また山に行きたくなる。山の記録を楽しく共有できる。

Yamareco

記録ID: 1884168
全員に公開
ハイキング
八幡平・岩手山・秋田駒

ぺっこ東北 岩手山,八幡平

2019年06月06日(木) 〜 2019年06月07日(金)
 - 拍手
GPS
32:00
距離
46.9km
登り
3,335m
下り
2,240m

コースタイム

1日目
山行
10:20
休憩
0:45
合計
11:05
7:55
90
9:25
9:40
70
10:50
10:55
10
11:05
11:05
40
11:45
11:45
55
12:40
12:45
35
13:20
13:20
5
13:25
13:25
30
13:55
14:00
85
15:25
15:30
5
15:35
15:35
5
15:40
15:40
0
15:40
15:45
0
15:45
15:45
0
15:45
15:50
25
16:15
16:15
15
16:30
16:30
15
16:45
16:45
10
16:55
16:55
40
17:35
17:35
60
18:35
18:35
25
大松倉山
2日目
山行
8:45
休憩
1:00
合計
9:45
4:40
50
5:30
5:40
20
6:00
6:00
10
6:10
6:10
20
6:30
6:30
65
7:35
7:35
25
8:00
8:15
0
8:15
8:15
65
9:20
9:20
10
9:30
9:30
30
10:00
10:00
50
10:50
10:55
15
11:10
11:10
0
11:10
11:10
15
11:30
11:30
15
11:45
11:45
10
11:55
12:05
5
12:10
12:10
5
12:15
12:15
5
12:20
12:20
10
12:30
12:30
10
12:40
12:40
15
12:55
12:55
35
13:30
13:30
5
13:35
13:40
5
13:45
13:50
15
14:05
14:05
15
14:20
久々の東北遠征を計画、第一候補は岩手山と八幡平、第二候補は岩木山と八甲田山、第三候補は会津駒ヶ岳と燧ヶ岳。
第二候補の山々は訪れたことがあるし、第三候補は時期を変えて至仏山も絡めたいので順当に第一候補にあいなった。
天候 初日 曇りのち晴れ、二日目 曇り一時雨
過去天気図(気象庁) 2019年06月の天気図
アクセス
利用交通機関:
電車 バス 自家用車
往路: 岩手北交通バス 道の駅にしね停留所
復路: 岩手北交通バス 茶臼口停留所*親切な登山者に車で最寄駅まで送ってもらった。
直前の天気予報
2019年06月07日 17:35撮影
2
6/7 17:35
直前の天気予報
幸い雨は上がっていた
2019年06月06日 05:52撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 5:52
幸い雨は上がっていた
朝食をとりながら計画を反芻
2019年06月06日 06:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 6:09
朝食をとりながら計画を反芻
道の駅からスタート
2019年06月06日 07:53撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 7:53
道の駅からスタート
6kmほど舗装路歩き
2019年06月06日 08:29撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 8:29
6kmほど舗装路歩き
路傍の花
2019年06月06日 08:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 8:09
路傍の花
路傍の花
2019年06月06日 08:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5
6/6 8:09
路傍の花
路傍の花
2019年06月06日 08:20撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 8:20
路傍の花
路傍の花
2019年06月06日 08:22撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 8:22
路傍の花
路傍の花
2019年06月06日 08:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
6/6 8:34
路傍の花
路傍の花
2019年06月06日 08:43撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 8:43
路傍の花
路傍の花
2019年06月06日 08:49撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
6/6 8:49
路傍の花
路傍の花
2019年06月06日 09:23撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
6/6 9:23
路傍の花
路傍の花
2019年06月06日 09:25撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 9:25
路傍の花
ようやく登山口
2019年06月06日 09:42撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 9:42
ようやく登山口
しばらくは樹林帯
2019年06月06日 09:42撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 9:42
しばらくは樹林帯
第二噴出口のお地蔵さん
2019年06月06日 10:53撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 10:53
第二噴出口のお地蔵さん
第一噴出口あたり
2019年06月06日 11:02撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 11:02
第一噴出口あたり
道端の花
2019年06月06日 11:39撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 11:39
道端の花
道端の花
2019年06月06日 11:42撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
6/6 11:42
道端の花
サンカヨウ
2019年06月06日 11:44撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6
6/6 11:44
サンカヨウ
雪渓っぽい
2019年06月06日 12:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 12:36
雪渓っぽい
避難小屋に到着
2019年06月06日 12:39撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 12:39
避難小屋に到着
綺麗な小屋です
2019年06月06日 12:42撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
6/6 12:42
綺麗な小屋です
雲に包まれたり
2019年06月06日 12:45撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 12:45
雲に包まれたり
時折晴れ間が見えたり
2019年06月06日 12:49撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
6/6 12:49
時折晴れ間が見えたり
下界が見えてきた
2019年06月06日 13:16撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 13:16
下界が見えてきた
いざ山頂へ
2019年06月06日 13:21撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 13:21
いざ山頂へ
岩手山2038m
2019年06月06日 13:25撮影 by  DSC-HX50V, SONY
8
6/6 13:25
岩手山2038m
