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Yamareco

記録ID: 2009926
全員に公開
ハイキング
大山・蒜山

甲ケ山,矢筈ケ山へ川床より

2019年09月08日(日) [日帰り]
 - 拍手
satopan7 その他1人
体力度
3
日帰りが可能
GPS
08:08
距離
10.9km
登り
1,027m
下り
1,024m
歩くペース
標準
1.01.1
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
6:13
休憩
1:52
合計
8:05
4:47
30
5:17
5:21
13
5:34
5:36
55
6:31
6:32
81
7:53
7:58
5
8:03
8:11
9
8:20
8:44
34
9:18
9:44
16
10:00
10:19
18
10:37
10:37
23
11:00
11:21
40
12:01
12:01
13
12:14
12:15
33
12:48
12:49
3
12:52
ゴール地点
甲ヶ山の取り付きから肩までの急登に,道間違いで手こずる。甲ヶ山から小矢筈もゲキ下りで慎重に進む。
天候 晴れ,山頂は曇り時々晴れ
過去天気図(気象庁) 2019年09月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
岡山市より岡山道,米子道経由で伯耆溝口I.C.より現地にアプローチ。
コース状況/
危険箇所等
テープとかマークとか...。あるのですが見落とすと痛い目に会う場所もある。甲ヶ山への登り,甲ヶ山から矢筈ヶ山への尾根道は,岩や木のとっかかりをあてにして歩く。
その他周辺情報 大山なのでいろいろある。
前々から気になっていた,甲ヶ山方面。今回はいつもの友達と参戦。例によって大山の南光河原の一番奥で明るい内から宴会開始。天気はよいが,台風の吹き返しか熱くて強い風が吹いている。大山の北壁には雲が湧いて飛んでいく。
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前々から気になっていた,甲ヶ山方面。今回はいつもの友達と参戦。例によって大山の南光河原の一番奥で明るい内から宴会開始。天気はよいが,台風の吹き返しか熱くて強い風が吹いている。大山の北壁には雲が湧いて飛んでいく。
南光河原にはミゾソバのつぼみ。
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南光河原にはミゾソバのつぼみ。
夕暮れもずいぶん早くなってきた。トイレに行ったついでに駐車場の横の橋から美保関方面を眺める。弓なりの浜が夕焼けの空の下に伸びる。
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夕暮れもずいぶん早くなってきた。トイレに行ったついでに駐車場の横の橋から美保関方面を眺める。弓なりの浜が夕焼けの空の下に伸びる。
相変わらずの強風で,剣が峰は湧き上がる雲の中。三鈷峰だけ顔を出している。
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相変わらずの強風で,剣が峰は湧き上がる雲の中。三鈷峰だけ顔を出している。
早起きして南光河原から川床へ。川床からの先行者は無し。駐車場は貸し切りだった。ヘッデン付けて川床から大休方面にてくてく。岩伏分かれで早速給水タイム。それにしても暑い。9月なのに...。
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早起きして南光河原から川床へ。川床からの先行者は無し。駐車場は貸し切りだった。ヘッデン付けて川床から大休方面にてくてく。岩伏分かれで早速給水タイム。それにしても暑い。9月なのに...。
無数のカニコウモリとヤマジノホトトギスを横目に香取分かれまで歩く。ここから香取登山口方面へ。甲ヶ山の取り付きまで笹原を進む。
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無数のカニコウモリとヤマジノホトトギスを横目に香取分かれまで歩く。ここから香取登山口方面へ。甲ヶ山の取り付きまで笹原を進む。
だんだん周囲が明るくなってきた。ツルニンジンが咲いている。
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だんだん周囲が明るくなってきた。ツルニンジンが咲いている。
手作りの看板に,ゴジラの文字。ここから甲ヶ山の取り付きまで。笹原を漕いでいく。
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手作りの看板に,ゴジラの文字。ここから甲ヶ山の取り付きまで。笹原を漕いでいく。
甲川の音が聞こえて来た。渡渉地点をドボンしないように向こう岸へ。
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甲川の音が聞こえて来た。渡渉地点をドボンしないように向こう岸へ。
甲川のいい感じの流れ。まだ汗もそんなにかいていないので,バシャバシャせずにスルー。
