山行記録: 八ヶ岳 裏同心ルンゼ

記録ID: 2140813

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アイスクライミング

八ヶ岳・蓼科

八ヶ岳　裏同心ルンゼ

2019年12月12日(木) [日帰り]

tanukigo

体力度

日帰りが可能

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GPS: 10:20
距離: 10.2km
登り: 828m
下り: 833m

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歩くペース

標準

0.9～1.0

ヤマレコの計画機能「らくルート」の標準コースタイムを「1.0」としたときの倍率です。

コースタイム

日帰り

山行: 9:46
休憩: 0:34
合計: 10:20

6:01

13分

赤岳山荘

6:14

6:15

33分

美濃戸山荘

6:48

52分

堰堤広場

7:40

8:10

6分

赤岳鉱泉

8:16

4分

大同心沢（大同心ルンゼ）分岐

8:20

8:21

393分

ジョウゴ沢

14:54

4分

ジョウゴ沢

14:58

16分

大同心沢（大同心ルンゼ）分岐

15:14

15:15

39分

赤岳鉱泉

15:54

23分

堰堤広場

16:17

16:18

3分

美濃戸山荘

16:21

ゴール地点

天候	ガス　暴風
過去天気図（気象庁）	2019年12月の天気図
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写真

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F1
立派に育っています

2019年12月12日 08:41撮影 by COOLPIX AW110 , NIKON

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12/12 8:41

F1
立派に育っています

登攀開始
今シーズン初なので緊張

2019年12月12日 09:23撮影 by COOLPIX AW130, NIKON

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12/12 9:23

登攀開始
今シーズン初なので緊張

F2
3段氷瀑

2019年12月12日 09:53撮影 by COOLPIX AW130, NIKON

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12/12 9:53

F2
3段氷瀑

グイグイ高度を延ばし3段氷瀑抜けF3終了点までロープいっぱい延ばす

2019年12月12日 10:05撮影 by COOLPIX AW130, NIKON

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12/12 10:05

グイグイ高度を延ばし3段氷瀑抜けF3終了点までロープいっぱい延ばす

F4
小氷瀑を抜ければナメ
tanukigo妻リード

2019年12月12日 10:38撮影 by COOLPIX AW110 , NIKON

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12/12 10:38

F4
小氷瀑を抜ければナメ
tanukigo妻リード

フリーでナメを詰める

2019年12月12日 11:13撮影 by COOLPIX AW130, NIKON

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12/12 11:13

フリーでナメを詰める

F5直下に現れるスラブ状のナメ

2019年12月12日 11:26撮影 by COOLPIX AW130, NIKON

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12/12 11:26

F5直下に現れるスラブ状のナメ

2019年12月12日 11:31撮影 by COOLPIX AW130, NIKON

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12/12 11:31

ナメからF5へ続ける

2019年12月12日 11:45撮影 by COOLPIX AW130, NIKON

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12/12 11:45

ナメからF5へ続ける

一瞬のガスの切れ目より大同心

2019年12月12日 12:06撮影 by COOLPIX AW110 , NIKON

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12/12 12:06

一瞬のガスの切れ目より大同心

同ルート懸垂にて下降
この後F1にトップロープを張って遊んだ後下山

2019年12月12日 13:21撮影 by COOLPIX AW130, NIKON

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12/12 13:21

同ルート懸垂にて下降
この後F1にトップロープを張って遊んだ後下山

撮影機器：

COOLPIX AW110 ニコン

COOLPIX AW130 ニコン

装備

個人装備	50mダブル2本 180スリング2本 120スリング3本 60スリング2本 13センチスクリュー3本 17センチスクリュー5本 22センチスクリュー1本アルパインヌンチャク4本ノミックリンクス