時計回りにお鉢巡り
2019年06月06日 13:26撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 13:26
時計回りにお鉢巡り
お鉢の中の小山
2019年06月06日 13:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
6/6 13:36
お鉢の中の小山
2/3ほど周って下山開始
2019年06月06日 13:44撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 13:44
2/3ほど周って下山開始
不動平と避難小屋
2019年06月06日 13:57撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 13:57
不動平と避難小屋
この避難小屋も綺麗
2019年06月06日 13:58撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 13:58
この避難小屋も綺麗
鬼ヶ城はキツそう
2019年06月06日 14:02撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
6/6 14:02
鬼ヶ城はキツそう
お花畑ルートへ
2019年06月06日 14:12撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 14:12
お花畑ルートへ
残雪が続く
2019年06月06日 14:17撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 14:17
残雪が続く
アイゼンを履いた
2019年06月06日 14:42撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 14:42
アイゼンを履いた
キバナコマノツメ
2019年06月06日 14:56撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4
6/6 14:56
キバナコマノツメ
お花畑に到着
2019年06月06日 15:26撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 15:26
お花畑に到着
熊の足跡
2019年06月06日 15:32撮影 by  DSC-HX50V, SONY
8
6/6 15:32
熊の足跡
碧い御釜湖
2019年06月06日 15:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
6/6 15:36
碧い御釜湖
猪苗代湖
2019年06月06日 15:37撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 15:37
猪苗代湖
鬼ヶ城の稜線
2019年06月06日 15:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 15:40
鬼ヶ城の稜線
だいぶ晴れてきた
2019年06月06日 15:43撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
6/6 15:43
だいぶ晴れてきた
ショウジョウバカマ
2019年06月06日 15:53撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 15:53
ショウジョウバカマ
残雪が煩わしい
2019年06月06日 16:06撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 16:06
残雪が煩わしい
大地獄分岐
2019年06月06日 16:15撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 16:15
大地獄分岐
黒倉山分岐
2019年06月06日 16:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
6/6 16:40
黒倉山分岐
ミネザクラ
2019年06月06日 16:47撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/6 16:47
ミネザクラ
姥倉山分岐
2019年06月06日 16:55撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
6/6 16:55
姥倉山分岐
木洩れ陽
2019年06月06日 17:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 17:09
木洩れ陽
イワカガミ
2019年06月06日 17:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
6/6 17:36
イワカガミ
ミツバオウレン
2019年06月06日 17:37撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
6/6 17:37
ミツバオウレン
サンカヨウ
2019年06月06日 17:49撮影 by  DSC-HX50V, SONY
8
6/6 17:49
サンカヨウ
ツバメオモト
2019年06月06日 18:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5
6/6 18:09
ツバメオモト
岩手山を振り返る
2019年06月06日 18:17撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
6/6 18:17
岩手山を振り返る
秋田県境の山かな
2019年06月06日 18:18撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4
6/6 18:18
秋田県境の山かな
アダムスキー型の雲
2019年06月06日 18:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
7
6/6 18:34
アダムスキー型の雲
大松倉山
2019年06月06日 18:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 18:36
大松倉山
雲が綺麗
2019年06月06日 18:42撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
6/6 18:42
雲が綺麗
三ツ石岳に陽が沈む
2019年06月06日 18:45撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5
6/6 18:45
三ツ石岳に陽が沈む
三ツ石山荘に到着
2019年06月06日 19:00撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 19:00
三ツ石山荘に到着
鐘を鳴らして中に入る
2019年06月06日 19:02撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 19:02
鐘を鳴らして中に入る
ストーブがあった
2019年06月06日 19:02撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/6 19:02
ストーブがあった
小屋前の水芭蕉
2019年06月06日 19:06撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4
6/6 19:06
小屋前の水芭蕉
夏が来れば思い出す
2019年06月06日 19:07撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4
6/6 19:07
夏が来れば思い出す
薪を使わせてもらった
2019年06月06日 21:14撮影 by  DSC-HX50V, SONY
7
6/6 21:14
薪を使わせてもらった
そして翌朝
2019年06月07日 04:24撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6
6/7 4:24
そして翌朝
軽く掃除をして出発
2019年06月07日 04:38撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
