記録ID: 2177407
全員に公開
ハイキング
蔵王・面白山・船形山
鎌倉山と猫石碑(猫神様)(丸森町・宮城県)
2020年01月11日(土) [日帰り]
yamanamie
- GPS
- 24:00
- 距離
- 7.5km
- 登り
- 507m
- 下り
- 522m
アクセスを調べる
標高グラフを拡大コースタイム
日帰り
- 山行
- 1:13
- 休憩
- 0:29
- 合計
- 1:42
11:58
20分
スタート地点
12:18
12:20
20分
稜線分岐
12:40
12:40
3分
鎌倉山神社
12:43
12:43
1分
鎌倉山山頂
12:44
12:44
2分
鎌倉山神社
12:46
13:13
3分
天狗相撲とり場散策
13:16
13:16
9分
鎌倉山神社
13:25
13:25
15分
稜線分岐
13:40
ゴール地点
| 天候 | 晴れ |
|---|---|
| 過去天気図（気象庁） | 2020年01月の天気図 |
| アクセス |
利用交通機関：
自家用車
上記のURLが以前登った時の状況ですが何の変哲も無い里山の感じでした。(神社も天狗の相撲取場(岩場)も分からず山頂を極めただけで下山して仕舞いました) 今回は、南平側の「鎌倉山登山口」より登りました。 登山口までのアクセスは、途中至る処で片側交互通行の所がありました、台風19号の傷跡で川や沢沿いの道の側面が抉られた為です。まだまだ復旧半ばと感じました。 ※羽山は里に近い端の山の意味とか。調べて居ると佐渡の金山に肖った地名がこの周辺にあるようです。歴史書を紐解くと面白そうです。 鎌倉山は別名:羽山と呼ばれ地元の人々に崇められているそうです。 |
| コース状況／ 危険箇所等 |
登山道途中に、大きな石がありますが登山にはそんなに問題はありません。 地震等の時、山の斜面にある大きな石がバランスを失うと、転げる可能性もありとても危険かと思います。 (丸森は巨石の山が多いです、方々の山の山中に巨石が散在しています) 天狗の相撲場は、断崖で柵が無く特に注意です。 天狗様しか相撲は取れないと変に納得しました。 写真撮影の時、風があるとバランスを失いやすいので注意して下さい。何歩前進かはお好みで。 |
| その他周辺情報 | 長閑な里山に囲まれた山村風景がなによりもの御馳走かと思います。 |
写真
国道113号より町付近(大内郵便局過ぎて直ぐ右折)を不動尊キャブ場方面に向かうと間もなく南平に、鎌倉山登山口標識(大きな看板は「憩いの森」となっています)がありそこを左折。
1
1/11 11:51
国道113号より町付近(大内郵便局過ぎて直ぐ右折)を不動尊キャブ場方面に向かうと間もなく南平に、鎌倉山登山口標識(大きな看板は「憩いの森」となっています)がありそこを左折。
黒佐野川、ここにも台風19号の爪痕が。橋の上の上流側ガードレールは酷く曲がっていました、洪水時の状況はどんなものだったのか、想像を超えていたでしょうね。
2
1/11 11:51
黒佐野川、ここにも台風19号の爪痕が。橋の上の上流側ガードレールは酷く曲がっていました、洪水時の状況はどんなものだったのか、想像を超えていたでしょうね。
橋から上流部分。
濁流となった水が大木や石なども運び破壊力は凄まじい物になるんですね。
川のカーブ部分は強く抉られています。
濁流となった水が大木や石なども運び破壊力は凄まじい物になるんですね。
川のカーブ部分は強く抉られています。
橋から下流部分。
倉庫(?)部分の下部の土が無くなっています。
倉庫(?)部分の下部の土が無くなっています。
鎌倉山への駐車場。3〜4台位駐車出来るでしょうか。
トイレはありません。
トイレはありません。
鳥居をくぐって登山開始。
鳥居の脇には「鎌倉山登山道」の立派な標石が。
鳥居の脇には「鎌倉山登山道」の立派な標石が。
周りを見回すと、冬でしか見られない、雑木の木の上に鳥の巣(民家の近くですから熊棚では無いですよね)
左手にピンクのリボンありですが、これは送電鉄塔の管理用の道ですね。
ここまで舗装されています。
この鉄塔の手前より左折すると鎌倉山への登山道になります。
この鉄塔の手前より左折すると鎌倉山への登山道になります。
まずは、木漏れ日刺す雑木林を進みます。登山道は落ち葉でフカフカ、でも浮かれていると登山道を見失います。
稜線鞍部に出ました。暑くて汗をかき、小休憩しながら上着を脱ぎました。
ドライフラワー その一
モミジガサ(シドケ)の感じがしますが ?
