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記録ID: 2101522
全員に公開
ハイキング
霊仙・伊吹・藤原

【鈴鹿山脈探訪】 日本コバ 藤川谷-山頂周回-盤石の丘-政所

2019年11月10日(日) [日帰り]
 - 拍手
体力度
3
日帰りが可能
GPS
04:07
距離
13.3km
登り
1,053m
下り
1,057m
歩くペース
とても速い
0.50.6
ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り
山行
3:39
休憩
0:29
合計
4:08
7:57
8
道の駅奥永源寺渓流の里
8:05
8:08
58
9:06
9:12
5
9:38
9:45
40
10:33
10:33
12
10:45
10:55
49
盤石の丘
11:44
11:45
20
12:05
道の駅奥永源寺渓流の里
天候 快晴
稜線のみやや風あり
過去天気図(気象庁) 2019年11月の天気図
アクセス
利用交通機関:
自家用車
●駐車場
 道の駅奥永源寺渓流の里 向かい側の登山者用Pを利用 無料
 トイレは道の駅を利用
 7:45頃到着時、ガラ空き
コース状況/
危険箇所等
●全般
・道筋明瞭で歩きやすい道
・要所要所に道標が整備されていて、分かりやすい

◆藤川谷ルート
・渡渉が何ヶ所かあるが、特に問題なし
・ヤマビルを見かけることはなく、献血することもなかった

◆山頂部周回
※山と高原地図では破線
・入る人が少ないと思われ、また、落ち葉の堆積により踏跡が若干薄いが、
 かなりの頻度で赤リボンなどのサインが整備されている
・所々、ルート外の植林の幹にも赤テープ(リボン?)が巻かれている
 これらは進路とは関係ないと思う

◆盤石の丘への道
※山と高原地図では破線
・政所ルート、衣掛山から下ると分岐があり、左折する(大山谷林道の表示あり)
 緩やかな尾根下りの後、急下りに転じ、大山谷林道の終点に出る
 林道をさらに下ると盤石の丘への取り付きに出る(仮設トイレあり)