6/7 4:38
軽く掃除をして出発
この時は晴れる気配だった
2019年06月07日 04:48撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
6/7 4:48
この時は晴れる気配だった
ここはアイゼンを履いた
2019年06月07日 05:14撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 5:14
ここはアイゼンを履いた
イワベンケイ
2019年06月07日 05:26撮影 by  DSC-HX50V, SONY
3
6/7 5:26
イワベンケイ
暗雲がたちこめてきた
2019年06月07日 05:25撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 5:25
暗雲がたちこめてきた
山頂で風雨に曝され
2019年06月07日 05:30撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 5:30
山頂で風雨に曝され
慌ててポンチョを羽織る
2019年06月07日 05:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 5:40
慌ててポンチョを羽織る
通り雨だったみたい
2019年06月07日 05:49撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 5:49
通り雨だったみたい
濡れしょびれた桜
2019年06月07日 05:52撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 5:52
濡れしょびれた桜
三ツ沼
2019年06月07日 06:00撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 6:00
三ツ沼
1447.94m
2019年06月07日 06:11撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 6:11
1447.94m
小畚山1467m
2019年06月07日 06:31撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 6:31
小畚山1467m
大深岳へ
2019年06月07日 06:55撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 6:55
大深岳へ
イワカガミ
2019年06月07日 07:13撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
6/7 7:13
イワカガミ
2019年06月07日 07:26撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6
6/7 7:26
大深岳1541m
2019年06月07日 07:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 7:36
大深岳1541m
大深山荘(避難小屋)
2019年06月07日 08:14撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 8:14
大深山荘(避難小屋)
鏡沼
2019年06月07日 08:44撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
6/7 8:44
鏡沼
峻岨森
2019年06月07日 08:49撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 8:49
峻岨森
石沼
2019年06月07日 09:30撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 9:30
石沼
まだまだ雪深い
2019年06月07日 09:49撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 9:49
まだまだ雪深い
諸檜岳山頂付近
2019年06月07日 09:56撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 9:56
諸檜岳山頂付近
あのとんがりが畚岳
2019年06月07日 10:16撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 10:16
あのとんがりが畚岳
スミレ
2019年06月07日 10:34撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 10:34
スミレ
ミネザクラの花びら
2019年06月07日 10:36撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 10:36
ミネザクラの花びら
ここもアイゼンを履いた
2019年06月07日 10:46撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 10:46
ここもアイゼンを履いた
畚岳山頂には寄らず
2019年06月07日 11:00撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 11:00
畚岳山頂には寄らず
一旦舗装路を歩く
2019年06月07日 11:13撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 11:13
一旦舗装路を歩く
山頂レストハウス
2019年06月07日 11:26撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 11:26
山頂レストハウス
ドラゴンアイ
2019年06月07日 11:45撮影 by  DSC-HX50V, SONY
10
6/7 11:45
ドラゴンアイ
八幡平頂上
2019年06月07日 12:03撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4
6/7 12:03
八幡平頂上
ガマ沼
2019年06月07日 12:09撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 12:09
ガマ沼
八幡沼
2019年06月07日 12:10撮影 by  DSC-HX50V, SONY
2
6/7 12:10
八幡沼
陵雲荘(避難小屋)
2019年06月07日 12:13撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 12:13
陵雲荘(避難小屋)
ここもストーブあり
2019年06月07日 12:13撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 12:13
ここもストーブあり
八幡沼の湿地帯
2019年06月07日 12:17撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 12:17
八幡沼の湿地帯
池塘
2019年06月07日 12:20撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 12:20
池塘
黒谷地湿原
2019年06月07日 12:55撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 12:55
黒谷地湿原
茶臼山荘(避難小屋)
2019年06月07日 13:30撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6/7 13:30
茶臼山荘(避難小屋)
茶臼岳1578m
2019年06月07日 13:39撮影 by  DSC-HX50V, SONY
1
6/7 13:39
茶臼岳1578m
歩いてきた道が一望
2019年06月07日 13:40撮影 by  DSC-HX50V, SONY
4
6/7 13:40
歩いてきた道が一望
今年見る最後の桜の花
2019年06月07日 13:43撮影 by  DSC-HX50V, SONY
6
6/7 13:43
今年見る最後の桜の花
ムスカリ
2019年06月07日 14:08撮影 by  DSC-HX50V, SONY
5
6/7 14:08
ムスカリ

