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Yamareco

記録ID: 1832979
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山滑走
白山

白山(18-19初滑り)

2019年05月05日(日) [日帰り]
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GPS
--:--
距離
11.3km
登り
1,544m
下り
1,526m

コースタイム

日帰り
山行
5:56
休憩
2:06
合計
8:02
5:36
39
6:15
6:25
78
7:43
8:03
22
8:25
8:25
75
9:40
10:15
48
11:03
11:42
22
12:04
12:04
37
12:41
13:03
7
スキー終了・撤収
13:10
13:10
28
13:38
別当出合
天候
過去天気図(気象庁) 2019年05月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
その他周辺情報 白峰総湯
令和初の登山は、恒例となりつつある5月の白山滑走です。今季初すべりです。いつものように市瀬で登山届を提出。トイレの近くに休憩舎が新設されていました。
令和初の登山は、恒例となりつつある5月の白山滑走です。今季初すべりです。いつものように市瀬で登山届を提出。トイレの近くに休憩舎が新設されていました。
今年嬉しいのは、なんと言っても別当出合まで車で入れたこと。昨年・一昨年は市瀬からハードな自転車コギが必要でした。これが省略できたのは体力的に大きかった。
今年嬉しいのは、なんと言っても別当出合まで車で入れたこと。昨年・一昨年は市瀬からハードな自転車コギが必要でした。これが省略できたのは体力的に大きかった。
出発前、登山届提出促進の係員のおじさんに撮ってもらいました。(そういう私も基本おじさんです。)今年も山頂までスキーを担いで登ります。
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出発前、登山届提出促進の係員のおじさんに撮ってもらいました。(そういう私も基本おじさんです。)今年も山頂までスキーを担いで登ります。
吊り橋を渡って、砂防新道に入ります。中飯場少し手前から雪道になります。
吊り橋を渡って、砂防新道に入ります。中飯場少し手前から雪道になります。
中飯場は完全に雪。大分、明るくなってきました。この少し上でアイゼン装着。多くの方はそうされてました。
中飯場は完全に雪。大分、明るくなってきました。この少し上でアイゼン装着。多くの方はそうされてました。
甚之助へと続く砂防新道の尾根をひたすら登ります。お向かいの観光新道の尾根はすでに陽が当たっています。
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甚之助へと続く砂防新道の尾根をひたすら登ります。お向かいの観光新道の尾根はすでに陽が当たっています。
砂防新道上部。ようやく陽が当たってきました。もうすぐ甚之助かな。
砂防新道上部。ようやく陽が当たってきました。もうすぐ甚之助かな。
予想通り、まもなく見慣れた三角屋根が姿を現しました。1階はほとんど埋まってますね。(昨年は完全に露出)
予想通り、まもなく見慣れた三角屋根が姿を現しました。1階はほとんど埋まってますね。(昨年は完全に露出)
ベンチのみ露出していたのでその一角で休憩。登ってきた尾根の反対側は、大長山、赤兎山などの前衛峰の眺望。
ベンチのみ露出していたのでその一角で休憩。登ってきた尾根の反対側は、大長山、赤兎山などの前衛峰の眺望。
甚之助から見上げる別山。雪が着いた時期は偉容感があります。
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甚之助から見上げる別山。雪が着いた時期は偉容感があります。
別山・チブリ尾根バックの写真。
別山・チブリ尾根バックの写真。
ここからは、南竜道へと続く急斜面を登ります。みなさん苦労されているよう。
ここからは、南竜道へと続く急斜面を登ります。みなさん苦労されているよう。
今回は、黒ボコ岩方面には行かず、南竜方面に少しトラバースして、
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今回は、黒ボコ岩方面には行かず、南竜方面に少しトラバースして、
エコーライン上部へと続くとんでもない急坂を選択。本日の最難所です。おじさんにはこれはつらかった。
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エコーライン上部へと続くとんでもない急坂を選択。本日の最難所です。おじさんにはこれはつらかった。
呼吸を整えながら時間をかけてエコーラインに出ます。直下の南竜ヶ馬場の景色が飛び込んできました。この景色、ご褒美と言えるでしょう。
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呼吸を整えながら時間をかけてエコーラインに出ます。直下の南竜ヶ馬場の景色が飛び込んできました。この景色、ご褒美と言えるでしょう。
進行方向には、白山の容姿が。雪の時期は1年ぶりです。普段は強風帯とのことですが、本日は風が弱いので快適です。
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進行方向には、白山の容姿が。雪の時期は1年ぶりです。普段は強風帯とのことですが、本日は風が弱いので快適です。