感想

tanukigo

師走に入り、氷雪により今まで閉ざされたルートが次々と開かれる中、シーズン初めに八ヶ岳　西面に氷を楽しみに行ってきました。
日の出前より美濃戸よりアプローチ開始。この時期の八ヶ岳にしては早朝の肌を刺す様な冷気は無く氷質に若干の不安を抱きながらも、アプローチ開始。
通いなれた北沢を辿り鉱泉到着。鉱泉周辺は積雪は無く拍子抜けする。
本日の予定では氷から雪稜へと継続登攀する予定でしたが、天気予報では悪天の予報、若干のズレを期待していたが生憎予報は的中。
既に鉱泉周辺はガスに包まれ強風が吹く為、予定を変更し比較的ルンゼが深く風の影響を受けにくい裏同心ルンゼへ転身。
鉱泉より上部へ行くにつれ徐々に積雪は現れるも、殆ど夏道を辿り取り付きへ。
取り付きから望むF1は暖冬と騒がれ成長に心配を抱いていたが、問題無し。
準備を整え登攀開始。
（　）内は個人的なロープスケル
F1（50m）　15mの氷瀑。ラインは複数取れるが中央の立ったラインを取る。シーズン初めと有り緊張を強いられながらの登攀。抜けると河原を歩きF2基部まで
F2～F3（50m）　傾斜の緩い3段の滝。各氷瀑の終了点に支点有り。技量によりピッチを切れる。ロープに余裕が有るので3段F2を超え、そのまま10m程のF3まで超える
F4（50m）　10m程の立った氷瀑を抜ければナメ　以前はナメがF5基部まで続いていた様に感じたが、今年の大雨に因りか地形が若干変わった様に思われ、F5直下にスラブ状のナメが現れた。
F5（45m）　スラブ状ナメを詰め立ったF5の登攀。若干氷質は悪い。ルート上の核心ピッチに感じた。

裏同心ルンゼ、F5の登攀が事実上の登攀終了点。　本来なら雪面を詰め大同心稜より高度を下げるのがベストであろうが此処まで登攀する中、悪天によりルンゼ下部より這い上がる様に突き上げる強風により体温を奪われ、稜線は目前だがルンゼ上空は暴風が唸りながら吹き抜ける為、同ルートを懸垂にて下降。　下降するにつれ天候は急速に回復して行き上部には雪の鎧を纏った大同心が現れる。
折角、同ルートを下降したのでF1にトップロープを張り、数本遊んだ後下山。
本来予定していたルートとは異なりましたが、気象条件等を含め冬季登攀を前提とした本日の1本は充実した山行となりました。

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八ヶ岳　裏同心ルンゼ

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yama_pound

こんにちは
灰色の写真ばかりですね！（笑）
今シーズンのアイスのレコが上がってきてる中、待ちきれず悪天候もものともせずに登りに行った！という感じですか？（笑）
お疲れさまです（笑）

悪天候の影響もありそうですが平日は空いてるんでしょうねー
いいなー
私も今シーズン初アイスは来週末に八ヶ岳でと予定してますが氷より混雑が心配です。。

2019/12/13 11:29

tanukigo

Re: こんにちは
モノクロの世界を楽しんできました

おっしゃる通り予報では冬型の為、悪天候が予想されていましたが待ちきれず行ってきちゃいました。　ま～裏同心であれば爆弾が来ない限り楽しめると思って

　代償として風邪引いてしまいましたが

人気の八ヶ岳ですが平日ですと殆ど貸し切り状態で快適ですよ～。おかげで順番待ちする忍耐が無くなってきてしまいましたが

週末、カラーの中アイス山行楽しんできてください。

2019/12/13 11:41

dunedin

アイスシーズンイン！ですね～
こんにちは(^^)

そろそろ初アイスレコが上がるかな～と思っていたらビックリ！
私たちも昨日、今日と裏同心に行く予定で八ヶ岳入りしてました～今季初アイスを楽しみに！
が、、私の体調不良で見送りとなり(>_<)
今は、快晴の八ヶ岳を麓から羨ましく眺めています。。

今シーズンも、アイスレコ、楽しみにしてます（＾ν＾）

2019/12/13 13:23

tanukigo

Re: アイスシーズンイン！ですね～
いよいよシーズンインしましたね。今シーズンもアックスをブンブン振り回しますよ～

昨年に引き続きシーズンインするタイミングはドンピシャでビックリ