雲取山(鴨沢コース〜飛龍山〜ミサカ尾根・周回)
- GPS
- 10:06
- 距離
- 34.8km
- 登り
- 3,299m
- 下り
- 3,279m
コースタイム
- 山行
- 9:16
- 休憩
- 0:50
- 合計
- 10:06
天候 | 晴れ! |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年10月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
周回せず雲取山だけなら村営駐車場を利用した方が良いと思われる。 |
コース状況/ 危険箇所等 |
◆鴨沢〜雲取山 ・整備され過ぎというくらい歩きやすい。 ・今回のルート上の水場は2か所。水量豊富だった。 ・奥多摩小屋は3月に閉鎖済み。 ・分岐路が多いので地図やGPSはあった方が良い。 ◆雲取山〜飛龍山 ・まったく整備されていない笹薮歩き。 ・基本トラバース道なのでアップダウンはそれほどないが左側が常に切れ落ちているので足を踏み外して滑落しないように注意が必要。 ◆飛龍山〜丹波山村 ・分岐が多いので自分のように初見の場合は注意していないとルートミスしやすい。 ・今回は天平尾根から親川に下るつもりが、サオラ峠で分岐を間違えて丹波山村市街地に降りてしまった。(まあ6km余計にあるくだけで戻れるけど) ◆丹波山村市街地〜親川(国道歩き) ・道も狭いし車もバイクも多いので正直お勧めできない。 |
その他周辺情報 | 道の駅丹波山村が色々と便利。 温泉、トイレ、自販機、ソフトクリーム屋もある。 |
写真
感想
今日は未踏の百名山である雲取山へ行ってきた。
10月上旬は高山帯や東北の山の紅葉がピークになるので本来なら紅葉が楽しめる山へ行くのだが、今回は敢えて裏をかく形で雲取山を目指すことにした。
奥秩父の山は山スキーができるほど雪が積もらないし、標高も中途半端なので盛夏に登ろうとは思えない。
どうしても登頂しようと思うと梅雨時か秋にしかチャンスがない。
前日のうちに丹波山まで向かい車中泊。
朝6時前に国道411号線の親川の先に車を停めて、そこから鴨沢ルートで雲取山を目指した。
晴れの週末なので登山者がひしめき合ってるかと思いきや、行ってみると登山道はガラガラ。
本当にこのルートで合ってるのか不安になるくらいだった。
それにしても登山道が素晴らしい、というか整備されすぎている。
トラバース道にも関わらず広くてしっかり踏まれている。
雪国ではこんなトラバース道を作ったらひと冬越えたら雪崩や土砂崩れで全部なくなってしまうだろう。
雪が少ない地域の特権だと思った。
登山者が多く訪れてしっかり踏み固めてくれるというのも大きいのかもしれない。
七ッ石山を越えると富士山や南アルプスの眺望がすばらしかった。
南アルプスは甲斐駒ヶ岳〜聖岳までぜーんぶ見えるし南には富士山がドーンと構えていた。
相変わらず広い登山道を歩いて4時間ほどで雲取山に到着。
山頂も登山者は少なかった。
山頂にいたお母さんが「こんな天気がいいなら涸沢へ行けばよかった〜」とかぼやいていた。
でもまあ週末の涸沢は人だらけですよ。
楽ちんムードもここまで。
そこから先の飛龍山までのルートはほぼ未整備の笹薮トラバース道でプチ試練だった。
ほとんどアップダウンがないのに足元が笹で全く見えないのでサクサク歩くことができない。
注意深くストックで笹薮をかき分けながら滑落しないように注意しながら歩いていった。
更にマダニにも気を付けないといけないし…
雲取山から先は道は悪いが静かでよかった。
雲取山から飛龍山までに会ったのはたった1人。
そこから先も3名ほどしか会わなかった。
雲取山はもちろん、飛龍山も山梨百名山のひとつなので1日で山梨百名山を2座登ったことになる。
(というか飛龍山が山梨百名山だとは登頂するまで知らなかった)
飛龍山から先は少しアップダウンがあるが歩きやすい広い尾根歩きとなる。
小走りで降りていくが調子に乗り過ぎてルートミスしてしまった。
サオラ峠から天平尾根(でんでいろおね)に降りなければならなかったが、ついつい「丹波」という標識につられて市街地の方へ降りてしまった。
まあ国道411号線に降りられるので問題はないのだが、結果的に6kmくらい余計にロードを歩く羽目になるので失敗した。
ともあれ16時前には無事車まで戻ることができた。
10時間ほどのプチガッツリ山行だったが、良い天気の下東京都最高峰の「雲取山」を楽しめてよかった。
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