エコーラインを登りつめて弥陀ヶ原に出ました。青と白の世界です。
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エコーラインを登りつめて弥陀ヶ原に出ました。青と白の世界です。
だだっ広い弥陀ヶ原を横切り、室堂へと緩斜面を登ります。雪はずっとつながっているので、どこでも好きなところを歩けます。
だだっ広い弥陀ヶ原を横切り、室堂へと緩斜面を登ります。雪はずっとつながっているので、どこでも好きなところを歩けます。
鼻歌を歌いながら歩いていると室堂に出ました。室堂前、(※巻末の参考資料の状況から見て)不思議と今年は雪が豊富です。
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鼻歌を歌いながら歩いていると室堂に出ました。室堂前、(※巻末の参考資料の状況から見て)不思議と今年は雪が豊富です。
鳥居は半分くらいは埋まっているのでしょうか。4月が寒かったので雪が解けなかったと解釈しています。
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鳥居は半分くらいは埋まっているのでしょうか。4月が寒かったので雪が解けなかったと解釈しています。
室堂前の青い空の下、(ノンアルコール)ビールをぐびっと空けつつ休憩。気分良くなったところで、御前峰に取りつきます。
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室堂前の青い空の下、(ノンアルコール)ビールをぐびっと空けつつ休憩。気分良くなったところで、御前峰に取りつきます。
今年もやってきました。雲より高い2,702m。達成感もピークです。
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今年もやってきました。雲より高い2,702m。達成感もピークです。
山頂から見下ろす室堂越しの別山は絵になります。
山頂から見下ろす室堂越しの別山は絵になります。
隣の大汝峰は、御前峰とは違い山頂付近まで雪が豊富。
隣の大汝峰は、御前峰とは違い山頂付近まで雪が豊富。
東側、三方崩山の遥か向こうには槍穂など北アルプス連山。本日は、雲と重なってやや見にくいですね。
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東側、三方崩山の遥か向こうには槍穂など北アルプス連山。本日は、雲と重なってやや見にくいですね。
そして忘れてはならない後半の主役、ゲレンデスキー。白山山頂に連れてこられたのは今年で3回目になります。
そして忘れてはならない後半の主役、ゲレンデスキー。白山山頂に連れてこられたのは今年で3回目になります。
今年は、山頂から南東側の斜面を下ります。方位盤の先10mまで雪がついていました。そこから take off。
今年は、山頂から南東側の斜面を下ります。方位盤の先10mまで雪がついていました。そこから take off。
スタート直後。わくわく。
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スタート直後。わくわく。
少し滑った先。斜面が次第に広くなります。貸切状態のゲレンデです。
少し滑った先。斜面が次第に広くなります。貸切状態のゲレンデです。
青い空の飛行機雲。気分爽快は必然と言えるでしょう。
青い空の飛行機雲。気分爽快は必然と言えるでしょう。
誰も知らない亀裂の上部をトラバース。
誰も知らない亀裂の上部をトラバース。
一旦、室堂平に出てそこからさらに、弥陀ヶ原へと疎林の間を快適に下ります。
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一旦、室堂平に出てそこからさらに、弥陀ヶ原へと疎林の間を快適に下ります。
弥陀ヶ原のライブカメラはすでに露出しています。昨年は5/20でまだ雪の下でした。
弥陀ヶ原のライブカメラはすでに露出しています。昨年は5/20でまだ雪の下でした。
黒ボコ岩に到着しました。ここから、
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黒ボコ岩に到着しました。ここから、
吸い込まれるように、十二曲りの急坂を滑り下りました。
吸い込まれるように、十二曲りの急坂を滑り下りました。
この斜面の右端の付近を滑り、砂防新道の尾根に至りました。そろそろ足の踏ん張りが利かなくなってきました。
この斜面の右端の付近を滑り、砂防新道の尾根に至りました。そろそろ足の踏ん張りが利かなくなってきました。
最後は、雪の状態も悪い中、樹林の障害物地帯をくぐり抜け、なんとか中飯場の少し上まで至ります。スキーはここで終了です。
最後は、雪の状態も悪い中、樹林の障害物地帯をくぐり抜け、なんとか中飯場の少し上まで至ります。スキーはここで終了です。
そこから約30分で別当出合・終点です。今年は疲労感は少ないです。やはり自転車コギの有無がポイントです。
そこから約30分で別当出合・終点です。今年は疲労感は少ないです。やはり自転車コギの有無がポイントです。
新緑の中を運転しながら白山を去ります。今年も満足感たっぷりでした。
新緑の中を運転しながら白山を去ります。今年も満足感たっぷりでした。
※参考 別当出合のライブカメラ画像(金沢河川国道事務所ご提供)昨シーズンに比較して、今シーズンの積雪は半分以下だったように見えます。 
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※参考 別当出合のライブカメラ画像(金沢河川国道事務所ご提供)昨シーズンに比較して、今シーズンの積雪は半分以下だったように見えます。 