モミジガサ(シドケ)の感じがしますが ?
稜線と言っても里山ですから…
下の方からは、山村の生活音が聞こえてきます。
下の方からは、山村の生活音が聞こえてきます。
心配するほどのハードルではありませんでした。
どんなもんだいと振り返る。
どんなもんだいと振り返る。
でも上を見ると、また岩場が…… でもロープがありますが使用しなくても登れました。
さらに少し進むと、丸森町方面の景色が飛び込んできました。奥正面には船形連峰が見えました。
稜線に出てから、何回かアップダウンあります。
里山だからと甘く見ていたら結構疲れました。
鎌倉山の山頂は直ぐかと思ったら…
里山だからと甘く見ていたら結構疲れました。
鎌倉山の山頂は直ぐかと思ったら…
稜線、山頂へ行く右側手を見たら……、採石場でしょうか。山肌が露わになって居ました。
影のように見える頂が鎌倉山でしょうか。結構このコースは山頂まで変化に飛んで楽しいですが距離が長いと感じました。
稜線より阿武隈山地の鹿狼山(こちらからはちょっぴりモヒカン?)と連なる峰々が見えます。
樹の下には、たき火の跡? 落雷?
※少し焦げた跡が見られます。
※少し焦げた跡が見られます。
以前、反対側(羽山登山口)から登ったときは、ここでピストンでした。鎌倉山(羽山)山頂からの展望はありません。
奇岩域は三つのコースに分かれています。まずは真ん中に進みました。
奇岩の奥に南蔵王(不忘山)方面。
天気予報では曇りだったのですが快晴に近いです。
天気予報では曇りだったのですが快晴に近いです。
南蔵王(不忘山)方面のアップ。
※手前は、次郎太郎山ですね、こちらも山の一部が削られています。
※手前は、次郎太郎山ですね、こちらも山の一部が削られています。
ハーケンが打たれていました。
先に進めず少し戻り脇道から前に進みます。
先に進めず少し戻り脇道から前に進みます。
どうして突如としてこんな奇岩が現れるのでしょうか。一般的には、長い年月の間に土砂が流され固い部分だけが残ったからなのでしょうけど、どうしてこんな形の石が地中に埋もれていたのでしょうね。
5
1/11 13:06
どうして突如としてこんな奇岩が現れるのでしょうか。
一般的には、長い年月の間に土砂が流され固い部分だけが残ったからなのでしょうけど、どうしてこんな形の石が地中に埋もれていたのでしょうね。
一般的には、長い年月の間に土砂が流され固い部分だけが残ったからなのでしょうけど、どうしてこんな形の石が地中に埋もれていたのでしょうね。
右端の奇岩のアップ。中生代以前の地層と思われるとの事、西側5km離れている岩岳と同じ地層とか。とにかく古い地層の奇岩と言う事でしょうね。
14
1/11 13:07
右端の奇岩のアップ。
中生代以前の地層と思われるとの事、西側5km離れている岩岳と同じ地層とか。とにかく古い地層の奇岩と言う事でしょうね。
中生代以前の地層と思われるとの事、西側5km離れている岩岳と同じ地層とか。とにかく古い地層の奇岩と言う事でしょうね。
右端の奇岩と南蔵王方面を望む。真ん中の奇岩も辛うじて見えますね。
登山者の気配が無いのに何者かが通った感じ、猪でも通ったのでしょうか。
シルエットの奇岩を振り返る。
※ピントが枝の方に合ってしまいました。
※ピントが枝の方に合ってしまいました。
ソーラーパネルを利用した獣撃退電気柵心臓部。電気柵はそっちこっちにありました、畑などが電気柵で囲われています、本当は逆なのが筋ではないでしょうか。
