白山
- GPS
- 14:06
- 距離
- 45.1km
- 登り
- 2,442m
- 下り
- 2,479m
コースタイム
- 山行
- 11:17
- 休憩
- 1:54
- 合計
- 13:11
天候 | 快晴 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
〇風嵐ゲートから市ノ瀬まで 自転車利用。夜中は一部凍結有。 〇市ノ瀬から別当出合まで 林道慰霊碑過ぎまで雪が切れるが、それ以降は雪がつながっている。 〇別当出合から甚之助避難小屋まで 登山道どおりにスキーでハイクアップ。石畳は雪が切れている所もある。 〇甚之助避難小屋からエコーラインショートカットまで 南竜分岐まで直登出来る。エコーラインショートカットの谷筋は雪が少なく笹薮が出ている。 〇エコーラインから山頂まで ハイマツがまだ埋まりきっていないが、大体どこでも歩ける。 ●滑降 山頂付近のくの字〜エコーラインショートカットの入り口まで快適 エコーラインから甚之助避難小屋までは藪、モナカ 甚之助避難小屋から別当出合までは登山道ボブスレーのため横滑り、カニ歩き多用 |
その他周辺情報 | 大門温泉370円(平日は15時から営業) |
写真
装備
個人装備 |
長袖シャツ
長袖インナー
ハードシェル
タイツ
ズボン
靴下
グローブ
アウター手袋(ガイド 防寒テムレス)
インナー手袋
予備手袋(防寒テムレス インナー手袋)
防寒着(化繊ダウン)
バラクラバ(厚手 薄手)
毛帽子
ブーツ
ザック
ビーコン(電池確認)
スコップ
ゾンデ
地図(地形図)
コンパス
笛
計画書
ヘッドランプ
予備ヘッドランプ
予備電池(スマホ用モバイルバッテリー 単3 単4) GPS
筆記用具
ファーストエイドキット
細引き×2
ダクトテープ2巻
ビニールテープ
針金
常備薬
日焼け止め
保険証
携帯
時計
サングラス
タオル
ツェルト
ウィペット
ナイフ
カメラ
スキー板
シール
シールワックス
スクレイパー
ストラクチャーブラシ
クトー
ヘルメット
ココヘリ
地獄ゴーグル
お湯500ml
水500ml
ホット紅茶500ml
アイゼン
ロールペーパー
スリング(120mm 60mm2本)
カラビナ2枚
安全環付き2枚
|
---|
感想
12月に入り寒波が到来し、ようやく白山にもまとまった雪が積もった。風嵐ゲートも閉まりいよいよ白山も遠い山となった。
8日にも計画はしていたが、単独では不安要素があったため実行せず、しっかり準備を整えてチャンスを伺っていたところ、水曜も晴れ予報となった。あえて前情報は入手せず、ここ数日の天気や、ライブカメラでの情報でいろいろ想定して装備を考えた。出発は0時。
自宅を出る時には高曇りのような感じだったが、ゲート前に着くと満天の星空。平日なので当然誰もいない…期待と不安が交錯しながら自転車を漕いでいく。気温は高いとはいえ路面の凍結もあるので慎重に漕いでいく。濡れているところを通るたびヒヤヒヤした。市ノ瀬までの道中、流れ星をいくつも見た。無事に帰って来れますようにとお願いした。
市ノ瀬からしばらく進んでみたが、雪が出てきたので市ノ瀬に自転車を停め、シールハイクする。はずが六万橋を過ぎると雪が全くない。と思ったらまた出てくるをしばらく繰り返し、慰霊碑を過ぎたあたりからつながってきた。黙々と歩くと別当出合に到着、いろいろ想定していたが特に何もなく、予定より早く着いてしまったが、そのまま進む。
つり橋は凍結していないので気をつけて進む。雪は増えたが、やはりまだ登山道伝いにしか行けない。最初の核心部である石畳に差し掛かる。最初はなんとかクリアしたが、途中狭く急になるところで石がしばらく続く。クトーをつけているのでそのままいうと無理がかかり壊れそうなので、脇の斜面から行けないか探る。かなりの急斜面で上に雪がついているかもわからないので素直に板を脱いでツボ足で進んだ。
それ以降は順調に登山道を進んでいく。甚之助避難小屋に到着してもまだ暗いので、この先に雪があるか確認できなかった。トレースは小屋裏からそのまま南竜に続いているので行ってみることにする。直登は急斜面でカチカチになってきた。エコーラインショートカットの入り口が暗くてわからず、目星をつけて進んでみると藪につかまり、抜けると谷筋に合流。しかし雪が少ない…過去の経験から下の雪の量からするともう少しあると思っていたが、気象条件によりいろいろ変わるのだと知った。
何度か振り返ってもヘッドライトも見えないので今日は一人なのだと思い、慎重に行動する。ちょうどエコーラインの稜線を歩いていると日の出時刻となった。白い御前峰がオレンジに染まり神々しい。早出してきてよかった。弥陀ヶ原はもうどこでも歩けるので直接室堂に向かい休憩。御前峰を見ながらイチゴ大福をほおばる幸せ…
休憩もそこそこに山頂アタック。今日は最短でいけそうだ。クトーを着けてくの字を目指す。直接山頂には行けそうにないので稜線に出ると風が強くなってきた。しかし気温は低くないので特に問題ない。スキーのまま無事登頂。
くの字を滑り、水矢尻雪渓から弥陀ヶ原に出て、エコーラインに戻ることにした。そこまでは気持ちよく滑ることが出来たが、ここから試練。エコーラインの谷筋はガリガリ、甚之助までは激モナカ、登山道はガリガリで狭い。一人なので絶対怪我は出来ないと思い、横滑り、カニ歩きなど安全優先で、たまに行けそうなところは練習で滑ってみる。ㇵの字にしてもスピードが出てガリガリで止まらない。中飯場以降は斜度が緩くなり、広くなるので少しはマシになった。無事つり橋までスキーで戻り慎重に橋を渡り安堵。しばらくコーラを飲んでパンをかじり休憩。
林道ボブスレーをしていると僕以外のトレースがある。僕と違うところを滑っていたのだろうか。林道の雪が切れるところはスキーの脱着が面倒なのでもう担いで歩いた。市ノ瀬に着くと2名、MTBで帰るところだった。片づけをして追いかけてみるが、追いつかない。ゲートに着くとYSHR先生のグループだった。どおりで追いつけないわけだ。僕が弥陀ヶ原を滑っている時に登られていたということだったが全く気が付かなかった。さらにいつの間にか追い越されていた。どこを滑られていたのかなどいろいろお話しさせていただいた。
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する