感想

岩手山と八幡平は別々に行くつもりだったが、実は登山道でつながっている。
裏岩手縦走路とも呼ばれていて、地元ではそれなりにポピュラーなコースらしい。
コースタイムをシュミレーションすると、初日頑張って歩けば1泊2日で縦走可能。
エスケープルートや避難小屋が各所にあり、初めての山域でも危険は少ないと判断。
あえて心配したのは、残雪による道迷いと熊との遭遇の可能性だった。

初日
夜行バスで盛岡駅に到着、十数年前北上川のカヌー下りで始点とした街だ。
少し離れた城跡公園あたりまで散歩したかったが、そこまで時間の余裕がない。
始発の松川温泉行きのバスを待つ間、朝食をとりながら旅の行程をおさらいする。
バスに乗り道の駅にしね停留所へ向かう、道が混んでいて20分ほど遅れて到着した。
ここから焼走り登山口までは約6km、角のコンビニで食料を追加購入し出発する。
舗装路を1時間半ほど歩いて登山口に到着、登山届けを提出して登り始める。
途中夫婦の登山者に追いついた、この後翌日の畚岳まで人と会うことは無かった。
ずっと霧の中だったが、第一噴出口辺りまで来ると雲の隙間に青空が覗きはじめた。
砂礫の道に雪蹊が現れた頃、平笠不動避難小屋に行き着いた、ここで昼食をとる。
休憩後登頂を再開しお鉢の肩に出て、登り詰めたところが岩手山の山頂だった。
そのまま時計回りに2/3ほどお鉢を巡り、神社をお参りし不動平へ向け下り始める。
不動平にも避難小屋があったので訪問、ほぼ平笠不動避難小屋と同じ作りだった。
鬼ヶ城コースは傍目に見ても険しいので、優しいイメージのお花畑コースへ進む。
残雪ミックスの道を下りてお花畑に到着、御釜湖と猪苗代湖へ寄り道していく。
途中熊のものと思われる足跡を見つけ、草木を揺らす風の音にも敏感になった。
この頃には天気もずいぶん回復し、岩手山の山容や鬼ヶ城の稜線がクリアに見えた。
登り返して大地獄分岐、この先の大地獄谷は亜硫酸ガスが噴出しているらしい。
明るいうちに小屋に着きたいので黒倉山、姥倉山、犬倉山の各ピークは省略した。
大松倉山の山頂あたりで空が赤く染まりはじめ、三ツ石山に沈む夕日を見送った。
19時ちょうどに三ツ石山荘に到着、小屋前の沼には水芭蕉の花が咲いていた。
小屋内にはストーブが据え付けられ、小屋の外には薪が積み上げられていた。
緊急時のものと遠慮するつもりが、焚き火の誘惑に負け三本限定で燃やす。
木っ端から火を大きくしていき、酒を飲みながら赤く燃えていく薪を眺めた。