2
1/11 13:41
ソーラーパネルを利用した獣撃退電気柵心臓部。電気柵はそっちこっちにありました、畑などが電気柵で囲われています、本当は逆なのが筋ではないでしょうか。
駐車場から沢下流方面の道は、洪水の禍根が…まだ復旧の見通しは…。
では、不動尊キャプ場付近の「猫神様」の石碑巡りにも行って見る事にしますか。車で不動尊公園方面に移動。
丸森町観光案内所発行の「猫碑」の案内図を参考にさせて頂きました。地図片手に石碑巡りは楽しいですよね、安曇野(長野県松本地方)の道祖神巡り以来です。
3
1/11 15:10
では、不動尊キャプ場付近の「猫神様」の石碑巡りにも行って見る事にしますか。
車で不動尊公園方面に移動。
丸森町観光案内所発行の「猫碑」の案内図を参考にさせて頂きました。地図片手に石碑巡りは楽しいですよね、安曇野(長野県松本地方)の道祖神巡り以来です。
車で不動尊公園方面に移動。
丸森町観光案内所発行の「猫碑」の案内図を参考にさせて頂きました。地図片手に石碑巡りは楽しいですよね、安曇野(長野県松本地方)の道祖神巡り以来です。
二基の猫神様が…。風化が進んでいるのかはっきり猫の姿を捉えられません。
長閑な散村の中に柿の木一本。鳥ばかりで無く、獣(猿や鹿、猪 etc )を引き寄せる引き金になっているのでは?、でも高齢化で柿を採る人も居ないのでしょうか。
この辺も田畑は獣類の被害が甚大な様子、至る所に獣除けの電気柵が見られました。
2
1/11 14:26
長閑な散村の中に柿の木一本。
鳥ばかりで無く、獣(猿や鹿、猪 etc )を引き寄せる引き金になっているのでは?、でも高齢化で柿を採る人も居ないのでしょうか。
この辺も田畑は獣類の被害が甚大な様子、至る所に獣除けの電気柵が見られました。
鳥ばかりで無く、獣(猿や鹿、猪 etc )を引き寄せる引き金になっているのでは?、でも高齢化で柿を採る人も居ないのでしょうか。
この辺も田畑は獣類の被害が甚大な様子、至る所に獣除けの電気柵が見られました。
次の石碑群の中にもヘビの石碑。
※ヘビ神様は、どんなご利益があるのでしょうか。
※ヘビ神様は、どんなご利益があるのでしょうか。
石羽の石碑群の中に上部が欠けた猫神様。では駐車場方面に戻ります。
藍染工房「野風」近くの猫神様、風化してて姿は分かりませんでした。
道端に栴檀(せんだん)の実。
※花は小さいのに実は大きいですね。
※花は小さいのに実は大きいですね。
さらに車で移動、
不動尊キャンプ場付近の台風19号の洪水の跡、下流方面。
不動尊キャンプ場付近の台風19号の洪水の跡、下流方面。
動尊キャンプ場上流方面。ここから上流は工事車輛のみしか通行できませんでした。※この先の道は甚大な被害に遭っている様子で岩岳へも無理な様子。
2
1/11 15:24
動尊キャンプ場上流方面。
ここから上流は工事車輛のみしか通行できませんでした。※この先の道は甚大な被害に遭っている様子で岩岳へも無理な様子。
ここから上流は工事車輛のみしか通行できませんでした。※この先の道は甚大な被害に遭っている様子で岩岳へも無理な様子。
羽入付近の田園は土砂で田圃の体を成していませんでした。この下流が丸森町役場方面です。
装備
| 個人装備 |
長袖シャツ
ズボン
靴下
グローブ
防寒着
雨具
日よけ帽子
靴
ザック
非常食
飲料
地図（地形図）
筆記用具
ガイド地図（ブック）
常備薬
携帯
時計
タオル
カメラ
|
|---|
感想