◆政所ルート
・尾根道が基本だが、地形上登り返すような所では、
 右側を巻き道トラバースで回避するようになっており、上り返しが少ない
秋の低山シーズン
久々、鈴鹿山脈へ
今回は”日本コバ”を目指そう
行きに永源寺ダム湖から見ると、何と平らで横長な山なのか・・・
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秋の低山シーズン
久々、鈴鹿山脈へ
今回は”日本コバ”を目指そう
行きに永源寺ダム湖から見ると、何と平らで横長な山なのか・・・
道の駅奥永源寺渓流の里の向かい側Pに駐車
消防車は訓練だったようだ
道の駅奥永源寺渓流の里の向かい側Pに駐車
消防車は訓練だったようだ
国道421を少し西へ歩き愛知川を渡る
渡って左に行くと・・・
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国道421を少し西へ歩き愛知川を渡る
渡って左に行くと・・・
日本コバ、藤川谷ルートの登山口
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日本コバ、藤川谷ルートの登山口
この標識が山頂まで200m毎に18あるそうです
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この標識が山頂まで200m毎に18あるそうです
出だし、右側に神社跡を見ると、徐々に山の懐深くへ・・・
しばらくは植林帯の重苦しく暗い雰囲気
苦手ですねえ
出だし、右側に神社跡を見ると、徐々に山の懐深くへ・・・
しばらくは植林帯の重苦しく暗い雰囲気
苦手ですねえ
山名”日本コバ”
一風変わった名前だが、由来が今一つ分からないという
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山名”日本コバ”
一風変わった名前だが、由来が今一つ分からないという
渡渉が多いルート
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渡渉が多いルート
渡渉点付近のみ水際に出る
渡渉点付近のみ水際に出る
地元の滋賀県東近江市がノミネートする鈴鹿10座の一員
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地元の滋賀県東近江市がノミネートする鈴鹿10座の一員
sea to summitの表示
イベントはあまりよく知らないが、琵琶湖からカヌー、自転車、ハイクで日本コバがゴールみたい
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sea to summitの表示
イベントはあまりよく知らないが、琵琶湖からカヌー、自転車、ハイクで日本コバがゴールみたい
石灰岩地形の山なので、洞窟があちこちにあるようです
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石灰岩地形の山なので、洞窟があちこちにあるようです
これが豹の穴
この前後で迷走したが、適当に方向を合わせてルートに復帰
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これが豹の穴
この前後で迷走したが、適当に方向を合わせてルートに復帰
同じ鈴鹿山脈の石灰系の山でも、御池岳や霊仙山とはまた違った雰囲気
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同じ鈴鹿山脈の石灰系の山でも、御池岳や霊仙山とはまた違った雰囲気
雑木林になると明るくなっていいですね
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雑木林になると明るくなっていいですね
やや急登をこなすと、短い岩場の登り
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やや急登をこなすと、短い岩場の登り
今日初めての展望
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今日初めての展望
岩場を登り切って左に入ると、洞穴がもう一つ
奇人の窟
ヘンなオジサンが出てきたりして・・・
そうだ、こちらもヘンなオッサンか(笑)
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岩場を登り切って左に入ると、洞穴がもう一つ
奇人の窟
ヘンなオジサンが出てきたりして・・・
そうだ、こちらもヘンなオッサンか(笑)
以降、山上に乗ったようで、緩やかな道
政所ルートと合流
1
以降、山上に乗ったようで、緩やかな道
政所ルートと合流
山上は湿地帯のようで
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山上は湿地帯のようで
なんと沢まで流れている
ちょっとした上高地のようです
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なんと沢まで流れている
ちょっとした上高地のようです
疎林の黄葉
ああ、いい感じ
ただ、この先山頂まで、意外と長かった
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疎林の黄葉
ああ、いい感じ
ただ、この先山頂まで、意外と長かった
ようやく広い場所へ
日本コバ山頂に到着
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ようやく広い場所へ
日本コバ山頂に到着
標高934.2m也
各種標識で賑やかな山頂
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各種標識で賑やかな山頂
930mってのもあるな
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930mってのもあるな
三角点もあります
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三角点もあります
展望は効かないが、唯一目立ったのがこちら
伊吹山の前に霊仙山が重なっているのか?
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展望は効かないが、唯一目立ったのがこちら
伊吹山の前に霊仙山が重なっているのか?
その右の遙か遠くに薄く見えるのは、もしかしたら白山ではないかと・・・
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その右の遙か遠くに薄く見えるのは、もしかしたら白山ではないかと・・・
一服したら、山頂部周回コースへ
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一服したら、山頂部周回コースへ
明るい雰囲気の疎林を行く
山頂部なんですが、道は尾根道風
明るい雰囲気の疎林を行く
山頂部なんですが、道は尾根道風
葉っぱが落ちているので、樹間から鈴鹿の名山達が見える
葉っぱが落ちているので、樹間から鈴鹿の名山達が見える