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甲川のいい感じの流れ。まだ汗もそんなにかいていないので,バシャバシャせずにスルー。
ここから甲ヶ山への急登開始。はじめはガレ場の沢のような道を進む。詰めていくとツルンツルンの岩が出てくる。
ここから甲ヶ山への急登開始。はじめはガレ場の沢のような道を進む。詰めていくとツルンツルンの岩が出てくる。
この後,最初のルート間違い。一番下のロープのあった岩の登りを写真の左側から登ってしまう。(T_T)
右にある登り道を見落として苦戦。左側はアスレチック状態。岩の真ん中まで戻ると左の方にルートがちゃんと見えた。(T_T)道無き道をずいぶんと登ってしまった。
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この後,最初のルート間違い。一番下のロープのあった岩の登りを写真の左側から登ってしまう。(T_T)
右にある登り道を見落として苦戦。左側はアスレチック状態。岩の真ん中まで戻ると左の方にルートがちゃんと見えた。(T_T)道無き道をずいぶんと登ってしまった。
沢沿いにダイモンジソウが残っていた。息を整えて正規ルートに復帰。
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沢沿いにダイモンジソウが残っていた。息を整えて正規ルートに復帰。
稜線まで一気登りの登山道。ログを見たら短い距離を450m登っている。途中でロスもあったので余計しんどいわけ。やっと稜線が近づいてきた。
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稜線まで一気登りの登山道。ログを見たら短い距離を450m登っている。途中でロスもあったので余計しんどいわけ。やっと稜線が近づいてきた。
稜線まで登りました。青空が出ている!
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稜線まで登りました。青空が出ている!
矢筈ヶ山方面に進む。曇っていた稜線の雲が,このときは飛んでくれた。大山は雲の中。
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矢筈ヶ山方面に進む。曇っていた稜線の雲が,このときは飛んでくれた。大山は雲の中。
目の前に甲ヶ山。その向こうに矢筈ヶ山。
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目の前に甲ヶ山。その向こうに矢筈ヶ山。
甲ヶ山山頂直前。木が無くなり360度の大展望。米子方面の大パノラマ。空気が澄んでいて,隠岐の島までくっきり見える。
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甲ヶ山山頂直前。木が無くなり360度の大展望。米子方面の大パノラマ。空気が澄んでいて,隠岐の島までくっきり見える。
そして見たかったゴジラ。岩稜が甲ヶ山山頂へと伸びている。ものすごい自然の造形美。こちらから行くとちょっと進んだところに核心部があった。
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そして見たかったゴジラ。岩稜が甲ヶ山山頂へと伸びている。ものすごい自然の造形美。こちらから行くとちょっと進んだところに核心部があった。
岩はしっかりしている。3点支持でよく確かめて進めば大丈夫。
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岩はしっかりしている。3点支持でよく確かめて進めば大丈夫。
この山域にはホツツジの白い花が目立つ。葉っぱも秋に向けて準備をするのだろう。
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この山域にはホツツジの白い花が目立つ。葉っぱも秋に向けて準備をするのだろう。
本日一座目,甲ヶ山1338m。小矢筈と矢筈ヶ山と稜線が続く。けっこうなゲキ下り上りを予感。
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本日一座目,甲ヶ山1338m。小矢筈と矢筈ヶ山と稜線が続く。けっこうなゲキ下り上りを予感。
さっきまで三鈷峰が見えていた。今日は雲の大山。
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さっきまで三鈷峰が見えていた。今日は雲の大山。
1400mに満たない稜線だが,なかなかの迫力。次は矢筈ヶ山方面へ。
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1400mに満たない稜線だが,なかなかの迫力。次は矢筈ヶ山方面へ。
岩には目玉おやじのマーキングがあるも,本日2度目のルートミス。写真の右の方へ下りてしまう。
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岩には目玉おやじのマーキングがあるも,本日2度目のルートミス。写真の右の方へ下りてしまう。
しかし,この甲ヶ山の岩の斜面は高山っぽい雰囲気が漂う。斜面にはイワショウブの花がそこかしこに。氷河時代の生き残り。ここが西限だそうだ。