三連休、天気は芳しくない様子、近場の温泉にも行こうかと思案。
雪の無い里山を捜しても遠くなってしまうので敬遠、そう言えば丸森町(宮城)に猫碑があるのを思い出し丸森町の「猫碑」(神様)を捜しながら散策するのも楽しいのではないかと検討しました。
取敢えず、丸森観光案内所(0224-72-6663)の猫神様の地図をネットからコピーして訪ね歩くことにしました。
「猫碑」(神様)は丸森町内が日本一との事、町内には80基程散在して居るとの事、詳しくは、丸森町文化財友の会の発行している「丸森町の猫碑めぐり(800円)」をご参照下さい。天気の良い日に地図片手に長閑な散村を歩きながら猫碑を捜し回るのも楽しいでしょうね。
猫神様は、養蚕の神様として建てられた石碑や可愛がっていた猫を供養するために建てられた石碑が猫神様と呼ばれているそうです。
ちょっと日傾き加減でしたが、犬に吠えられたり、周りの山々を眺めてのんびり歩き、時には野鳥が熟している柿をむさぼっている様など、車の少ない舗装道路を歩きました。
その前に、以前に登った鎌倉山(羽山)を別コースで登ってみようと急遽思い付き登る事にしました。資料に寄ればこちらのコースに断崖から南蔵王連峰が見える。
コース時間は短くて里山なれど、大きな石、急登があり甘く見てはいけないことを改めて感じました。丸森町方面の里山は、山中に巨石や奇石が散在して居ます。鎌倉山の「天狗の相撲場」は断崖、奇石が散在しており近くの「岩岳」と同等、あるいはそれ以上楽しませて頂きましたが、風によるバランス失いによる滑落だけには十分注意したいです。
丸森町は里山周辺の川や沢沿いの道が台風19号の洪水による被害で大変な状況になっていました。私が通った道路は、片側交互通行状態が各所で見られました。不動尊キャンプ場付近から上流側は今も通行止めですから岩岳へもまだ行けない状態でしょうか。
最近は、ニュースでも台風の被害状況の報道は少なくなってしまいましたが現地はまだまだ酷い状況です、被害状況はまだまだ復興半ばであることは忘れてはいけないと感じました。
お気に入りした人
人
拍手で応援
拍手した人
拍手
訪問者数：1724人
拍手
コメント
こっそり拍手
コメント
この記録に関連する登山ルート
この場所を通る登山ルートは、まだ登録されていません。
ルートを登録するこの記録で登った山／行った場所
関連する山の用語
山行記録を公開しました
X
Facebook
リンク取得
メール
ブログパーツ
情報提供のお願い
山登りをみんなが安全・安心に楽しむために、あなたの貴重な情報が役立ちます。
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
山行記録を投稿して、ヤマレコのコミュニティに参加しよう！
この山行記録の写真
鎌倉山の最新記録
鎌倉山(宮城県丸森町) 里山と日本の原風景
2024年03月30日 (日帰り) [B]
鎌倉山（丸森）春の匂いのする里山へ＊＊石探索も＊＊
2024年02月18日 (日帰り) [B]
鎌倉山 (丸森の)
2023年12月16日 (日帰り) [B]
夫婦岩・鎌倉山・鹿狼山（丸森町の山を歩く）
2023年12月08日 (日帰り) [B]
鎌倉山・立石 (丸森町)
2023年12月02日 (日帰り) [B]
いいねした人
コメントを書く
ヤマレコにユーザー登録いただき、ログインしていただくことによって、コメントが書けるようになります。ヤマレコにユーザ登録する