尾根道にはこんな杭が
尾根道にはこんな杭が
赤リボン多数
明るい疎林に適度に冷たい風が吹く
とても心地良い
これぞ秋山歩き
ただ、クマやイノシシと出くわすのは常時怖いですね
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明るい疎林に適度に冷たい風が吹く
とても心地良い
これぞ秋山歩き
ただ、クマやイノシシと出くわすのは常時怖いですね
沢の源流部のような場所が見えた
チョロチョロと水流の音が聞こえた
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沢の源流部のような場所が見えた
チョロチョロと水流の音が聞こえた
on the 周回コース
何やら放置ブルーシートが
めくるのはやめておいた(笑)
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何やら放置ブルーシートが
めくるのはやめておいた(笑)
周回コース終了
政所ルートに出たようだ
行きに通った藤川谷ルートとの合流点は、ほんの少し離れているようだ
周回コース終了
政所ルートに出たようだ
行きに通った藤川谷ルートとの合流点は、ほんの少し離れているようだ
政所ルートも心地良い疎林の尾根道で始まる
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政所ルートも心地良い疎林の尾根道で始まる
少し登ると衣掛山
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少し登ると衣掛山
もう一つ衣掛山の標識
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もう一つ衣掛山の標識
すぐに分岐
ここを大山谷林道方面に入り・・・
すぐに分岐
ここを大山谷林道方面に入り・・・
盤石の丘へ寄り道しよう
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盤石の丘へ寄り道しよう
緩やかな尾根下りの後、急降下で
大山谷林道の終点に
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緩やかな尾根下りの後、急降下で
大山谷林道の終点に
なかなか荒れた林道
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なかなか荒れた林道
林道に展望場所が
御池岳-藤原岳
今日の山行ではここが一番の眺め
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林道に展望場所が
御池岳-藤原岳
今日の山行ではここが一番の眺め
御池岳アップ
手前には同じく鈴鹿10座の天狗堂が
御池岳から見てもこちらから見てもきれいな形
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御池岳アップ
手前には同じく鈴鹿10座の天狗堂が
御池岳から見てもこちらから見てもきれいな形
鈴ヶ岳-御池岳のライン
鈴ヶ岳は未踏
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鈴ヶ岳-御池岳のライン
鈴ヶ岳は未踏
藤原岳
頭陀ヶ平-天狗岩-展望丘といった並びでしょうか
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藤原岳
頭陀ヶ平-天狗岩-展望丘といった並びでしょうか
盤石の丘への取り付き
左から上る
軽トラが止まっている
ちょうど地元ハイカーがいらして、ここまで車で上がれるよと言ってた
盤石の丘への取り付き
左から上る
軽トラが止まっている
ちょうど地元ハイカーがいらして、ここまで車で上がれるよと言ってた
上っていくと・・・
そこが盤石の丘
どっしりとしたデカい岩が鎮座していた
盤石ですな
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上っていくと・・・
そこが盤石の丘
どっしりとしたデカい岩が鎮座していた
盤石ですな
御池岳は樹木で隠れ気味
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御池岳は樹木で隠れ気味
よく見えていたのは釈迦ヶ岳と
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よく見えていたのは釈迦ヶ岳と
静ヶ岳-竜ヶ岳だと思う
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静ヶ岳-竜ヶ岳だと思う
琵琶湖も確認できた
5
琵琶湖も確認できた
これはやはり伊吹山の前に霊仙山か
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これはやはり伊吹山の前に霊仙山か
政所ルートに復帰
踏跡明瞭、快適尾根道
政所ルートに復帰
踏跡明瞭、快適尾根道
尾根なので登り返し地形もあるが、そこは右側に巻き道があって回避
登り返しを回避できるのは楽ですね
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尾根なので登り返し地形もあるが、そこは右側に巻き道があって回避
登り返しを回避できるのは楽ですね
この標識がなかったら、真っ直ぐ行ってしまいそうな場所
ありがたいです
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この標識がなかったら、真っ直ぐ行ってしまいそうな場所
ありがたいです
里が見えてきた
政所集落に下山
里が見えてきた
政所集落に下山
降りてきた山の方向
元藁葺屋根の家が並ぶ
降りてきた山の方向
元藁葺屋根の家が並ぶ
御池川を渡って県道34号へ
2
御池川を渡って県道34号へ
廃校舎
何かに再利用されているよう
廃校舎
何かに再利用されているよう
駐車地に帰還
今日も無事ハイク終了できて良かった
駐車地に帰還
今日も無事ハイク終了できて良かった
愛知川の橋の上より
清流の音と水の透明感が素晴らしい
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愛知川の橋の上より
清流の音と水の透明感が素晴らしい
片付けしたら、向かいの道の駅へ
初めて永源寺ダムカレーをいただく
フライはイワナだった
美味し!
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片付けしたら、向かいの道の駅へ
初めて永源寺ダムカレーをいただく
フライはイワナだった
美味し!
昨日は自転車で武平トンネルまで上がってみたが、各駐車場や路肩は御在所等を目指す人々の車の数が凄かった
それに比べたら、日本コバは静か
トータルで10人くらいしか会ってない
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昨日は自転車で武平トンネルまで上がってみたが、各駐車場や路肩は御在所等を目指す人々の車の数が凄かった
それに比べたら、日本コバは静か
トータルで10人くらいしか会ってない

