持ちのよい森歩き。
延々とブナの森が広がる。
2019年05月03日 05:20撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 5:20
延々とブナの森が広がる。
蝶ヶ岳にあるゴジラの木!?
カピバラの木!?
2019年05月03日 05:28撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 5:28
蝶ヶ岳にあるゴジラの木!?
カピバラの木!?
雪が緩むように休憩多めのまったりペースで。
うーん、山頂はガスがかかっている…
2019年05月03日 05:59撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 5:59
雪が緩むように休憩多めのまったりペースで。
うーん、山頂はガスがかかっている…
お!?晴れるのか?
2019年05月03日 06:01撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/3 6:01
お!?晴れるのか?
休憩している間に山頂の雲が取れて一気に晴れてくれた。
2019年05月03日 06:06撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 6:06
休憩している間に山頂の雲が取れて一気に晴れてくれた。
さあテンションアップでガンガンいこう
2019年05月03日 06:20撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/3 6:20
さあテンションアップでガンガンいこう
適度なザラメで登りやすいコンディションだった
2019年05月03日 06:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/3 6:43
適度なザラメで登りやすいコンディションだった
今日は北面ルンゼを直登する。
右は最後厳しそうなので左の七高山との間を詰めることに。
2019年05月03日 06:56撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 6:56
今日は北面ルンゼを直登する。
右は最後厳しそうなので左の七高山との間を詰めることに。
お、クマの足跡だ。子熊か?
2019年05月03日 07:02撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/3 7:02
お、クマの足跡だ。子熊か?
少し緩んだらフィルムクラストになりそう。
2019年05月03日 07:10撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 7:10
少し緩んだらフィルムクラストになりそう。
でっかいでっかい鳥海山
2019年05月03日 07:26撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 7:26
でっかいでっかい鳥海山
近く見える新山だがまだ標高差1000mくらいある。
2019年05月03日 07:29撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 7:29
近く見える新山だがまだ標高差1000mくらいある。
このロケーションを求めて7時間かけて来たんだ。
2019年05月03日 07:35撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 7:35
このロケーションを求めて7時間かけて来たんだ。
最後のルンゼの登り。
石やデブリもちらほら。
2019年05月03日 08:26撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/3 8:26
最後のルンゼの登り。
石やデブリもちらほら。
段々斜面が硬くなってきた。
2019年05月03日 08:26撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 8:26
段々斜面が硬くなってきた。
デブリを避けながら。
2019年05月03日 08:28撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/3 8:28
デブリを避けながら。
昨日降った新雪がシールにまとわりつく
2019年05月03日 08:43撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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昨日降った新雪がシールにまとわりつく
カチカチ斜面をシール登行できるギリギリの斜度。
2019年05月03日 08:55撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 8:55
カチカチ斜面をシール登行できるギリギリの斜度。
場所によってはダブルウィペットで
2019年05月03日 09:56撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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場所によってはダブルウィペットで
YSHR先生を乗せてみた。
2019年05月03日 09:52撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/3 9:52
YSHR先生を乗せてみた。
さあ新山までもう少し!
2019年05月03日 09:58撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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さあ新山までもう少し!
風を除けて最後の休憩
2019年05月03日 10:01撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 10:01
風を除けて最後の休憩
昨日の雪が岩を白く染めてくれて美しかった
2019年05月03日 10:09撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 10:09
昨日の雪が岩を白く染めてくれて美しかった
新山登頂!
2019年05月03日 10:26撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 10:26
新山登頂!
パクはこっちの方が高そうだとか言って隣のお山に登っていった
2019年05月03日 10:38撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/3 10:38
パクはこっちの方が高そうだとか言って隣のお山に登っていった
七高山にも人がいっぱい
2019年05月03日 10:42撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 10:42
七高山にも人がいっぱい
さあ滑走開始!
2019年05月03日 10:44撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 10:44
さあ滑走開始!
滑り始めたらすぐにガスがかかり始めた
2019年05月03日 10:46撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 10:46
滑り始めたらすぐにガスがかかり始めた
素晴らしい雲海の景色
2019年05月03日 10:47撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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素晴らしい雲海の景色
さあ雲から逃げろ〜
2019年05月03日 10:50撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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さあ雲から逃げろ〜
標高が下がると極上ザラメに
2019年05月03日 10:55撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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5/3 10:55
標高が下がると極上ザラメに
最高の一枚バーン
2019年05月03日 10:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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最高の一枚バーン
シャバランチ会長
2019年05月03日 10:56撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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シャバランチ会長
YSHR先生
2019年05月03日 10:56撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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YSHR先生
貸切大斜面
2019年05月03日 10:59撮影 by  Canon PowerShot G7 X Mark II, Canon
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貸切大斜面
1000m付近まで降りるとのんびりハイキングに
2019年05月03日 11:21撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/3 11:21
1000m付近まで降りるとのんびりハイキングに
最後は雪切れのためシートラ換装
2019年05月03日 11:46撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/3 11:46
最後は雪切れのためシートラ換装
あがりこ大王に寄り道。
巨木100選に選ばれているらしい
2019年05月03日 11:55撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/3 11:55
あがりこ大王に寄り道。
巨木100選に選ばれているらしい
江戸時代に作られたという炭釜も残っていた
2019年05月03日 11:57撮影 by  NIKON D5600, NIKON CORPORATION
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5/3 11:57
江戸時代に作られたという炭釜も残っていた
水芭蕉の季節ですね。
おつかれさまでした。
2019年05月03日 12:16撮影 by  Canon EOS Kiss X7, Canon
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5/3 12:16
水芭蕉の季節ですね。
おつかれさまでした。