感想

昨年同様にゲレンデスキーにて山滑走。
登り5.5時間、下り2時間。今年も爽快です。

○市ノ瀬
・トイレを済ませ、登山届を出す。
・トイレの近くに綺麗な休憩舎が新設されている。
○市ノ瀬→別当出合
・今年は、4/26頃からこの区間が開通。よって車で移動ができた。
・ちなみに昨年は市ノ瀬のゲートは開いておらず、市ノ瀬から別当出合まので移動は自転車を用いた。
・この差はとても大きい。昨年は別当出合到着時に体力消耗しその後の登山に影響。
・今年は、それがなかった。
○別当出合
・スキーをザックに着け、靴はザックの中に収納して出発。
・係員が登山届提出の呼びかけ。その方に写真を撮ってもらう。
・トイレは未開放であり、冬季トイレに長い列があった。
・吊り橋の踏板はあり。今年の整備は4月半ばだった。
○中飯場
・中飯場手前で登山道に積雪が出てくる。中飯場の道標は半分くらい埋まっていた。(昨年はほとんど雪なし)
・中飯場の少し上の道標付近から雪がつながり、アイゼン装着。
○甚之助ヒュッテ
・甚之助までは疎林の中の斜面をひたすら上るだけ。
・登山者の皆さまは私よりも軽装の方が多いためか次々に追い越される。
・その度に、激励等声掛けいただいた。「上から滑るの?」「大変だね〜。」「上まで持って上がるの?」「踵上がるスキーなの?」「靴持ってるの?」
・甚之助小屋は半分以上は雪に埋まっている状況。出入りは2階から。
・いくつかのベンチに雪はなく、そのうち一つのベンチでゆっくり景色を見ながら休憩できた。
・ここからの別山を見上げる眺めはよい。特に雪に覆われた景色は威圧感がある。
○甚之助〜弥陀ヶ原
・今回は南竜道方面に少し進み、エコーライン上部へ直登するルートを選択。
・十二曲の急坂以上に急で長い。何度も呼吸を整えつつ上る。
・エコーラインに出ると白山が姿を現す。一方、谷の下には雪景色の南竜ヶ馬。
・弥陀ヶ原を横切って、最短ルートで室堂へと登る。
○室堂
・鳥居が半分程度埋まっていた。(昨年は、全出)
・室堂の入口付近ににベンチがいくつか置かれており、白山を見ながらその一角で休憩した。
・昨年はヘロヘロ状態だったが、今年はかなり余裕。
○御前峰
・展望よし。ただ、晴れすぎているせいか、槍穂高方面はやや霞んでいる。
・方位盤の近くで展望しながら休憩。
○スキー下山
・今年も懲りずにゲレンデスキーを担ぎあげた。
・ザックの両側にスキー・ストックを1本ずつ括り付けて、靴は大型ザックの底に収納。
・スキー開始点は、御前峰の南側すぐ。山頂方位盤の10m南まで雪が着いている。
・そこからスタート。
・御前峰南側の急斜面に滑り出し、西側にトラバースするようにして室堂近くを通過し、あっという間に弥陀ヶ原に至る。
・誰も滑っていない場所を滑走できて、とても気持ち良かった。
・弥陀ヶ原を横後って黒ボコ岩から下る。
・登りの際に追い抜かれた(と思われる)登山者の皆さまを横目にしつつその脇を爽快に滑り下る。(すいません)
・砂防新道下部は、樹林の間のルートを慎重に選びながら中坂場から10分程度上の辺りまで降りた。(昨年は別途覗までだった)
・山頂からスキー終了まで59分。やめられません。

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