二日目
けっこう熟睡できたようで、目を覚ますと既に明るくなっていた。
ちょうど岩手山の影から朝陽が顔を出したところで、晴れゆく一日を確信した。
小屋内を軽く掃除して鐘を鳴らして出発、まずは三ツ石山を目指す。
三ツ石山の山頂手前に大きな雪渓があり、勾配も強いのでアイゼンを履いた。
山頂に近づくにつれ暗雲が湧いて風が吹き始め、ついには雨まで降りだした。
今回は荷物の軽量化のため雨具はポンチョのみ、風に煽られうまく着れず。
雨のピークは10分ほどで、その後の名残雨を合わせても20分足らずでやんだ。
気を取り直して前へ進む、三ツ沼や小畚山を経由して大深山に到着する。
そこから少し下ると大深山荘に到着、食事を含めて少し長めの休憩をとった。
ここから先は残雪が増えるが、比較的平坦なのでアイゼンを履くには至らず。
嶮岨森、前諸檜、諸檜岳と進み、畚岳山頂手前の雪渓で再びアイゼンを履いた。
畚岳分岐に荷物をデポし山頂に行きかけたが、急に面倒になり山頂は省略した。
分岐から峠までの下山の間、24時間ぶりに登山者に遭遇、畚岳へ行くらしい。
お別れし一旦舗装路に出た、これから裏岩手縦走するグループと行き交い情報交換。
自分はそのまま舗装路を歩いて、到着した山頂レストハウスで少し休憩をとる。
ついでに帰りのバスの時間をたしかめると、12時50分発と14時30分発があった。
八幡平山頂とドラゴンアイだけ見ることにして12時50分発で帰るつもりで出発。
ここまで来ると、歩いている登山者の姿は少なく観光客ばかり目立つ。
雪の上をローヒールで歩いている女性もいたが、大体が借りた長靴を履いていた。
目当てのドラゴンアイ(鏡沼)は少し崩れかけていて、濁った眼になっていた。
八幡平山頂に到着、山頂展望台で食事をとり地図を見て計画を練り直す。
まだ物足りないので、茶臼山を経由して14時30分のバスを目指す事にした。
ガマ沼と八幡沼の展望台から下りていくと、陵雲荘という名の避難小屋があった。
ここにもストーブが置かれていたので、機会があれば泊まってみたいと思った。
木道の上を歩いて池塘が広がる湿地帯を、茶臼山方向へ進んでいく。
安比高原へ行く分岐を越えて、雪原をひたすら下りていくと黒谷地湿原に出た。
ここでボランティアの方たちが何やら作業をしていた、挨拶してそのまま進む。
ゆったりとした雪の坂道を登って行く、何度か踏み抜き沢にはまり靴が濡れた。
避難小屋があったので訪問、ここに荷物をデポして茶臼山の山頂へ向かう。
とても眺めが良い山頂で、この日歩いてきた道をほぼ一望することができた。
荷物を回収して茶臼山登山口に向かう、14時20分に茶臼口バス停に到着した。
駐車場の車の陰で着替えをしていると、畚岳で会った登山者が帰ってきた。
話を軽く交した後バスを待っていたら、車で送りましょうか?と誘ってくれた。
バスはもうすぐ来るが、ありがたく申し出を受けて最寄駅まで送ってもらった。

お気に入りした人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数:1031人

コメント

まだコメントはありません
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

コメントを書く

ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。
ヤマレコにユーザ登録する

この記録に関連する登山ルート

この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。

ルートを登録する

この記録で登った山/行った場所

関連する山の用語

この記録は登山者向けのシステム ヤマレコ の記録です。
どなたでも、記録を簡単に残して整理できます。ぜひご利用ください!
詳しくはこちら