感想

ゴールデンウィーク後半戦の初日は鳥海山へ。
いや、自分にとっては令和初登山が鳥海山ということになる。

YSHR先生とパクが4月28日から5日連続で山旅を続けているので自分もそこに乗っかる形で参加することになった。

山スキー向けの山やルートは数多く存在するが、やはり鳥海山は自分の中では特別だ。

山全体がスキー場なのでどこからでも登れてどこでも滑れる。
山スキーヤーにとっては聖地といっても過言ではない。

四季を通して白山が最高だと思っているが、山スキーに限って言えば鳥海山がNo1かも。

金沢からはるか7時間かけて秋田まで、遠い、遠すぎる。
だが鳥海山を滑るためなら苦にははらない。そもそも長距離ドライブも嫌いじゃないし。

前日の夕方スタート地点となる中島台でYSHR先生とパクと合流。
翌朝のスタート時間を相談すると1時に起きるというのですかさず「いやいやいや、早すぎて強風ホワイトアウトになるので4時にしましょう!」と説得工作開始。
とはいえフライングスタートが常なので念のため2時半に起床して様子を見よう…どうやらまだ起きていなさそうだ。ホッ。
だが油断はならない、先に支度を済ませていつでもスタートできるようにしておこう。

結局4時過ぎにスタート、ミラクルだ。
ヘッデンも最初だけでほぼ不要だった。
YSHR先生と山に行ってスタートが暗くないパターンはもしかして今回が初めてかも?

スタート時点では山頂は雲に覆われ風も強かったが歩いているうちに雲がみるみる取れてすっかり天気は回復していった。

中島台からのルートは今回が2回目、2年ぶりだ。
前回はセオリー通り千蛇谷を経てのの字を書くように新山を目指したが今回は北面ルンゼから直接新山に登り上げる計画とした。
いずれ北面ルンゼを滑りたいと思っていたので願ったり叶ったりだ。

1400mを過ぎるとさすがに斜面が硬くなってきたのでクトーを装着、更に1800mを超えた辺りで斜度も増してきたのでアイゼン+シートラに換装した。

山頂はすぐそこに見えるのに標高差900m!新山を指さしながら偽ピークなんじゃ?と思うほど近く見えた。
だがそこは富士山現象、登っても登ってもなかなか近づかない。
早く登り過ぎても下山がカチカチになるので敢えてゆっくりペースで登っていく。
七高山には数人の登山者が見えた。

そして新山ゴール!

何人かの山スキーヤーと会ったが、YSHR先生のブログの読者の方もいて声をかけられてびっくりした。
こんな遅い時間にいるとは思わなかったとのこと。
まあ自分が頑張って遅出になるように説得しましたからね!

滑走を始めると辺りは一気にガスに包まれてきた。
一瞬のことだった。
タイミングバッチリ、これより遅かったら雲に包まれていただろう。

上部はカチカチだったが少し標高を落としたら快適ザラメに様変わり。
貸切大斜面を3人で飛ばしていく。
7時間かけて鳥海山まで来てよかった。

最後はあがりこ大王に寄り道して木道を観光客にまみれながら歩いてゴール!

期待通りの素晴らしいGWイベントとなった。
きっとまた来年も来ることでしょう。

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コメント

鳥海山の想い
サンちゃん、
鳥海山と聞いていてもたってもいられずコメントします。
いつもはYSHR先生たちとのレコは憧れの想いを込めて
拝見してますが、私の大好きな鳥海山とあっては
コメントせずにはおれませんでした。
サンちゃんも言う通りこの山は山スキーヤーにとっては
間違いなく聖地ですね。麓のどこからでも山頂に登れて、
大斜面の滑りを楽しませてくれる、風景も素晴らしい山。
滑り終えて振り返る姿も美しい山。
想いはサンちゃんと同じです。
北面ルンゼ、しっかりとお気に入りに入れました。
近いうちにきっと…
2019/5/9 22:37
Re: 鳥海山の想い
tekapoさん、おはようございます。

tekapoさんも中島台のルートはやったことがあるので鳥海山やこのルートの素晴らしさを誰よりもリアルにイメージして頂けると思っていました。

千蛇谷も素晴らしいですが北面も負けず劣らずの素晴らしいルートです。

登りは千蛇谷、滑りは北面といった感じでもいいかもしれません。

是非楽しんでみてください!
2019/5/10 7:46
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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