易老渡から光岳、聖岳周回
- GPS
- 19:34
- 距離
- 48.9km
- 登り
- 4,637m
- 下り
- 4,671m
コースタイム
- 山行
- 9:14
- 休憩
- 0:49
- 合計
- 10:03
- 山行
- 7:43
- 休憩
- 1:32
- 合計
- 9:15
天候 | 晴れ |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年08月の天気図 |
アクセス |
写真
感想
今回もいつもの様に前乗りでの現地入り、とても遠いし道が分かりずらく、迷いながらも22時前に到着。芝沢ゲート駐車場はまだまだ余裕があったが、係員がいて駐車の仕方を指導しておられた、本日からの客の入りを予測しているのか。
車中泊で朝を迎えるのだが車内が暑くてとても眠れる状況ではない窓を開けると蚊の攻撃を受け、また現地入りする車が次々にやって来て騒がしく中々眠れない。
寝不足のまま朝を迎え、後から来た人たちに煽られて予定を少し過ぎてスタート、
林道はすぐのところで川の氾濫のため一部陥没していて自転車は完全に通行できないとの情報から全線歩いて行くことに、途中のう回路はえげつの無いほどの急坂で今回の登山道随一のものだった、丁度1時間歩いてようやく易老渡に到着、登山口から易老岳を目指すのだが、いきなりの急登でしかも1200m以下からのスタートだと解り愕然としました、標識も10で最後かと思いきや、結局28まで数えました。一体何の数字なのでしょう、苦労しながらも3時間強もかかって易老岳に到着、思いザックをデポし先ずは光岳に向かいます、途中の開けた場所には一面の草原地帯(お花畑)が広がり、なんとも山頂付近にいる感じがしなかった、光小屋手前に確か水場があるとの情報を得ていたのだが、全く気配が無いので心配したがようやく水場発見!だが水は一滴も流れていません、その時のショックは計り知れません、少し上方で休んでいたお姉さんに水場はこっちですよと教えられショックから喜びに一転、思わずがぶ飲みし頭から冷たい水をかけ火照った体を冷やしました。
光小屋のご主人には気さくに声をかけてもらい、山の説明をしてもらいました、そこから10分程で山頂なのだが評判通りの何とも迫力に欠ける山頂で、景色もご主人に聞いた北アルプスは雲がかかっており全く見えませんでした。
再びザックがデポしてある易老岳に戻りしばし休憩、そこから茶臼岳を目指します、光小屋からは随分遠く感じましたが、実際気の遠くなるような道のりでした、途中で久ぶりに雷鳥に遭遇、ヒナ3羽が突然目の前に現れたのですが親鳥は発見することができませんでした、通常であれば親鳥が威嚇してくるはずなのですが。
明日登る予定の上河内岳雄大な姿が次第にちか近ずいて来ますが残念なことにガスが掛かってきており殆ど全貌を現しません、茶臼岳を越え本日のお宿、茶臼小屋には予定通りに到着、時間があるのでテント設営後上河内岳に登ろうかと思ったがどうせ明日行くのだからと直ぐに予定変更、テン場では隣近所の登山者と会話が盛り上がったのですが、夕立が降り始め解散し自炊場では単独のお姉さんと色々な話で盛り上がり楽しいひと時を過ごしました、その後夕立は一時止みましたが再び降り出し心地よい雨音で睡眠に入るのでした、夜半人の声で目が覚め夜空を見ると満点の星空がいっぱいに広がっている光景にはとても感動的でした、早く寝たせいか目覚めも早く支度を始めたのだが、やはりテントの撤収に手間取り、予定を少し過ぎて2日目の行動開始、上河内岳は100高山なので押さえておきたいところ、立派な山です。
上河内岳から聖岳に向かうルートは山頂から一望できますが、これがまた気の遠くなるような遠さ、でも一歩一歩進めば何とかたどり着けると言い聞かせ前進するのでした、聖平から少し上がったところに西沢渡への分岐があり、再び思いザックはデポしいよいよ今回のメイン聖岳に向け出発、無心に登り予定通りに山頂着、景色がイマイチで残念だったが目標が達成できた喜びで感動的な登頂できた。
今回の登山で感じたのは南アルプスの奥深さと縦走路がとても人気な山塊であるということ、自分にはまねできないような長距離の縦走をしている方が沢山いて、短距離登山で満足している自分が恥ずかしく感じました。
また繋がっていない縦走路を是非繋いでいきたいと思うのでした。
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