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しかし,この甲ヶ山の岩の斜面は高山っぽい雰囲気が漂う。斜面にはイワショウブの花がそこかしこに。氷河時代の生き残り。ここが西限だそうだ。
道間違いでマークまでもう一回バック。おかげでよい花が見られたが,こうやって無理矢理進んで人は遭難するのだろう...。
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道間違いでマークまでもう一回バック。おかげでよい花が見られたが,こうやって無理矢理進んで人は遭難するのだろう...。
しっかり花が咲いているイワショウブの株。
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しっかり花が咲いているイワショウブの株。
そしてリンドウもたくさん咲いている。季節は秋へと進んでいる。
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そしてリンドウもたくさん咲いている。季節は秋へと進んでいる。
青空をめざして登る。(実際はコース間違いの修正。(T_T))
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青空をめざして登る。(実際はコース間違いの修正。(T_T))
コゴメグサもたくさんある。
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コゴメグサもたくさんある。
正しいルートに戻って甲の南側の岩場を下りた。見上げるとゲキ下りだったことが分かる。
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正しいルートに戻って甲の南側の岩場を下りた。見上げるとゲキ下りだったことが分かる。
次は小矢筈経由で矢筈ヶ山へ。距離はないが急な感じ。朝の甲ヶ山への急登で,ダメージを受けたのでゆっくり進む。
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次は小矢筈経由で矢筈ヶ山へ。距離はないが急な感じ。朝の甲ヶ山への急登で,ダメージを受けたのでゆっくり進む。
道べりにアキノキリンソウ。こちらも季節が進行中。
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道べりにアキノキリンソウ。こちらも季節が進行中。
小矢筈に到着。大休方面から来た方と少し話をする。水分と塩分と炭水化物を補給。今日は水を大量に消費している。それにしても,両側がとんがった小矢筈。地震が来たら崩壊しそうに思える。
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小矢筈に到着。大休方面から来た方と少し話をする。水分と塩分と炭水化物を補給。今日は水を大量に消費している。それにしても,両側がとんがった小矢筈。地震が来たら崩壊しそうに思える。
小矢筈の西側。ぞわぞわエリア。
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小矢筈の西側。ぞわぞわエリア。
友達が見つけてくれたネバリノギラン。小矢筈の上にあった。
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友達が見つけてくれたネバリノギラン。小矢筈の上にあった。
小矢筈のアスレチックなゲキ下りを振り返る。つかむ木がないと下りられない。稜線はガスが飛んだりかかったりめまぐるしく変化。
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小矢筈のアスレチックなゲキ下りを振り返る。つかむ木がないと下りられない。稜線はガスが飛んだりかかったりめまぐるしく変化。
矢筈ヶ山へ近づくと,ゆるやかな尾根道になる。ブナの間をゆったり移動。緊張感から解放される。
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矢筈ヶ山へ近づくと,ゆるやかな尾根道になる。ブナの間をゆったり移動。緊張感から解放される。
矢筈ヶ山,1358.4mに到着。ここには金属製の立派なパネルがある。
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矢筈ヶ山,1358.4mに到着。ここには金属製の立派なパネルがある。
向こうには大山山系が見えるはずだが,このように真っ白け。
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向こうには大山山系が見えるはずだが,このように真っ白け。
オトギリソウが一輪。ここでもゆっくり休憩タイム。普通時間になると,大休方面から結構な方々が登って来られた。
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オトギリソウが一輪。ここでもゆっくり休憩タイム。普通時間になると,大休方面から結構な方々が登って来られた。
ゆっくりしていると,雲がとんでいいこともある。とんがり小矢筈が,矢筈ヶ山方面からの全貌を見せてくれた。
