平瀬から白山(山頂から登山口までパウ)
- GPS
- 09:54
- 距離
- 39.5km
- 登り
- 2,755m
- 下り
- 2,745m
コースタイム
- 山行
- 8:24
- 休憩
- 1:25
- 合計
- 9:49
天候 | 晴れ、暴風 |
---|---|
過去天気図(気象庁) | 2019年12月の天気図 |
アクセス |
利用交通機関:
自家用車
自転車
|
コース状況/ 危険箇所等 |
平瀬ゲートから登山口まで12km、間名古谷からうっすら雪、終点で20cm 大倉山避難小屋は裏の窓から入る、戸締まりはしっかりと 避難小屋から上はどこでも滑れる 2350mからカンクラ雪渓に入ると楽 |
その他周辺情報 | 平瀬道の駅に温泉あり 道の駅上平いわな屋のいわなの寿司が絶品 |
写真
感想
今日は降雪直後の白山へ平瀬から挑戦してみた。標高差は白峰からとほぼ同じ、こちらから12月に白山パウダーゲットした記録は多分ないだろう。当初がんちゃんも参加の予定だったが車が故障してDNS、久しぶりに大魔人とさしの挑戦となった。チャリバトルもあるだろうからかなりハイペースになることは確実である。
深夜0時平瀬ゲートスタート、ポンを担いでガシガシ漕ぐ、どこで雪が現れるだろうか?間名古谷の橋を渡る辺りからうっすら雪が出始めた。まだまだ行ける。標高1100m辺りで流石に積雪が増えてチャリは使えなくなった。しかし登山口まで1kmもないのでもう楽勝ムードであった。ここで板を履いてガシガシ歩いて1時間半ほどで登山口に着いた。
登山口で積雪20cmしかも新雪である。帰りもここまで楽勝で滑れそうである。二人でニンマリである。さあここからポンでラッセルを回す、大魔人の早いこと、ガシガシノンストップで登って行く。マジすか!必死になってついていく。月明かりの下ゴーゴーと風の音が唸っている。たまに前に出てラッセルするがやはり先頭ラッセルはきつい、積雪はドンドン増えていく。標高1700mあたりからはどこでも滑れそうな勢いである。
1900m辺りから微妙なアップダウンがあり疲れる。早く避難小屋で休みたい。スタートから2時間半で2000m大倉山避難小屋に着いた。しかし正面玄関は雪で埋まっている。中に入れるのか?横の窓はだめ、最後の望みで裏の窓は空いた。地獄の中で天使が微笑んだ。そんな気分であった。窓から小屋に入ると温かい、救われた。厳冬期の小屋はオアシス、いや天国、極楽か!
まだ明るくなるまで2時間半もある。外は暴風地獄、できればこのまま小屋でまったりしたい、わきゃない!靴の中と手袋にカイロを入れダウンを着て地獄ゴーグルを装着、もう何でもかかっちらっしゃい!小屋の窓を締めて地獄に飛び出した。正面から激しい風が吹き付ける、雪煙が顔を叩きつけるが地獄ゴーグルは跳ね返してくれる。
標高2200m辺りの痩せ尾根は嫌らしかった。明るければ怖くないが暗闇と強風の中マジ怖かった。難所をクリアーしてますます風が強くなるので2350mからカンクラ雪渓へ逃げ込んだ。ここはまだ風は少しマシだった。この辺りでようやく東の空が赤くなってきた。ガシガシカンクラ雪渓を詰めると2500mでご来光となった。マンダムな朝を迎えた。ここまでハイペースで来たのでご来光に間に合って良かった。
たんまり写真を撮って最後いつもの左肩からピークを目指す。ゴーール!平瀬を出て7時間20分、降雪直後の割には早かった、ポン様様である。山頂で写真を取り合い奥社でお参りした。滑走は山頂からダイレクトにカンクラ雪渓にエントリーした。急斜面を快適に落ちて行く。カンクラ雪渓に入るととても快適だった。下りすぎないように注意して2350mで尾根に復帰、後は登山口まで自在にクルージング、パウを満喫した。
登山口まで地雷をさほど踏むこともなく快適に滑った。山頂から1時間半であった。林道をチャリデポまで滑って後はチャリボブスレー、10時前にはゲートに帰還した。この時期の平瀬道も捨てがたい、定番になりそうである。
今日も完全燃焼!今シーズン早くも白山スキー5回目なり
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