感想

秋の低山ハイクシーズン。
もう遠出しなくても、1時間ほど車を走らせれば、鈴鹿山脈などの近場で快適なハイキングを楽しめる時期だ。
すぐに冬が来るから、気楽に歩き回れる期間は短い。
行ってみたい未踏ルートがいくつもあるので、天気がいい時は出かけてみよう。

今回はそのうちの一つ”日本コバ”へ。
比較的短時間で回れる標高900m台のお山だ。
昨日の自転車トレーニングで若干疲労が残っていたので、ショートコースはちょうどいい選択だった。
その不思議な山名もさることながら、永源寺ダム湖から見ると山頂部がやたら真っ平らで広く見えるのが特徴的。

しかし、実際に山上に上ってみると、想像していたのは全く別の世界。
霊仙山や藤原岳・御池岳のようなだだっ広い草原台地ではなくて雑木林になっていて、思っていたより起伏がある。
湿地帯でもあるようで、沢が流れているのにも驚いた。
山頂部は真ん中が窪地のようになっているようで、尾根道風の周回ルートがあるので回ってみた。
展望はないが、まるで御鉢巡りでもしているようで、変化があって面白かった。
上りと下りをルートを変えて、盤石の丘というスポットにも寄り道して下山。
短時間だったが、なかなか満足度高いハイクだった。
都合で早めに下山したかったので、消化不良感もない。

アルプスや八ヶ岳に行くときは、駐車場事情や自分のリズムを考え、なるべく前日深夜に現地に到着して仮眠するようにしているが、近場だと夜行で行くのも大袈裟なので、その日の早朝に早起きして出かける。
少しずつ冷え込むようになり、布団から出るのが億劫なこの時期に、これがなかなか辛い。
今日も2度寝してしまったが、幸い早めに目が覚めて助かった。
この秋、あと何回かこの早起きの難関を乗り越えて歩きに行こう。
毎日早起きして習慣づけてしまえばいいのか・・・

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コメント

3120mさん、こんにちは。
日本コバ、なんとなく気にはなっていましたが
イマイチ、よく分からない存在でした。
3120mさんのレコで、一気に関心が高まりました。
特に惹かれたのは
山頂台地に沢があるとのこと。
近隣の石灰地質の山の
頂上台地には、
池とかドリーネは
あれど、水流はないですから。
一度見てみたいものです。

ヒルがいかにも多そうな
雰囲気プンプンなので
秋が狙い目でしょうね。
2019/11/15 19:59
Re: 3120mさん、こんにちは。
komakiさん、こんばんは
ありがとうございます。

日本コバは、名前だけは「変わった山名だなあ」と気にはなっていたものの、さして惹かれることもなくずっと後回しでした。
秋の鈴鹿シーズン1本目はどこか短めの山をと選択してみたのですが、小粒ながら歩いていて変化が楽しいお山という印象をもちました。
山上部は、下からだと御池岳やイブネのような台地を想像してましたが、思ったより複雑な地形の樹林帯でして、周回コースも独立した尾根道を歩いているようでした。
藤川谷コースの上部に短い岩場がありますが、そこが終わると登りが一通り落ち着き、政所コースと合流。
その先が湿地帯のようなのですが、まさか水流があるとまでは思ってもみませんでした。
他にもバリエーションルートはいくつかあるようですね。
仰るように藤川谷は典型的なヤマビルの巣窟の雰囲気です。
晩秋のこの時期か、3〜4月の涼しいときがいいのでしょうね。
2019/11/15 21:38
プロフィール画像
ニッ にっこり シュン エッ!? ん? フフッ げらげら むぅ べー はー しくしく カーッ ふんふん ウィンク これだっ! 車 カメラ 鉛筆 消しゴム ビール 若葉マーク 音符 ハートマーク 電球/アイデア 星 パソコン メール 電話 晴れ 曇り時々晴れ 曇り 雨 雪 温泉 木 花 山 おにぎり 汗 電車 お酒 急ぐ 富士山 ピース/チョキ パンチ happy01 angry despair sad wobbly think confident coldsweats01 coldsweats02 pout gawk lovely bleah wink happy02 bearing catface crying weep delicious smile shock up down shine flair annoy sleepy sign01 sweat01 sweat02 dash note notes spa kissmark heart01 heart02 heart03 heart04 bomb punch good rock scissors paper ear eye sun cloud rain snow thunder typhoon sprinkle wave night dog cat chick penguin fish horse pig aries taurus gemini cancer leo virgo libra scorpius sagittarius capricornus aquarius pisces heart spade diamond club pc mobilephone mail phoneto mailto faxto telephone loveletter memo xmas clover tulip apple bud maple cherryblossom id key sharp one two three four five six seven eight nine zero copyright tm r-mark dollar yen free search new ok secret danger upwardright downwardleft downwardright upwardleft signaler toilet restaurant wheelchair house building postoffice hospital bank atm hotel school fuji 24hours gasstation parking empty full smoking nosmoking run baseball golf tennis soccer ski basketball motorsports cafe bar beer fastfood boutique hairsalon karaoke movie music art drama ticket camera bag book ribbon present birthday cake wine bread riceball japanesetea bottle noodle tv cd foot shoe t-shirt rouge ring crown bell slate clock newmoon moon1 moon2 moon3 train subway bullettrain car rvcar bus ship airplane bicycle yacht

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