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ゆっくりしていると,雲がとんでいいこともある。とんがり小矢筈が,矢筈ヶ山方面からの全貌を見せてくれた。
甲ヶ山も現れた。こっちから青空の下の山を見下ろすのもなかなかいい感じ。
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甲ヶ山も現れた。こっちから青空の下の山を見下ろすのもなかなかいい感じ。
大山は終始ご機嫌斜め。
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大山は終始ご機嫌斜め。
豪円山,孝霊山と弓ヶ浜。
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豪円山,孝霊山と弓ヶ浜。
大休峠に向かって最後の下り。ツルリンドウがちらほら。こっちはしばらく平行移動。下は濡れた土。油断して滑らないようにと思っても滑る...。
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大休峠に向かって最後の下り。ツルリンドウがちらほら。こっちはしばらく平行移動。下は濡れた土。油断して滑らないようにと思っても滑る...。
大休峠に下りてきた。最後の休憩。食料も水もすっかりなくなり,ザックがとても軽くなった。
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大休峠に下りてきた。最後の休憩。食料も水もすっかりなくなり,ザックがとても軽くなった。
ベンチの前にオオナルコユリ。実がたくさんぶら下がっている。ここにも秋の気配。
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ベンチの前にオオナルコユリ。実がたくさんぶら下がっている。ここにも秋の気配。
野田ヶ山方面。ときどきユートピアの避難小屋が雲の中に見え隠れ。ユートピアから親指ピークのコースもスリリングだが,今日の道はさらにその上を行っていた。
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野田ヶ山方面。ときどきユートピアの避難小屋が雲の中に見え隠れ。ユートピアから親指ピークのコースもスリリングだが,今日の道はさらにその上を行っていた。
大休から一路川床へ。今朝暗かった分岐地点。この道はブナの森林浴が楽しいハイキングコース。石畳で滑らないように歩く。
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大休から一路川床へ。今朝暗かった分岐地点。この道はブナの森林浴が楽しいハイキングコース。石畳で滑らないように歩く。
沢鳴りが響いてくる。阿弥陀川に到着し,顔を洗ってさっぱり。水が冷たくてサイコー。
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沢鳴りが響いてくる。阿弥陀川に到着し,顔を洗ってさっぱり。水が冷たくてサイコー。
そしてツリフネソウがいっぱい。
2
そしてツリフネソウがいっぱい。
ノコンギク?も咲いている。キク科はむずかしい。
2
ノコンギク?も咲いている。キク科はむずかしい。
立派な川床本地屋橋を渡るとゴールはすぐそこだ。
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立派な川床本地屋橋を渡るとゴールはすぐそこだ。
道に出た。朝はがら空きだった駐車スペースはいっぱいになっていた。こっちにはクマ表示がないが,一向平キャンプ場の目撃情報が掲示されていた。
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道に出た。朝はがら空きだった駐車スペースはいっぱいになっていた。こっちにはクマ表示がないが,一向平キャンプ場の目撃情報が掲示されていた。
米子道蒜山P.A.から。大山は雲の中。擬宝珠山と皆ヶ山の間に,矢筈,小矢筈,甲と今日の山が遠望できた。なかなか歩き応えのあるすごい山だった。
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米子道蒜山P.A.から。大山は雲の中。擬宝珠山と皆ヶ山の間に,矢筈,小矢筈,甲と今日の山が遠望できた。なかなか歩き応えのあるすごい山だった。
今回出会いました。アケボノシュスランでした。
今回出会いました。アケボノシュスランでした。

感想

行ってみたかった甲ヶ山に友達と行ってみました。昨日から気温が高かったので,早朝よりスタートし山頂をめざします。甲ヶ山の取り付きまではほいほい歩くも,最初に,甲ヶ山の肩までの急登にやられました。ガレ場を登り詰めた最初のロープの左に正しい道があったのを見落として,岩の右手を登ってしまい,道無き道を進む羽目に。「おかしい?」と思ったときは手遅れで,ツルツルの岩の上を反対側の道に戻れる場所を探すしか手がありません。足場のある岩の上を渡って,正規ルートにやっと戻りました。ふだん使わない上半身を使って,だいぶ体力を消耗しました。甲の肩からの稜線歩きもゲキ下り上りの連続で疲れましたが,山に来た感満載の楽しい旅になりました。

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