毛勝山南峰(ルンゼ滑降)
- GPS
- 09:57
- 距離
- 18.1km
- 登り
- 2,596m
- 下り
- 2,583m
コースタイム
- 山行
- 8:09
- 休憩
- 1:49
- 合計
- 9:58
天候 | 晴れ時々曇り |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年06月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
最終堰堤からすぐに雪は繋がる。 毛勝谷は一部雪も溶け岩も出てきたがまだまだ滑れる。 |
写真
感想
今日も近場でスキーをしてきた。毛勝山はこの時期急斜面の修業の場となる。
深夜0時に自宅を出て一路魚津片貝へと向かう。片貝山荘付近に車を止め深夜二時過ぎ板を担いでスタートする。ここは標高700m、1時間ほど歩いて最終堰堤1000mを越えると雪が出て来てあとはすべて雪天国と無駄はなくお得だった。
板菱は少し沢割れが始まってきたがまだまだ当分通過は問題ないであろう。デブリもかなり溶けて斜面は滑りやすくなっていた。まだまだスプーンカットは始まっていない。今日はいろいろプランはあったが登りながらどうするか考えた。
標高1500mの三叉を過ぎると斜度は増すが今日は雪が緩んでいてそのままスキーでガシガシ登り上げる。気がつくとボーサマのコルまでスキーで登りあげることが出来た。コルからは剱岳がよく見えて先日滑降した池ノ谷右俣ラインを眺めて感慨に浸った。
先日は北峰の直登ルンゼを滑ったので今日は進路を右にとり南峰へ向かう。南峰直下の雪庇から急峻なルンゼを滑ってみよう。昔仲間と二人でこのルンゼを滑り仲間が滑落して大怪我を負った曰く付きのルンゼである。
今日は単独なので慎重に滑ったが雪が緩めばどんな急斜面もそれほど恐怖感はない。山頂から標高差で900m、標高1500m三叉まで滑って物足りないのでのまだ滑ったことのない右俣を稜線まで標高差で750mもう一度登り返すことにする。稜線の雪庇まで見通せた。
下から見ると大した斜度でないように見えたが実際登るとかなりの急斜面だった。しかも石も多くて意外に難儀だった。雪庇が見えてから長かった。稜線がすぐ先に見えたが最後雪庇の登り上げに苦労した。
稜線に上がると富山湾から能登半島が一望できた。一服したら二度目の急斜面滑降である。雪庇から急斜面に飛び込んだ。雪は緩んでいるから問題ない、石を避けながら急斜面を落ちていく。
二度目は稜線から標高差で1100m、一度目は900m合わせて標高差2000m滑ることが出来てお腹いっぱいで片貝山荘手前の駐車スペースに戻った。
まだまだ毛勝山はスキー天国であった。
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