ルナサンダルで浅間尾根〜鷹ノ巣山〜奥多摩駅
- GPS
- --:--
- 距離
- 17.7km
- 登り
- 1,265m
- 下り
- 1,511m
コースタイム
天候 | 晴れ,時々曇り |
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過去天気図(気象庁) | 2019年11月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
電車 バス
復路:徒歩で奥多摩駅へ |
コース状況/ 危険箇所等 |
倒木があるものの問題なし。広い尾根道では折れた枝と落ち葉で踏み跡が不明瞭。 |
その他周辺情報 | 奥多摩駅のトイレはしばらく改修中のため,仮設トイレを設置。 |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
ソフトシェル
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
日よけ帽子
靴
ザック
非常食
飲料
地図(地形図)
コンパス
GPS
日焼け止め
保険証
時計
サングラス
タオル
ストック
カメラ
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感想
先月末にルナサンダルで丹沢の塔ノ岳(1,491m)に登って調子がよかったので,今回はそれよりも少しハードなコースに挑戦しようと思い,奥多摩の鷹ノ巣山(1,736.6m)を選びました。アクセスしやすいのは日原地区から稲村尾根を登るルートですが,大雨による道路崩壊の影響でバスが日原に運行していないので,南側の峰谷集落からのルートとなります。ここは数年前に1度だけ通ったことがあります。しかし,土日は峰谷行きのバスの便が遅い時間にしかありません。一方,鴨沢行きのバスは,平日だと土日よりも早い時間に便があります。そこで,金曜日に鴨沢行きのバスに乗り,峰谷橋で途中下車して,峰谷集落までバス路線を歩くことにします。
金曜日の早朝の奥多摩駅はハイカーの数が少なく,さらにバスの乗客のほとんどは雲取山の登山口のある鴨沢が目的地のようで,峰谷橋で下車したのは自分1人だけです。峰谷の集落までは3km少々あるので,足慣らしのつもりで進みます。数年前はバスで通った道ですが,歩くとやはり雰囲気が違っていて出発地点をすぐに見つけられませんが,道なりに進んでいくと記憶がよみがえってきます。峰谷のバス停の近くにある観光トイレは洋式で便座が温かいので快適です。
今回も山にはルナサンダルで登りますが,下りのためにトレランシューズも用意しています。傾斜があっても舗装路を歩く分にはサンダルは快適で,ややガレた山道に入っても問題はありません。唯一,水たまりのある箇所だけ慎重になります。夏場なら問題はありませんが,気温の低い晩秋では靴下が濡れて悲惨なことになりかねません。
奥集落には登山口への案内板が数カ所にあり,迷わず浅間尾根の登山道に入れます。すると間もなく浅間神社の鳥居をくぐり,あとはまっすぐに鷹ノ巣山がある石尾根との合流点を目指すだけです。しかし,この尾根も,奥多摩の三大急登の1つとされる岩村尾根ほどではないにしても,体力を消耗する長い登りが続きます。また,尾根が広くなるにつれて踏み跡も見分けにくくなるので,自然と直登ルートになってしまいます。
この尾根の紅葉の見ごろはピークを過ぎたようで,高度を上げるにつれて木々の葉は少なくなり,落ち葉が増えてきます。前方には,七ツ石山と石尾根の稜線は見えているものの,なかなか近くなってくれません。鷹ノ巣山の避難小屋を目指して登っていきますが,直登ルートをとったため石尾根に合流してみると,小屋を通り過ぎています。鷹ノ巣山の頂上には10時40分に到着。ここで初めて1人のハイカーを見かけます。休憩はとらずに写真を数枚撮影しただけで,すぐに奥多摩駅方面へ向かいます。空は晴れたり曇ったりで,気温はあまり上がりませんが,体を動かしていれば寒さはそれほど感じません。
実は,奥多摩駅に向かうこのルートにはガレた急下降が2箇所(短いものと長いもの)あり,トレランシューズに履き替えようとも思いましたが,どこまでサンダルで下れるか試してみることにします。結果は,足の置き場さえ間違わなければ,この程度の下りはサンダルでも問題ないようです。ソールが柔らかいので岩を包むように足を置けて,かえって滑りにくいようにも感じます。
石尾根から奥多摩駅への下山道は,三ノ木戸林道を経由することにして,黙々と片側が谷になっている山道を下っていきます。1時間弱歩くと民家が現れて,舗装された林道が始まります。50分ほどで奥多摩駅にたどり着き,そのまま帰宅の途につきました。結局,全ルートをサンダルで歩き,トレランシューズの出番はありませんでした。なお,翌日,体の痛みは足にではなく,大臀筋に出ていました。
今回の反省点:「サンダル+靴下」の場合,何らかの水濡れ対策が必要。冬にもサンダルをはくなら,防寒対策も。
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